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平成28年度 第1回社会教育委員会議 会議録

[2016年6月16日]

ID:2678

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日時

平成28年5月20日(金曜日)午後1時30分から3時30分まで

場所

長岡京市立図書館3階大会議室

出席者

社会教育委員

加藤委員長、田中副委員長、大谷委員、藤山委員、山口委員、湯川委員、柴沼委員(7名)

行政側

教育長、教育部長、文化・スポーツ振興室長、青少年育成担当主幹、教育総務課長、学校教育課長、中央公民館長(代理)、図書館長、北開田児童館長、生涯学習課長、社会教育指導員、事務局(13名)

会議録公開の可否

公開

傍聴者

会議次第

開会

あいさつ

自己紹介

案件

1.委員等の選出について

2.平成28年度社会教育委員会議の年間計画について

3.平成28年度の社会教育の方向性及び関係各課の事業計画について

  • 平成28年度社会教育の重点
  • 平成28年度社会教育関係各課の事業計画について

4.紹介 国史跡「乙訓古墳群」について

その他

  • 長岡京市教育振興基本計画 改定版
  • 事務連絡

閉会

開会

委員長あいさつ

  • 委員への謝辞
  • 京都西山短期大学で極楽浄土の研究をさせていただいているが、“極楽浄土”人間にとっての理想の世界は、長岡京に共通する部分が多い。というのは、浄土図の中に必ず描かれている「水辺」、「木々の緑」、水鳥や鮒、鯉等の「生き物」、それら全てが長岡京の景色の中にある。平成25年に国土交通省の都市景観大賞を受賞されたが、もっともなことだと思う。阿弥陀如来が常に教えを説いていらっしゃるところが、浄土と実際の世界の違うところだが、環境も、教え、教育があっての世界だと思う。少しでも私達の歩みが繋がっていけばと思って務めさせていただいている。

教育長あいさつ

  • 委員への謝辞
  • 暑くなってくると、病気を媒介する蚊が発生してくる。この世の中に生き物がいるのは当り前。みながそれぞれ絡み合い、この自然体系の中で色々な関係にあるわけだが、中には人間にとって悪い生き物もいる。ジカ熱、デング熱、古くはアメリカの西ナイル熱。マラリアや日本脳炎もある。これらはみな蚊が媒介する。ウィルスの存在というものが、「この世の中を謳歌している我々人間への大自然からの警告」という意味でいうと、病気というのも仕方がない面もある。病気でなくても自然に老化して死にゆく。その中に、病気や事故、事件等悲しいことがある。
  • この春先には熊本で大きな地震災害があった。地震のメカニズムは分かっているが、我々の英知を結集しても、100%予知はできず、あくまでも予測でしかない。
  • 人間の心も然り。私自身が感じるところだが、学校や地域の問題、社会の事象をみていると、社会に対して「私は常に正しい」という態度をとっている方が、残念ながら見受けられる。情報が頻繁に行き来する時代になったからこそわかるようになったのかもしれないが、あまりにも短絡的に人の生命を奪う行為に及んでしまう方々が増えてきている。こういう方々の生育環境を見てみると、そもそも人というもの、というところから勉強していかなければならないと思う。そのもっとも大事な位置を占めるのが社会教育、生涯学習の面だと思う。
  • 「今日は何の日」をご紹介する。5月20日は幻の「森林(もり)の日」だった。岐阜県の美並村等、美しいという字のつく十の村で構成された「美し村(うましさと)連邦」が制定した日。森林という字は木の文字が5つ、画数でいうと20画。このことから5月20日を森林の日と制定した。現在は平成の大合併によって構成する村がなくなり、美し里連邦は解散となった。
  • 長岡京市も山が美しい。市民皆が社会教育、生涯学習の面で、お互いを思いやる気持ちで、より良いまちづくりを進めていきたい。今年度も皆様方のご意見を頂戴したい。

自己紹介

教育委員会より自己紹介

会議の成立条件について

半数以上の出席により本日の会議は成立(欠席4名)

案件1.委員等の選出について

長岡京市図書館協議会委員:藤山委員

案件2.平成28年度社会教育委員会議の年間計画について

事務局より概要説明

質疑応答なし

案件3.平成28年度の社会教育の方向性及び関係各課の事業計画について

平成28年度社会教育の重点

社会教育指導員より説明

以下、意見・質疑応答の概要

  • 委員:何度も改定を重ね、長岡京市の施策が色々な方に共有できればと思うのだが、この社会教育の重点はどのような形で広報されているのか。
  • 社会教育指導員:様々な社会教育関係団体に配布、特にPTAにはポイントの説明を行っている。予算が許せばより広く配布したいと考えている。
  • 委員:昨年度末も思ったことだが、恐らくこの社会教育の重点全てに取り組むのは難しい。年度末にどの程度成果があったのかを振り返り、どのようにして重点の中のさらに重点めいたものに取り組むのかという検討があればと思う。

平成28年度社会教育関係各課の事業計画について

関係各課長より説明

以下、質疑応答の概要

  • 委員:「文化奨励事業補助」について、昨年度はどのような団体が補助を受けられたのか。
  • 文化・スポーツ振興室長:昨年度は7団体に補助。内容は、クラシックの演奏会、絵画展等各団体が催す事業の会館使用料について補助している。
  • 委員:中央公民館の事業について、「男の生き生き講座」「女の生き生き講座」といったネーミングに違和感を持った。事業説明においても、男性は家庭への参画が苦手、女性は社会参加をしないという固定観念のようなものが見える。
  • 中央公民館長代理:男の生き生き講座は、男性を対象に料理の教室を行っている。男性と女性に一緒に講座にご参加いただいた際、女性が手早く進めてしまい、男性が全く手を出せないことがあった。男性にじっくり料理の基礎を学んでいただくため、男性のみを対象に行っている。女性に比べてまだまだ男性の家庭への参画は進んでいない。参画を促進するために、男性のみを対象に講座を行っている。
    女の生き生き講座は、女性の就労支援をテーマに行っている。男性はテーマにそぐわない部分があるため、女性対象の生き生き講座とさせていただいている。
    ネーミングについては検討したい。
  • 委員:図書館について、ホームページが新しくなり、検索が便利になったように思う。新刊の書評が読めるようになり、また、貸出の延長がネット上で出来るようになった。
    利用者が多いことは良いが、狭いために、図書館内で読む時に窮屈な思いをする。閲覧席があるが、利用の仕方がよくわからない。初心者が図書館を上手に利用できる方法が明示されるようお願いしたい。
  • 図書館長:持ち帰り、図書館協議会等で検討したい。
  • 委員:中央公民館の社会問題学習会講座の「現代的課題講座」は非常に重要性のあるテーマだと思う。ネーミングがそぐわないのではないか。また、実施が9月から12月の8回だが、需要はもう少しあるように思う。「多文化共生子育て講座」の参加者を吸い上げて、「現代的課題講座」へ参加を促すというプランもあるのか。
  • 中央公民館長代理:仰る通り、「多文化共生子育て講座」の参加者の中で、全く日本語が話せない方にお声掛けしている。また、各保育所や小学校などで、先生とコミュニケーションがとれない、配布されたプリントを読むことが出来ずに困っている、という情報を得て、その方々に一本釣りで参加を呼び掛けている。
    対象者は、子育て中の外国人に限っている。外国人の中でも子育て中の方が特に、子どもの預け場所がないことから京都市内にある日本語教室に通えず、地域の中で孤立育児をされていることを聞くため。
    中央公民館の講座は、講座も託児も無料で設定しているため、隣の児童室で子どもを預けながら学んでいただくことができるという大きなメリットがある。かなり生活に直結した日本語を学んでいただくことで、地域に溶け込むきっかけづくりを目指す内容となっている。
    回数は8回と少ないようだが、効率的に学んでいただいている。また、前年度参加いただいた方も引き続き受講していただく予定のため、数年かけて学んでいただいている状況である。

案件4.紹介 国史跡「乙訓古墳群」について

生涯学習課 専門員より説明

以下、質疑応答の概要

  • 委員:恵解山古墳の造り出しから水鳥が発見されたが、現時点でのその意味を教えていただきたい。
  • 専門員:古墳の周濠に突き出した造り出しに水鳥を配置するというのは、河内の大王陵でも認められ、また全国的にも、数は多くないが認められるあり方。恐らくは当時の死生観、死後の世界を表しているものだと言われている。
    たとえば、神話の中にも、ヤマトタケルが亡くなった後、白い鳥に姿を変え飛んでいき、降りた所に墓が造られたという記述がある。水鳥というのは人の魂を表し、古墳に葬られた王が水鳥に姿を変え、水辺で遊ぶ様子を表しているという意見がある。
    他に、恵解山古墳は水がすぐ抜けてしまう土層のため、堀に水を溜めておくことが出来ない。水鳥を置くことによって、そこに水を表現しているという意見もある。
    また、鶏形の埴輪が前方墳の上の方から出土している。鶏は夜明けに鳴くため、昼の生と夜の死のはざまにいる鳥と考えられて、古墳に飾ったのではないかと言われている。
    当時の人の世界観は決めることが出来ないが、今はそういった説がある。
  • 委員:石櫃を配置する方角に統一性がないようだが、意味はあるのか。
  • 専門員:有力な説は出ていない。配置の方角は必ずしも決まっていない。
    古墳の造られる向きは、方角ではなく、地形に合わせて、尾根状に延びた丘陵筋に造られることが多い。
    また、古墳には表と裏があり、恵解山古墳は、東側の淀川、巨椋池等、水上交通を利用する人に見られるように造られたのではないかと考えている。
  • 委員:かなり景観に配慮して古墳が造られたということに驚いた。保存と活用の中で活かしていただけたらと思う。

その他

長岡京市教育振興基本計画 改定版

教育総務課長より説明

質疑応答なし

事務連絡

  • 配布資料について
  • 委員謝礼について

閉会

副委員長あいさつ

  • 長時間にわたっての論議への謝辞
  • 今年で2期目になるが、社会教育委員会議に出てくるのが楽しみになってきた。委員長や教育長のあいさつ、先程の乙訓古墳群のように様々なものを見せていただいたり、視察に行ったりと、多彩な会議で嬉しく思っている。
  • 今年度も社会や個人のニーズに合ったような事業を沢山用意していただき、嬉しく思っている。自分が学びたい時にいつでも学べる機会がある、ということを広報していきながら、子ども達への支援、高齢者への支援、それを繋ぐ世代への支援という形で、社会教育が進んでいき、本当の共生協働の社会となることを願っている。取り組む方々は大変かと思うが、市民の皆様のために頑張っていただきたい。