平成26年度 第2回公民館運営審議会 議事録
[2015年3月5日]
ID:4659
ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます
第2回議事録(要旨)
開催日時
平成27年2月19日(木曜日)午後2時15分~午後3時30分
出席者
委員長:山下敏夫
副委員長:鈴木隆純
委員:植田利江子、岩村理賀、七岡圭以子、増井邦子、森比佐、倉橋孝司、星淳子、上田早苗
事務局
荻中央公民館長、望月総務係長、井川主事
会議の公開の可否
公開
傍聴者
案件
- 平成26年度事業実施報告及び予定一覧について
- 平成27年度公民館予算について
- その他
議事
- 委員長あいさつ
1.平成26年度事業実施報告及び予定一覧について
事務局から、別添「平成26年度事業実施報告及び予定一覧」に基づき説明。
質疑応答
委員長)説明について何か質問は。
委員)熟年いきいき講座が大変好評を博しているようだが、合唱指導者の中谷先生はどのような先生か。
事務局)現在京都市在住の方で、もともと乙訓地域の学校の先生をされていた方である。熟年いきいき講座について説明すると、当初は30人ほどの規模で開催していたが、人気が出てきたために社会教育ホールではニーズが満たせなくなってきたため、市民ホールで開催することとなった。
また講座全体について、近年託児の利用者が増えているが、託児のニーズに応えるために託児枠を増やして対応している。「健康講座」については、託児を利用し講座に参加できた子育て中の市民の方が「心身ともにリフレッシュできた」という意見もあったりと託児の必要性を痛感している。
委員)移動公民館講座は今年度は第九小学校で開催したようだが、例年どのような場所で開催しているのか。
事務局)公民館から離れている地域である第八小学校、第九小学校、第十小学校を順番に回っている。平成25年度は第八小学校、平成26年度は第九小学校で開催し、平成27年度は第十小学校を予定し、現在2巡目である。平成26年度は京都府民生活部消費生活安全センターの三室先生に講師としてお越しいただき、ユーモアを交えながらわかりやすく悪質商法につき説明いただいた。また気功体操は山内式気功体操代表の山内先生にお越しいただき開催し好評だった。
2.平成27年度公民館予算について
事務局から、別添「平成27年度公民館予算」に基づき説明。
質疑応答
委員長)説明について何か質問は。
委員)公サ連まつり技術料であるが、公サ連まつりのお金の工面も大変なのでは。
委員)公サ連まつりで市民ホールを活用して団体の発表会を行っており、その際の費用である。これ以外は公サ連の会費で賄っている。公民館職員の協力もいただきながら行っている。
事務局)公サ連まつり技術料だが、市民ホールにおける技術員(照明、音響、舞台)の費用については、公民館で負担させていただいている。日頃の成果を発表する舞台をより華やかにしていただくためにその部分のみ支援しているが、それ以外の費用についてはすべて公サ連が負担している。
また、歳出予算について説明すると、定期講座開設事業、公民館運営事業、各種団体・サークル等活動支援事業、学習ボランティア事業の4つの事業に関して平成27年度の予算は平成26年度と比較し同額もしくは微増となっている。公民館維持管理事業に関しては、修繕料が減額となっている。平成26年度予算折衝の際、「にぎわいの創出をしてほしい」とのことだったので、修繕料に650万円の予算がついた。その予算により、廊下・階段部分の床の張替、ロビー等のLED化、サークルさんから要望の多かったギャラリーのLEDスポットライトの取付などを行った。2月末には、現在片側しかついていない階段の手摺を両側に取り付ける予定である。平成26年度に修繕が必要な部分を改修したために平成27年度の修繕料が減額となった。
また、皆さんにご不便をおかけしている冷暖房については、残念ながら今回予算化されなかった。文化会館と中央公民館の空調が地下にあり、奥側に中央公民館、手前側に文化会館が位置しているため、文化会館と同時に改修したほうが効率的である。そのため京都府に文化会館の空調機の予算要求をしていただいているのだが、平成27年度は予算化されなかった。平成28年度も引き続き予算要求していきたい。
委員)ふだん料理室を使用させていただいている。料理室にある洗剤、たわしなどの消耗品を現在公民館で用意いただいているが、各サークルで用意してもらってもよいのではないか。
事務局)現在料理室の消耗品はこちらで用意しているが、これからは各サークルに協力をお願いしていくことを検討したい。
委員)以前、料理室のふきんを公民館で用意してもらっていたが、今は各サークルで持参している。ふきんと同様に洗剤等に関しても次第に変えていけるのではないか。安い使用料で部屋を使わせてもらっているのだから、使う側もよく考えていくべきだと思う。
委員)今回LED化したのはどの部分か。また、LED化したにもかかわらず平成26年度と平成27年度の光熱水費の予算が同額であり、減額になっていないのはなぜか。
事務局)今回LED化した箇所は、1,2階のロビーのダウンライト、1~3階の廊下部分、事務室など朝8時から夜10時まで常時点灯している箇所を中心として行った。また、光熱水費の予算について説明すると、光熱水費は基本料金と使用料の2段階料金となっており、基本料金に関しては、デマンド装置を付け最大需要電力が上がらないよう対処している。使用料に関しては、事業内容によって上下するため試算が難しい部分ではあるが、他の部局が光熱水費の予算が不足し補正予算で対応している中、中央公民館は当初予算で賄える見込みであることを鑑みるとLED化等の効果があるのではないかと考えている。光熱水費は、燃料調整費等の値上がりや使用料の値上がり等複数の要素が絡みあっているため、LED化したからと言ってすぐに予算の減額が出来るものではない。よって平成27年度も平成26年度と同様の予算額で対応する予定である。
委員)LEDを取り付ける際、どの程度電気料金が減額になるか試算はされたのか。
事務局)電気料金はさまざまな要素が絡んでいるので、LED化における減額につき試算は難しいが、LED化することで従来電灯の40%の使用量が減るとは聞いている。
3.その他
質疑応答
委員長)事務局から何かあれば。
事務局)事務局からの連絡及びお願い事が三点ある。
一点目は、乙訓社会教育委員等連絡協議会総会が去る2月13日に、京都府乙訓総合庁舎にて「人と人とがつながり、共に育ち合う地域づくり」をテーマに開催された。事務局は出席できなかったが、参加いただいた方々はお忙しい中ご出席をいただきありがとうございました。
二点目は、平成27年11月19,20日に第63回近畿公民館大会が開催されるが、平成27年度は京都府が開催地となり、乙訓地域が担当となっている。平成27年度の乙訓の会長職である向日市と府が連携して開催していく。19日は京都市の「ホテルルビノ堀川」で分科会を、20日は長岡京市記念文化会館で全体会を開催予定である。全体会については委員の皆様にできるだけ参加いただくようお願いしたい。また詳しい内容が分かり次第案内する予定である。
三点目は、公民館運営審議会委員の任期は平成26,27年度となっており、任期開始から1年が経とうとしている。残りの任期があと1年あるので、どうぞよろしくお願いします。もし、各団体で委員の改選などがある場合、速やかに公民館までご連絡下さい。
委員)近畿公民館大会につき、委員報酬などは補正を組んで対応するのか。
事務局)近畿公民館大会の参加はあくまで研修という位置づけにつき報酬はないので、ご了承いただきたい。
委員)京都府から中央公民館に経費は降りてくるのか。
事務局)京都府で実施のため、経費に関して中央公民館には一切降りてこない。あくまで中央公民館の施設を活用して行っていただくものである。
委員長)委員の方々から何か質問は。
委員)駐車場が取りにくい。文化センター利用者でない方が駐車しているのではないかと考えるがもっと管理してはどうか。パーキングシステム等の機械の導入をすれば収益にも繋がるのではないか。また、駐車される方は窓口でハンコをもらう等は工夫をすれば抑止力になると考える。
事務局)文化会館、中央公民館、図書館合同の駐車場が約130台分あるが、催しによっては駐車スペースが不足する。また、現在図書館の外壁工事のために建設業者の駐車場を8台確保していることもあり、より駐車スペースが少なくなっているが、3月末には開放できる見通しである。また駐車場の管理について、現在駐車場として使用している場所は「市民ひろば」という用途で国から補助金をもらっているという経緯がある。用途変更をすることは容易ではないため、駐車場として管理することは困難である。できるだけ不正な使用をする方がいないようチェックをし、注意する努力をしていきたい。また。現在、駐車場、中央公民館内部に監視カメラがない。セキュリティ上必要と考えるため、今後予算の要望をしていきたい。
なお、現在建設部が長岡天満宮の鳥居の向かい側に17台ほどの駐車スペースを管理している。中央公民館で大きなイベント等がある場合は、関係車両をそのスペースに止めてもらうよう担当課から建設部に依頼してもらうよう案内し、中央公民館の駐車場の使用を少しでも減らすようにしていきたい。
4.閉会
