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河川・水路の管理

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『雨』から街を守る ~浸水対策~

下水道は雨水を収集し、これを排除する機能を有して、浸水による被害から生命や財産を守る役割も担っています。高度経済成長期以降、市の市街地は急速に都市化が進み、田畑や緑地、池などが減少したことにより、雨水の地下浸透や保水能力が著しく低下してきました。そのため、雨水の流出量が増大し、更には局所的な集中豪雨も頻発するなど、これまでの雨水を排除する施設の能力を超えた浸水被害が多発するようになってきました。こういった浸水被害等に対応するため、長岡京市では、10年に1度の雨量(1時間あたりの降雨量61.1ミリメートル)に対応できるよう、浸水対策を進めています。

市東部地域-桂川右岸流域下水道雨水対策事業「いろは呑龍トンネルの整備」

市東部の浸水対策として、京都府と雨水貯留施設「いろは呑龍トンネル」の整備を進めています。いろは呑龍トンネルは、街の浸水被害を防ぐため、大雨により増水した水路から雨水を地下のトンネルに取り込み、貯留しながら、桂川へ放流する施設です。令和3年末頃から呑龍ポンプ場の稼働に伴い一部が供用開始され、令和5年度に全体が供用開始となります。本市では、現在、いろは呑龍トンネルに雨水を取り込むための工事を進めており、その後、改修が必要な水路の整備を順次進めていきます。

市中部地域-犬川排水区浸水対策事業「神足ポンプ場・神足雨水貯留施設の整備」

長岡京駅を含む犬川第2排水区域は、神足ポンプ場により雨水の排除を行っています。供用開始から47年が経過し、一部の設備に経年的な劣化が見られること、また、更なる浸水被害の軽減のため、「神足ポンプ場及びポンプの補完施設となる貯留施設の整備」に向けて事業を進めていきます。

神足ポンプ場の写真

市北中部地域-風呂川排水区浸水対策事業「今里雨水貯留施設の長寿命化」

今里大通りの地下にある今里雨水貯留施設は、市北中部地域(風呂川排水区)の浸水対策施設で平成18年に供用開始され、これまでに累計約44万5千立方メートル(25メートルプール約1,480杯分)の雨水を貯留し、小畑川に放流することで浸水被害の軽減に貢献してきました。 供用開始から10年以上が経過するため長寿命化計画を策定し、平成29年度~令和2年度にかけて、施設内設備の改修・更新(非常用蓄電池の交換・排水ポンプの分解整備・除塵機の修繕等)を行いました。今後も、計画的かつ効率的に施設の維持管理を行っていきます。

今里雨水ポンプ場の写真

お問い合わせ

長岡京市上下水道部下水道施設課整備係

電話: 075-955-9528

ファクス: 075-951-5410

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