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令和元年度第5回ネットワーク会議 会議録

  • ID:9467

日時

令和2年1月9日木曜日 午後1時30分から午後3時30分

場所

長岡京消防署 会議室

出席者

18名

伊藤委員(京都府歯科衛生士会乙訓支部)、田中委員(民生児童委員協議会)、井口委員(知的障がい者相談員)、財前委員(乙訓若竹苑)、井上委員(乙訓やよい福祉会)、中山委員(あらぐさ福祉会)、石田委員(相談支援事業所・地域活動視線センターアンサンブル)、島田委員(済生会京都府病院)、玉川委員(訪問会議ステーション協議会)、横町委員(ホームヘルプセンター竹の里ホーム)、中谷委員(長岡京市障がい者地域生活支援センター「キャンバス」)、長谷川委員(きりしま苑)、能塚委員(乙訓福祉施設事務組合 障がい者相談支援課)、森井委員(乙訓ひまわり園)、長浜委員(ポニーの学校)、中西委員(こらぼねっと京都)、柴山委員(NPO法人てくてく)、岡島委員(長岡京市健康医療推進室)

欠席者

8名

上野委員(乙訓保健所)、西野委員(向日が丘支援学校)、髙畑委員(乙訓医師会)、堀委員(乙訓医師会)、眞崎委員(乙訓歯科医師会)、三宅委員(乙訓福祉会)、山岸委員(障害者支援施設晨光苑)、清水委員(長岡京市健康医療推進室)


事務局

厚地障がい福祉課長、山﨑障がい支援係保健師長、望月社会参加支援係長、吉田社会参加支援係主査

傍聴者

0名

議事の流れ

・委員の交代について

 ポニーの学校 加藤委員代⇒長浜委員(11月会議から)

民生児童委員 竹内委員⇒田中委員(1月に改選)

 

1.あいさつ、自己紹介

課長:新年もよろしくお願いします。

2020年に関しての主な取り組みをご紹介する。

①東京オリンピック、パラリンピックについて

 オリンピックの聖火リレーについて、長岡京市では5月26日に実施される。西ノ口の交差点を南下し、花山3丁目がゴールの約2kmのコースを、200mずつ10人でリレーする。京都府として5月26日、27日の二日間の予定で、時間は未定だが長岡京市での実施は夕刻の見込み。組織委員会から情報があればお伝えする。

 パラリンピックについて。集火式は都道府県単位で実施し、京都府は8月17日月曜日を予定。採火式は市町村単位で実施。長岡京市でも実施予定。

②NHK大河ドラマに関して

 「麒麟がくる」の放送に伴い、シティープロモーション等観光戦略に力を入れている。ふるさと納税についても期間限定で返礼品を始めている。バスハウスはハーブティーを提供。他事業所でも検討していただければよいと思う。また、飲食店やお土産物を取り扱う「おもてなし店舗」の周知を実施する。観光協会が担当し、ホームページの掲載もできる。

③第4次総合計画について

 平成28年から令和12年の15年間の計画で、第1期計画が今年度末で終了。現在、第2期計画策定に向け取り組みを進めている。障がい福祉分野では、障がい者(児)福祉基本計画及び障がい福祉計画の策定時期でもあるが、大元の総合計画にも反映できるよう皆様のご意見をいただきたい。

 

2. 情報交換

<各委員より>

●社会福祉協議会

・長岡京市災害ボランティアセンター メーリングリスト登録のご案内

●きりしま苑

・移動支援従事者養成研修の修了について。修了者11名。

●乙訓福祉会 第3回乙訓福祉会作品展

 日時:2月27日(木曜日)から29日(土曜日) 午前10時から午後5時 最終日午前10時から午後3時

 場所:バンビオ2階ギャラリー

●あらぐさ福祉会 作品展「創17th えがおの手しごと展」

 日時:3月7日(土曜日)から9日(月曜日)

 場所:産業文化会館1階大会議室

●自立支援協議会

乙訓ももによる引きこもりに関する講演会

 日時:2月24日(月曜日・祝)

 場所:バンビオ3階

 岡山県総社市の社会福祉協議会から講師を招く。総社市長も出席。


<事務局より>             

◆移動支援 請求方法ガイドラインについて

 ここ数年で移動支援の事業所が増え、請求に関する問い合わせも増えているため、基本的な内容をまとめた。市のホームページにも掲載している。


◆工賃向上に向けた事業所アンケートについて

事務局:平成25年度から実施している「ほっこりんぐ事業」は7年目を迎えている。ほっこりんぐ参加事業所にアンケートを実施した。工賃向上についてご意見をいただきたい。

委員:学校給食費の余剰分、保育所や学童保育等の活用は。お菓子やパンを提供できるのでは。久留米市でやっている。令和2年7月からレジ袋が有料化される。エコバックの商機ではないか。

委員:商品ロスがないよう事前注文をしている。今後広げていきたい。

委員:ほっこりんぐが始まった当初は、目新しさもあり多くの集客があったが、定着してきたこともあり売り上げは当初と比べると半分ほど。事業所として、新製品の開発等ができていない現状もある。生活介護の利用者への工賃は月1,000円から1,500円。自主製品だけでなく、くるりんばあむ等の仕入れ販売にも取り組み、利益の確保を目指している。

委員:支援校高等部を卒業したばかりの利用者にとって、対面販売という機会が社会人としての第一歩として大きな役割を果たしている。

委員:ほっこりんぐには生活介護、地活の利用者が販売に行っている。利用者にとって、市民と触れ合うよい機会になっている。食品を扱っていないので2回目以降の購入につなげるのが難しい。

委員:販売の機会を提供してもらうことはもちろん大切だが、事業所の努力が不可欠だと感じる。また、今必要なものを事業所で既に作っているもので代替えできないかという視点を持ってもらえたら。

 

◆障がい理解啓発・周知の在り方のアイデアについて

委員:少しの支援があれば地域で自立した生活ができる人がいることを知ってほしい。

委員:FMおとくにの活用や、庁内建て替えに関して周知していくなど。

委員:移動支援のヘルパーとして従事している時、利用者の行動に周囲が驚かれることが多々あり、「大丈夫」と伝えている。障がい児の通所事業に関しては、事業所を利用していることを周囲に知られたくない保護者も多く、「外で会っても話しかけないでほしい」と言われることもあり、障がい理解を周知する時と敢えて伏せる時とがある。

委員:小、中学校の職業体験を受け入れている。障がいの方を知ってもらうよい機会となっている。12月の市民のひろばの反省会で、民間のキッチンカーについて意見が出たと聞いている。実行委員会の売上に影響するかもしれないが、キッチンカーがあることで新たな層の参加が見込まれるのではと思う。

委員:面と向かって差別する人はいないと思うが、見て見ぬふりをする人が多いのではと危惧する。子どもの頃から障がい者と一緒に過ごす、身近に感じることが大切。

委員:障がい者の支援に入ることで、ヘルパーの障がい理解につながっている。

委員:家庭内での教育や学校での授業で、小さい頃から障がいを知り障がい者と関わることが大切。人権学習を低学年から実施してもよいのでは。

委員:車いすでの転倒事故が多い。道路整備が必要。また、精神障がい者は引きこもりの方が多く、居場所がない。情報提供してほしい。

委員:重度障がいの子どもも一般の保育所に行くケースが多い。双方にとって大切な経験だと思う。あいサポーターについて、認知症サポーターの取り組みを参考に企業に実施してもらってはどうか。

委員:職員研修を毎年実施している。昨年度は障がい者基本条例と合理的配慮について、障がい福祉課から講師に来てもらった。今年度は女性交流センターに依頼し、性の多様性をテーマに実施予定。今後も出前講座の活用等していきたい。また、院内の購買でカメリアのパンを販売している。

委員:毎年文化祭を実施し、地域との交流を図っている。医師の講演を病院内で実施するなど、自然に院内を見てもらい知ってもらうスタイルを大切にしている。分からないことが不安に繋がるので、小さい時から知る機会、関わりが必要。自然な形で関わり合える環境が大切。また同時に、障がい理解について伝えることができる人も必要。

委員:事業所が無認可の頃、利用者宅近くの学校の生徒が障がい者をからかう出来事があった。後日、学校の先生に説明したり、あらぐさを知ってもらえるよう利用者が話をしに行ったりしたことがある。

相模原の事件や福祉施設建設などに関わって、「社会の障がいへの理解がない」と感じているご家族の声を聞く。あらぐさでは市職員の新任研修や小学校の職場体験を受け入れていて、障がい理解が深まるとよい。関わることで、「知らないから怖い」から「自分たちと変わらない」「さをり織りができてすごい」という意識の変化につながっていると思う。ほっとはあと製品(自主製品)については、障がい者が作っているからというのではなく、あらぐさで作った良いものだからという意識で、あらぐさのことを知ってもらう機会として捉えている。

委員:小学校2年生の事業所見学、中学生の職場体験を受け入れている。毎年夏まつりを実施。一般企業も一緒に商品開発などできればよいと思う。

委員:子供の頃から、いろんなことを通して、「ふれあう」だけでなく「交ざる」ことが大切だと思う。

委員:向日市社協と合同で難聴者のサロンを年に4回実施している。そこで気付いたことは、要約筆記は難聴者のためだけではなく多目的に利用できるということ。自治会などにOHCの機材を貸し出せる仕組みがあればよい。それを機に啓発できるのでは。

また、計画相談について。児童発達支援や放課後等デイサービスを利用したいというケースが多い。事業所の送迎者が学校を出入りすることもある。子どもの頃から触れ合うことが大切。他に、1人暮らしのケースでは、住居探しに苦労することも。不動産業に対して「あいサポート研修」をしてはどうか。

委員:他人に「無関心」な時代。そこにどうアプローチしていくかが課題。生活の一部に障がい者がいるということを知り、興味を持つことが大切。子どもの疑問に対して教育者や保護者がどう答えるかも重要。

 

3. その他

・令和2年度における委員の選出について

 別紙委員の選出依頼、ファクス送信票3月19日(木曜日)までに提出を。会議後、メールにてデータ提供します。

 

 

※次回は、令和2年3月7日(木曜日)午後1時30分 から長岡京市立図書館 3階会議室で行います。

お問い合わせ

長岡京市健康福祉部障がい福祉課社会参加支援係

電話: 075-955-9549

ファクス: 075-952-0001

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