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市長と語る“対話のわ” 平成28年11月30日(水曜日)

  • ID:6419

平成28年11月30日(水曜日)老人福祉センター竹寿苑利用者様

日時

平成28年11月30日(水曜日)午後3時~

場所

中央公民館 視聴覚室

テーマ

「これからのまちづくり(老人福祉センター竹寿苑)について」

参加者

老人福祉センター竹寿苑利用者様 17名

議事(要旨)

○代表あいさつ

 これからの長岡京市のまちづくりと竹寿苑の事等についての意見交換ということで、御意見・要望等、忌憚のない意見をお願いします。どうぞよろしくお願いします。

○市長あいさつ

 市民の皆様からの思いや要望等を分野ごとにお聞きしたいという思いで「対話のわ」を開催しています。今日は竹寿苑のお話を中心にさせていただきますが、その前に長岡京市のまちづくりについて皆さんと共有したいと思います。長岡京市では、平成28年度から第4次総合計画がスタートしています。「住みたい住みつづけたい悠久の都長岡京」と題しまして、これから15年間の長岡京市の目指すべき姿を掲げています。これからの15年は、今までの15年とは社会全体の環境が大きく変わってきています。その状況に対応するにはどうすればいいのかですが、今回の総合計画の3つの戦略目標として、人口減少になり、少子化・高齢化が進んでいきますので、長岡京市に住んでいただく人を維持していくことが「定住促進」、外からのお金や人に入ってもらう仕組みが「交流の拡大」と、公共施設の老朽化の更新「まちの新陳代謝」を掲げています。

 今、長岡京市の人口は8万人です。急激に人口が増えた時期がありましたが、その時代から半世紀が過ぎました。また、高齢者の割合はこれから増えていきます。これから人口が減り、働く世代が減るということになってきますが、なんとかいろんな施策を取り入れ、今の人口を維持していく事を考えています。高齢者を支えていくためにも、子育て世代を確保していくことが大事になってきます。今、長岡京市の財政は健全です。大きい法人もありますが、個人の皆様が納めていただいている固定資産税・市民税がしっかりしているから、いろんな施策等ができるということ、だからこそ若い世代に入っていただき、高齢者の施策も出来るという部分があるということをご理解下さい。また、公共施設の老朽化ですが、竹寿苑もその中の一つです。当初、竹寿苑の建て替えの計画は多世代交流ふれあいセンターの駐車場に移転・建て替えをということでありましたが、皆様からいろいろとご意見をお聞きしたところ、坂の上ということもあり、竹寿苑利用者のほとんどの方が徒歩や自転車で来られるということでありましたので、利用が難しいということになり、計画をストップさせていただきました。他の場所を探し、いろいろと検討を重ね、候補地として向日が丘支援学校の敷地に建て替えはどうかと考えました。京都府の土地ですので、勝手に決められません。京都府は八幡市や宇治市に支援学校を開設していますので、次は乙訓エリアに建て替えを検討されています。そのタイミングに、その土地の一部を活用させていただき、竹寿苑の建て替えや整備も可能ではないかと京都府と調整をしています。この10月に知事から前向きなお返事をもらい、今、最新の状況ですが、竹寿苑の移転候補地として、向日が丘支援学校の敷地の一部を借り、整備するという方向になっています。ただ、一つ問題ですが、建物を潰し新しいのを建てて、あの場所を活用するということなので、実際に竹寿苑の移転整備にかかるのは後、3年~4年はかかると見込まれます。その他、竹寿苑だけでなく、障がい者の方等の共生型福祉施設という複合的な施設の構想も描いています。そのような中、竹寿苑の機能もしっかりと移転したいと考えております。いろんなことを具体化していかなくてはと思っておりますので、是非これからの長岡京市の課題に対応していくことをご理解いただき、よろしくお願いしたいと思います。

参加者

 今の竹寿苑は非常に古いので、移転まで3~4年ということですが、その間の修繕対応はどのようにするのですか。

市長

 日々、市の施設として運営していますので、可能な限りの修繕対応はしていきます。

参加者

 移転について、議会だよりには5~6年後と掲載されていたが、今の話では3~4年後。どちらが正しいのか。

市長

 事業着手は3~4年後です。正直、細かいところまではまだハッキリ提示はできないところです。京都府との交渉でこれから実際の話で具体的な事が決まってくることになると思います。

参加者

 竹寿苑移転が多世代ふれあい交流センターの駐車場になると聞いた時は高齢者に非常に厳しいと思っておりましたが、今の市長のお話を聞き、方向転換したのはすごく良いと思っています。移転が3,4、5年後かどうかわかりませんが、我々高齢者は今を生きています。新しい竹寿苑が出来た頃には、今日、参加しているメンバーがいるかどうかわかりません。だから今の竹寿苑を快適に利用させていただきたいのです。メンテナンスや細かい部分についても不満があります。事務所に言っても、誠意のない返事です。どういう運営形態なのですか。私たちの言っていることを受け止めて協議して欲しいし、何を言っても返事も返ってこない、運営委員会とかはないのですか。今を生きていますので、今を充実したいです。

市長

 わかりました。どこまで出来るかというのはお金のこともあります。.移転までの期間は、現状の竹寿苑を使い続けていくことになりますので、今の細かい部分の事や課題については、要望等のお声を吸い上げ、しっかり受け止めていきたいと思っています。

参加者

 送迎バスの事ですが、自動ドアでなく手動ドアになっています。高齢者ばかりなので、何かあれば市が責任を問われると思いますので、ドアを改善していただきたいです。

市長

 バスについては入れ替えの検討をしています。議会で承認いただければ、今年度中には入れ替え出来ると思います。

参加者

 空き部屋の有効利用をしていただきたいと思っています。茶道部は2つ部屋を使います。空いている部屋があるのに、部屋を取る回数が決まっていますので、月2回程しか使用できません。

市長

 月2回というのは、皆さん公平に使えるように、抽選もしておこなっていますが、空いている部屋があれば柔軟に使えたらと思いますけどね。

参加者

 会長にこの日が空いているという連絡が入って、各クラブの会長が部屋を取りに行くので、会員は知らないのです。

市長

 会長でないと部屋をとりに行くのがダメなのですか。会長みずからが手続にいかないと部屋を取れないというのではなく、その会の誰かが代表として行って手続きをするのは?

担当課

 会として利用をお願いしていますので、会の代表である会長に手続をしてもらうのが一定のルールだと思うのですが、例えば、会員が勝手に行って手続するということをすると、会として利用していただくというのがうまく進まなくなってしまいますので。ただ、会長でなく代理の方や会員の方が手続を出来るようにするのは、今後の課題とさせていただきたいと思います。

市長

 そうですね。ルールをしっかりとしていかなくてはならないですね。

参加者

 バスの便の件ですが、時間帯によって多い時間帯と少ない時間帯がありますので少ない時に増便をお願いしたいのです。

参加者

 公共施設なのに、駐車場がないので市でどこか確保していただきたいのですが。

市長

 そうですね。公共施設を造る時は、駐車場等を確保しなければと思います。

参加者

 新しい竹寿苑が出来るのがまだ5年くらいあるので、それまでの間の駐車場の検討をお願いします。

参加者

 今までの皆さんからのお話を聞いていて思いましたが、各苦情・要望等の提出があれば、返事等やフィードバックする方法を検討すればどうか。

参加者

 竹寿苑には「ご意見箱」という投書を入れるのがありますが、返答が無いので。

市長

 公民館や、他の施設にも投書する箇所がありますが、投書しても答えがないと、対応しているものも対応してないように受けとられますので、そこのシステムをもう少し考えないと、と思いますね。

参加者

 市の方々は今の話を聞いていかがですか。

担当課

 要望等については、お応え出来るものと出来ないものがありますが。どういう形で提示出来るのかということ等は検討させていただきます。この件に関してはお返事をさせていただきます。

参加者

 今のお話も含めて、竹寿苑に市の職員も交えての運営委員会を設置すればどうか。

市長

 ここ何年か、動きがないと言うことなので、経過等を聞いてみないとわからないですね。

参加者

 竹寿苑のお風呂が壊れたので、事務所に言えば、市役所に行ってくれと言われました。市役所に行って交渉しましたが、イヤな思いをしました。結局壊れている部品がないということでしたが、いろいろ話をしていると、どこが壊れているか見に行ってないという事でしたが、最終的に修理していただいて、使えるようになりましたが、その間が随分待たされたように感じ、悔しい思いをしました。「高齢者にやさしいまち・住みやすいまち」とかいう看板を掲げているなら、もう少しそういうまちづくりに見合うような職員の対応をして欲しいと思います。

参加者

 そのお風呂の修理の時もいつまで修理しているのか?終わっているのか?毎日、事務所に電話をかけて聞いている状態なので、修理も終わった事が人づてに聞いて伝わるという事なので、何かで情報を得られるようにしていただきたいです。

参加者

 部屋の有効利用をしたいのですが、使用している部屋に他のクラブの人が入ってきたらダメということなのですが、有効利用や他のクラブの人との交流も制限なくしたらどうかと思うのですが。

参加者

 市長杯があるのですが、市長が来られたことがないのですが、出欠の返事もないです。竹寿苑の所長も来ないです。

市長

 議会等日程が重なっている場合がありますので、開催日時等を知らせていただければ、可能な限り出席できるものはしていきたいです。

司会 

 いろんなご意見をいただきましたが、ここからは少し長岡京市全体のまちづくりとか、何かお気づきになることとかのご意見はいかがでしょうか。

参加者

 阪急長岡天神駅が高架になる計画とかはないのですか。

市長

 高架にしようかどうかという検討はしています。踏切の安全上、降りている時間が長くなっています。今、朝のピーク時、閉まっている時間がどれくらいだと思われますか。

参加者

 20分くらいですか。早くから遮断機が降りていますね。

市長

 実は35分閉まっています。開かずの踏切は40分だそうで、開かずの踏切には入らないのですが、でもそれに近いですね。踏切によって交通渋滞が起こっていることや、バスのロータリーがないとか、特急の止まる駅ですが、土地の利用密度が低いです。昔から区画整理の事業をやりましょうとなっていましたが、JR再開発事業や阪急西山天王山駅や高速道路を経て、いよいよ阪急長岡天神駅周辺整備ということになってきました。去年から地元周辺の皆様方でまちづくり協議会が立ち上がり、これからの具体的な話を決めていこうとなっています。

参加者

 駅前やセブン通りが寂れているように感じます。職員の方々も他市へ食事に行くというのをよく聞きます。まちづくりを上手にして欲しいです。

市長

 私はよく食事に行っていますけどね。阪急長岡天神駅周辺はこれからの話で、また、高架にするかどうかの判断をしていかなくてはと思っています。それと今まで検討していた内容ですが、高架にすれば約250億円、地下にすれば500億円程かかるということです。これだけのお金をかけてでも、これから人口が減っていく中で、その事業を行うかどうかの判断をしていかなければと思っています。お住まいの地域によって、阪急より西側に住んでいる方は高架にした方が良いと思う人が多くて、東側はそれほどでもないという感じです。そういうこともありますし、まさにこれからの検討課題です。

参加者

 市自身が税収を増やす方法や、ふるさと納税等市の財源を増やす方法は何かお考えですか。

市長

 今年のテーマが「稼ぐ長岡京」です。いろんなアイデアを出しています。いろんなやり方があるのですが、広告の収入やネーミングライツ等いろいろ検討はしています。

参加者

 まちづくりにかかわる事だと思いますが、新しく出来る特別養護老人ホームの件ですが、道路から中の部屋の様子や状態が良く見えます。入居者のプライバシーは守られますか?道路を歩いている人は見たくないのに見えてしまう。まちづくりの観点からしても、あの場所に特別養護老人ホーム建設はいかがなものかと思っていました。

市長

 運営事業所にその情報をお伝えしますが、行政に権限がないのですが、現場や現状をよく見てみます。

参加者

 神足の西国街道とJR高架下の交差している狭い道路が非常に危なく思います。

市長

 JR高架下の道路の幅は拡幅するのは難しいです。神足小学校前から南、片泓の交差点まで拡幅工事予定ですので、自転車通行帯の検討もしています。阪急長岡天神駅の南側の踏切の道路拡幅も今、府道ですので京都府との協議中です。

参加者

 第六小学校の北門から正門に行くカーブ、コーナーの道ですが、歩道がありますが狭く、高齢者のシルバーカーが運転しにくいのです。もう少し広げていただきたいのですが。

市長

 また、現地を見て確認します。昔は段差がある歩道でしたが、最近は段差歩道がなくなってきていますね。

参加者

 竹寿苑のアンケート調査がありましたが、どうなりました。また結果等、そのアンケート内容を活かした運営をお願いします。

司会 

 本日はお時間になりましたのでこれで終了させていただきます。ありがとうございました。

市長

 ありがとうございました。

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長岡京市対話推進部秘書課秘書係

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