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平成28年度 第2回社会教育委員会議 会議録

[2016年12月26日]

ID:956

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日時

平成28年11月29日(火曜日)午後1時30分~同3時45分

場所

長岡京市立図書館3階 大会議室

出席者

社会教育委員

加藤委員長、田中副委員長、大谷委員、中西委員、藤山委員、山口委員、湯川(敏)委員、湯川(智)委員(8名)

行政側

教育長、文化・スポーツ振興室長、青少年育成担当主幹、教育総務課長、中央公民館長、図書館長、北開田児童館長、生涯学習課長、社会教育指導員、事務局(11名)

会議録公開の可否

公開

傍聴者

会議次第

開会

あいさつ

協議案件1 平成29年度 社会教育関係団体の補助金について

報告

  1. 平成28年度 社会教育関係団体の活動状況について
  2. 平成27年度 社会教育関係各課の事業報告について
  3. 平成28年度 近畿地区社会教育研究大会(滋賀大会)について

協議案件2 すくすく教室(放課後子ども教室)について

その他

  1. 平成29年度社会教育の重点について
  2. 連絡事項等

閉会

開会

委員長あいさつ

  • 委員への謝辞
  • 11月22日、長岡京市中央公民館において「平成28年度京都府社会教育研究大会」が開催され、京都府下より166名の社会教育委員にお集まりいただいた。
  • 京都府健康福祉部長の松村淳子氏よりご講演いただいたが、子どもの数は減っているにも関わらず虐待の通告件数が増えていること、母親のDV被害を含めた心理的虐待が増えているということ、依然ネグレクトが多く、食べるために子どもが手の届くお菓子の棚から万引きをするという話を伺い、心が痛んだ。背景には母子家庭の貧困等経済的な問題があり、現状を変えるには教育しかないという話だった。奨学金の制度を整える等、教育機関は踏ん張っていかなければならないと思う。
  • 10月3日に、東京工業大学の大隅良典教授のノーベル医学生理学賞受賞が決まった。受賞理由はオートファジー、大腸菌が自分の細胞を食べて、栄養を効率的に運用しているというもの。今見えている紅葉にも関係があり、葉の色が変化するのは、植物がクロロフィルを分解してアミノ酸を取り入れるため。
  • 松村先生の講演では、「子ども食堂」が広まりつつあるが、子どもの自立する力を育むためには、依存させるのではなく、方法を教えなければならないという話があった。また母子生活支援施設に保護されてきた子どもは、ご飯を食べさせ、大人がちゃんと向き合えば、自分の力で回復していくという話を伺い、少し勇気を得た思いがした。オレンジリボンは子ども虐待防止のサインだが、もみじを見ながら講演を思い出し、子ども達の内在する力を思った。
  • 社会教育委員の力は微力で、個人で虐待に立ち向かっていくことはできないが、それぞれの機関、人と人とをつないでいくという仕事を通して、人がやすらげる社会、安心して暮らしていける社会を整えていくことができたらと思う。

教育長

  • 委員への謝辞
  • 『もみぢ葉の 流れざりせば 竜田川 水の秋をば 誰か知らまし』
    水だけを見ていてもわからなかったことが、もみじが流れることによって秋を知る、という感受性を大事にしようという古今和歌集の歌。
  • 『み山より 落ちくる水の 色見てぞ 秋は限りと 思ひ知りぬる』
    川の流れを見、散りゆくもみじによってゆく秋を知るという和歌。
  • 我々も四季折々、自然の動きの中に身をおいている。我々がどうしようもない部分で、自然界の災害がある。本市では今年大きな災害はなかったが、全国的には春先に熊本地震があり、最近では福島沖で地震があった。アナウンサーの津波に対する避難の呼びかけは印象的だった。結果として大きな津波ではなかったが、我々は常に大自然の脅威に身をおかなければならない。
  • 人災として交通事故があるが、最近新聞等で高齢者の起こす交通事故が取り上げられている。高齢者の数が増えたことによってそのトラブル数も増えるのだが、マスコミやネット社会等で取り上げられると、あちこちで異常に起きていることのように感じられる。過敏にならなくてはいけない部分と、自然に身を任せる部分を使い分けないと、今の社会の中では生きていけないのではないか。
  • 全ての人が知り、全ての人が考え、皆でしよう、というのも一理だが、何もせずに自然に身を任せるという意見もある。『日本沈没』という小説では、沈みゆく日本をどうすべきかを学者達に問う。移民計画等の意見が出るが、あるお寺の住職は「何もせず、日本列島と一緒に沈むのも一手」と話す。
  • 大自然、人の命、自分達で作ったルール、あがいてもどうしようもないものが複雑に錯綜し、我々の社会生活や自分自身の人生を縛っている。その中で苦しむ自分をどうすべきか、明日に向かってどう生きていくかが大事なことだと思う。
  • その基本となるのが、社会教育であり生涯学習であると思う。日々体を動かし、自分自身の在り様、社会にいかに貢献できるかを考える。先程の話と矛盾するところがあるかもしれないが、年を重ねたら、最後は社会に奉仕して人生を全うすることが美しいように思う。
  • 何らかの形で社会貢献をすること、生涯学習を通して自己実現を図ること、この2点をしっかり市民、国民が持つべき。この社会教育委員会議の中で皆様の意見を頂戴し、長岡京市の社会教育面を今年も充実させてまいりたい。

協議案件

1 平成29年度 社会教育関係団体の補助金について

各担当課長より概要説明

以下、質疑応答の概要

  • 委員 資料中、来年度の文庫連絡協議会への補助金が空欄となっているのは、補助をしないということか。
  • 図書館長 予算策定中のため空欄としているが、来年度についても計上していく予定である。
  • 中央公民館長 中央公民館の少年少女発明クラブ補助金についても、同様である。
  • 委員 スポーツでつくる地域コミュニティ助成事業費の補助金が平成27・28年度と減額されている理由は。
  • 文化・スポーツ振興室長 総合型地域スポーツクラブの設立準備段階から、設立した後の活動に対して、段階的に補助をさせていただいている。総額では年々15万円ずつ減額となっているが、現在6クラブ、それぞれの設立年数に応じた補助を行っている。
  • 委員 文庫連絡会について、どのぐらいの子どもが文庫を利用しているのか。

  • 図書館長 文庫が活動している場所は、自宅や公民館が中心となっているが、配達専門という形で「おはなし」の配達や「パネルシアター」を行っている文庫もある。そのような文庫は、保育所や幼稚園で開催されることも多いと思われる。また公民館等で開催される場合は、地域の子どもが参加していると思われる。活発に活動されていると聞いている。

報告

1 平成28年度 社会教育関係団体の活動状況について

社会教育関係団体代表者・関係各課長より説明

以下、意見・質疑応答の概要

  • 委員 現在スポーツボランティアを募りたいと考えている。読書ボランティア養成講座を開いてから育成までの経過、またその講座をどのように開かれたのか参考にお聞きしたい。
  • 図書館長 今年は9月に3回開催。1回に50人程度の参加があった。全く初めての方もおられるが、既にボランティア登録をされており、キャリアアップのために参加される方もおられる。講師は外部から招くこともある。内容は、本の紹介や読み聞かせのスキルアップが中心。初めての方は経験を積まれた後、文庫に加入したり、ボランティア団体に入ったりなさっている。どなたが来られてもお受けして、養成講座に参加いただいている。
  • 委員 講座を開催されるにあたって、広報の方法は。
  • 図書館長 市の広報紙及び図書館のホームページに掲載して参加を呼びかけている。
  • 委員 各団体が精力的に色々な活動をしていることに感心している。「社会教育の重点」に向けて、各団体の活動が集結していく形になれば理想だと考える。資料に、各団体の目的や基本方針についての記載があれば、まとめの際にも役立つと思う。
  • 委員 女性の会の場合は、京都府連合婦人会から地域活性化事業、社会参加やボランティア活動の括りで補助金を受けている。様々な活動を行っているが、今年度は特に、先程のご説明で挙げた婚活支援事業に取り組み、30歳の成人式の開催等を実施している。昨年度は、横田夫妻による拉致問題に関する講演会を行った。
  • 委員 資料の形式について、事務局の回答は。
  • 生涯学習課長 各団体が作成している事業計画書を資料として使用させていただいているため、共通の様式はない。事務局としてもできれば様式を統一し、趣旨等を掲載したいと考えるが、調整が必要。来年度から実施できるかわからないが検討したい。

2 平成27年度 社会教育関係各課の事業報告について

紙上報告

以下、質疑応答の概要

  • 委員 史跡等整備・活用事業について、主に恵解山古墳を活用した計画がある。素晴らしい施設ができ、活用していくことが非常に大事なことであると思う。具体的にどのような内容か説明いただきたい。
  • 生涯学習課長 恵解山古墳は一定公園として整備された。観光での活用になってくると思う。南部地域で言えば、恵解山古墳を中心に、中山修一記念館等の周遊コースを設定していくことになるかと思う。
    史跡の整備活用でいうと、今年の3月1日、新たに3つの古墳が国史跡に指定された。今年実測が終わったため、来年度以降買い上げして整備していくことが課題になっている。南部地域が一定整備できたため、今後は北部地域を整備し、光明寺を中心とした周遊コースを設定していければと考えている。
  • 委員 西山キャンプ場について、施設のあり方についての庁内での検討は、今年既に進んでいるのか。また長岡京市ふるさと資料館検討事業について説明いただきたい。
  • 生涯学習課長 西山キャンプ場については、立地や水道等施設の課題から、現在キャンプ場としての機能は果たせていないと考える。しかし、借地ということから地権者との兼ね合いもあり、廃止や別の利用に供するということを即結論することはできない。今年度開園した西代里山公園と西山森林整備との関わりで、「西山ふれあいの森」等、キャンプ場の名称をなくす方向で考えている。
    ふるさと資料館については、平成25年度に基本構想の策定を行った。実施計画の策定については、建設から50年近く経っている埋蔵文化財センター及び市庁舎の建て替えと合わせて、市の第4次総合計画で検討していく。

 

3 平成28年度 近畿地区社会教育研究大会(滋賀大会)について

田中副委員長他 参加者より報告

協議案件

2 すくすく教室(放課後子ども教室)について

文化・スポーツ振興室 担当職員より説明

以下、質疑応答の概要

  • 委員 すくすく教室の主な実施内容の中に茶摘みが挙げられている。日本文化の理解につながるものと考えるが、蒸して揉んでお茶を作るという摘んだ後の作業までされたのか。
  • 担当職員 長岡第三小学校で実施されたもの。個人の家でお茶を摘み、揉み、ホットプレートでお茶の葉に仕上げ、飲んで帰るところまでさせていただいた。
  • 委員 加入保険について、子ども達だけでなく、サポーターやコーディネーターまで対象となるのか。
  • 担当職員 すくすく教室に参加されている全ての方が、家に帰りつくまで対象となる。
  • 委員 すくすく教室が始まった頃、長岡京市は校区と自治会が一体となっているのもあって、スムーズにスタートできたと感じていた。沢山の子ども達が参加しており、また学童の子どもも一緒になって参加できているということで、良い教育となっていると思う。
    コーディネーターの交代等の課題があると思うが、今後も小学校では学校支援地域本部事業を行わず、すくすく教室のみのコーディネーターとなるのか。
  • 担当職員 長岡京市は現在、小学校は放課後子ども教室、中学校は学校支援地域本部事業と分けて実施している。学校支援地域本部事業は、学習の補助や環境支援等、各学校によって活動が特化している。対して放課後子ども教室は、あくまでも子どもの居場所づくり。皆が参加して、色々なことを楽しみながら教わり、経験し、安全に家に帰っていただくのが一番だと考える。小学校でその両方を実施するのは難しいように感じる。
  • 社会教育指導員 長岡京市は、学校内に留守家庭児童会と放課後子ども教室の拠点があり、先進的である。次回の社会教育委員会議では中学校についてもご覧いただき、今後社会総がかりで、より良い教育の下支えができるよう皆様のご意見を頂戴したいと考えている。

その他

1 平成29年度 社会教育の重点について

社会教育指導員より説明

質疑応答なし

2 連絡事項等

  • 委員謝礼について
  • 次期社会教育委員の公募について

閉会

副委員長あいさつ

  • 長時間にわたっての論議への謝辞
  • 社会教育関係団体への補助金が有効に活用されて、社会教育が進展していくことを願う。
    教育再生実行会議でも、学校、家庭、地域の役割分担と教育力の向上がなされようとしている。子育ては「手塩にかける」という。気にかけ、目をかけ、声をかけ、手をかけて行うものだそう。このように教育委員会の求めに応じて意見を述べることも、社会教育委員の一つの役割であると思う。
  • 今年度も4分の3を迎えようとしている。各団体の事業も色々と展開されているところ。今後も人や物をつないでいくということで、頑張っていただきたい。