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景観計画変更に向けて

[2018年6月11日]

ID:1346

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平成16年6月に美しく風格のある国土の形成などを目的とした「景観法」が制定されました。これにより、景観行政団体となった地方自治体は、望ましい景観の保全や指導に向けた方針や行為制限などを示した「景観計画」を策定し、良好な景観づくりに向けた取り組みを推進することができるようになりました。

長岡京市は、西山の緑豊かな自然景観、社寺や史跡などの歴史文化的景観、活気ある都市景観などを市民共有のかけがえのない資産として守り育てるとともに、新たな魅力ある景観を創出し、次世代へと継承していくため、平成20年に「長岡京市景観計画」を策定し、長岡京らしい景観まちづくりを進めてきました。

しかし、策定から10年近くが経ち、景観に対する関心の高まりとともに課題も見えてきました。景観施策のステップアップを図るため、現在、景観計画の変更にむけて検討を進め、平成30年度中の計画策定を目指しています。

景観計画変更に向けて、平成28年度に行ったこと

市長からの諮問を受け、まちづくり審議会の部会として景観専門部会を立ち上げ、検討を開始しました。

  • まちづくり審議会(第77回,第79回)
  • 景観専門部会(第1回から第3回)

景観計画変更に向けて、平成29年度に行ったこと

まちづくり審議会

第80回まちづくり審議会を開催しました。
まちづくり審議会の写真

まちづくり審議会 景観専門部会

まちづくり協議会景観専門部会を開催しました。(第4回から第9回)

景観専門部会の写真

景観シンポジウム

景観シンポジウムの写真

平成29年4月23日(日曜日)午後1時30分から長岡京市立中央公民館の市民ホールで景観シンポジウムを開催しました。約100人のご参加をいただき、みなさん長岡京市の景観について熱心に耳を傾けておられました。

講演「長岡京市の景観づくり これまでとこれから」

  • 京都大学大学院教授の川﨑雅史さんによる講演を行いました。川﨑教授は長岡京市内で大規模な開発がされるときに、デザインや色彩について審査を行う「長岡京市景観デザイン審査会」の会長です。日本人は昔から山や自然を信仰してきたことに触れつつ、「長岡京市には意識しなくても西山が視界に入り、気配を感じることができる。西山から市街地へ続く緑の流れが大切」と述べられました。

パネルディスカッション「長岡京らしい景観づくり」

  • コーディネーターは川﨑雅史さん、パネラーは長岡京市景観デザイン審査会副会長の渡邉康人さん、株式会社日建設計ランドスケープ設計部の小原行央さん、国土交通省都市局公園緑地・景観課の勝見直光さん、中小路健吾長岡京市長の5名でパネルディスカッションを行いました。「景観が良くなれば治安も向上すると言われている。住みたいという人も増え、人口の増加にも繋がる」「心地よい景観は行政だけでは生み出せない。市民や事業者もそれぞれの立場で一緒に取り組めば、住みやすいまちになる」というお話が聞くことができました。

重点地区説明会

重点地区説明会の写真

景観計画の変更の大きなポイントである重点地区説明会を、平成29年12月21日(木曜日)午後7時から長岡京市立中央公民館にて開催しました。50人のご参加をいただきました。その中でいただいたご質問をいくつか紹介させていただきます。

インナーバルコニーの定義というのはなんですか。道路から洗濯物が見えてはだめという意味ではないですよね

  • 今のところ市で基準案を作っているところなのでお答えは難しいですが、ルールの趣旨としては、いわゆる昔の公団型のような壁から突き出したようなバルコニーは非常に突出感があるので避けていただこうという趣旨です。例えばバルコニーの端と端に壁を作っていただくとか、あるいは四隅に柱を立てていただくとか、その辺りは杓子定規ということではなく、できるだけ弾力的に運用していきたいと考えています。
  • 欧米や日本でも厳しいところでは、布団を干すのはいけないといったルールを設けておられるところもありますが、今回の案ではそういった趣旨ではありませんので布団や洗濯物を干すというのは結構です。

外壁の塗り替えの時はもともとの住宅が売りにしていた色に戻すのか、新しい色彩にするのか、どうしたらいいでしょうか

  • どちらでとおっしゃっていただけるのであれば、市としては長岡天満宮周辺ということで土壁のイメージをもとにした茶色系にしていただければ非常に嬉しいです。

くろ池はなぜ埋め立てたのですか

  • くろ池は開田財産区の土地で、かつては農業用水を供給するために使用されていたものですが、役目を終えたため、国の補助金を使い池は埋め立てられました。その後どのように使用するかは開田財産区で決められることになっています。なお、日常の維持管理についても、開田財産区で行っており、例えば草刈については開田財産区からシルバー人材センターに業務を委託して実施しています。

この色のチャートはなんですか

  • これはマンセル値といってマンセルという人が考え出したものです。茶色、こげ茶色といっても皆さんがそれぞれ思い浮かべる色にはばらつきがあると思います。皆さんと設計した人、市役所の人間がこのマンセル値を使うと共通理解ができますので使用しています。この数値の範囲内で収まるようにお願いします。
説明会の資料の一部です。

では、どのように景観計画を変更するのか。1つ目のポイントは「地域を分けること」

現在、市域全体にひとつしかない基準ですが、地域特性に応じて「西山 山麓景観区域」「市街地景観区域」「住工景観区域」「工業景観区域」の4つの区域と、「河川軸」「沿道軸」「旧街道軸」の3つの軸に分け、それぞれの特性を活かした景観を誘導していこうというものです。

画像は景観区域と景観重点地区のイメージ図です

景観計画変更の2つ目のポイントは「大切な場所を守ること」

長岡天満宮や八条ヶ池周辺地区のように、長岡京市固有の優れた景観を有し、市民にとって大切な場所については積極的に取り組み、魅力的な景観を守り、未来へとつなげていく「景観重点地区」として新しく指定する予定です。

景観重点区域の指定区域(素案)

景観重点地区の概要(素案)について

景観形成方針

  • 長岡天満宮や八条ヶ池の歴史的な景観を守り、周辺の緑豊かな住宅地のまちなみが一体となって、静穏で落ち着いた歴史的な雰囲気を感じさせる景観形成を行います。
  • 重要な沿道軸である天神通りや文化センター通りからの眺めを意識した景観形成を行います。

新しい基準の概要例

大規模以外の行為の建築物の基準の一部を紹介します。

建築物の壁面

  • 道路側への圧迫感を軽減するため、道路に面する3階以上の外壁は、1階外壁から原則として90センチ以上後退させる必要があります。

建築物の屋根

  • 原則として両流れの勾配屋根とする必要があります。
  • 屋根材は日本瓦またはそれと同等の風情があるものにする必要があります。
  • 3階以上の建築物については、原則として道路に面する1階もしくは2階の外壁に軒の出60センチ以上の軒庇を設け、隣り合う建築物の軒庇の高さを揃えるなど、まちなみ景観の連続性に配慮する必要があります。

建築物の色彩

  • 使用できる色彩が決められており、西山の眺めや周囲の景観との調和に配慮する必要があります。

敷地内の緑

  • 敷地面積に応じて、敷地内に中高木を植栽する必要があります。例えば、一般的な戸建て住宅で敷地面積が100平方メートルの場合、1本以上の中高木を植栽する必要があります。

届出対象行為

  • 建築物や工作物を新築(新設)、増築、改築、修繕などを行う場合、届出が必要です。景観形成基準に適合しているかどうかの審査を受ける必要があります。市は、提出された内容を景観形成基準に照合し、助言や指導を行います。
  • 基準は、「大規模な行為(建築面積が1,000平方メートルを超える、もしくは高さが15メートルを超えている)」とそれ以外の行為によって異なります。

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長岡京市建設交通部都市計画課計画・景観担当

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