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第5回 長岡京市教育振興基本計画審議会 会議録

  • ID:10837

第5回 長岡京市教育振興基本計画審議会 会議録

日時

令和3年2月1日(月曜日)午後2時から3時まで

会場

長岡京市役所 第1委員会室

出席委員

竺沙会長、加藤副会長、樋口委員、藤間委員、河原委員、高橋委員、西村委員、南出委員

欠席委員

髙橋委員、杉田委員、森本委員、大木委員

内容

1 開会

事務局:ただいまより、第5回教育振興基本計画審議会を開催させていただきます。

本日はご多用の中、また緊急事態宣言発出下での開催となりましたが、ご出席いただきましてありがとうございます。

髙橋委員、杉田委員、森本委員、大木委員におかれましては、欠席のご連絡を頂戴しております。委託会社の株式会社名豊さんは遠方のため、今回は欠席となります。

本日の会議は公開となっておりますが傍聴者はいらっしゃいません。

なお、本日は緊急事態宣言発出下での開催となりますので、新型コロナウイルスへの対応といたしまして、換気を行いながら、またマスクはつけたままでのご発言をよろしくお願いいたします。また、開催時間も1時間程度で予定しております。議事説明もできるだけポイントを絞って短時間でご説明させていただきますので、円滑な審議会運営にご配慮いただきますようお願いいたします。

それでは資料の確認をさせていただきます。

まず当日配布資料です。当日配布資料1「審議会委員事前意見に対する回答」、当日配布資料2「長岡京市第2期教育振興基本計画(最終案)※事前意見反映版」、当日配布資料3「長岡京市第2期教育振興基本計画に関する意見募集 提出意見一覧」の3点です。

次に事前に送付させていただいた資料ですが、「次第」、資料1「「長岡京市第2期教育振興基本計画(案)」に関する意見募集の結果」、資料2-1「長岡京市第2期教育振興基本計画(最終案)」、資料2-2「「新たな教育の循環」イメージ図(カラー)」、資料2-3「前回審議会内容の計画への反映」、資料3「長岡京市第2期教育振興基本計画の策定について(答申)(案)」、資料4「今後の計画策定スケジュールについて」以上が本日の資料となります。足りない資料がございましたら事務局までお申しつけください。

それでは、次第に沿って進行させていただきます。教育長よりごあいさつ申し上げます。

 

 

2、教育長あいさつ

教育長:皆様こんにちは。皆様方におかれましては、ご多用中、またコロナ禍で世の中が大変な状況になっておりますところ、本日はご参集いただきまして、ありがとうございます。

また、日頃から本市教育行政についてご指導、ご鞭撻いただきまして、改めて感謝を申し上げる次第でございます。今、部長からもございましたが、先月、京都府に特別措置法に基づく緊急事態宣言が発出されました。本日の審議会につきましても、開催の可否について事務局で検討させていただきましたが、パブリックコメントの結果や、本日をもって計画策定のための最後の審議会となることから、感染症対策を十分に行ったうえでの、短時間開催に踏み切りました。

新型コロナウイルスについては、依然として世界的に猛威を奮っており、これまでと異なる生活様式を余儀なくされています。まもなくワクチン接種も始まるということで、本市においてもワクチンの接種の実施対策本部を設置し、国からの指示及び現在の状況を見ながら、そのワクチン接種に向かって着々と準備を進めつつあります。

そんな中、先日、京都新聞に京都大学前総長の山極教授が「地域の時代がやってきた」という題名で、ICT活用により企業のテレワーク移行等が進む中、地域が安全な働き場所として再認識されるようになったというご意見を述べておられました。明治維新以来、初めて中央から地域への人口の移動が始まろうとしており、多様な生き方の選択を可能にするため、未知の可能性を探索できる、地域における拠点の存在とその分かち合いが大切であるというご意見でございました。本市の第2期教育振興基本計画において掲げております、「うるおい資源の活用」「新たな教育の循環」の方向性も山極先生のご意見と合致していると認識しております。コロナによる逆風を地域づくりのチャンスと捉え、本市の特性を生かし、学びを通じて、ポストコロナの新時代に即した、人やまちとのつながりづくりを進めていきたいと考えています。人と人との心のふれあいを通して、生きる力をはぐくむとともに、明日の長岡京を創るしなやかな人づくりに取り組んでいくことによって、10年後には本市ではぐくまれた一人一人が幸せな人生を送ることができるような、そんな教育のまちづくりを目指していきます。

本日は、パブリックコメントを受けての対応と計画の最終案についてご意見をいただき、これまでの議論の集大成として、審議会としての答申を取りまとめていただく予定です。

緊急事態宣言発出下の開催ということで、1時間という短い時間での開催ではありますけれども、皆様方には本計画の策定作業の最後まで、どうかご尽力いただきますことをお願いいたしまして、私のごあいさつといたします。本日はよろしくお願いいたします。

 

 

3 議  事

事務局:それでは次第の3議事に移りたいと思います。

教育振興基本計画審議会条例第5条第1項の規定により、会議の議長は会長があたることになっていますので、ここからは会長に進行をお願いします。

 

会長:それでは、ここからは会議の進行役を務めさせていただきます。

まず、本日の審議会の成立要件について確認をお願いします。

 

事務局:教育振興基本計画審議会設置条例施行規則第2条第1項の規定では、委員の過半数の出席が、会議の成立要件となっています。12名の委員のうち、本日ご出席は8名でございますので、会議は成立しております。

 

(1)・長岡京市第2期教育振興基本計画(案)の意見募集(パブリックコメント)の結果について

・「長岡京市第2期教育振興基本計画(最終案)」について

 

会長:では、さっそく議事に入らせていただきます。

案件1「長岡京市第2期教育振興基本計画(案)のパブリックコメントの結果について」、案件2「長岡京市第2期教育振興基本計画(最終案)」について、この2件は、一括審議とさせていだきます。それでは、事務局から一括で説明をお願いします。

 

事務局:それでは、案件1「長岡京市第2期教育振興基本計画(案)のパブリックコメントの結果について」、案件2「長岡京市第2期教育振興基本計画(最終案)」について、一括で説明をさせていただきます。

時間の関係もございますので、細かな内容については割愛をさせていただくこと、最初にご了承願います。それでは、資料1をご覧ください。

パブリックコメントの結果の概要ですが、31日間の意見募集の結果、4名の方から24件の意見が提出されました。教職員、保護者、社会教育団体、様々な視点から貴重なご意見をいただきました。

各論部分、第4章へのご意見が多かったです。なお、誤字脱字の訂正につきましては、その他意見ということで件数に入れておりますが、細かなことですので公表対象にはいたしません。

パブリックコメントに対する回答につきましては、後日、ホームページ等を通して市民の皆様に公表する予定としております。パブリックコメントの結果についての説明は以上でございます。

続きまして、資料2-1と2-2をご覧ください。

資料2-1は計画書案です。資料2-2はカラー刷りの1枚ものの資料になっております。

基本的には、先程、説明させていただきましたパブリックコメントの修正を反映していますが、事務局でも一部修正を入れさせていただいております。基本的には細かな文言修正なのですが、計画内容に関わる変更点が2点だけございます。

1点目は教育の循環のイメージ図です。前回の審議会でいただいたご意見や議論の内容を踏まえまして変更させていただきました。教育の循環の、循環の渦巻く動きを出させていただきまして、背景の部分につきましては人と人との心のふれあいによって生まれる温かさや輝きを表現させていただいております。以上のようなデザインの変更をさせていただきました。

お戻りいただきまして、計画書案の30ページをご覧ください。

施策の方向性「主体的に学ぶ子どもの育成」の主な取組・事業のところです。下から2つ目の項目ですが、読書活動の充実の1行目のところで、読書活動の目的を「確かな学力」とさせていただいていたのですが、こちらを「豊かな学び」に修正いたしました。読書には学力の向上に限らず幅広い効果があることから、このような文言修正をさせていただいております。

以上、案件1と2の説明とさせていただきます。

 

会長:ありがとうございました。事務局よりパブリックコメントの結果についての報告と計画最終案の説明がありました。これに対して、委員の皆様から事前質問や意見は提出されていますか。提出があるようであれば、事務局から報告をお願いします。

 

事務局:先程、説明させていただきました案件1と2に関しまして、審議会の委員の方からご意見が出ておりますので、それについて説明させていただきます。当日配布資料1をご覧ください。

1番目のご意見ですが、審議会の委員の方から出たご意見です。

パブリックコメンへの教育委員会の対応に関連してご意見をいただいております。

内容としましては、計画4章の(1)の①主な取組・事業の中の「主体的・対話的で深い学びを目指す授業づくり」において、「教科等横断的な活動を通して」等の文言を追加することを検討してはどうかというご意見です。

パブリックコメントで提出された意見、探求の重視、総合的な学習の時間、環境教育に対応するとともに、新しい学習指導要領で重視されているカリキュラム・マネジメントの視点も含むことを示すことができるというご指摘を踏まえまして、事務局で内容を検討させていただきました結果、こちらの表に書いてあるように計画案を修正させていただくことになりました。

カリキュラム・マネジメントとは、各学校が教育課程、カリキュラムの編成、実施、評価、改善を計画的かつ組織的に進め、教育の質を高めていくことをいいます。ご指摘の通り、新学習指導要領において、カリキュラム・マネジメントの確立は重視されておりますので、文科省が示したカリキュラム・マネジメントの確立の3つのポイントがあるのですが、その中に教科等横断的な視点が入っております。

パブリックコメント意見で提案のあった、探求の重視、総合的な学習の時間、環境教育につきましては、現段階において本計画に包含されているのですが、これらは教科横断的な視点と関わりがあり、新学習指導要領の実施に伴って今後、そういった教科横断的な取組が進められていくという今後の方向性とも合致しておりますので、ご指摘を踏まえて計画書案を2か所修正させていただきます。

これに伴いまして、パブリックコメントの対応についても修正いたしました。

2番目のご意見ですが、計画案第2章のところで、「令和の日本型学校教育の構築を目指して(中間まとめ)」と記載していたのですが、ちょうど2021年1月26日に答申が出ましたので、これを踏まえて修正をしてはというご指摘でした。ご指摘を踏まえまして時点修正をさせていただいております。

3番目のご意見については、誤字脱字や文言表現の統一の話ですので、説明を割愛いたします。

4番目のご意見につきましては、(3)①健康教育・安全教育・食育の推進のところで、身体的な健康だけでなく、心の健康についても含めてはどうかというご意見をいただきました。同じ施策内の主な取組・事業、健康教育の推進という項目があるのですが、その中で「健康(心と体)」というように表記させていただいておりまして、健康、心と体への関心を高める保健指導の実施を記載しておりますので、すでに計画内で位置づけをさせていただいているところでございます。また、基本施策(4)きめ細かな支援の充実の主な取組・事業、いじめ問題等への対策の中で、スクールカウンセラーや教育相談等による児童生徒の心に寄り添った対応も行うということで、施策間の連携を図りながら児童生徒が心身ともに健康に育つように取り組んでいきたいと考えております。こちらについては原案通りとさせていただいております。

他にも、専門用語の意味についての質問をいただいております。

専門的な教育関連用語につきましては、計画書の資料編で用語解説のページを設けさせていただきますので、そちらで市民向けの説明を入れさせていただく予定です。

具体的な修正内容については当日配布資料2に掲載しています。

続きまして、当日配布資料3をご覧ください。

パブリックコメントの意見対応を、今回の審議会の事前意見を受けまして修正させていただいております。1番、2番、4番の意見対応を変更させていただいております。その分だけを抜粋しております。修正部分は下線を引いて、修正内容の欄には計画案の修正の内容を追記しております。

本来、意見を提出された方の提案内容とは異なる修正となるため、意見の趣旨を踏まえての修正ということで回答内容の欄に注記をつけさせていただいております。

以上が、事前にいただいたご意見等に対する対応になります。

 

会長:ありがとうございました。委員の皆様からの事前提出意見等に対する事務局の説明について、質問や意見はございますか。

(意見なし)

 では、この内容で確定とさせていだきます。

 

(3)長岡京市第2期教育振興基本計画の答申(案)について

 

会長:続いて、案件3「長岡京市第2期教育振興基本計画の答申(案)について」について、事務局から説明をお願いします。

 

事務局:それでは、長岡京市第2期教育振興基本計画の答申(案)について説明をさせていただきます。

資料3をご覧ください。

本日の議事の案件1、案件2で事務局からの説明をさせていただきましたように、パブリックコメントに寄せられたご意見をもとに、事務局にて精査いたしました内容を踏まえまして、最終的に取りまとめたものが資料2-1「長岡京市第2期教育振興基本計画(最終案)」でございます。これに審議会の皆様からいただいたご意見を踏まえて修正をし、ご承認をいただきました。「長岡京市第2期教育振興基本計画(案)」に、この資料3の答申案を付して、本策定委員会からの答申とすることでご了解をいただきたいと存じます。よろしくお願いいたします。

 

会長:事務局から「長岡京市第2期教育振興基本計画の答申(案)について」の説明がありました。ご意見ございませんでしょうか。

(意見なし)

 ないようであれば、この内容で、確定とさせていだきます。それでは、以上の内容をもって、本審議会からの答申とさせていただきます。それでは、これより答申を行いたいと思います。事務局、準備をお願いします。

 

 『答申』(会長から教育長へ答申書を交付)

 

(4)「今後の計画策定スケジュールについて」について

 

会長:続いて、案件4「今後の計画策定スケジュールについて」、事務局から報告をお願いします。

 

事務局:資料4「今後の計画策定スケジュールについて」をご覧ください。

   本日の第5回審議会での審議をもって審議会は終了となります。1年間、ご審議いただきまして大変ありがとうございました。本市の審議会を受けた計画の答申につきましては、先程、答申書を会長から教育長に交付していただきました。今後ですが、教育委員会定例会を今月の17日の午前に開催し、本計画案を議案として上程する予定をしております。教育委員会定例会での審議を経て議決をいただければ、長岡京市第2期教育振興基本計画の策定となります。同じ17日の午後になりますが、総合教育会議を開催し、市長と教育委員会で本計画の第3章「長岡京市の教育が目指す姿」を本市の教育大綱と位置づける協議を行います。協議が整えば令和3年度からの教育大綱となる予定でございます。

以上が現時点でのスケジュールとなっております。よろしくお願いいたします。

 

会長:何かご質問はございませんか。

では、こちらのスケジュールで進んでいくことになります。

 

4 その他連絡事項

会長:それでは、次第4その他連絡事項に入ります。事務局より説明をお願いします。

 

事務局:【連絡事項】

 

会長:それでは、皆様のご協力をいただきまして、滞りなく進められましたこと、感謝申し上げます。1年間、皆様と議論してきましたこの審議会も、本日で最終の会議ということですので、委員をしていただいた感想を最後にお願いしたいと思います。本来ならば、委員の皆様にお願いするところですが、感染症対策の観点から、委員代表として、副会長の加藤先生にお願いしたいと思います。

 

副会長:ありがとうございます。大変恐縮ですが、ご指名ですので代表して感想を述べさせていただきます。教育理念として、「心のふれあいを大切に 生きる力をはぐくむ 明日の長岡京を創るしなやかな人づくり」と定め、11の基本施策に基づいて進めていくことになりましたが、一番肝心なのは生きる力の育成だと明確に定める、その現場に立ち会い、驚きと感動をもって仕事をさせていただきました。私は大学教員をしているのですが、これだ、と思いまして、来年度から「生きる力ゼミ」を開講し、全学で取り組んでいきたいと思っております。これも長岡京市の基本施策に沿った学校の在り方になればよいと思います。昨年初めからのコロナ禍によりまして、教育だけでなく、人々の生活すべてが激変しました。そんな中で、やはり人と人とのつながりをどう捉えるかが課題となる中、ますますこの基本施策の重要性が高まってくると思います。教育の現場は、オンラインで何ごとも済ましていこうという流れになっていますが、そういう時だからこそ地に足をつけた議論が大事になってくると思っております。私たちはここで有益な議論ができたと思っておりますが、教育に携わっていただく現場の中、そういった生きる力をはぐくむ現場の先生方の中でもこういった機運が高まっていくことを願います。本当にありがとうございました。

 

会長:ありがとうございます。私のほうからも、お礼と感想を述べさせていただきます。会長ということで最初は重荷に感じるところもありましたが、毎回、事務局の方々が準備をしっかりなさって、事務局の中でしっかり議論していることが伝わりました。また、委員の皆様方からも前向きで貴重な意見が出していただけて、非常によい審議会であったと思います。まったくストレスを感じることなく、むしろ学ぶところが多く、楽しく仕事できたことを感謝申し上げたいと思います。加藤先生もおっしゃいましたが、やはり議論をしていくということが非常に大事だなと感じます。事務局の方々が丁寧に議論を進めていることが伝わり、それが審議会の議論をよくしたと思っております。非常に驚きましたのは、パブリックコメントがこのようにたくさんくるとは思っておりませんでした。人数は少ないのですが、多くの意見が出てきたということは貴重なことだったと思います。おそらく意見を出され方々だけでなく、多くの方がそのように思っているのではないかと思います。計画そのものよりも、日頃の思いをこの機会に出されたという印象を受けましたし、実施していくうえで必要な意見が多かったと思います。そういう意見を出す機会があまりなかったのかもしれません。教育委員会の会議の場やいろいろな場で多くの市民が意見を率直に出し合える機会が必要ではないかと思います。計画というは、実施したらそれに従って粛々と進めるものではありません。基本計画というのはそういった計画ではなく、大事なのはこれからです。今後、一層の議論を重ねていくことが大事なのではないかと思います。こういったパブリックコメントが出されたことは、市民の皆さんにとっても刺激になったのではないかと思います。今回をきっかけにして議論を深め、新たな教育の循環の流れが滞らないよう、温かく広がっていくことを期待します。今後、どのように進めていくのか見守っていきたいと思います。皆様には感謝申し上げたいと思います。

事務局からは何かございますか。

 

事務局:事務局を代表しまして、教育部長からごあいさつ申し上げさせていただきます。

 

教育部長:皆様、本当に貴重なご意見をたくさんいただきましてありがとうございます。また、長時間にわたりご審議いただきまして、今回、第2期の計画ということで、第1期を皆様と一緒に振り返りながら、今後10年間の長岡京市の教育の方向性をつくらせていただきました。今回の策定経過で感じたことが2点ございます。まず1点目としては、教育を取り巻く状況が大きく変化しつつあることです。それは学校、家庭、地域、その中で複雑化、多様化するそれぞれの課題に触れ、そのことを改めて実感いたしました。そして2点目は、ポストコロナ時代の到来ということで、新しい生活様式の実践によりICT活用が加速し、また、新たな学びの在り方、そして、その学びをきっかけとした人とのつながりも、また新たなつながりに変わってきたのではないかと感じております。この2点を踏まえたうえで、新たな時代を生き抜いて、幸せな人生を送るために必要な力とは何か、また、その力をはぐくむためにどのような取組が必要か、本市としての考えを計画に盛り込んでおります。また、今回の計画では「しなやかさ」をキーワードとしましたが、本市教育行政も、今後「しなやかさ」をもって、持続可能な教育のまちづくりを進めていきたいと考えております。目まぐるしく変わる時代の中で、本市の教育の特色をこれからも大切に続けたいと考えています。この計画の内容が絵に描いた餅にならないようにと肝に銘じまして、着実にこの計画を進めてまいりたいという教育委員会事務局を代表いたしましての決意も含め最後のあいさつとさせていただきます。審議会は今日で最後になりますけれども、「新たな教育の循環」ということで、学校、家庭、地域が連携・協働し、人をはぐくむことで明日の長岡京がつくられていきます。そういった意味では、ここにご参集の皆様には、その起点となって、行政とともに、この計画を進めていただきますようという願いを込めて、引き続きご協力、ご指導、ご鞭撻をお願いしましてお礼とさせていただきます。どうもありがとうございました。

 

 

6 閉 会

 

会長:以上をもちまして、第5回教育振興基本計画審議会を閉会いたします。

 

 

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長岡京市教育部教育総務課総務・施設整備担当

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