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市長と語る“対話のわ” 平成28年10月18日(火曜日)

  • ID:6326

平成28年10月18日(火曜日)西代里山公園 みどりのサポーター

日時

平成28年10月18日(火曜日)午後2時30分~

場所

西代里山公園 管理棟

テーマ

「みどりで笑顔のまちづくり」

参加者

みどりのサポーター 14名

議事(要旨)

・理事長あいさつ

 本日の、市長と語る「対話のわ」のテーマ「みどりで笑顔のまちづくり」でございます。私たち、緑の協会は「みどりと笑顔のまちづくり」をテーマに長岡京市の都市緑化推進並びに保全に進めているところであります。ここ西山の麓に、去る5月29日にオープンしました西代里山公園のこのログハウスで市長と本日お集まりの皆様と緑を通じて、市長、市民が一体になって有意義な共有できる情報交換をこの「対話のわ」を通して進めていきたいと思っています。みどりに関わるいろいろなご意見で限られた時間ではありますが、市長と語る「対話のわ」がより良いまちづくりに推進していくことをご期待し開催に向けてのあいさつと致します。

・市長あいさつ

 本日は、みどりという言葉をキーワードとして皆さんと意見交換を始めたいと思います。幅広いさまざまな市政の課題があると思いますので、できるだけ最初に簡潔に今のまちづくりの方向性をお話しさせていただきまして、後は皆さんからご意見を頂戴できればというように思っています。対話の時に私が常々お話ししているのは、皆さんのご意見をきっちりと受け止めて行くのも大事ですが、市がどういうまちづくりをどういう思いの中で様々な施策をやっているかを皆さんに知っていただくことも大事であると思っています。今年から、長岡京市も15年間のまちづくりであります第4次総合計画のスタートをきらしていただきました。キャッチフレーズとして「住みたい住みつづけたい悠久の都長岡京」ということで暮らすということを前面に打ち出したキャッチフレーズになっております。その中で6つの政策体系の分野の柱を立たせて頂いています。1.こども2.くらし3.かがやき4.まち5.みどり6.けいえいということであります。今度の総合計画の特徴を申しあげますと、行政というのはなかなかいろんな事業に税金を使っておりますが、やった結果どうなったかという評価があまりに不得手でありました。民間であれば、いろんな投資をすれば、リターンとして収益、利益、売上げ等で判断手法が出るが、行政はなかなかやった成果が客観的に評価しにくい。その中で、今回やっていく中でうまくいっているかどうかきっちりと事業的にチェックできる仕組みを作っていきたいと思います。

 その中で、みどりのサポーターの加盟団体数が10年ですごく伸びています。皆さんや協会も含めてご尽力のおかげであります。この施策の中でしっかり伸びていくかどうか資料として判断していき施策がうまくいっているかどうかの判断をしていくことや、その他では、緑被率、公園だけでなく農地、我々が暮らしていく中でみどりという総称するものが10年でわずかに下がってきています。農地の開発、住宅に回っていることであります。その他、ゴミの減量として下がってきています。勝竜寺の最終処分場が後15年程で満杯になるという状況で更に下がっていく事ができるのかということ。と言った内容を今回の総合計画を進めて行く中の評価につながる物であります。その中では、防災や医療介護、障害者、更には子育て、そして景観計画やにそとの高架下の整備、緑の基本計画の見直しを進めたいです。あるいは、公共工事、観光の振興、中心市街地のまちづくりなどいろんな課題をやっていかなければならないです。私が常に申しあげているのは、この15年間で戦力目標は3点あると申しあげています。1点、「定住促進」住んでいただく方を増やそう。2点目、「交流の拡大」住んでいただく方だけでなく、長岡京市に仕事に来られるでも良い、観光で市に来られるでも良い、外から人を呼び込んで市内のさまざまな商工業の経済の活性化につなげたい。3点目に、「まちの新陳代謝の促進」長岡京市も来年で市制施行45年を迎えます。約半世紀が経とうとしている中で、新しくできる施設もあれば、老朽化をしていく施設、目に見えない土に埋まっている水道、下水道、さまざまな都市にある道路、橋など老朽化をしている。長岡京市がこれから子供、孫の世代までこの街で生活していく基盤を整えていくために更新の時期に入っている。この3つが施策を行って行く中で最上位の目標であります。

 これからの15年のまちづくり施策の方向をやるべきことは、これまでの15年間と同じようにやっていくとジリ貧になる。これだけ高齢化が進んでいる。人の数が減ってきている。こういう状況と人が増え続けてきた時代と行政やまちづくりのやり方と違った観点で見直しをしていかなければならないです。今までうまくいっていたから同じようにやっても、うまくいかない。15年間で8万という規模を維持していくというのが今の課題でもあります。長岡京市は、25~40歳後半の方子育て世代の方の転入超過が多くなっています。他の自治体より恵まれた状況になっています。このようなことを理解していただきたいです。今お話しした3つとこれから話していただく「みどり」といった観点でお話しすると、長岡京市の一つのまちの特徴、強みとして総合計画を作る際に市民アンケートを取りました。「みどり」が日常の暮らしのすぐ近くにあるという長所として意識していただいています。ここからは、いろんな環境の問題や皆さんの関心をお話し頂きたいと思います。それでは、意見交換を交えながらお話をさせていただきたいと思います。それでは、本日はよろしくお願い致します。

司会

 それでは、意見交換会を始めたいと思います。質問、ご意見、提案を述べられる方は、挙手いただきまして団体名、氏名を言っていただき始めさせていただきます。よろしくお願いします。

参加者

 たくさんの高架ができたが活用の度合いが少ないと感じます。また、西代里山公園も広くて立派ではありますが、市民の方に知られていなく利用者が少なく感じる。私は、高架下の公園を良い方法で利用したらどうかということで4点提案があります。1.道の駅を作ってはどうか。高速道路もあり阪急電車もあり道の駅として活用できるのではないか。2.竹寿苑の移設の問題。3.西代里山公園に芝生があり、有料でグランドゴルフができる施設を作ってはどうか。4.西山での竹林整備などのボランティア団体があり皆さん高齢化が進んでいる。後継者を育てる方法として市の方でも積極的にボランティアの育てる政策を考えてほしい。

市長

 先ず一つ目として、西代里山公園の利用者が少ないというのは、人それぞれ感じ方はありますが、平日昼間は少ないかもわかりませんが、土日夕方についてはものすごく多いと思います。高架下の西条公園でも土日は多くの方が利用しています。近所の方だけでなく車で来られる方も多いです。また、少し天気が悪くても高架下なので、雨も降りませんので私自身の感覚では利用者が少ないという感覚はないです。高架下での道の駅としては、一番のネックは火気が使えない。軽トラ市のような野菜を運んできて売るといったことであれば十分できるのですが、我々が観光として考えているのは、飲食ができる施設などを考えており、高速道路の下で火気を使うような施設の設置は法律的に難しいです。高架下のスペースを使って道の駅を作るのは今の状況では難しいです。二つ目として、竹寿苑の移設としてですが、移設地として高架下というのは難しいです。竹寿苑の移設場所が西山体育館の横にあるこらさ駐車場で議論がありましたが、一旦白紙にしました。竹寿苑の利用者の6~7割の方が自転車か徒歩で利用していて、その方々が、西山体育館の坂の上に施設を作るという事態が本当に良いのかという要望もふくんだ中で基本設計まで行っていましたが、そこを止めさしていただいて、もう一度他の施設の移設場所を考えています。また、長岡京市が所有している場所以外の平坦地はないかと私自身は考えています。西山天王山駅付近に施設を持って来ると既存の北の端にある物が、突然南の端に来ると果たして地域的な問題がクリアになるのか、また西山天王山付近では土地に値段が高くコストが掛かってしまうだろうと思います。現在、検討しているのは、京都府の持ち物で向日が丘支援学校も大変老朽化が進んでおり府立の支援学校の中で一番古い施設になります。今年の京都府議会予算委員会の中で向日が丘支援学校の建替えを検討しなければいけない時期にきている、ということを水面下で協議してきました。現在の支援学校は、平屋で敷地も広く、学校のように二階、三階といった建物を建てるとその敷地に竹寿苑やその他の建物を建て複合的に共生型福祉施設構想というものを市で検討しています。まだ、京都府との調整ができていないため利用者にはアナウンスがまだできていない状況であります。年内までに現在の検討状況報告ができたらと思っています。西代里山公園でグランドゴルフの利用はできるのであれば、どんどんして頂いたら良いと思っています。グランドゴルフの要望は、他にも聞いているので柔軟に活用していけばよいと思います。竹林整備でボランティアの高齢化というのは、どこも悩みを抱えておられる内容で少しでも市で努力していきたいと思います。

参加者

 長岡京市は、市民活動が大変盛んなまちだと思います。私が一番気になっているのは、環境保全活動をおこなっている団体も高齢化しておりフィールドといいますか、保全の竹林再生や里山と言ったものが長岡京市の西側の地域に活動拠点がありここから山へ上がって行ったりしている。環境のサポートセンターというのが、西代里山公園においていただけたらここを拠点にし集合場所にもなるし、道具などを置く倉庫といったものを共通で活用できたら有効活用できる。また、伐採した竹を焼却できるものがあれば、熱を利用してお風呂などに使えれば市民の方が利用してくれるような共同浴場にもなるし、ただ二酸化炭素を出すだけでなく他の利用にもつながり多目的に使えると思います。

市長

 西代里山公園は、まさに環境団体の拠点だと私は認識をしています。また、倉庫も共同で使えるはずです。また、将来的にどこかのタイミングで管理棟含めて環境団体の皆さんで管理等受けていただける状態に持って行けたら一番望ましいのではないかと思います。開園当初で当面は、市の職員を配置して状況を見ていかないといけないかと思っています。環境の自主管理をして頂けたら良いのではないかと思いますので、皆さんで検討して頂けたらと思います。

参加者

 みどりのサポーターとしてバンビオ広場公園で活動しており、年間を通して花を育てていきたいと考えており、サポーターの皆さんに知恵と力を貸していただき充実した場所にしていきたいと思います。それともう一点、東神足一丁目公園というところで、新たにサポーターグループを立ち上げ活動しています。そこでお願いしたいのが、土手の部分が少し痛みが激しくこの辺りに土止めなどをしていただき現場を確認していただき立派なものになるのではないかと思っています。

市長

 東神足一丁目公園については本日、課長が聞いていただきましたので現場を確認させていただきます。また、回廊というお話しが出ましたが、長岡京市は、景観計画というものを策定しておりご存じのとおり八条ヶ池が国土交通大臣に表彰していただいたり、あるいは光明寺、旧西国街道などのすばらしい街並みがありそれを景観として保全していこうとやっています。歴史的に価値がある物、景観的に価値がある物を保全していこうとやっています。その中で、検討していることで伝統的建造物の街並みとは別で、日常的町並みに計画的な街づくりができないかと思っています。例えば、公共施設や道路など作った時にある植栽に一つ一つ見て行けば良い物がありもう少し面的に見たときにチグハグでそれを多様性があると言ってしまえばそれまでですが、ここ楊谷寺から西代里山公園付近を6月にアジサイでまとめてしまえば、一つの回廊ができる。そいうものを他の道で設定すれば四季折々のものができまた、住宅の建替えなど付近の方がそのコンセプトに合わせて植栽すれば、30年後ぐらいには、大変きれいな街並みができると思います。そういったことを、今後検討しても良いかと思います。

参加者

 自然と人間とのふれあいを積極的に計画し資金を作って立て直し、もっともっと人と自然、人と緑、花とのふれあいを第一に活動する計画をしてほしいと思います。

市長

 みどりのサポーターの団体が増えてきています。1,000名以上の方が登録いただいています。高齢化で辞めていかれるところもあるが、それを上回る新たに活動し参入する団体が増えてきています。それは、ありがたく力強いことだと思います。高齢化の問題は、それぞれの部門で抱えている問題である。心配なのは、若い方のイメージというのが30代、40代というのであればその世代が活動に入ってもらうように働きかけが必要ではあるが、周りでも40代というのは一番仕事が忙しく、子供がまだ小さく30年前に比べて現在では雇用環境が違って大変な状況にあると思います。その中で、ボランィアに引き込むのは難しい状況にあると思います。今増えているは、65歳以上で団塊の世代と言われる方々で仕事を退職されて人数としては大変多く、今や区分として65歳は高齢者ですが、皆さんの中ではまだ若い方で徐々に高齢者になる方がいなくなってきている地域、過疎の地域になってきている。高齢者になってきていないことから高齢者の人数も減ってきている。今後、定住促進といった若い世代の方を地域の中にしっかり確保していかないと活動全体に伸び悩んでいくことになる。ボランティアの活動をしていただける方を呼びかけしていくか、皆さんと知恵を出し合いながら行政もしっかり応援をしていきたいと思います。

参加者

 長岡京市では、放置竹林が大変多いことから伐採した竹を出すのが大変なので、できるだけ若竹を少なくするためにタケノコの段階で取る。放置竹林で置いてる所有の方がタケノコの生産を行っている方以外で環境が悪くなっていく。こういう場所をタケノコ段階で開放してタケノコ採りを積極的に進めいくことを行政の立場から何らかの手助けができないのでしょうか。できないようであれば、放置竹林の所有者に対して法的な規制ができないでしょうか。

市長

 交流の拡大というキーワードの中で、他の自治体から活動して頂く方を呼び込んでくるというのは、一つの交流として考えます。例えば、学生さんなどを呼んで活動している団体もありなぜ活動して頂けるかというと、その活動に興味を持っていただくことや楽しいことを提供するといったことであれば交通の便も良いところなので人は集まってくれると思います。あるいは、企業さんも熱心に活動をされているので協力してもらえる枠組みをしていけばどうか。放置竹林についても、昔この辺りの薮も所有者の皆さんが自分の薮に勝手に入ってくれるなという拒否感、山も同じ様にあったと思います。その中で行政も間に入りながらも、西山森林整備推進協議会も企業、行政、所有者、ボランティアがうまく連携をしながら一定の森林整備ができている。このように竹林も企業と所有者の間に行政が入って少なからず信頼感もあるはずなのでサポート出来たら良いと思います。法的規制をかけるのは、非常に難しく今の法律の枠組みの中から考えると難しくて市で取り組めるかというと少し難しいように思います。実は、京都府で3,4年前に宇治市の山で土砂災害があった時に山が荒れて谷あいの川に木が倒れてそこで水が溜まり決壊したことがありました。日本では、山の森林所有が99%民間所有で法的所有がほとんどありません。そのため災害時のために手入しなさいと強制でやっていくと相当な費用負担を求めなければならない。この兼ね合いが難しく、少なくとも災害時のために規制が必要で勧告として京都府レベルの条例は定めましたが、個人の所有に対して相当な規制を掛けるとして国との協議を含めて時間が掛かりました。所有者だけに規制を掛けるのはなかなか難しい問題であります。そこが価値を生み出していくようなところであれば、転売したりすることができるのではないか。できる限り自主的に協力をしていただけるよう行政がしっかりサポートできるようにしていかないといけないと思います。

参加者

 竹炭と言いますか、からげしですが、竹を切った物を現場で焼却したものを水を掛けるとたくさんからげしができ、それを袋に詰めて1袋200円で販売を行っています。利用する方法をもっと広げても良いのではないかと思います。竹を資源化していくためにJAさんが竹のチッパーを購入されたと聞いています。我々も、七小地区から小型のチッパーを借りて作っています。竹藪に撒いてフワフワした感触で歩きやすくなりました。と言った、チップの利用方法は多くあるのではないかと思います。農家の方や畑をしている方にも効果があるのではないかと思います。

市長

 竹で消臭剤を作っている所があり、現在長岡京市の姉妹都市である中国の寧波市に市の職員1名を派遣し長岡京市の物産を売り込みに行っていただいており、その中で一番関心を持っていただいているのが、竹の消臭剤で工業用の物があるという話がありました。中々商業ベースに乗りにくいとの状況です。竹チッパーの話でJAさんと乙訓二市一町で研究の結果、防草剤として雑草が生えにくいとのことで現在行っています。内部で検討している中で、採算が合わないので行政が補助金を出すと成り立つのですが、回収していくらで売れば5年10年で回収できますとの計画を立てずに行うため継続性なく単発で終わってしまう傾向にあります。一番竹の使い道の使い方としてボイラーではないか。熱源として利用すれば良いのではないか。宮津市で竹で発電する施設を国の補助金でされたのですが、竹を運び込むだけの単価が合わない。誰も竹を運び込まないので発電できない。ずっと止まったままである。うまくやっている所では、竹が熱伝導の効率が大変悪いため直接ボイラーとして冷暖房として使うのが一番効率が良く、持ってきた7~8割が熱源利用できる。淡路島で公共施設の熱源利用されている事業があり軽トラック1台5,000円で引き取ってくれる。京丹後市で間伐材ですが、軽トラック1台5,000円でチップ化にしてそれを公共温泉施設のボイラーとして利用されている。やり方として良いのではないか。ただ、長岡京市にはそういった施設がないため企業さんで投資してくれたらありがたいですね。ただ、ボランティアがされている量では少ないかもわかりませんが。有効利用出来たら良いですね。

参加者

 1.ゴミ袋の有料化。ある地域では家の木を束にして出すと生ごみでないため持って行かないという話を聞いて困っている。ゴミ袋を有料化すれば必ず持って行ってくれるだろうということです。2.田んぼ、竹藪の所に犬のフンの始末に対して注意看板などがありました。西代里山公園の中はどうなっているかわかりませんが、犬の散歩の方で袋を持たず散歩をされている方が多い。法的には難しいと思いますが、美化条例でフンの始末ができなければ罰金といったことをしてほしい。この2点を若い方々のためにも必ずやってほしいと思います。また、鉢植え、植木鉢などの不法投棄が走田神社の境内にありました。最終どこが処理したのかはわかりませんがありました。こういった鉢などをネットワークで市内の中でほしい人、ゆずりますなどの掲示をすればゴミの減量につながるのではないか。

市長

 譲り受けるといった仕組みを作ればゴミも減り良い取り組みだと思います。後、犬のフンについては、昔に比べれば減って良くなったように思います。また、私も朝に犬の散歩に行きますが、袋を持って行きますが、会う人は大体袋を持っている印象を受けます。ただ、罰金で解決される問題かどうか検討していく課題ではあると思います。ゴミ袋の有料化ですが、客観的に関西ではまだまだゴミ袋の有料化は少ないです。関東の方は、結構導入されている所が多いです。それは、関西ではまだまだ海にゴミが捨てられる余裕があるから。関東は、相当ゴミの量が多く夢の島のように捨てる場所が多くなってきた。関東と関西で比較すると関東の方がゴミに対する危機感が多い。ゴミ袋有料化というのは、ゴミのコストが掛かるというよりもゴミの量を減らすといったペナルティ的に使っている。確かにゴミ袋を有料化にすることでゴミの減量につながっています。ただ、継続できるかが問題でゴミ袋有料化に慣れてしまうと気にせず出してします。ゴミの減量として一つの手段として有効であると思います。もう一つ難しいのは、二市一町で足並みをそろえないといけないと思います。向日市さんのように京都市内が有料化のため向日市へ持って来られることがある。長岡京市でも先に有料化を進めてしまうと他の市町にご迷惑にもなります。ただ、今後有料化は検討していかなければならない時期にはあると思います。先程お話ししました、勝竜寺の埋め立て地にここ何年間は、持ち込みをせずにフェニックスに処理をしていました。年間約6,000トンで現在の計画もフェニックスではいっぱいで来年から勝竜寺へ3,000トン、フェニックスへ3,000トン乙訓全体ですが、処分しなければならない。平成43年には勝竜寺の容量がいっぱいになります。この事実を市民の方へ知ってもらいたい。ゴミの最終処分地がもういっぱいになる。その後、乙訓の地域であれだけの場所が確保できるかどうか。大きな問題であります。これから場所の選定を考えないといけない。市民が取り組むゴミの減量として課題として3~4年後には市民へ問いかけが必要かなと思っています。

参加者

 1.みどりのサポーター制度を効率よく運営していくために予算の確保をお願いします。2.緑の協会では、正規の緑化指導員が1名おられます。職務は、緑化の推進やサポーターのサポート、緑化講習会等全てやっておられる。私たちも困っている事もありますので、この機会に正規職員1名を増員していただければありがたいです。3.公園維持管理について、高齢化により草木の剪定など市役所や協会さんへお願いしないといけません。市民の声が反映できて考慮していただければと思います。

市長

 予算と人の問題はしっかり聞かしていただきました。来年度予算時にしっかり話したいと思います。

参加者

 西山体育で活動しており若葉カップに先駆けて花壇に花を植え、全国から参加される方々へ目と香りなどで和んでもらい、ひと時を過ごしてもらおうといった思いでやっています。若葉カップが終われば西山体育館の二階庭園に訪れる人が少なく、ゴミを置いていく人がおられます。庭園からの景色は、長岡京が一望できる場所なので、総合計画の中で西山体育館の位置付けというか有効活用していただければ良いのではないでしょうか。

市長

 西山体育館の施設としての稼働率は非常に高いです。予約が取れないほどの活用をしていただいています。今年、屋根の大改修工事、全面空調化工事で12月1月使えない状態になります。西山公園体育館の有効活用という意味では、いろいろ考えられると思います。二階のテラスは見晴らしも良くすばらしい場所だと思います。どこか、レストランでも活用していただけたら良いと思います。また、オープンカフェでも良いのではないか。西代里山公園でビアホールなどしてもおもしろいかもわかりませんね。是非、有効活用して頂けたらと思います。

参加者

 ある自治会の方で、緑の協会の「出前講座」の寄せ植え教室を行ったら好評をいただいたという情報をいただきました。始め4~5名程度の人しか集まらなく募集を再度募ったところ42名の方が参加されました。始めは、講師の人が説明する声しか聞こえていなかったものが、途中から寄せ植えを通して知らない者同士が話をするようになった。最後にアンケートを取った結果今後もこのグループで寄せ植え教室、緑を育てていきたいとの非常に意欲的な回答が得れました。地域づくりをするためのツールとして寄せ植え講習会を毎年やっていきたいと思っています。緑でつなぐ和として活動を続けていけたらと思っています。

市長

 寄せ植え教室で新たな繋がりができてくるといったことは、事業を進める中で全てにおいて最終的にはすごく大事なことで目的でもあると思います。みどりのサポーターの活動、竹林整備の活動、それ以外の市民活動であっても、そこで新たな人と人との関係性が生まれてくる。昔は、地縁だけでそういう関係性が成り立っていましたが、今度はいろんな活動、事業を通じて人と人との関係が新たに生まれてくることが、長岡京市にとっての底力みたいなものに間違いなくなっていくと思います。いろいろな地域でやっていただくことは、心強くありがたいと思います。是非、引き続き皆様にも活動をしていただき行政として応援していき、協働していく仕組みを作っていきたいと思います。今日はどうもありがとうございました。

司会

 長時間にわたりご意見をいただきましてありがとうございました。市長の公務により十分なご意見が聞けなかった方もおられると思いますが、出口に白紙の紙を置いていますので意見のある方は、書いていただき後日、市へ提出したいと思います。本日のご意見は、市の政策に活かされるものだと思っております。それでは、本日の市長と語る“対話のわ”は、これを持って終了とさせていただきます。中小路長岡京市長、みどりのサポーターの皆様どうもありがとうございました。

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