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現在位置

第19回生活環境審議会会議録

  • ID:9352

日時

令和元年8月7日(水曜日)午後2時から午後4時まで

場所

長岡京市役所北棟4階 大会議室A

委員の出欠

白石 克孝(龍谷大学副学長・政策学部教授)

小幡 範雄(立命館大学政策科学部特任教授)

奥谷 三穂(京都府立大学地域未来創造センターCOC+特任教授)

作田 和子(長岡京市商工会)

八木 仁美(長岡京市自治会長会)

鈴木 仁(連合京都乙訓地域協働会)

瀧川 正子(長岡京市女性の会)

片山 洋子(長岡京市生活学校)

江川 宗治(長岡京市環境の都づくり会議)

木原 浩貴(京都府地球温暖化防止活動推進センター)

中山 彩子(市民公募)

平木 安奈(市民公募)

藤江 康弘(京都府乙訓保健所環境衛生室)

井ノ上 良浩(長岡京市環境経済部長)

<欠席>

穴澤 裕之(長岡京市経済協議会)

徳地 直子(西山森林整備推進協議会)

木村 靖子(長岡京市教育部長)

項目

開会

議事1「会議及び記録の公開」について

会長:議事が円滑に進められますよう、皆様のご協力をお願いします。それでは、議事1、会議及び記録の公開について、事務局から説明をお願いします。


事務局:長岡京市では、審議会等の会議の公開に関する指針第3におきまして、「審議会等は、原則公開」となっており、第4において、「審議会等の会議の公開又は非公開の決定は、前項に規定する「会議の公開の基準」に基づき、審議会等の長が、当該審議会等に諮って行うものとする。」と規定されています。会議及び記録の公開につきまして、よろしくご審議願います。


会長:委員の皆さんに、本審議会の公開あるいは非公開についてお諮りしたいと思います。私としましては、本審議会につきましても、指針に基づいて会議及び記録については、「公開」ということにしたいと思いますが、よろしいでしょうか。


一同:異議なし。


会長:ありがとうございます。では本審議会の会議ならびに記録については、公開とさせていただきます。なお、本日は傍聴者はおられませんので、次の議題へと進みたいと思います。議事の2番目、第二期環境基本計画実施計画報告書平成30度評価結果について、まず事務局の方からご説明をいただければと思います。

議事2「第二期環境基本計画実施計画報告書(平成30年度評価結果)」についてへの改定スケジュール(案)」について

事務局:議事2ということで資料に基づき説明させていただきます。資料は、「長岡京市第二期環境基本計画実施計画進捗報告書(平成30年度評価結果)」という1番太い冊子をご覧ください。こちらの中から、主に目標未達だったもの、また、政策的な動きのあったものを中心に説明させていただきます。まず、この資料の見方についてですが、3ページ下段をご覧ください。目標を達成している状態が◎となります。そして目標の7割以上を達成、あるいは、数値化できない目標であれば、おおむね達成していると判断される状態は○となります。目標の7割未満の達成状況については△、あるいは前年度より進捗しているが、おおむね達成しているとは言い難い、そのような状態は△となります。全く取り組みをしていない場合は×となります。それでは、資料の前から順番にいきたいところではありますが、本日は市庁舎建設の関係で、所管課であります公共施設再編推進室の職員、また住宅営繕課の職員に来ていただいております。ですので、冒頭に市庁舎に関係する部分について先に説明させていただき、いったんそこで質疑等いただきます。その後、公共施設再編推進室の職員、また住宅営繕課の職員につきましては、別の公務がございますので、退席させていただこうと思っております。このような進め方で会長よろしいでしょうか。


会長:はい。


事務局:それでは、資料の7ページの上段、環境に優しい市庁舎の建設というところをご覧ください。目標自体は、新庁舎建設基本設計ということで、目標を達成した形で◎になりますが、どこまで環境に配慮した庁舎になるか、ということが注目事項になるかと思います。3月の審議会(令和元・2年度実施計画策定)においては、「環境に優しい庁舎」というところにもう少し具体性を持たせた方がいいのではということで、ZEBの実現を目指すという表現を入れました。その辺りの現段階の検討内容につきまして、公共施設再編推進室より説明させていただきます。


公共施設再編推進室:資料に沿って説明させていただきます。環境設備の話をする前に、市庁舎の整備事業全体について話をさせていただいて、その後で環境のテーマに絞ってお話をさせていただきたいと思っています。まず1枚目、新庁舎整備事業について、地図がいくつかあります。今回の工事につきましては、段階整備をするというものを図で表しています。今、こちらで言いますと②の辺りになります。地下の食堂を書庫扱いにするという工事を始めています。同時にアゼリア通りをはさんで南側、元開田保育所跡を、公用車、及び現場事務所、工事関係者の車両の駐車場として併せて整備するという段階で進めています。右に2、3、4と進んでいくのですが、解体工事をした⑤辺りで、1期庁舎の埋文調査をする。その後1期庁舎を建てる。1期庁舎ができたら南棟・東棟を解体する。そこに2期庁舎を建て、最後⑩で示す通り、残っているところを解体し、外構工事をして完成というようなステップを踏みます。(2)工程計画になりますが、現在2019年度令和元年度ですが、右に進み令和8年度2026年度の完成を予定しているということが、この資料で分かると思います。この資料は3月末に作成した基本設計からの抜粋になります。裏面の説明をします。基本設計で示しました、このような庁舎になりますという外観のイメージが(3)。(4)は現在の状況ということで、駐車場の状況を全体図で見たものですが、この庁舎の敷地内に正面駐車場があり、中庭があり、また北側には第二駐車場があります。こういった敷地を整備しながら最終的には新庁舎を造るというようなことでイメージしていただき、今の状態を見ていただくことになります。続きまして2枚目です。9.環境計画ですが、基本設計の項目の順番になっています。環境に対する考え方をここで示したということになります。基本的な考え方として4つあります。「エネルギー消費量の少ない高効率設備機器を導入する」「太陽光や通風など自然の恵みを活かした環境に優しいシステムを積極的に活用する」以下2項目を記載しています。具体的な内容として(2)自然エネルギー等の活用です。井水(井戸水)の利用。検討した結果は、雑用水としての利用です。そちらの方で井戸水を利用することで、設備の具体化を進めています。次は雨水の利用です。雨水については植栽散水を考えています。続いて自然素材としまして、市内産木材と記載しています。環境負荷の軽減、人体への安全性及び快適性、市内産業の振興等を考慮して、竹等の市内産木材をはじめとする自然材料の採用をするということで検討しています。次に、クール&ヒートチューブで、これは地下熱を利用して外気の負荷を低減するためのピットを確保するということで進めています。(3)外部熱負荷の抑制ということで、断熱材を使いますということを書いた他、ひさし、ルーバー等を使う、ガラスについては、Low-Eガラスを採用するといったことをここで書いています。(4)ライフサイクルコストということで、維持管理しやすい庁舎を目指す、また光熱水費を低減した庁舎を目指すということを書いています。右側の図は、それぞれをこういうところに使いますよということを示している図となります。最後裏面で、今、実施設計を進めているところですが、環境関係のシステムをどの部分にどう使っているか、災害対応のことも含めての図になっています。項目が左側、それがどこにあるかというのが右の図の①から⑯までとなっています。①屋上緑化ということで、屋上テラスの場所に緑化を予定しています。②ひさしとルーバーは、日射等の遮断の効果を上げます。③から⑧にかけてが電気関係ですが、太陽光発電や非常用発電、高効率型照明器具の採用ということが書かれています。⑨から⑫が水関係で、節水具、また雑用水、散水、緊急排水ということで示しています。その他として⑬から、コージェネレーションの採用、排熱投入型吸収式冷温水機の採用、室内CO2検知による外気量抑制、クールヒートチューブという器具の採用という予定で実施設計を進めています。資料の説明は以上です。


会長:ありがとうございました。今日は進捗の報告ということで、環境に優しい市庁舎の建設につきまして、計画をご紹介いただきました。せっかくの機会ですので審議会として質疑をできればと思います。どなたがございますか。


A委員:P.7の環境に優しい新庁舎の建設についてのところの、Low-Eガラスの採用というのは具体的にどういう熱負荷の抑制があるのか教えていただきたい。


会長:Low-Eガラスの技術的な説明をしてください。


住宅営繕課:Low-Eガラスを簡単に申しますと、普通のガラスの次に性能が良いと言われるのがペアガラス、2枚のガラスの真ん中に空気の層があるもの。さらにもう一段階性能の高いものとして、ペアガラスのうちの1枚に薄い金属膜を貼り付けることによって熱を反射させる、Low-Eガラスがあります。これを庁舎に採用しようというものです。技術的には現在トリプルガラスというものが開発されています。ヨーロッパの北欧で使われるようなものですが、この地方で使うにはコストとのバランスも踏まえてLow-Eガラスが適当であるとして採用しています。


A委員:長岡京市の環境の状態というのは、夏は暑く冬は寒いという条件の元で、このLow-Eガラスの効果というのはよいということなのですね。


B委員:水のことが出ていましたが、雨水の利用と地下水の利用ということですが、これの比率はどれくらいになるのでしょうか。


会長:雨水と井戸水の使用の用途と比率を含めてお答え願います。


公共施設再編推進室:雨水は酸性ということで植栽に水をまくという使い方です。年間あたり900㎥を予定しています。それだけの雨を貯めてそのまま植栽に使います。井戸水につきましては、雑用水ということで、具体的にはトイレの水洗に利用します。井戸の汲み上げ量は1分間あたり43ℓと計算し、予定していますが、年間総量は即答できません。


B委員:水道水の利用が1割減るのか、2割減るのか、どのくらいの効果がありますか。


公共施設再編推進室:年間の水道量に対する割合ですね。その資料は手元にありませんのでお答えができません。


B委員:ざっとした数値が欲しいです。


会長:具体的な数値の説明があった方が良いということですが、今は手持ちがないということですね。


C委員:エネルギー基本計画だったと思いますが、公共施設は2020年にはゼロエネルギーが目標になっています。国の計画への対応状況、どの程度満たせているのかということを数字で教えていただきたいというのが1点目。EVが付いていますが、その設備容量はどのくらいなのか、年間予想消費電力の何%くらいに当たるのかを教えていただきたいのが2点目。3点目はLow-Eガラスが適当であるという話に関してです。トリプルについては北欧で使われているという話がありましたが、北欧ではなく、既にヨーロッパだとドイツとか南の方であってもトリプルガラスが標準であると思います。ペアの方がコストとのバランスで適当だという説明がありましたが、どういう検討で適当という判断に至ったのかを教えていただきたい。おそらく2050年までにはCO2ゼロに、この新しい建物もしなければならないといったときには、今の時点でトリプルを入れておいた方が、トータルのコストはおそらく安くつくのであろうというのが私のイメージですし、ZEBの指針とか試算においても国の方から示されていると思います。


会長:サッシについて、金属サッシなのか樹脂サッシなのかについても併せて説明いただければと思います。また、将来的な費用対効果についても説明いただきますようお願いします。


事務局:専門的なご質問だったかと思います。ZEBにつきましてはなるべく高い数値で可能性について追及しているところですが、なかなか数値的なことは今の段階では出てきていないと聞いています。全部、あるいは50%というのも今の段階では難しいのではないかと聞いていますが、今後外構、駐輪場での太陽光の採用や、外の部分での電力確保等々含めて、今後進めて行けるような仕組み作りを要望しているところです。数値的な部分がまだしっかり出ていないということですので、エネルギーゼロに向かってどのように進んでいく必要があるのか、C委員がおっしゃいましたように、コスト的に長い目で見たらトリプルガラスを入れておく方が、維持管理費も含め、8階建ての建物ですので、施工費等を考えたら安くなるのではないかといったご意見をいただきました。しっかりと公共施設の方で持ち帰りいただいて、検討いただくということでお願いしたいと思います。ガラスの選定については、所管の方から説明をしていただきます。


公共施設再編推進室:ガラスやサッシの検討の経緯ということで、数値的にどういった検討結果だったかと言われると、そこまで今回お示しできるものがありません。原則的には現在の庁舎、たとえば周辺の庁舎であるとか、設計中のものを参考に、コスト等を比較しながらというのが現状です。2050年を見据えての取り組みというところまでは至っていないというのが正直なところです。たとえば完全にエネルギーゼロのメニューにしたら、トータルで金額的にはその方が安くなるとか、そういったところまで検討はまだしていないというのが正直なところです。


会長:生活環境審議会のあるなしに関わらず、水道がどれだけ節約できるとか、エネルギーの消費がどれだけ抑えられるとか、新庁舎を建設するのに分かりやすく説明する必要があると思います。今、その数値がたまたまご用意できないということだと思いますが、分かりやすい数値のご用意をお願いしたいと思います。建設の設計理念のところで、環境性能ということでは、なかなか準備が難しいということがあったという話だと思うのですが、いろいろな点からできる限り性能を上げていくということが、市民にとっても望ましいことだというのが私どもの思いです。長期に渡って使うものですから、後になっていろいろやるのも限度があります。今見たところ最新の部分もあればそうでない部分もあるような印象ですので、できる限りグレードを上げる努力をするということをお願いします。難しさはあると思うのですが、社会からの評価に耐えられるものをぜひ建設いただきたいというのが私どもの願いです。


B委員:トリプルガラスの検討をしていただけるということでいいのでしょうか。


会長:少なくとも性能比較とか、決定のプロセスについての説明をいただく必要があります。


公共施設再編推進室:検討と言うことで、現在はコストと周辺との比較が中心で、標準はこういった例がある、といったところから始まっている、と先ほど申し上げましたが、2050年を見据えてという比較はしていないというのが正直なところですので、そこの検討は業者に投げたいと思います。我々の方もずっと検討はしています。たとえば省エネルギーのものを採用するということで進めています。ただし、いいものを造ればその分だけ金額あるいは場所を取るとか、相反するものがどうしても出てきます。その中で、今金額の方も積んでいるところですが、初期費用が跳ね上がることも考えられます。場所、費用、あるいは最終的にこの庁舎をどういった理念で進めるのかという話をトータルで進めているところです。今日いただいた新たな視点は、検討材料にさせていただきます。100点満点のものはできないと思われますので、努力は致しますけれど、考慮いただけると助かります。環境政策室の方からもこういった視点でたくさん指示をいただいた上で、いろいろ検討しているというのが今の現状ですので、ご了解いただければと思います。


C委員:もちろんいろんな最新の技術を入れられていると伝わってきます。変更のきかないところも多かったり、この設計も昨日今日やったものではなく、長い期間積み重ねてきたものだと思います。ただ、懸念されるのは、これが手本として、この後の長岡京市の建築が進んでいくのかと見たときに、これで充分かというとかなりそこは。断熱材がどれくらい入っているのかとか、分からないので数字をいただきたいと思いますが、見たところ充分ではないように思います。このレベルのものがこれから新たに長岡京市で建っていくということになると、長岡京市全体としても脱炭素という目標が全くおぼつかないというように、少なくともこの図面を見ると私には見えます。変更が難しかったとしても、今後の財産として残していただきたいというお願いなのですが、トリプルガラスにした場合には、庁舎全体として熱損失がどれだけ変わるのか、コストがどれだけ高くつくのか、トータルコストとしてどうなるのか、だからこちらを選んだのだ、もしトリプルガラスのコストがこれぐらいであったならばこちらを選べたのだ。このようなことが検討にあたっての大きな財産になるはずですので、必ず残して公開をしていただきたいなとお願いしておきます。


会長:いろいろな設備、発電設備から建設設備まで、環境先進国と言われる所では設置コストは安いのに、日本ではどうしても割高になるという中で、実際どれくらいのコストがかかるか、いろいろな議論をしながら貴重な資料として残していくというC委員の見方は、私も大切な市庁舎建設の財産になると思います。できるできない以上に、その点についてもいろいろな話し合いができるようにしていただきたいと思います。


D委員:太陽光発電と屋上緑化が書いてあるのですが、両案のボリュームは、1期庁舎と2期庁舎でどのくらいなのか。太陽光エネルギーということで、CO2の減に関わってきますので。ボリュームは実施設計でやっていくことになるのか。屋上緑化の面積と壁面緑化はされるのかどうかお聞きしたい。


会長:太陽光発電設備と屋上緑化、壁面緑化について現状で分かることを説明ください。


住宅営繕課:屋上緑化につきましては2カ所想定していまして、パースで言いますと市民広場の上のところ、ポコッと出ている部分、普段立ち入ることができない部分ですが、50㎡程度です。一番大きいのは下のパースの2期棟の最上階の屋上庭園、360㎡以上を考えています。歩行部分が出てきますので、ベンチを置いたりもします。実質1/3、120から130㎡くらいの土を入れての緑化面積と考えています。壁面の緑化については計画では想定していません。太陽光パネルは屋上庭園よりもさらに上のところに10kWのものを想定しています。


会長:屋上緑化の使い方を見せることに力点があり、実際上の省エネや断熱効果、ヒートアイランドなどの効果で言うと、大きな効果を得られる規模ではないということですね。発電も10kWで家庭の大きいところくらいで、十分ではない規模ですから、この辺りはいろいろ議論があってもいいのかと思います。


C委員:最大限、環境負荷を下げるようにやれるところの配慮をお願いしたいということと、熱損失を見ないと分からないですが、現時点でZEBレディも達していない、法律の目標も満たしていない、太陽光も10kW、それで仕方ないというのなら私達はそれで納得するしかないのですが、であれば環境に優しい庁舎ですという謳い方だけはしないでいただきたいというのが要望です。もちろん、数字が挙がってきていないので分かりませんが、実はすごく断熱材が入っていてZEBミーティングが余裕でクリアだということかもしれませんが、今見たところそうは見えませんので、他への波及効果を考えると環境に優しい庁舎というのは打ち出さないでください。


会長:率直な意見が出てくると思います。それについては市役所の方でもいろいろな気持ちがあると思いますが、公共建築物はZEBを目指して先に進めるということが法的要請になっています。実際の数値をお伺いしないと、うかつなことは言えませんが、いろいろな思いは生活環境審議会側にもある、ということをご理解いただければと思います。


E委員:解体工事の予定の事ですが、分庁舎の方はどのような予定になっているのでしょうか。


公共施設再編推進室:分庁舎は1、2、3と3棟ございます。今回の解体に関して言いますと、最終的な段階で分庁舎3を解体します。1、2については、今回の工事の工程のなかでは、解体も改修も予定に入っていません。


B委員:私もC委員のおっしゃるとおりだと思います。太陽光発電10kWというのは個人の住宅と変わらないし、トリプルガラスにできなかったというのは、予算の問題があってそうなったのかどうか。環境に優しい新庁舎だということを一般に宣言できないような形になったら残念だと思います。その理由というのは、予算的なものなのか、それ以外に何かあるのか聞かせてもらえないかお願いしたい。


公共施設再編推進室:太陽光発電の10kWの理由というのは、太陽光発電を取り入れなければいけないというしばりのもとで、規模の検討の時に、その電源を何に使うかということになります。大きな蓄電池を用意すれば、そちらに電気を貯めて使う。あるいは電気系統を分ける。たとえば太陽光発電の電源は熱電源に使う。それ以外の電気器具は通常の電気を使うというようなことです。また、非常時には非常用発電を使うということからも、電気系統を複数持っておく必要があります。その時に太陽光発電で安定的に供給するのであれば、それが遮断された時にどう電気を使えるようにするか。どうしても太陽光発電に頼れる部分、どのくらいの電力量を何に使うかということで、庁舎については災害時を含めて業務継続性が問われるところですので、太陽光発電のみだと、太陽光が当たる時間帯や、夜間のことを考えたりと、やはり蓄電池の話になります。電気系統をいくつか持っておかないといけない、太陽光発電に頼る部分をどのくらいの割合にしようかというときに、太陽光発電で賄う電力の総量というのは、大きくはしにくいなというのが大きな検討の壁になりました。またもう一つは、どこに置くかという話です。ある一定以上の大きな面積があって、その全面を太陽光パネルにすると、太陽光発電で得られる電力量は増えますが、屋上では一方で、緑化や屋上利用という複数の取り合いがあります。また設備機材も屋上に置かなければならないといったところの制約の中で、できるだけ絞られてきた結果、最終的には今申し上げたような面積になったという経過があります。


会長:個人的な意見を言わせてもらえれば、屋上の利用がはっきりしていないのに無理やり緑化しなくてもいいのではないか、太陽光も蓄電池とワンセットで考えなくてもいいのではないかと思います。単純に考えますと、これから市内のいろいろな施設や新たな公共の施設に、太陽光発電設備を付けることはしないということになります。今回の市庁舎の建設方針については、委員の皆さんが若干失望のように受け取られたと思うのですが、そこを重く受け止めていただきたい。環境の都というのは何だったのか、それにふさわしい野心的な提案書を書いてほしいという話です。率直なところ、少し保守的だなと思いました。それについては、それぞれの部署でそれぞれの物差しがあるのだろうと思いますが、もう少し考えていただければと思います。いろいろと厳しい意見が出て当然だというように思って仕事を進めていただいているとは思いますが、本日の質疑の中で出された意見を受け止めていただければと思います。また、市民の皆様に、いろいろな形で検討経過の説明をいただきますよう検討をよろしくお願いします。


会長:それでは再び「長岡京市第二期環境基本計画実施計画進捗報告書(平成30年度評価結果)」全体についての質疑を続けていきます。進捗のところでご意見がありましたらお願いします。あるいは数字の見方、ここはどうなのかなど、いろいろな議論があったところもあります。基準を変えることはできませんが、文章表現につきましては気を付けていきますので、表現で気になるなというところがあれば、ご指摘いただければと思います。前回も説明した変更箇所もございますので、その点のところは特にご確認をいただければと思います。


会長:大きく見てもらいましたら、大体、◎や△、×はほぼ固定していると思います。指標の取り方は今となってはどうなのかということは、この委員会でも何度か議論してきたところです。次の計画の時には、いくつかの指標はより適切に、我々が進捗を測れるようなものに取り換えることになると思います。また、◎が続いているものについては、これもまた新しいチャレンジの要素のある指標に取り換えることになると思います。その辺りは了承いただいた上で、30年度の進捗評価については、この進捗報告書でいこうということでよろしいでしょうか。


A委員:海洋汚染について、近年クローズアップされてきましたので、皆様や市民の方は関心があると思いますが、関心があるということだけで終わらせたくない。私達がどうすべきか、環境に取り組んでいる私達が次のステップとしてどう動いたらいいかということも、環境に携わってくださる皆さんで、いろいろなことを考えていただきたいと思います。12ページですが、小学生や園児への啓発含めて、ごみ問題とか海洋汚染のことを載せていただいておりますので、これも授業や遊びの中で子ども達に啓発していただいて、汚染物の少ない日本に、また世界にしていかないといけない。最後は、頑張らないといけない、みんなが関心を持たないといけない、ということに納まってしまいますが、前にもお話しました商店の方への啓蒙とか、商店の方がどのように動いたらプラスチックが減るかという、具体的な取り組みも、ぜひ取り組んでいただきたいと思っています。F委員とかG委員辺りで頑張って何か取り組んでいただけたら嬉しいなと思っています。


会長:資源の循環ということについて、どういった廃棄物を減らさなければいけないかと言うと、食品残渣であるとか生ごみであるとか、あるいは海洋プラスチックなどといったことがあると思います。この計画をスタートした時と比べると新たな検討すべき対象が入ってきたということで、12、13ページのところになりますが、なるほどこういうことが問題なのかということを押さえていく上で、G委員、F委員、何か活動や方針のことで取り入れた方がということがあれば、ご紹介いただければと思います。


G委員:商工会の方では、まだ取り組みの計画が整っていませんので、またこれから検討させていただきたいと思います。


F委員:今年からこの委員に選出されて、自治会長をさせていただいており、近々の課題はごみの問題です。環境経済部とやり取りをしており、今挙がっているのは、八条が丘自治会のマンション群は大通りに沿ってあるので、ごみをわざわざそこで落として帰られる、天神ハイツのごみステーションは通りすがりのごみ置き場というような形になっています。そこで、少し奥まったところにした方がいいのでないかとか、ごみを前日から出しておくのをやめて朝にしませんかという提案が挙がっています。ごみステーションのごみを回収しやすいように、道路のきわに置くのではなく、奥側に置くことで、外部から来られた方が車で通りすがりに捨てていくということがしにくいような設定をしていこうかという議論になっています。また、ごみを少なくしていこうということで、自らごみを少なくすることで、より環境を意識して、マナーの悪い捨て方はしないのではないかと思います。仕事の方では福祉施設にいますが、そちらの方でもできるだけ残渣物を出さないよう意識をしています。


会長:13ページの一番下のところ、資源ごみ集団回収助成事業のところで、市民が主体となった資源回収の支援ということが書いてあります。30年度の目標設定は団体数の維持とあります。これは段々活動をする団体が減っていく趨勢(すうせい)ということを念頭において書いています。我々自身が廃棄物の減量に立ち向かうことは必要ですが、同時にそれを回すような仕組みや組織みたいなものは、維持が厳しくなってきているというのが現状であります。今回の30年版を見ていくと、いろいろな活動が少しずつ曲がり角、あるいはこのままの状態にすれば相当努力がいるなということがあります。この基本計画を作った時には、新しい担い手をどのように育んでいくのかということも留意して進捗を見ていこうとやってきました。その点では頑張ったという評価もできると同時に、趨勢(すうせい)をぐっと逆転するところまでは来れなかったかもしれないなというのが、会長として思うところです。意見交流を含めて、今後こういう活動をお手伝いいただけるような皆さん方がどうしたら維持していくことができるのかについて、意見を交わして参りたいと思います。30年度の評価、進捗、何か気になるところはありますか。


C委員:最後に確認をしておきたいのが、7ページの一番上の環境に優しい市庁舎の建設というのは◎で、この審議会として出すのかということです。そういう設計が入ったという、当初予定していたことがちゃんと入ったということで◎という考え方があろうかと思いますし、現在において十分であったかどうかということであれば、そうではないという話になるのかもしれない。◎でも結構かと思いますが、それはこの審議会でお話する中で、当初この計画を立てる時に折り込もうと思っていたことがちゃんと折り込まれているということでの◎という理解でいいのかという確認です。


事務局:こちらを◎とさせていただいたのは、30年度の目標が新庁舎建設基本設計ということで、内容にまで踏み込んだ形で◎と評価した訳ではなく、あくまで新庁舎建設基本設計の中で環境に配慮する部分を検討して盛り込んだということで◎としています。盛り込み具合が不十分ということについては、◎の中には入っていないと、そういう理解で◎とさせていただきました。


会長:せっかく説明いただき、大きく疑念が膨らんだところで◎にするのもどうだろうかと思います。意地みたいなものもあるかもしれません。8ページのグリーンカーテンにしても、公共建築物施設の再整備にしても、本庁舎が率先しなくて、他の公共施設が再整備方針だとかグリーンカーテンだとかあれこれやりましょうと言ってもなんとなく説得力にかけるなというのが意味するところです。予算との兼ね合いというのが、いつの協議でもあるとは思いますが、だからといってそれを理由にこういうやり方でいいのかなと疑問があります。もちろん今のこの建物よりはいいに決まっている、それは誰も否定しませんが。どうしましょう、事務局に相談することでもないと思いますので。


事務局:今、事務局が説明しましたように、項目に対しての評価という部分では◎になるのかなと私は感じています。ただ、事務局案を公共施設再編推進室が説明する中で、委員の皆さんの想いと内容が大きく違っていたというのが事実です。この後説明をさせていただきます3年間の総括の中で、審議会としてのご意見という形の内容を盛り込んでみます。3年間のそれぞれの単年度の評価の仕方はこういった形の評価になりますけども、ご意見は3年間の総括の中で触れていくべき内容ではないかと思っています。


会長:目標という点でいけば、こういう計り方をすると、言っていたことをやったということで◎だと、C委員もそういう考え方はありだとおっしゃっていただけました。事務局の方からもそこについて、想いと内容が違っていたということを踏まえ、総括のところで申し送るということです。ですので◎にして、総括の方で書いて、もう少し野心的な計画を立てるべきであったいうことを含めて今回は申し送ることにしたい。仮にたとえ数値が高い建物が建ったとしても、野心的な建物というには言いづらいというのが事実なので、このあたりは書けると思います。ただ一定の努力をされていることについて否定するものではありません。目標については◎ということで、取りまとめたいと思いますがいかがでしょうか。


B委員:個人的には私も◎には賛同し難いなと思うのですが、出席の皆さんはどんなご意見なのか、他の方の感想もお聞かせいただきたい。新庁舎基本設計ということで、こういう抽象的な表現だけでは目標達成しているのかしてないのか分からないし、基本設計の中には井戸水や雨水などの自然エネルギーの有効活用や、Low-Eガラスの採用による外部熱負荷の抑制など云々、定性的な言葉の羅列なので、具体的なものが少ない。C委員の指摘で気が付いたのですが、ペアガラスは20年も前から普通の家庭でも採用さてきたものですし、新庁舎にトリプルガラスが当たり前と言われている中で、これから設計するものに、表現にも入ってない。指摘いただいて目が覚めるようなこともあったので、皆さんもこれで目標達成しているのか、◎なのか、皆さんの意見を聞かせていただきたい。


会長:この書き方では納得がいかないということです。どなたが○か◎かを重視して見るかというのは分かりませんが、少なくとも市役所の人はしっかりと見ると思いますので。


A委員:一番最後の行が気になります。新庁舎のという文言が入っていますので。一般的な環境配慮機能について具体的に定めたというのなら分かりますが、新庁舎の、ということから言えば目標の達成というのはどうかなと思います。


会長:まだ基本的なデータとか細かいやり取りをやっていない中で、ごく一部の基本設計について、少し疑問があるということであります。◎や△や×の評価をすることについてどうでしょうか。


D委員:○と◎の基準のことが書いてあるのですが、◎が目標の状態に達しているということ、○が目標の状態に完全に達していないがおおむね達成しているということですから、達成しているというよりは、おおむねという感じで○かなと。今後実施設計が始まりますから、その時にもう少しエコのレベルを上げてもらうというような意味合いで達してない、○かなと思いますが、皆さんどうでしょうか。


会長:一つは今までの指標の取り方から言って◎で、別の表現を書くところで注文や不満について少し述べるという形で書くということと、もう一つは、今の評価の取り方で言っても○という言い方でいいのではないかという二つありますがどうでしょう。皆さんで取りまとめてもらえればいいと思います。


H委員:○か◎かという意見ではありませんが、33ページの総括の(3)エコ建築の普及のところで、実施設計に向け可能な限りZEBに近づくよう引き続き関係課で調整を進めますと書いておられます。今後それを進めるということを約束していただければよいかと思います。それとこれまで審議会の中で新庁舎の建設については、環境に配慮したものをということでアイデアはいっぱい入れてきたと思うのですが、この審議会の中で具体的に太陽光発電で何kW以上入れてくださいとか、屋上緑化でなくて太陽光発電だけにすべきだということも言わなかったと思います。皆さんおっしゃっているように基本設計ですので、考え方として環境に配慮した庁舎を目指していますというところが大事だと思うので、そこも含めて今後もう少し議論いただければと思います。


C委員:太陽光発電に関して何kWと具体的なことを申し上げた訳ではないですが、このご時世、少なくともZEBを目指すということに関してはぜひお願いをしますね、これが総意であったのかどうか、僕はそう記憶しているのですが。先ほどの話だとZEBに近付けるための設計検討がどれくらいなされたのか、例えばこういう仕様にすればZEBにいけるという検討もされていないように、説明では聞こえてくるのですけれど。これくらいのことをやればZEBができるとか、技術的には少なくともZEBレディにはできるが、どれくらいのコストがかかりますとか、そういう検討がなされたようには聞こえないのです。


事務局:審議会の方でC委員からZEBの関係のこと、ご意見等々以前からいただいておりました。その内容を受けまして、事務局の方も勉強させていただき、資料も含めて関係課、先ほどの公共施設再編推進室の方に、こういった手法を今取り入れていく必要が必ずあります、ということはお伝えしています。公共施設再編推進室の職員は事務方ですので、技術的には住宅営繕課にここをこうすれば性能がアップして、省エネにこれだけ貢献してと、数字的なことはなかなか把握しにくいのですが、その辺はしっかり検討してくださいと私どもからお伝えしています。そしてその内容を設計会社の方にも投げかけていただいているのですが、最終的な数字、何%というのは出てきていないとの回答を得ています。どういった検討を重ねて数字が積み上がっているのかというのもまだ十分な形での報告はいただいていない状況です。今は建物だけの省エネの数字を出していると思うのですが、駐輪場やいろいろな施設・設備は出てくると思います。そういうところに太陽光が付かないのかと、少しでも%が上がるような、好転するような形で考えてくださいねということで、最大限の努力をしてくれとお願いしている状況です。ZEB50%は難しいかなというニュアンスは聞いているのですが、それが何%というはっきりとした数字は出てきていません。確かに審議会の方からはZEBの見地から最低50%以上は達成努力をお願いするということは言っていただいておりますので、その点からもご判断いただければと思います。


会長:私ども具体的にここをこうしてほしいと言ってきたわけではない。でもC委員が言われたようにZEBの建物の評価という点では、評価に値するような目標をやってほしいということでしたが、そこまでたどり着けないとの説明がありました。33ページ、次の議題ということで、H委員が言われたように、可能な限りZEBに近づくよう関係課で調整を進めますという形の表現が設けられています。実施設計に向けてということです。実施設計でどこまでやれるかいうのは難しいということはあるかと思います。事務局とのやりとりを聞いていて、事務局の方はZEBを含めてもうひと頑張り担当課にしてほしかったという想いはあるとおっしゃられていました。それも含めて全体の評価は◎で、33ページの総括のところで申し送りをするというアイデアを出されたということで、状況というのは分かりました。事務局提案のように30年度のところで言えば基本設計に一定の要素を盛り込むということについては◎ということにしておいて、C委員が言ったように、我々としてもっとZEBだとか省エネだとかいろいろなことを追及してほしいし、また、緑のカーテンだとか他のところの要求もしています。長岡京市の中で、本庁舎をそれなりの見本とまではいかないまでも、いろいろな取り組みをちゃんと表現するものにしてほしいという想いは持っています。その辺りをエコ建築のところに書き足していただくということにして、30年度については、基本設計を環境に配慮したものにしたということで、◎という形でまとめたいと思います。◎ということで7ページのところの上段はそのままにしていただいて、次の議題のところでもう少し書き込むところがあればご指摘いただけたらと思います。それでは、基本的は了承したということにしまして、次の議事3、第二期環境基本計画実施計画、第二期間の総括と成果指標の現状値についてということで、事務局の方から説明をお願いします。


議事3「第二期環境基本計画実施計画第二期間の総括と成果指標の現状値」について

事務局:説明


会長:最後の総括部分のページにつきましてご意見やご質問をいただきます。33ページの(1)再生可能エネルギーの活用のところで新庁舎建設に際し、可能な限り再エネの導入を進めていきますということについて、実施設計に向けてというような形の言葉を入れていただいて、さらなる上積みをということが一つ。それから(3)エコ建築のところでは、実施設計でZEBに近づくように引き続き関係課で調整を進めますという、この表現でいいのだろうかということと、その上2行の表現です。関係課で調整しながら基本設計までが終わりましたというのは事実ですが、可能な限りエコな仕様となるよう、という目標について、この2行の表現はこれでいいのかなということです。この点については皆さんに意見があれば出していただければと思いますが、他にも総括のところで気になる点がありましたら、遠慮なく発言いただければ思います。市役所本庁舎についてエコ建築のところはどうしましょうか、この表現で十分伝わりますか。上のところの再エネの仕組みの導入を可能な限り検討するというのは書き加えるとして、下の方の建築のところはどうでしょうか。関係課に調整を求めているという内容になっていますから、読んだ側からすれば、基本設計に対してもう少し上乗せをしたいのだという環境の立場からの総括というのは伝わるかと思うのですが、このような表現でいいのか、もう少し書き足すのか意見があれば出してください。他の部分でも気になるところございますか。


会長:エネルギーのところは、この間事務局と電力会社さんとで話し合っていただいて、今後余剰太陽光発電の買い取りが終わっても、一定の把握の努力は電力会社も続けるし、それを受けて我々も実測値に近いものにしていこうということです。それでも段々把握できなくなるところが増えるだろうというのは想像ができますが、何かその点についてご意見があればいかがでしょうか。


B委員:33ページの棒グラフで普及率が3.61と下がっているのはなぜでしょうか。折れ線グラフは上がっています。


事務局:下がっているのは、フィットの契約件数自体は、当然29年度は28年度よりも増えているのですが、分母となる世帯数が増加しています。あと関電さんからいただくフィットの契約件数も、100件単位で丸めた数字でしかいただけないということで、増えた分が正確に出てきません。切り捨てられた形になっておりますので、結果計算すると下がってしまった。実際には微増しているはずだと思っています。


会長:集合住宅とかで人口が増えて分母が増えて、設置している件数が分子で、%としては小さくなっていくというのは、数字だけで言えばそのように見えると思います。ただこれは率ですので、実績個数ではありませんので、一瞬減って見える時点があるかもしれません。ただ今の話で言えば微増しているということです。


H委員:省エネの推進のところで以前審議会の方でも提案しましたが、EMS認証の関係でKES環境機構と話をしてみてはどうですかと申し上げました。KES環境機構もSDGsについて幅広い中小企業の環境支援をしていこうと考えておられるようですが、そういった意見交換はされたのでしょうか。「補助金による役割は一定成果を果たしたと考え、今後は、省エネ診断等の他の支援策の啓発へシフトします。」となっていますが、その点をどう考えておられるのか説明をお願いします。もう一つ(3)の一般の住宅のエコリフォームの補助ですが、9ページのところで、20件の目標に対して「商工会建設業部会への案内を行いましたが、助成件数は6件と伸び悩みました」とありますが、とても少ないと思います。これも商工会だけでなく、工務店の集まりを一度訪ねて、介護用のリフォームなどに合わせてエコリフォームもしませんかといったアドバイスを促すなど、関係団体とのコミュニケーションを進められているのかどうか教えてください。


事務局:EMSについては後ほど説明させていただきます。エコリフォームについては、これまでの補助対象は、窓の交換、床、屋根等の断熱改修でした。工務店の方が市民に対し、こういった手法を取ったら断熱ができて補助の対象にもなりますよということや、屋根ならこの面積でこの断熱製品を使ってという説明をする上で、製品の特定など結構な縛りがあり、難しい制度だったのかなと感じています。商工会建設業部会というのがあって、介護に関するリフォーム、耐震化のリフォーム、エコリフォームという3点が市の補助制度としてありますが、部会の方に集まっていただいて、こういう制度がありますよ、もし相談があったら紹介をお願いできますかというように情報交換はさせてもらっています。20件の枠の中で利用が少なかったというのが現状ですし、啓発が足りなかったのかもしれないと反省しています。今後平成30年度からは、窓の断熱改修に特化した補助制度にして、より利用しやすい内容で案内していますが、現段階においてもまだ3件の利用で、まだ十分な実績ではありません。エコ住宅が普及していくことは大切だと事務局も思っていますので、環境フェアなど様々な場面で紹介すると共に、商工会のお力をいただきながら、啓発に努めて参りたいと思っています。EMSですが、啓発するにあたり、私どもも勉強不足でして、28年度以降は利用がない状況となっています。補助を活用しないで取得した件数としては増えているという状況の把握はできています。28年度以降もKESを取得されている事業所は何件かありましたが、取得した方に啓発が届いていないのか、補助金を必要としていないのかは分かりかねますが、制度としては一定役割を終えたということで、令和元年度からは補助金廃止としています。ただ評価としては、こういった形での報告にしています。


会長:EMSの方は、H委員の言われたところ、KESの方でSDGsと関連しながら今までの環境マネジメントシステムの一歩踏み込んだところに変えていくというような案も出されているようです。引き続き環境マネジメントシステムもフォローアップできるような状況を作る必要はあるということで、新しい環境マネジメントシステムの目標動向についてきちんとフォローし、啓発に努めていきたいということでご理解いただければと思います。


B委員:35ページのグラフ、西山の森林のCO2吸収量で、令和4年度の目標値が1,300t-CO2以上となっていて、目標値を下げた理由は何かあったのでしょうか。


事務局:それについては当初から目標値は変わっていません。早期に目標を達成した状態になっている、ということです。


B委員:目標値を平成28年度1,439t。29年、30年と上がってきていて、これは実績値ですか。目標値の折れ線は、なぜ下がっているのか。


事務局:1,300tCO2は、第二期環境基本計画を策定した際の34年度の目標値が出ています。しかし、34年度を待たずして1,300tをクリアしているということで、こちらにつきましては令和4年度までにどれだけ達成していくか経過を見ていこうということで示しているものとなっています。前年度に令和元年度と2年度の新しい実施計画をご審議いただいた時に、直近の数字に基づいて、令和元年度と2年度は、1,502t、1,517tという高い目標を立てました。しかし令和4年度については、実施計画をまだ策定していませんので、数値の上方修正がまだということになります。ですので、令和4年度の1,300tというのは第二期環境基本計画を作った時の当初のままということでご理解いただければと思います。


会長:同じことが34ページの1人当たりゴミ収集量にも言えます。目標値は修正していない。そのままということです。CO2の吸収量だけを修正したのですね。令和4年度の目標値は修正していないけれど、途中までは修正したということになります。


事務局:3年ごとの実施計画の中で上方修正しているということです。


会長:確かに見にくいのですが、3年ごとということですので、この後目標が修正されればこの令和4年度の目標も上がってくるということです。一番最初に計画を定めた時のまま、1,300tの目標のまま放ってあるということです。3年ごとしか見直していないので、図としては分かりにくいところがあります。説明がないと目標を下げているようにしか見られない。令和4年度については目標値の修正を行っていないということを書いていただきましょうか。


D委員:33ページのエネルギーのところで可能な限り省エネとか、可能な限りエコな設定とか、可能な限りZEBとか書いてあるのですが、この可能な限りというのがコストパフォーマンスみたいな感じで、コストが許せばいろいろな、太陽光とか省エネとかやっていくという感じになると思います。最大限省エネの導入を進めるとか、最大限エコな仕様にするというようにすれば、考えていこうというか、強い意志を感じられるのですが、なければないで通じると思います。新庁舎に対して最善の導入がどのぐらい入るのか、どのような規模になるのかは分からないし、可能な限りというのを取って、(3)のエコの建築のところは「今後予定される庁舎建設について、エコな仕様となるよう」と書くか。あるいは最大限とすると、かなり考えているのかなという感じになりますが、この審議会としてどういう気持ちでエコとか省エネとかZEBとかに取り組んだと言うのか。可能な限りというのが、コストとか他のことを考慮し過ぎているとも思えるし、なければ評価のしにくい感じにもなります。気持ちの問題というか、これをどのようにするかだけの話なのですが、そこが気になります。


会長:(1)、(2)、(3)のところに可能な限りというのが数カ所出てきます。今回のエコ建築の普及の1行目のところは基本設計までというところですから、可能な限りということでこうなると思いますが、実施設計に向けて可能な限りと書くのか、上の再エネのところで可能な限り導入を進めていきますと書くのか、この辺りの可能な限りという意味合いをどう考えるかですね。


事務局:本日、審議の中で委員の皆様からいろいろな厳しいご意見をいただいたという状況にあります。しっかりと総括のなかで表現も含めて評価につなげていきたいと思っていますので、こちらについては会長と調整をさせていただき、整理を進めたいと思います。


会長:可能な限りという表現があるところにつきましては、一度事務局で引き取って、可能な限りという表現は取るということは前提ですので、もう少し言葉を書き足すのかどうか検討したいと思います。また、最大限というのは、いくつが最大なのかという、いろいろな意見が出てくると思います。実際の面積やいろいろなことが検討しきれていませんので、もう少し改善の方向で検討してもらいたいというのが我々の想いですので、その想いが伝わるような文言を加えて、ZEBに近づくように引き続き関係課と調整を進めます、ということで文言を完成させたいと思います。そこはお預けいただくということにして一任いただければと思います。


H委員:35ページの西山の保全・再生・活用ですが、去年の台風でかなりの風倒木が発生しました。見えるところはあまり分からないのですが、奥山の方はかなり倒木が進んでいて、今整備を進めておられると思います。倒木してしまうとCO2の吸収も難しいのですが、それを盛り込んだ上で平成30年の数値なのかなと理解していますがいいでしょうか。(1)にはキャンプ場のことが書いてあり「年度内に復旧し、現在は利用できる」と書かれているのですが、そういう問題ではないだろうと思います。農林振興課さんもこの辺はかなり力を入れて倒木処理をされていると思いますので、もうひとこと付け加えた方がいいのではないかと思います。次の環境基本計画では適応ということが重要になってくると思いますが、温暖化により土砂災害につながるような台風や豪雨が発生し、西山が土砂災害などのリスクとなる可能性もあるので、課題として書いておいた方がいいかなと思います。


会長:現状を書くだけでなく、気候変動なども議論になるので、災害の対応復旧が問われているということと、現状まだいろいろな努力をされておられ、終わったという状況ではないということで、正確に書きたいと思います。


会長:何点か加筆修正をお約束しましたので、私と事務局で相談して成案にしたいと思います。今年度の私達の総括と成果指標の取り方の説明と現状ということになります。ありがとうございました。


議事4「環境基本計画の改定についての答申(案)」について

会長:次、最後の議題になります。4番目の議題です。環境基本計画の改定についての答申案について、今日差し替えを配付させていただきました。差し替え部分の要点を説明いただいた上で、どのような答申をするのか今日決めていきたいと思います。事務局から説明をお願いします。

 

事務局:説明

 

会長:今度の10月、もしくは11月に考えております次の審議会において答申を最終的に確定したいと考えていますが、今日で2回目の議論ということになります。事務局に対して、こういったことが大事じゃないのか、さらに検討して欲しい、そういったことを今日申し上げていけば、成案までに加えていただけると思いますので、いろいろなご意見を発信していただければと思います。策定のプロセスについても書いています。そこも併せて、こういったことが大事とか、こういった手法を取ろうじゃないか、というような提案がありましたら、ご意見をいただければと思います。

 

会長:8ページの一番最初の計画期間ですが、令和4年度から令和12年度ですね。ここが誤っています。

 

H委員:前回指摘したので既に議論されていると思うのですが、改定に向けた基本的な考え方や方向性の中で、温暖化の問題については緩和だけでなく、適応の方も大事だということをはっきり書いた方がいいのかなという気がしています。先ほど言いましたように、長岡京というのは環境的には非常に良いと思っていたのですが、去年の状況を見ると必ずしもそうではないのだと明らかになってきました。西山の状況もそうなのですが、土砂災害の警戒区域にもたくさん住宅が建てられていますし、東の方に行けば河川が集中していますので、去年も桂川がもう少しで氾濫するというところまでいきました。中小河川に大きな河川が集まるというのは、洪水の恐れが十分考えられますので、長岡京は、地形、西山、河川、低湿地帯などで決して安全ではない、温暖化が進むともっと心配になりますよということを言った方がいいと思います。一般的なことしか書かれていないので、長岡京の環境を今一度見直すという点を入れてはどうでしょう。もう一つSDGsを取り入れるというのはいいことだと思うのですが、11ページからそのまま17の単位が並んでいるだけという状況です。私とC委員は京丹後市の環境基本計画の改定をお手伝いしたのですが、京丹後市の場合は、たとえば10ページの再生可能エネルギーとか資源とか廃棄物とか、それぞれの具体的なプロジェクトごとに、これをすることで17の項目の中の何番目が解決できますよと、各ページに貼り込んでいます。それで逆に環境基本計画をやることでSDGsがどこまで達成できるかということを自己点検できます。みんながそれを共有しやすいものになる。漏れているところはないかということができるわけです。A委員が頑張っておられるフードバンクといった取り組みも入ってくることになります。これまで環境とは直接関係ないと思っていたものが関係しているなと分かるということです。京丹後市のホームページからダウンロードして見ていただいたらと思いますので、そういうのを盛り込んでいただけたらと思います。

 

会長:最初の部分、長岡京市の現状をどのように書くかというところで言うと、今回の提案では、7ページの「3.現行計画の進捗状況」、ここだけが具体的に長岡京市の現況を書いていることになります。後のところは全体としての社会、国際的な状況であるとか、一般的にこういうことが大事ですね、これはぜひ基本計画の中で検討してくださいね、という形で投げているだけで、現状とか個別の分析に基づく課題というようなことはあえて投げていない。別の言い方をすれば次の審議会の議論を、どういう方向に制約していったらいいのかということで、本市の現況を書き込んでいるのは7ページのところと10ページの小学校区単位の見える化のところの二つだけになっています。この書き方でよいのかということをH委員からまさに出されたところです。SDGsの使い方については、いくつかの自治体がSDGsと基本計画との関係をそもそも見直して、環境だけでなく総合計画などの関係に見直して、当面2030年までの間に自分達の計画がSDGsの目標達成にどういうところに役に立つのか、どういうところに貢献できるのかということを考えようというやり方でやっている自治体が出てきています。ですので本市もそうあるべきじゃないかと思いますが、その使い方がまだ具体的に見えていない状況かと思います。2点のご指摘をいただきました。まず前者ですが、本市の現況をどこまで書き込んだ答申にするのか、あるいは書き込まない答申にするのか、基本的なスタンスについて意見交換したいと思います。7ページの3、現況のところしか書いていませんので、これだけで足りるか足りないかということですので、ご意見をいただきたいと思います。

 

D委員:H委員のご発言、その通りなのですが、基本的な考え方というのは4ページのところにもありまして、改定に向けた基本的な考え方や方向性ということで、この下部の部分に「私たちが」という、長岡京市に関わるような関わらないようなことが書いてあります。ここをもう少しはっきりと長岡京市ではこういうことがあると、方向性を出していく必要があるのか。あるいは考え方とか方向性という項目を加えるなどして、7ページの前か後で、現況はこうであるからこうする、というようなことを書くという方法があると思います。そうでないと、環境を取り巻く国内外の動向というところでSDGsとかパリ協定とかプラスチック問題とか書いてありますが、その間がとても開きがあるから、ものすごく飛んでいる感じがします。世界があってSDGsがあって、長岡京市がこういうことをやっている、その間がポンと抜けている。そういうようなことで4ページのような当たり障りのない基本的な考え方というのが書けているのですが、H委員がおっしゃったような西山のことを書くのか、気候変動との関連性を書くのか、環境の都というようなことを書くのか、3ページくらいのボリュームでいいので、そこをきちんと書くことが必要なのかなと思います。小学校区単位で見える化するというのは、非常にいい考え方だと思います。この中身について、災害や安全性ということもありますので、もう少し考えていただければと思います。あとSDGsとの関係が9ページのところに書いていますが、全体をひっくるめるという感じでは大き過ぎる気がします。17項目について入らない項目もありますので、脱炭素から都市環境までのそれぞれに、1から17がどのように関わるか、各市もそのような形でやられていますので、ここに何番がくるという感じで、計画がSDGsに対応しているということを示された方がいいと感じます。8のSDGsの活用のところは、資料編か何かに回したらいいと思います。

 

会長:今、D委員からありましたように、7ページの3のところをどう扱うかということと、H委員が言われた本市の現況をどう書くかということ。世界の動向がきていきなり飛んでしまって、唐突な感じはします。私が今の意見を聞いて思ったのは、現行計画の進捗状況というのはそれでいいと思いますが、どちらかというと今は量的な指標が書かれています。いろいろな議論で質的な話をしてきましたので、例えばエネルギーについてどれだけ関わっているか、達成できているかという数値の問題だけでなく、取り組みの現状について紹介してはどうかと。資源循環型社会とかをやっていく中で、9ページの脱炭素、資源循環、環境共生、都市環境、それに向けた学びや参画や協働、貢献といった5つぐらいのグルーピングはされているのですが、例えばグルーピングのところで、どういう課題や到達点を、第2期環境基本計画を定めた時に持っていたのか、もう少し質的な記述を入れた方が良い気がします。その辺りも含めて一定書き込むということにします。方向性についてどこまで書き込めるか、各論を10月・11月の時にしたいと思います。ある方向のところまで試算をするのは構わないかなと思います。現状を書いてこの方向は大事にしようとか、今回小学校区が出ていますが、こういうアプローチで計画を立案してもらいたい、遂行してもらいたいということを書き込んでもいいのかなという気がします。ご異議がなければ、その方向でもう少し整理し直したいと提案しますがいかがでしょうか。

 

A委員:1年後には長岡京市もごみの指定袋制ということが準備に出ていまして、皆さん関心があると思います。フードバンクの方もCO2の削減について計算したら1年間で相当減量になっています。そういうことが身近に私達の生活の中にある、その中から基本計画の内容を探るべきかなと。ごみ袋の指定袋制が目の前に来ていますので、それについても、もう少し掴んでいったらどうかなと思います。

 

会長:温室効果ガスの削減というのは大きな課題になりますが、再エネや省エネだけではないいろいろなアプローチがあるということは、西山の森林の吸収量に返ってくるので、書いた方がいいと思います。こういうところは今後の方向性として書き記した方がいいのではないかということがあれば言っていただいて、また次回のところで、事前配付なり当日の議論のところで皆さんに揉んでいただけるようにしたいと思います。いくつかの点について書こうということと、7ページにあるような書き方よりももう少し私達に伝言と課題が見えるような書き方で文章化しようということですので、ぜひいろいろなご意見を出してください。SDGsの点につきましては、どのように活用するのか、どのように私達の目標達成のプロセスの中に活かしていくのかについて、掘り下げた形の書き方をして、単に例示するような、あるいはなんとなく全体像の背景にあるような書き方ではなくて、掘り下げた使い方をした方がいいということと思います。その点について基本的には僕もその方向でいいのではないかと思いますので、もう1段掘り下げたものを提案したいと思います。他どうでしょうか。基本計画のあり方についてこういったところはぜひ書き込んで答申すべきだということはございますか。

 

H委員:資源循環のところで、ごみのことだけではなくて、長岡京市は地下水が豊富であるので、そのことについて。今の上水道の半分は地下水を使っていますが、そのことをみんな忘れてきていると思います。庁舎で雨水利用とか雑排水利用とかあったのですが、もっと地下水の見える化をしてはどうでしょう。今、地下水を自由に汲める「ガラシャ面影の水」は3カ所しかないのですよね。もっと汲めるところがあるとか、水路に流すとかして地下水を見えるようにして、長岡京の環境を見せるようなアイデアを入れてはどうかと思いました。

 

会長:次回の審議会のところで議論を詰めていきたいと思うのですが、その日の内にということではなく、今申し上げましたように事務局と必要な往復があればしていただいて、事務局からの原案について、ちょっと間を置いた形で修正みたいな議論をしながら当日を迎えて再度発展的議論をする。そのようなイメージでやれれば回数が少なくても内容のある答申ができるのではないかと思います。その点ご理解いただきたいと思います。ありがとうございました。それでは、事務局の方から連絡事項お願いします。

その他

事務局:次回の審議会の日程ですが、10月下旬または11月初旬で連絡させていただきたいと思います。また今年度の環境フェア開催日程ですが、11月16日(土)に予定しています、団体様として出展等いただいている方もいらっしゃいますが、また、お客様としてもご来場いただければと思います。以上です。

 

会長:ありがとうございました。それでは以上をもちまして、本日の議事は全て終了したものとします。司会のマイクを事務局にお返しします。

 

事務局:会長、長時間に渡る議事進行ありがとうございました。また委員の皆様には様々な貴重なご意見賜りました。ありがとうございます。事務局としましては、皆様のご意見を十分、計画、施策に反映して、前に進んで参りたいと思っています。10月の答申まで期間がございますが、その間キャッチボール等、会長ともご相談させていただきながら、委員の皆様ともご相談をメール等でさせていただきたいと思います。そうする中で、しっかりとした計画改定の答申となるよう、事務局で準備して参りたいと思います。今後とも引き続きよろしくお願い申し上げます。本日はどうもありがとうございました。

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長岡京市環境経済部環境政策室脱炭素・環境政策担当

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