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第1回 生活環境審議会会議録

  • ID:1723

日時

平成23年8月1日(月曜日)午前10時から正午

場所

長岡京市役所南棟2階会議室2

出席者

白石会長(学識経験者)、小幡副会長(学識経験者)、内藤委員(市民公募)、村上委員 (市民公募)、 奥谷委員(学識経験者)、有兼委員(長岡京市経済協議会)、柴田委員(長岡京市商工会)、小泉委員(長岡京市自治会長会)、飯出委員(連合乙訓地域協議会)、秦委員(長岡京市女性の会)、片山委員(長岡京市生活学校)、江川委員(長岡京市環境の都づくり会議)、池田委員(京都府乙訓保健所)、小林委員(長岡京市環境経済部長)、山本委員(長岡京市教育委員会教育部長)

会議項目

委員委嘱及び会長・副会長の選任
 諮問
 議事1:会議及び記録の公開について
 議事2:現行計画の中間的総括について
 議事3:次期計画の策定方針について
 議事4:市民・事業所・団体等意識調査の実施について
 議事5:(仮称)市民討議会について
 議事6:環境基本計画策定スケジュールについて

内容

市長挨拶

  • 審議会委員の委嘱
  • 会長・副会長の選任
    事務局より、委員の互選により会長を選出する旨、説明。
    ・立候補、推挙の声なく、事務局提案によることについて、一同了承。
    ・事務局より会長に白石委員を推挙、一同了承。
    ・白石会長より、副会長に小幡委員を指名。一同了承。
  • 白石会長挨拶
  • 諮問

議事1:会議及び記録の公開について

(資料説明)
(会長)特別の事情がないので、会議及び記録については公開としたい。併せて、写真の撮影と公開についてもご了承頂きたい。
(一同)異議なし。

議事2:現行計画の中間的総括について

(資料説明)
(委員)現計画資料に生活環境審議会委員の名簿があるが、過去、何回ぐらい開催されているのか。本日が第1回とは、どういうことになるのか。
(事務局)常設ではなく、都度設置の審議会のため、今回設置し第1回目の会議ということである。
(委員)過去の審議会の議事録はあると考えてよいか。
(事務局)ある。
(委員)府立大学では、長岡京市と連携協力包括協定を取り結んでおり、今般、3回生のゼミの取り扱いで、環境に関わる市内の市民活動団体へのヒアリングを行っている。個々には環境の取り組みが進んでいて市民の意識も高く、学校などでも農園やビオトープの取り組みなどが進められている。しかしながら、こうした活動を継続させる仕組みがない。個々の団体や市民だけではできないことを行政がフォーローするなど、実行体制がきちんとできてこなかった、ということが課題として見えてきている。
実施計画についての総括もされているが、取り組み内容と指標が合致していないものも認められるので、改定にあっては留意されたい。
(委員)委員について、市民公募は過去にもあったのか。また、教育委員会は以前には入ってない。編成について考え方が変わったのか。
(事務局)現計画は、広く市民の参画を得て策定している。教育委員会は、以前も同様にご参画頂いている。
(会長)市長のご挨拶にもあったが、横断的な体制で望むことについて決意を示されている。そうしたことも踏まえて、多方面からの参画について、いろいろな点をクリアした計画としたい。

議事3:次期計画の策定方針について

(資料説明)
(会長)現計画を引き継ぎつつ、進行管理型の計画にモデルチェンジを図る、とのことである。
(委員)現計画の目標年次が 2030年となっているなかで、2013からの10年程度の計画との位置づけであるが、バックキャスト型の計画としてどう整合を図るのかを考えておく必要がある。2030年に長期目標をセットした上で2010年の目標をしっかり決めておくべきだろう。
前回の計画には指標のないものも含まれている。たとえ指標がなくても、市がやっていることについて、市民が「よくできた」と判断できるなにかを考えておく必要がある。指標が設定できないことで、有意義な視点を落とすことがないように。
環境に関わる下位計画の目標を束ねることになるので、それぞれの目標などに関する資料をご用意頂きたい。
(会長)目標年次とデータが入手可能な時期を精査して、目標とすべき年次の設定をすることになるかと思うので、その点については、事務局と調整したい。
目標年次と物差しの設定については、審議会でも議論していく。
(委員)現計画を引き継ぐことについては賛成であるが、目標年次はどのように設定するのか。
(会長)事務局とともに検討し、審議会に提案したい。
(委員)計画の関係図が示してあるが、右側の5つの計画のうち、上の2つの計画は地球温暖化対策に係る同類計画である。並列に示さないほうがよいのでは。
(事務局)ひとつの法律のもとで策定している計画であり、「長岡京市役所地球温暖化防止実行計画」は、市役所が特定事業者であるため策定しているものである。
(会長)資料については、審議会においても市民にわかりやすくする視点に留意したい。
(委員)地球温暖化対策が強調されて取り沙汰されるが、市民にとっては快適な生活環境が大事である。あまりに地球温暖化対策を喧伝し過ぎている。
市民へのPRは、市民認知の高い広報を活用されたい。また、バックキャストなどの用語は、ほとんどの市民がわからないだろう。
(会長)皆が関わることができる計画にしたいので、協議の間はある程度別として、成果物については、誰が見ても分かるようにすることを基本姿勢としたい。
(委員)環境の範囲をどう捉えるかを定義する必要がある。経済と社会と環境を取り混ぜて捉える計画もある。今回の改定では、総合計画の1パートとすると捉えるのか。
(会長)事務局に、現段階で何か見解はあるか。
(事務局)現計画が環境を広く捉えていることも踏まえて、まちづくり全般に関わるものとして環境を捉えて、計画を策定していきたい。
(会長)まちづくりという横断的な視点も含めていくこととして進めたい。
(委員)資料に示してある施策体系の五項目を広報に書いたら、それで市民は行政の取り組み方向を理解できると思う。

議事4:市民・事業所・団体等意識調査の実施について

(資料説明)
(委員)調査票を市全域に配布とある。当団体でも学校に対して調査をしたが、学校によって対応が変わる。熱心な先生がいればよいが、そうでないところもある。
ヒアリング調査について、環境団体等を対象にするとあるが、それ以外の事業もしている私ども団体についても、対象として頂きたい。
(事務局)「等」としているが、広い視点から環境に関わる団体を調査対象と想定しており、ご協力を求める所存である。
(会長)各計画の策定に関わった市民団体に広く聞くのがいいだろう。
(委員)調査対象の2,000名の市民はどのように選定するのか。市民と団体の調査票は同様のものとなるのか。
(事務局)市の電算システムを利用して、住民基本台帳に登録されている16歳以上の市民から年代による層化無作為抽出で選定する。
(委員)環境に関心のあるなし、などでの抽出は行わないのか。
(事務局)市民意見を代表する回答と評価できるよう、市民一般から無作為抽出とするところである。
(委員)調査票の設問で「ひとつ選んで」とあるが、2つぐらい選んでもいいような設問もある。どのようなお考えか。
アルパック 「調査結果が市民意見を代表している」ということが、統計的な確からしさを以て説明できる設問設計とするため、そのようにしている。
(委員)10年後にもまた無作為抽出とするのか。同じ調査対象への調査としなくてよいか。
(事務局)標本調査のため、同様に無作為抽出による。なお、無記名の調査であるので、後追い調査は困難である。
(会長)量的に把握すべき内容については、標本調査によって統計的に分析する、質的な調査は市民討議会などで行うということで、妥当かと思う。
(委員)広報の8月15日号で、調査への協力について掲載できないか。幅広い市民認知をつくることにもなるかと思う。
(事務局)8年1月号には間に合わず、8月15日号は発行がない。督促状配布時期の9年1月号での掲載を考えていきたい。

議事5:(仮称)市民討議会について

(資料説明)
(会長)職員研修の面について、期待したい。
(委員)参加者の選定は無作為となるのか。
(会長)40人の選び方、ということについてのご質問かと思う。
(事務局)名簿登録者のなかから、性別、年代別のバランスを勘案し、土曜日と日曜日の2日間の参加が可能な人を抽選により決定する。
(委員)こうした取り組みは、初めてなのか。
(委員)市民討議会には委員は参与しないのか。討議会での検討結果は、審議会の討議資料となるのか。
(事務局)市民討議会は公開を想定している。こうした取り組みは、関東では取り組まれているが、関西の事例は少なく、進取の取り組みである。
(会長)討議会の成果は、もちろん、審議会へもご報告を頂きたい。

議事6:環境基本計画策定スケジュールについて

(資料説明)
(会長)今年度は、審議のための基本的な調査を行い、次年度については、部会の設置も必要に応じて行いながら審議を進めるということである。
(委員)市民討議会の位置づけについては、審議会メンバーでも把握しておく必要がある。重点を議論するのか、幅広い意見を集めるのか。審議会として、次回の2月までをどう考えるのか。
(事務局)行政責任のもとで、計画の柱立てなどは整理していく。
(委員)東日本大震災が発生したことで、将来ビジョンとして、資源・エネルギー問題や、地産地消など、根本的な検討が迫られている。市民参加型で進められてきたことは大変良いことであるが、こういう状況の中では、何を重点としていくのか、専門家の意見も聞きながら行政によるリーダーシップも重要である。
(会長)市が果たす役割、市民とのやり取り、相互の思い、そうしたことを大切にしていくことが大切である。
(委員)次回会議は2月でいいのか、というご質問だったかと思うが、その点に答えていないのではないか。
(事務局)審議会としては、次回は2月を想定している。その間、取りまとまった資料や市民討議会のご案内など、必要な情報はきちんとお伝えしたい。
(会長)そうした状況を勘案しつつ、各委員からのご意見も頂きながら、審議会として集まった方がよいと判断すれば、開催することとしたい。

配布資料

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