平成27年度第3回ネットワーク会議 会議録
[2014年10月3日]
ID:5239
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日時
場所
出席者
23名
西川委員(京都府乙訓保健所)、岩本委員(京都府立向日が丘支援学校)、佐藤委員(乙訓医師会)、疋田委員(乙訓歯科医師会)、小路委員(京都府歯科衛生士会乙訓支部)、藤井委員(長岡京市民生・児童委員連絡協議会)、北逵委員(知的障がい者相談員)、財前委員(乙訓若竹苑)、三宅委員(乙訓福祉会)、井上委員(乙訓やよい福祉会)、中山委員(あらぐさ福祉会)、石田委員(相談支援事業所・地域生活支援センター アンサンブル)、南本委員(済生会京都府病院福祉相談室)、上林委員(訪問看護ステーション協議会)、横町委員(ホームヘルプセンター 竹の里ホーム)、山岸委員(晨光苑)、奥田委員(長岡京市障がい者地域生活支援センター「キャンバス」)、中原委員(きりしま苑)、小松委員(乙訓ポニーの学校)、村山委員(向陵会)、伊藤委員(こらぼねっと京都)、尾瀬委員(てくてく)、岡島委員(長岡京市健康推進課)欠席者
3名
髙畑委員(乙訓医師会)、中川委員(乙訓福祉施設事務組合障がい者相談支援課)、谷口委員(長岡京市健康推進課)事務局
傍聴者
配布資料
- 長岡京市障がい者ネットワーク連絡調整チーム会議 第3回次第
- 奇跡的羊(あらぐさ福祉会フェルト作品展のお知らせ)
- ボランティアだより
- 第20回 ふれあい・心のステーション
- 介護職員初任者研修課程講座
- ひろばしんぶん 第11号
- 長岡京市障がい者相談員通信 第4号
- 第42回 長岡京市障がい者スポーツフェスティバル
- マイナンバー制度について
- 平成27年度長岡京市防災訓練について
議事の流れ
開催挨拶
1.情報交換
あらぐさ福祉会
9月6日日曜日から11日金曜日までフェルトの作品展を行う。今は作品づくりに取り組んでいる。ぜひ来てほしい。
てくてく
計画相談支援事業を9月1日からスタートした。事業所の名前は「相談支援事業所ぱれっと」。相談支援専門員1名の体制で実施。経験のない事業なので、少しずつ進めていくことになると思うが、地域の人の役に立てるよう頑張りたい。
法人が運営する5つのグループホームについて、消防からスプリンクラー設置免除対象外との診断があった。防火設備の業者に見てもらったところ、設置そのものに課題があった。たとえば電圧が家庭用のため弱い、配管に難がある、タンクの設置場所等。とりあえず消防へ是正計画は提出したが、経過措置終了時期(平成30年3月末)までにすべてのホームに設置することは極めて困難と思われる。そもそも普通の住居を活用し「地域で暮らす」ためのホームのはずが、スプリンクラーが設置できないことを理由に生活できなくなるのはおかしいという点を踏まえて、今後行政やグループホームを運営する他の法人、消防とも連携して、対応を検討していきたい。
事務局
グループホームを運営しているほかの法人はどうか。
乙訓福祉会
乙訓福祉会が運営しているグループホームの全てがスプリンクラー設置の免除対象とならなかった。消防には設置に係る計画を提出したところ。
あらぐさ福祉会
「ケアホームかざぐるま」の消防の査察結果は、①スプリンクラー設備の設置・②自動火災報知設備と火災通報装置の連動起動について是正を求めるというもの。②については補助金ですぐに配線工事を実施したが、スプリンクラーについては「建物及びスプリンクラーについて検討し、解決を図ります」と是正計画書を提出した。
スプリンクラーは、基準に応じて10ヶ所のスプリンクラーヘッドが必要で、見積もり額は500万円を越えた。老朽化が著しい中、工事そのものが不可能という事態も考えられる。ノーマライゼーションの流れもあって、グループホームは大家や地域の人の理解のもと民家で運営されているものも多く、このままでは障がいのある人が地域で住める場所がなくなってしまう。
平成30年3月末までと期限が迫っている中、入居者の地域での生活を継続していくこと、もう一方で安全な住まいのあり方・グループホームの安全策を考えることを一事業所・一法人の問題としてではなく、地域全体の問題として行政にも積極的に考えていただきたい。
こらぼねっと京都
今のところ乙訓消防からスプリンクラー設置の件について連絡が来ていない。こちらから連絡を取った方が良いか判断に困っているところ。
向陵会
女性用のグループホームと男性用のグループホームを運営している。女性用のグループホームにはスプリンクラーを設置できた。男性用にはまだ設置できていない。グループホーム自体が借家で大家の意向に沿う必要があり、仮にスプリンクラーを設置できても契約の更新など問題が大きい。
乙訓やよい福祉会
現状は障害支援区分の規定を満たしており、スプリンクラーの設置の必要性はないという判断をもらっている。ただし、利用者の高齢化が進んでおり、今後高齢に伴う障がいの重度化によりスプリンクラーを設置する必要が出てくる可能性もある。
相談支援事業所・地域生活支援センター アンサンブル
障害支援区分の規定を満たしており、スプリンクラーの設置の必要性はないと判断されたと聞いている。
長岡京市障がい者地域生活支援センター「キャンバス」
ボランティアだよりを作成したので目を通しておいてほしい。
また、介護職員初任者研修を京都府から指定をもらって自立支援協議会の主催で実施する。今年は昨年から実施時間帯を変え、平日の昼間に週3回で実施する。
京都府立向日が丘支援学校
8月26日に始業式を行い、2学期がスタートした。
9月16日と17日に京都大丸にて府下11校の特別支援学校の生徒たちが作った製品の販売をする。ぜひ来てほしい。
9月26日土曜日に体育祭を実施する。
11月12日木曜日・13日金曜日には文化祭を行う。
足を運んでいただければ幸い。
事務局
ひろばしんぶん第11号について。前回の会議でも紹介したが、ひろばしんぶんとは12月の障害者週間に合わせて実施する障がい者児の人権を考える市民のひろばというイベントの啓発用新聞として発行しているもの。
今号では、12月に実施するこのイベントへ向けた委員会の様子や委員会に所属している団体の紹介を掲載している。ぜひご一読いただき、イベントに参加していただければ。
障がい者相談員通信第4号について。障がい者相談員とは、身体障がい者の当事者からなる身体障がい者相談員と知的障がい者の子どもを持つ親からなる知的障がい者相談員で構成される、市が設置している相談員。
主な活動として毎月18日に福祉事務所で障がい者相談員による相談日を設けているほか、玄関に障がい者相談員という門標を貼っている。
4月と10月には同時に意見交流会を行っており、今度の10月の意見交流会では民生児童委員と交流を持つ予定。
知的障がい者相談員
今年で障がい者相談員として3年目。相談の件数は多くなく、門標を見て相談に来る人もいない。ただ、たまたま広報や相談員通信などを目にしたということで相談に来る人は何人かいたので、何かの折に相談してみようと思ってもらえるので、相談員の存在は一定の需要があるし必要性があるのかなと思っている。
障がいのある子を持つ親としてたくさん悩んできたことがあり、経験がある。たとえば医院の順番待ちの間などに見てもらえるようによう各施設等においていただければ幸い。
事務局
10月18日障がい者スポーツフェスティバルが開催される。申し込みが必要だが、一般の人も参加できるので、皆様お誘い合わせの上来ていただければと思う。
乙訓福祉会
長岡京市のスポーツフェスティバルは市内に住んでいなくても市内の事業所に通っていれば参加できるので事業所として参加しやすい。
事務局
今朝の京都新聞にも掲載されているが、マイナンバーのカードの発送準備を現在行っている。新聞記事には住民票と居住実態が違う人にきちんと届くのか、と書かれていた。今日はこのあたりの説明をしたい。また、知的障がい者など重要性が伝わりにくい人には支援が必要なので、医師会や民生児童委員にも支援をお願いしたい。
このマイナンバーは、活用することで様々なことが出来る。市町村をまたいで引っ越ししてもナンバーは変わらない。紛失した際には悪用防止のため手続きすれば変更できる。
マイナンバー通知は10月以降に発送する。通知カードのレイアウトについて資料に掲載しているので確認してほしい。
住民票の世帯ごとに送付する予定。対象が限定されているが、住民票に記載されている居住地以外にも送付が可能。市民課で申請してほしい。
個人番号カードの証明書としての信頼性は高い。必要な場合は通知カードの下部が申請書となっているので、切り離して必要事項を記入の上、同封されている返信用封筒に入れて送付してほしい。
簡易書留で郵送されるため、届いたときに留守だった場合はまず郵便局で保管され、保管期間を過ぎた場合は市役所で3か月間保管される。市役所での保管期間が過ぎれば廃棄となる。再発行も可能だが、手数料が発生するので注意してほしい。
電話での相談も受け付けており、コールセンターも設置されているので、電話番号等周知いただければ。
9月27日に長岡第四小学校で防災訓練を行う。今年度初めて避難所開設訓練を行うほか、福祉避難所となるアゼリアガーデンまで対象者を移送する訓練も実施する。
乙訓福祉会
マイナンバーの送付先の変更について、本人が役所に赴いて手続きすることが障がい特性上難しい場合がある。
また、たとえば福祉に携わる民間事業者が利用者のマイナンバーを漏らしてしまうことが想定されるが、当然ペナルティがある。事業従事者への周知も必要か。
事務局
政府広報発行のパンフレットは一定数あるので、障がい福祉課まで連絡いただければ担当課から調達しておくので、希望者は連絡してほしい。
2.ケース報告
概要:障がい者が65歳を過ぎて介護保険の対象となった場合のサービスについて、原則は障がい福祉サービスより介護保険サービスが優先となるが、ケースによってはその限りではない。関係各所の連携が重要となる。
3.その他
事務局
重度障がい者等入院時コミュニケーション支援事業の平成26年度実績について、支給決定が6件で、利用実績が実件数で3件、延べ件数で4件だった。
乙訓福祉会
制度の運用にあたって想定より多かったのか、少なかったのか。今後制度の仕組みを改善しより良くしていくものだと思うので、検討してほしい。
