平成23年度第1回市民参画協働懇話会
[2012年12月6日]
ID:835
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開催日時
平成23年7月15日(金曜日)午前10時00分から12時15分
開催場所
市役所南棟2階会議室2
出席者
谷口会長、工藤副会長、伊藤委員、岩﨑委員、川瀬委員、加藤委員、岸本委員、小泉委員、武田委員、冨岡委員、山田委員、山本委員、湯川委員
欠席者
深尾委員
事務局
丹羽企画部長、中野企画部市民協働・男女共同参画政策監、中村企画部市民参画協働担当主査、板垣企画部市民参画協働担当主査
傍聴者
1名
配布資料
- 資料1長岡京市における市民参画協働に関する取り組み経過
- 資料2長岡京市における市民参画推進状況
- 資料3平成23年度長岡京市市民活動応援補助金申請状況について
- 資料4長岡京市市民協働のまちづくりアクションプランの策定について
- 資料5平成23年度長岡京市市民参画協働懇話会開催スケジュール(案)
【参考資料】
- 長岡京市市民協働のまちづくり指針
- 長岡京市市民協働のまちづくり推進計画
- 市民協働マニュアル
- 市民参画協働政策研究会(協働ワーキング)発行「市民とまちづくりを」NO.12
- 協働ネットワーク会議に関する資料
議事
1 開会
(事務局)
- 昨年までの懇話会では、平成21年度に市民協働のまちづくり指針、平成22年度に市民協働のまちづくり推進計画の策定にそれぞれご尽力いただいたところである。
- 平成23年度については、昨年度策定した推進計画を具体的に進めるアクションプランの策定、また、市民活動を支えていく新たな制度として、市民活動応援補助金を新たに創設するなど、少しずつではあるが事業を展開している。
- 今回の任期は平成24年度末までだが、ご協力をお願いしたい。
2 委員紹介
各自、自己紹介
委員紹介後、事務局の紹介
3 会長及び副会長の選出
会長に谷口知弘委員、副会長に工藤充子委員を選出
4 議事
案件1:長岡京市における市民参画協働に関する取り組み経過及び現状について
事務局から資料1.2を基に説明
以下意見交換
(委員)
- 新たに協働ネットワーク会議を立ち上げたところであるが、市民活動サポートセンターの運営などを話し合うのであれば、既にある施設利用者調整会議で十分役目を果たすことができると考えられ、新たな会議体は必要ないのではないか。
(副会長)
- 昨年度の推進計画策定時のパブリックコメントでも、市民活動サポートセンターの運営に関する意見がたくさん出された。
- 意見を踏まえ、懇話会や事務局で考えた結果、市民活動サポートセンターの運営にとどまらず、市の市民参画協働の施策について話し合う場として、多様な主体が集まる会議体をつくることとなった経緯がある。
(事務局)
- 協働ネットワーク会議は、今、ご意見をいただいたように、市民活動サポートセンターの運営について協議していくのは勿論、本市の市民参画協働の施策についても、話し合っていく場として設置した。
- 従前までは、センターの指定管理を受託した法人、センター運営に携わっているスタッフ、市懇話会、市民活動サポートセンターの利用者が、それぞれで集まる機会はあったが、これらの人たちが一堂に集まり話し合う場がなかったため、協働ネットワーク会議を立ち上げた。
- 市民活動サポートセンターの運営やあり方に関しても、利用者のみで話し合っていくのではなく、幅広い人たちが集まることによって、よりよい意見が出てくるものと期待している。
(委員)
- 市民参画協働の推進状況について説明されたが、どれが幹でどれが枝葉の施策なのかよくわからない。
- 昨年発行された市民ハンドブックでも、「市政への参加」という項目があるが、選挙の項目までが含まれており、どこからどこまでが市民参画協働の範囲なのかわからない。
- 提示資料は、市民の参画状況を書いたもので協働に関しては記述がない。資料2の題名も「市政への市民参画の状況」の方が良いのではないか。
(会長)
- この懇話会で所管するものは、「市政への参加」の中の「協働のまちづくり」の部分が該当すると考える。
- 自治会関連については、他市では別扱いが多いが、長岡京市は市民参画協働の施策に含まれており、長岡京市の特色のひとつである。
(事務局)
- 資料2については、ご意見いただいたとおり、市民参画の状況を表したものである。題名については訂正をしたい。
(委員)
- 平成23年度に協働事業として推進する事業としては、何か予定されているか。
(事務局)
- 協働事業として推進していくものとしては、地域コミュニティ活性化事業とテーマ型協働プラットフォームを考えているが、他の事業についても展開していけるものがあれば、推進していきたい。
(委員)
- 机上の理論よりも、まずは動くことが大切である。実際に取り組まれている事例などについて、調査研究していくべきである。
(事務局)
- 懇話会で協議いただけるよう、可能な限り事例紹介していきたい。
事務局から資料3を基に説明
以下意見交換
(委員)
- 懇話会として、補助金の審査をするということだが、補助金額を決定することは市の責務であり、違和感がある。
(事務局)
- あくまでも最終的な交付金額の決定は、ご意見のとおり、市が責任を持って行うものである。
- 懇話会では、制度設計などや事務局で判断に迷う内容などについて、ご意見をいただきたい。
(会長)
- 審査という案件名がいけないのかもしれない。
- 税金を投入するわけなので、申請は勿論のこと、支援した効果もしっかりと検証する必要がある。
- 資料では審査にかかる問題点も掲げてあるので、問題点などについて、個別に意見を出し合っていってはどうか。
講師謝礼について
(委員)
- 講師は基本的に無償がよいと考える。必要としても交通費程度で良いのではないか。
(委員)
- 専門的なものを持っている方なら、有償でも良いのではないか。
(事務局)
- 講師謝礼が多額ということで問題点にあげた。
- 単価が高いというよりも経費に占める割合が高いために問題としているものが多いが、年間を通じて事業を実施する場合は、少なからず比率が高くなってしまう。
(会長)
- 一律に判断するのではなく、個々の事例について、丁寧に必要性と妥当性を審査していく必要がある。
- ヒアリングも必要だろう。
(事務局)
- 申請時には、各団体から話を聞くようにしているが、今年度の申請状況を踏まえ、改めてヒアリングの機会を設ける事が必要だと考えている。
- 京都府の地域力再生プロジェクト支援事業交付金が昨年と比較すると約1.5倍の申請件数があった模様で、本市の補助金についても申請件数などが増加していくことが予想される。
(委員)
- 団体の運営に関して、市から補助金を支出している団体が申請されているようだが。
(事務局)
- 今回は申請事業の財源に、市からの他の事業補助金が充当されていないかどうかで判断している。
- ご意見の通り、申請団体の中には、団体運営のために市から補助金をもらっている団体もあるが、運営補助金をどのように配分しているのかが判断できないため、今回はあくまでも事業補助金の有無で判断させてもらうことにした。
(会長)
- 評価の方法も考えていく必要がある。例えば、成果報告会を実施するなどは、面白いかもしれない。
(委員)
- 申請事業の中に、申請額のほとんどが、作業に従事した人たちへ報償として配るお茶の費用になっているものがあった。
- 最近の流れからすると、お茶などは作業に参加する者が自分で準備するものである。対象とするのには違和感がある。
(委員)
- 校区祭など、小学校区単位で実施する事業が、一部しか申請されていないが。
(事務局)
- この補助金制度が、昨年度まで市の外郭団体で実施していた補助金制度を引き継いでいる経過がある。
- 今回の申請団体の中には、昨年まで申請していた団体も含まれており、今ご指摘いただいた団体も昨年まで同様の申請で助成を受けていた団体である。
- 昨年までの経過もあり、補助主体の変更に伴って突然不採択とすることは難しい。
- 小学校区ごとに実施される校区祭への費用は、別途制度があり、そちらから支援している。
(会長)
- ボランティアで作業していただいた方へのお茶などを配る件については、肯定的、否定的、両方の意見に分かれる。
- 効果的に税金を投入していく考え方からすると、従前の制度のいきさつもあるだろうが、少しずつ対象としない方向にシフトしてくべきだろう。
備品購入費について
(委員)
- 図書購入など、本当に必要なものなのか。
(事務局)
- 本来はこういう事業を実施するからこれが必要になる、という考え方に基づき申請してもらうべきだが、中にはお金があるから購入するのでは、と読み取れる申請内容もある。
(委員)
- 図書などは、個人で販売していることもあり、あってはならないとは思うが申請団体の構成員と売買することも予想されるので、購入先などには注意が必要である。
採択されなかった事業について
(委員)
- スキー教室について、募集人数が少ないため不採択となったものがあるが、人数の具体的な基準などはあるのか。
(委員)
- 一概参加者の最小人数を設定するのは難しい。
(委員)
- 一般的な健康教室だといいが、スキーは趣味性が強いため、公共性という意味では低いのではないか。
補助率について
(副会長)
- 新たな団体としての立ち上げ時には全額補助していくようだが、あまり手厚くすると、何年経過しても団体が行政依存症になってしまうこともあり、注意が必要である。
(会長)
- 申請時に、補助の目的や、補助があることで、どのような効果が生まれるのかを書いてもらってもよいかもしれない。
今後について
(事務局)
- 来年度に向け、補助基準や運用方法などについて精査し、制度改正案を懇話会に提示していきたい。
案件3:長岡京市市民協働のまちづくりアクションプランの策定について
案件4:今後のスケジュールについて
事務局から資料4.5を基に説明
以下意見交換
(委員)
- いつもプランや計画ばかりつくっているという印象を受ける。実際に実施しているものとリンクさせていくことが必要である。
(会長)
- 推進計画に盛り込んだものについては、少しずつスタートしていってほしい。一つでも早く施策を展開してほしい。
(委員)
- まちづくり推進計画の今後の部分では、計画策定時に消化できなかった施策について、かなりの積み残しを感じるので「いつ」「何を」「どうしていくのか」など、整理していく必要があるのではないか。
(会長)
- 本来、昨年度の策定時に推進計画に盛り込みたかった年次計画などは、時間的な制約もあり、盛り込むことができなかった。
- 今年度は実際に施策展開をどのようにしていくのか、名称が実施計画かアクションプランとなるのかはわからないが、策定していくこととなっている。
(委員)
- 市民活動応援補助金もそうだが、施策全般について、ある一定基準をつくることが必要だろう。
(委員)
- 前回の懇話会のメンバーから約半数以上が入れかわっており、昨年までの流れも共有できていない。
- 委員それぞれが、どのような活動をし、市民参画と協働に関してどのような考え方をもっているのか、お互いの理解を深めあうために、別途勉強会を開催してはどうか。
(会長)
- 懇話会として、足並みをそろえていくために、勉強会は必要と考える。
- 事務局には日程調整をお願いしたい。
案件5:その他(事務局からの連絡)
(事務局)
- 別途、勉強会については日程調整させていただくので、よろしくお願いしたい。
