ページの先頭です

共通メニューなどをスキップして本文へ

現在位置

平成28年度第2回長岡京市平和ビジョン懇談会議事録

  • ID:7001

日時

平成29年3月7日(火曜日)午前10時~午前11時

場所

長岡京市役所 会議室7

出席者

小林会長(学識経験者)、秦委員(女性の会)、西田委員(老人クラブ連合会)、土岐委員(戦没者遺族会)、品川委員(原爆被災者の会)、吉岡委員(マスメディア関係)、林委員(労働者団体)、木村委員(公募市民)、梅津委員(公募市民)、鳥山委員(小中学校長会)

欠席者

山下委員(自治会長会)、中村委員(済生会京都府病院)、吉川委員(市内高等学校長)

事務局

喜多対話推進部参事、藤井人権推進課長、大橋主査、樋口主事

傍聴者

なし

議事

 喜多対話推進部参事挨拶

 お忙しいなかお集まりいただきお礼申し上げる。平和ビジョン懇談会は当時、五十棲市長の時代の平成元年から平和ビジョン懇談会が発足し、その時に自分も立ち会っていた。当時は平和の施策について何をすればよいのか、という状況だったが今は新聞紙上でも多く平和について取り上げられている。今後も長岡京として更なる平和施策の推進のため、力を貸していただければと思う。

 

1.会長挨拶

 7月に平和フォーラムという大きなイベントが終わり、今ははや3月となって今年度も残り少なくなった。とはいえ、今後も平和に向けた取組をしていかなければいけない。

 私の方では、昔の村研究の中で京丹後市において調査を行っていた。その中で当時海軍士官をされていた方がいたが、中々会いに行けず、そうこうしている間に亡くなられた。その方は小学校の時からほぼ毎日日記をつけておられ、資料として大変参考となったが、惜しいことをしたな、というのが思いとしてある。現在その資料は京丹後市が保管している。

 ともあれ、今後も皆様の協力を得ながら、長岡京市においても平和について話し合っていきたい。

 

2.平成28年度の平和施策報告 

・事務局より、「平成28年度平和施策報告」について説明

 

・ここ10年以上似たようなパターンでイベントがされている。

内容として良いものであるが、そろそろ統括・整理し、平和フォーラムの立ち位置を考えてもよい時期にさしかかっているのではないかと思う。

 

・平和フォーラムでは第2次世界大戦をメインに扱っているが、それだけではないし、それだけ取り扱っていてよいのかどうか考えなければならない。世界中に目を向け、今のことも考え総合的に平和についてかんがえなければいけないのではないか。

・今年の平和ディスカッションは良かった。もう少し参加者が多ければ良かった。

(会長)確かにもっと時間をとって、議論ができた方がよかった。深く議論することが大事で、結論はでないかもしれないが、議論自体が良いことである。

世間一般に流れている情報は政府側の情報であって、それを引用しているばかりでは何にもならない。

・今の人たちは、戦争についてほとんど知らないし、知る機会もあまりない。たまたまだが、沖縄にリゾートに行った際、その時のタクシーの運転手が当時の戦争体験や戦争に関連する場所を教えてくれた。その時、沖縄に対してリゾートではなく別の想いが生まれた。学校現場でも知った知識を活用し、課題を対角的にとらえることがあるが、そういったことも重要ではないか。

 

2.平成29年度平和施策(案) 

・事務局より、「平成29年度平和施策(案)」について説明

 

・ついこの前、30歳の成人式というのをやらさせていただいた。その時は若い人に企画・運営を任せてうまくいったので、平和についてもどんどん若い人の力を借りてはどうか。

・小学校のまつりも被るため、もう少し時期をずらしたりはできないのか

(事務局)来年度については会場の予約状況から7月15日しかできなかった。

今後は期間をずらすかどうかについては検討していきたい。

・映画などはもっといろんな人が見やすい映画にしてみてはどうか

・戦争記録の風化を防ぐため、今後は語り部として、戦争について語れる人も探し記録していく必要がある。

・平和施策について課題はあるが、そこまで急いでやる必要はないのではないか。議論を重ねて施策を打ち出した方が良いと思う。

・来年で平和ビジョン懇談会の結成、「平和の日」制定から30年となる。そうした節目でやってもよいのではないか。

(会長)戦争記録が失われないように、早めに戦争記録をまとめる必要がある。

・市内にいる戦争体験者から体験談を聞いて冊子にするのも面白いと思う。

・まとめた記録、体験談を学習教材としても利用できるのではないか。

(会長)長岡京市に行けばこういった戦争の資料がある、というものが必要ではないか

・若い人に周知しようとするならば、インターネット、SNSの活用が効果的ではないか。

(会長)戦争だけの記録に目が行きがちであるが、戦争は降伏して終わりではない。復興までの間に長い年月を費やす。また、当時は傷痍軍人なども多くいた。戦後についての語り部、記録も必要である。

 

以上、意見交換ののち、これらの意見を踏まえ、本年度の平和施策について事務局で調整することで、懇談会了承。

 

4.閉会

 

 

 

お問い合わせ

長岡京市対話推進部共生社会推進課人権・共生社会推進係

電話: 075-955-3180

ファクス: 075-951-5410

電話番号のかけ間違いにご注意ください!

お問い合わせフォーム