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第5回長岡京市上下水道事業審議会

  • ID:4164

日時

平成26年6月26日(木曜日)、午後1時30分~3時30分

場所

長岡京市役所会議室2

出席者

越後委員、勝木委員、佐藤委員、繁永委員、杉森委員、林委員、西村委員、家治委員、山本委員、山田委員

欠席者

片山委員

事務局

河村水道事業管理者、上村上下水道部長、板杦上下水道部次長、尾崎総務課長、中路お客様窓口課長、長田水道施設課長、中北水道施設課主幹、北村下水道施設課長、岸本総務課長補佐、桝田水道係長

傍聴者

2名

配布資料

  • 長岡京市上下水道事業審議会(第5回)資料
  • 料金体系の課題と見直しの方向

 

議事

  1. 開会
  2. あいさつ   会長あいさつ
    (会長)前回は、水道料金の料金算定プロセスと、課題や方向性などについて説明を受けて議論した。本日は、前回の議論を踏まえ、実際に料金がどう動くのか試算に基づきさらに議論を進めるとともに、下水道使用料についても議論していく。
  3. 議事

(1)第4回長岡京市上下水道事業審議会からの議論について

 事務局から以下の内容を説明。

・料金体系の課題と見直しの方向
 
口径区分について、小口径(13ミリ、20ミリ)の供給契約件数等の動向と準備料金の現状を確認し、課題と見直しの方向について議論した。また、集合家事用についても、供給件数等の動向と準備料金の現状を確認し、上下水道料金ともに事例を挙げ集合家事用と一般家事用の料金格差について議論した。今後は、試算した料金体系検討パターンを現状とほか4案を列挙し比較しながら議論していく。

(質疑応答)

(委員)口径13ミリと20ミリでは水圧が違うと聞いているが、料金体系にも違いがあった。一度に料金を統一することは反対である。

(委員)口径13ミリ使用者のうち、単身者や高齢者の割合など把握できているのか。

(事務局)使用者の情報として、単身者や高齢者の使用割合などは把握できていない。

(委員) 集合住宅の料金徴収形態はどのようになっているのか。

(事務局)家主さんと居住者との契約となっている。

(委員)集合住宅を管理している立場から意見すると、集合家事用の料金体系により、検針、料金徴収に係る経費は賄えている。ただし、その他に水道メータの交換費用にも経費が必要となり、管理側が適正に水道メータの交換を行っているのか懸念がある。

(事務局)事例に示したように集合家事用料金と一般家庭料金との格差について議論いただき課題解決を図りたい。

(2)第5回長岡京市上下水道事業審議会資料の説明

事務局から以下の内容について説明。

1.水道料金のあり方について

(1)料金体系の見直し(案) 

  • 料金体系検討パターン(1案から4案)
  • 料金体系見直しの概要と効果

(質疑応答)

(会長)料金体系検討パターンを四案示されたが、4案では、すべての段階で値下げとなるように設定され、小口径の準備料金の課題や集合家事用途の調整、また、大口使用者との調整として逓増度の問題は段階的に行っていくとの思惑がみられる。

(委員)値下げを行って上下水道部の財源の確保はできるのか。

(事務局)事業費が圧縮される見通しであることと、府営水道の供給料金の見直しが見込まれることから、どの案でも5%の料金値下げ分は確保できるものとしての試算である。

(委員)料金を引き下げる要因が更に出てくれば、均一に値が下がることになるのか。

(事務局) 見直しの方向性は示されている。4案については逓増度の問題が未解決となっている。均一に値下げをするというよりは見直しの方向性をクリアするような料金体系としたい。

(委員)準備料金の配分の割合はどう考えるのか。

(事務局)固定的な費用については準備料金への配分を高めたいと考えている。

(委員)公平に料金計算を行おうとすれば料金が下がる段階や上がる段階があり、見た目上は不公平なようになってしまう。4案あるが、水道使用量の少ない使用者への負担が増えるのでは。結果としては全体を下げるしかないのではないかと思う。

(委員)四案それぞれの意図はどうか。

(事務局)1案については準備料金での固定費の回収、2案については1案に準備料金について配慮を加え、3案では2案に逓増度を下げる配慮を加え、4案ではすべての段階において値下げとなるよう設定している。

(会長)試算した5%分の削減費用をどこの使用段階に手厚く配分するかの議論であり、理論的には正しくても料金が下がるとこや上がるところがあれば理解を得にくい。課題については段階的に解消していき、すべての使用段階を下げ不公平感をなくすためには4案の考えに近くなるのではないか。

事務局から以下の内容について説明

2.下水道使用料のあり方について

(1)下水道使用料体系の課題と見直しの方向

  • 基本料金
  • 水量区画
  • 逓増度

(2)公費負担割合と使用料単価の適正化に向けて

(3)下水道使用料見直し(案)

(質疑応答)

(会長)下水道使用料については、一般会計からの繰入金の増減によっても大きく影響する。また、下水道処理費用の維持管理負担金の影響も大きい。府営水道の供給料金は値下げの指針だが、流域下水道の維持管理負担金の動向はどうか。

(事務局)維持管理負担金については、電気代の高騰もあり逆に負担金の増額が懸念される。

(会長)下水道使用料の基本料金は基本水量込みとなっており少量使用者に配慮した形となっているが、全く使用がなくても同額となることから見直す必要がある。

(委員)単身者や高齢者など少量使用者への配慮は必要と考える。

(会長)一方で、大量排出者についてもどのように考えるか議論が必要である。

(会長)京都府としても努力されているのか。

(事務局)京都府下には5つの処理場がある。維持管理負担金は、個々の処理場の経営状況で決定されている。

(委員)資料によると府内の汚水処理原価に大きなばらつきがあるが、原因はなにか。

(事務局)京都府内の市町には流域下水道だけでなく独自の処理場を有しているところもあり汚水処理原価にばらつきがある。また、地方公営企業法を適用し公営企業会計基準に基づき経理処理している市もあり原価の現れ方が異なる。

(会長)下水道使用料の見直し案について、四つの案を示されているが、1案のように水道料金の引下げ分を下水道使用料の改定にあてると下水道使用料がどうあるべきかと言いう議論とは別に市民負担としては軽減される。

(委員) 水道料金改定案と下水道使用料改定案と合わせての積算としているのか。

(事務局)使用者には上下水道料金として合算して請求していることから、水道料金の改定と下水道使用料の改定は合算して行い、トータルとして請求額はあまり変わらず、市民負担が増えないような積算としている。下水道使用料の見直し案の方向性が示され、改定幅が決まるとそれに基づき試算する。

(会長)1案は市民感情としては受け入れやすいものとなっているが、前回の上下水道事業懇談会の答申もあり、適正な積算による使用料単価とするには4案を試算することも必要である。

(委員)1案、2案は実施段階で考慮する内容ではないのか。

(委員)上下水道料金をトータルして見直してみてはどうか。

(事務局)上下水道料金では見直しの方向性は別々である。見直しの方向性をしぼり試算したい。

(会長)公営企業法適用し企業会計とする見通しはどうなっているのか。

(事務局)平成26年度から3年かけ準備し平成29年度から公営企業法の適用し企業会計とする予定である。

(会長)上下水道料金への意見は多々あるとは思うが、見直す方向性は確認できたと思う。下水道使用料については、前回の懇談会からの議論も尊重し4案は残すべきで、市民負担への配慮を考えた1案も検討が必要である。これらを含めて試算し議論を進めたい。

(2)その他

事務局から下記の内容を確認

 ・第6回審議会の開催予定について 

4.閉会     事務局あいさつ

 

お問い合わせ

長岡京市上下水道部上下水道総務課下水道係

電話: 075-955-9714

ファクス: 075-951-2200

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