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第7回長岡京市上下水道事業審議会

  • ID:4340

日時

平成26年10月1日(水曜日)、午前10時~正午

場所

長岡京市役所会議室2

出席者

片山委員、勝木委員、佐藤委員、繁永委員、杉森委員、林委員、西村委員、家治委員、山田委員、山本委員

欠席者

越後委員

事務局

河村水道事業管理者、上村上下水道部長、板杦上下水道部次長、尾崎総務課長、中路お客様窓口課長、長田水道施設課長、中北水道施設課主幹、北村下水道施設課長、岸本総務課長補佐、浅井下水道係長

傍聴者

なし

配布資料

  • 使用料の水準及び体系の見直し方針
  • 今後の水道料金及び下水道使用料のあり方(答申書案)

議事

1.開会

2.あいさつ   会長あいさつ

  (会長)審議会も最終段階を迎えた。前回、下水道使用料について具体的な数値を基に議論いただいた。水道料金についても一定の方向性が見えた中で、答申案骨子についても議論いただいた。本日は集大成としての答申案について議論したいと思う。事前に配布されたので見たが、いくつかの点ではさらに委員の意見を盛り込む必要性があると感じた。
まずは、前回の内容である下水道使用料についてのまとめをしてから答申案の議論へ進めたいと思う。では事務局、説明を。

3.議事

1 使用料の水準及び体系の見直し方針

 事務局から以下の内容を説明。

  ・B案を望ましいとした考え方

  ・見直しの方向性(4つの課題)

 (質疑応答)

 (会長)意見は。特にないようなので、続いて答申案について事務局説明を。

 

2 今後の水道料金及び下水道使用料のあり方(答申案)

 事務局から以下の内容を説明。

1ページ「はじめに」

2ページ「1.水道事業の現状と課題(中期経営計画の検証)」

3ページ「2.下水道事業の現状と課題(懇談会提言以後の事業運

営の検証)」

(質疑応答)

(委員)3ページの企業会計の採用について質問したい。具体的にはどのようなものか、メリット、デメリットを教えてほしい。

(事務局)現在、下水道は官庁会計であり、本来は把握すべき減価償却費などのコストを反映できない方式である。企業会計であればこのようなコストも把握できるうえに、黒字である場合には翌年度予算に持ち越して活用ができるなどのメリットがある。国も企業会計方式の採用を強く推奨している。

(会長)事務局説明の通り、多くの下水道事業は、赤字なので不足額を一般会計からの繰入でやっている。全く経営感覚をうかがうことができないのが現状である。水道事業は、早くから長期的経営計画に沿って事業を行っている。下水道事業も全国的に整備が進んだので、長期的計画を立てた経営を行うようにと国の指導がある。

(委員)良いことであると感じる。

(会長)他に意見は。文章表現などでも構わない、率直な意見をいただければ良いかと思う。特にないようなので、事務局、続きの説明を。

 事務局から以下の内容を説明。

4ページ「水道料金の原則と算定プロセス」

6ページ「水道料金体系の設定」

18ページ「下水道使用料体系の設定」

(質疑応答)

(委員)8ページだが、「水量区画を統合するか・・・」といった文章がわかりづらい。

(事務局)7ページ、水道料金の水量料金についての表記だが、290円となっている3区画がある。これを一つにするか、または将来的に区画それぞれ別の金額にするかといった内容。わかりづらいようであれば表現を考える。

(委員)5ページ、水需要予測の表にある注記だか、平成27年はうるう年か。

(事務局)確認する。

(委員)7ページの下水道だが、超過料金という表記は一般的なのか。

(事務局)やや古いが一般的である。また、本市下水道条例で定めているため、そのまま表現している。

(委員)10ページ、口径13mmの契約者への配慮が求められます、といった表現があるが、どのような配慮をするのか。段階的に上げるということを、契約者にはどのように伝えるのか。

(事務局)答申の内容を含め、上下水道部発行の市民新聞である「水だより」などで、わかりやすく伝えてゆく。

(委員)7ページにある水道事業の課題、17ページにある下水道事業の課題は、今回解決するのか。

(事務局)水道事業は14ページの通り、一部解決に至らない。将来的に解決することとしている。下水道事業は、22ページの通り解決する。

(会長)7ページの表現だが、【見直しの方向】の文中に、【課題】へ入れるべき内容が混在しているように思う。再考願う。また、6ページの表はこの後の検討内容に対応できているか確認願う。

(委員)口径13mmと口径20mmの価格の差は何か。他市などでも、同料金としているところや、違うところがある。使う量は同じはずだが、なぜか。

(事務局)事業開始時は、口径13mmしかなかった。当時の料金設定のままとなっている。他市で同額としているところは整理後と考えられる。

(委員)いままで検討の機会がなかったということか。わかった。

(委員)18ページなど大口事業者が地下水を利用するのは、料金が高いからなのか。また、有限である地下水の利用について、どんどん活用してゆくべき方向性か、逆に環境保全を考えて一定の制限を設ける方向性か。

(事務局)企業としてはコストの低い地下水を活用するのは自然なことと思う。ただ、本市では一日あたり30,000立方メートルを地下水の揚水適正量と考えており、一定の制限をしている。

(会長)日吉ダムの建設費を市は負担している。地下水は土地所有者のものとして、必要経費は別として無料で使える。しかし、実際はどこからか流れてくる水であり、国も水循環基本法を制定したり、公水としての考えを示している。川の水はダム建設費が必要であり、地下水は無料という矛盾が、このような影響を生んでいる。

(委員)一般家事用と集合家事用の格差解消についてだが、詳しく計算してみた。計量法に基づいた、7年に一度のメータ交換経費を算入すると、とても採算を合わせるのが困難である。集合住宅所有者の意見も、せめて次回検討の際には必ず加味してほしい。

(事務局)基本料金は差を縮小するが、水量料金は差を残すよう配慮した案となっている。

(委員)18ページの文章と表の関連性が読み取りづらいのでは。また、一般市民が見ても理解しづらいのではないか。

(事務局)19ページにある逓増度の説明も兼ねている。分かりづらいようなら、再考する。

(委員)用語説明について。冊子の途中から読む人もいると考えて、同じ用語であっても、常に注記マークを付けたほうがよい。

(事務局)付けることとする。

(会長)19ページだが、公平性という表現がある。いままで各委員の意見を聞いて感じたが、立場によって公平性は様々である。公平性という表記は避けたほうが良いと感じる。続きの説明を事務局に願う。

 事務局から以下の内容を説明。

24ページ「今後の課題」

25ページ「むすび」

(質疑応答)

(委員)2ページに耐震化の必要性について表記されている。費用もかかるが必要なことだ。しかし、23ページの水道事業の課題で表現されていない。耐震化と明記すべきでないか。

(会長)同意見である。また、水道事業の課題についてはもっと書いたほうが良いのではないか。また、むすびについても、水道事業では府営水道について意見するものの、下水道事業の流域下水道負担金については表現がない。発言しづらい状況ではあるが、下水だけ表記していないのもどうかと考える。

(委員)この答申は、少子高齢化を配慮した内容になっている。むすびには、このような社会状況を考慮したという表記を。

(会長)本日は多くの議論があり、まとめきることは困難だ。今回の議論を反映した最終答申案を早急に作成し、来週に最終の審議会を開催したいと思う。字句の修正などは私の責任において確認する。
 水問題は、どこかでうまくことが運ばれているというようなことにせず、表に出して議論すべきものだと考える。最終回となる次回は、形式的なものではなく、最終答申案をもって、市長を囲んだ懇談を含めて締めくくりたいと考える。どうか。

(事務局)では次回を最終回として開催します。

 

4.閉会     事務局あいさつ

お問い合わせ

長岡京市上下水道部上下水道総務課下水道係

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