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平成25年度第1回長岡京市平和ビジョン懇談会議事録

  • ID:3172

日時

平成25年5月10日(金曜日)3時~4時10分

場所

長岡京市役所 会議室2

出席者

川北会長(学識経験者)、井上氏(女性の会秦会長代理代理)、藤井委員(老人クラブ連合会)、川口委員(戦没者遺族会)、鮫島委員(原爆被災者の会)、秋元委員(マスメディア関係)、森下委員(マスメディア関係)、高橋委員(労働者団体)、増田委員(公募市民)、大谷委員(公募市民)、鈴木委員(小中学校長会)、山本委員(市内高等学校)

欠席者

秦会長代理(女性の会)、中嶋委員(済生会京都府病院長)

事務局

森企画部長、城田政策推進課長、坂内総括主査、貝野主事

傍聴者

なし

議事

1.市長挨拶 (要約)

天候の悪い中、お越しくださり有難うございます。また、お忙しい中、快く委員を引き受けてくださったことに感謝申し上げる。
シリア内戦や北朝鮮の核開発の問題など、世界情勢は依然緊迫した状態にあるが、先の大戦から68年が過ぎた。我々は、その犠牲の上に今の繁栄があることを改めて認識しなければならない。戦争の悲惨さ、平和の尊さを若い世代に伝えていくという大きな責任を担っている。本市では、乙訓唯一の空襲である神足空襲の起こった日を平和の日と定め、平和を考える市民フォーラム等様々な取組を実施している。一人でも多くの方に市の平和の取組にご参加頂き、啓発を進めていく。この場で、皆様から忌憚ないご意見を頂き、本市の平和施策をさらに推進したい。

2.会長、会長代理の選出

「平和ビジョン懇談会設置要綱」第3条の規定により会長に川北委員、会長代理に秦委員が選出される。

川北会長挨拶(要約)
一つの地方自治体が、長く平和啓発の取組を継続していることに敬意を表したい。
世界情勢に目を向けると、近隣諸国との関係が悪化しており、国内では憲法改正の議論が持ち上がる等、心穏やかではない。このような状況にこそ、地道な平和啓発が重要である。この場で議論し、市に要望を伝えたい。

3.平成25年度平和施策(案)について

事務局より資料説明。内容ごとの委員の意見は以下のとおり。

(1)折り鶴について

  •  幅広い世代が取り参加できる取組であり、効果的であるが、年々増加する折り鶴の量に広島市が苦慮しているとも聞く。何か良い解決策があればと思う。また、平和祈念碑への献花の際に、何か工夫できることはないか。

(2)平和を考える市民フォーラム‘13について

①フォーラム全般について

  •  フォーラムには可能な限り参加している。団体に所属する高齢者には体調が優れない方も多く、参加が厳しい状況である。また、10年前、委員として参加していた頃とフォーラム内容が代わり映えしない。

②小学生の学習発表について

  • 先日、神足空襲の際に小学1年生だった方に当時のお話を伺う機会があった。そのような地元の資料を発掘し、児童がお話を伺い、自分たちで調べ、考えたことを発表できればと思っている。
  •  対談について児童文学作家のあまんきみこさんと、協力の可否を含めて調整中である。(事務局)

③ 対談について

  • 児童文学作家のあまんきみこさんと、協力の可否を含めて調整中である。(事務局)

④ 映画について

  • 映画は2本上映予定である。昨年度は、親子連れの参加者が多かった。(事務局)

⑤ すいとん試食について

  •  すいとんの味がいつもおしいく、戦時中の味との違いを感じる。
  •  すいとんの味については、毎年議論されているところである。
  •  戦時中とおなじように、煮干しでだしをとるなど、工夫を重ねている。ただ、戦時中と同じ材料を手に入れることは難しいため、ある程度はおいしくなってしまう。
  •  今年度より、すいとんの事前学習として、すいとん作り参加児童に事前資料を送付する。その中には、すいとんが団子汁と呼ばれていたこと等の説明を盛り込む。(事務局)

⑥ 平和に関する展示について

  •  乙訓高校は、文科系クラブの活動があまり活発でないため、展示物の作成は授業の一環として取り組んでいる。今年も多くの作品を展示したい。また、折り鶴の作成も生徒たちの平和啓発に繋がっている。ただし、フォーラムの時期は試験期間中であり、直接参加が難しく残念だ。

⑦ 平和メッセージ「あなたの『平和のうた』」について

  •  『平和のうた』は、フォーラム会場に掲示するだけでは勿体ない。合唱する等、式典のプログラムの一つとして取り入れられないか。
  • 『平和のうた』は、広報の方法によって、市民の興味を大きくひくことができると思う。回答の集計を年代別に行うなどし、結果についてフォーラムの前に報道すれば、情報として魅力的である。また、世代間の対話が生まれるテーマでもある。
  •  フォーラムの他のプログラムと同様に、『平和のうた』については、市民限定でなく、どなたでも参加できる。(事務局)
  •  フォーラム開催の情報と併せて、『平和のうた』回答内容をフォーラム前に報道すれば、参加者増に繋がると思われる。また、会場展示だけでは勿体ないので、会場で流してはどうか。公の事業であるため、著作権の申請はそれほど難しくないと思われる。
  •  歌には様々な力や可能性があると思う。ぜひ会場で流してほしい。
  •  『平和のうた』を、折り鶴持参時に記入してもらうだけでなく、市ホームページで募集してはどうか
  •  可能であれば、保護者が集まる機会に、『平和のうた』について周知を図りたい。

⑧ 広報について

  • 昨年度との変更点として、自治会の会員への周知をより積極的に行うため、自治会役員会で周知する回数を1回から3回に増やす。(事務局)
  •  自治会の回覧がフォーラム終了後に回ってくることがある。回覧の開始を早めることはできないか。
  •  自治会への依頼時期と、チラシの完成時期の関係上、回覧開始を早めることは難しい。(事務局)

4.閉会

企画部長のあいさつ後、閉会。

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長岡京市対話推進部共生社会推進課人権・共生社会推進係

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