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教育委員会令和3年4月定例会会議録

  • ID:11417

教育委員会会議録


1.日時

令和3年4月21日(水曜日)  午後3時から午後3時33分


2.場所

市役所 会議室7


3.出席者

教育長 西村文則

委員 福澤秀夫

委員 京樂真帆子

委員 盛永俊弘

欠席 大下和徹


4.出席説明員

教育部長、教育総務課長、教育総務課担当主幹、次長兼学校教育課長、学校教育課総括指導主事、学校教育課主幹

生涯学習課長、生涯学習課担当主幹、文化・スポ-ツ振興課長、文化財保存活用課長、中央公民館長、図書館長、

教育支援センター所長、北開田児童館長

事務局職員 教育総務課 課長補佐


5.傍聴者

なし


6.開会

(教育長) 

開会を宣言する。


7.前回の会議録の承認

承認・署名


8.教育長諸報告

(教育長)

3月31日、山本教育長の退任式。山本教育長は、平成24年10月に教育長に就任され、平成27年4月から令和3年3月までは地教行法の改正にともなう新教育長として、8年半の長きにわたって教育長をお勤めになった。本市教育の充実・発展に、先頭に立って尽力されてきた、そのご功績はたいへん大きなものであった。また、教育委員会から他の部局や学校に異動となる職員の離任式が行われた。

4月1日、山本教育長の後任として私が教育長に任命され、就任式が行われた。また、昇任した職員や新しく教育部に異動となった職員の辞令交付、そして、新入職員の入所式が行われた。今年度、新たな体制で、職員ともども本市教育の充実・発展に努めていく。

4月2日、第1回校長会。新型コロナウイルス感染拡大の中での4月以降の学校運営の在り方や、今年度から配備された一人一台タブレットの活用に向けたスケジュール等について話し合った。

4月7日、小学校の始業式に合わせて、登校中の児童等に交通安全の声掛け活動を各小学校で実施。新学年、新学期への期待を胸に、元気よく登校してくる児童の姿が印象に残った。中小路市長は第六小学校での活動にご参加いただいた。

4月8日は小学校、4月9日は中学校で入学式。各校とも新型コロナウイルス感染防止のため、保護者は各家庭2名まで、在校生は代表のみ、来賓も招かないなど縮小して挙行。一人一人の新入生が、充実した学校生活を通して、幸せに生きる力をつけてもらうことを期待している。

4月12日、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い、京都府においても京都市がまん延防止等重点措置の実施区域に指定された。府教育委員会から府立学校に出された通知を踏まえて、本市小中学校についても、現在の感染防止の取組に加えて、部活動において、17日から公式大会・発表会を除いて他校との交流を止め、20日以降は活動時間を2時間以内とするなどの対応を行った。

4月15日、スプリングプレビュー。今年度の教育部所管の課題を協議し、市長、副市長、統括官等と情報共有をした。

4月16日、第三小学校で放課後児童クラブの職員の新型コロナウイルス感染が判明したため、16日と17日を閉鎖。17日には当該児童クラブの消毒を実施。幸い感染の広がりもなく19日に再開した。

4月19日、第2回校長会。正式なスタートの校長会として、市長、教育委員の皆様にもご臨席いただき、冒頭に市長から訓示をいただいた。


9.行事・会議結果報告

(各課長諸報告)

(行事・会議報告資料に基づき説明)

(質問・意見等)

 

(委員)

ICT機器の活用について。一人一台端末を活用した授業の進め方について、学校現場で検討し、教職員への研修も始まっているということだが、活用にあたり、その取組の良かった点だけでなく悪かった点も含めて学校間・教職員間で共有してほしい。

私はかつて製造業に従事していた。残念ながら工場勤務の経験はないが、品質管理については、工場でなくても営業部門や海外拠点においても、マネジメントの一つとして取り組んでいた。品質管理の事例発表を行う大会も全社規模で実施し、優れた実践には金賞、銀賞のように賞を出すなどし、海外からも参加できるようになっていた。

ICTの活用は始まったばかりで、すぐにとは言わないが、ある程度経験が蓄積されたタイミングで事例共有をすると良いのではないか。本市で、また乙訓の単位で行うのも一案かと思う。コロナ禍は来年になっても果たして完全に収まっているかはわからない。先ほどの品質管理の事例発表も、海外からはオンライン参加で行っていた。必ずしも一堂に会さなくても、オンラインによって事例を共有することはできると思う。ただし、発表することが負担になるようなやり方にはならないよう注意し、それぞれの事例を共有化してもらえるとよいと思う。

 

(委員)

図書館について。新聞で、中高生が選書した特設本棚の紹介を見て感心した。大人に読んでほしい本というテーマで選ばれており、実際に多くの本が貸し出されたという。学校や世代を超えて本を通じた交流ができることは素晴らしい。ぜひ継続してほしい。生徒のアイディアで、「ユーレター」という感想を共有できる書面が挟み込まれているも良い。ビブリオバトルなど、最近本市の図書館は「攻めて」いるので、ぜひ今後も様々な取り組みを行ってほしい。

新年度から文化財保存活用課が新設されたということで、更なる期待をしている。広報長岡京には新たな4コマ漫画「文武りょーどー藤孝さん」が掲載され、楽しく読んでいる。市民新聞を最終ページから開かせる企画として、楽しく歴史の勉強ができ、良いと思う。

昨年度末までの発掘調査についてまとめの時期にきている。コロナ禍で現地説明会の開催はできないが、発掘の成果をどのように公開する予定か聞かせてほしい。

 

(事務局)

今年度も多くの発掘調査は始まっている。以前からも成果の披露についてはご意見をいただいており、長岡京時代にもスポットをあて、QRコードを活用した発信も検討している。その中で、最新の成果を発信できればと考えている。

 

(委員)

研究者だけでなく、市民の方にも届くような発信をしていってもらいたい。

 

(委員)

私からは2点。1点目は、3月末に各学校から提出された「学校評価」の特徴的な点を教えてほしい。

 

(事務局)

昨年度の特に前半は、家庭訪問や授業参観をほぼ行うことができず、担任が保護者と会うことができなかったため、家庭にとって担任像は児童生徒から伝わるもののみとなった。学校からの情報発信が限られた中、保護者に学校の取り組みや方針を十分に伝えることができなかった。

一方、修学旅行や体育大会等、様々な行事が制限される中、縮小開催するのであれば何を行い、何を削るのかと検討する中で、行事の目的を改めて再認識できたという意見や、制限の中で何ができるのか、という視点も広がった。

また、働き方改革にも関わるが、緊急事態宣言中、市教委からも午後8時には退勤するよう通達が出た中で、限られた時間内で効率よく業務を進める雰囲気が高まったという学校もあった。

 

(委員)

歴史に刻まれるコロナ禍への対応を含めて、この1年間の各学校のご苦労、成果と課題が伝わってきた。引き続き、教職員の自己評価を中核にした意味ある学校評価を追究してほしい。

2点目だが、コロナ感染症拡大が懸念される。この4月から本市も「一人一台端末」が準備できたとのこと。大型連休後の不測の緊急事態に対応できるように、ぜひ、この連休前に端末を活用した家庭連絡等の事前テストを試み、児童生徒・保護者への連絡方法を確立してほしい。端末が整備されていなかった1年前とは状況が決定的に異なる。前回と同じように学校が止まることでは学校不信を招く。この件、各学校へのご指導をお願いしたい。


10.報告事項

・長岡京市教育委員会事務決裁規程の一部改正について

(事務局)

教育委員会の事務については、事務決裁規程に基づき教育長決裁、部長決裁、課長決裁を受けて執り行っている。市長部局の事務決裁規程においては、別表形式により決裁権者を示している。これまでの教育委員会事務決裁規程では、役職ごとに条文形式で定めていたが、今回、市長部局と同様の別表形式の規程に変更し、決裁権者をより明確に示すことにより、事務の適正化及び円滑化を図った。また、これに合わせ、令和3年度組織改正に伴う関係条項の改正についても、本規程に反映している。

 

(委員)

校長に関する休暇、出張命令については教育長の権限にあるとのことだが、本市だけで変更できることではないが、校長についてはより裁量を広げてもよいように思う。

 

・長岡京市第2期教育振興基本計画 実施計画(令和3年度版)について

(事務局)

長岡京市第2期教育振興基本計画については、2月17日開催の定例教育委員会において議決いただいた。この度、この教育振興基本計画の推進に向けて、主な取組・事業の年次的な目標を定めた、実施計画を策定したので、今後は、これに基づき教育施策を進めていく。なお、実施計画の進捗管理は、教育委員会事務の点検・評価制度と連動して行う予定。実施計画において定めた目標の達成や事業実績等についての点検・評価の結果を受けて、毎年度実施計画を適宜見直し、教育振興基本計画の実効性の確保を図っていく。


11.次回定例会までの行事・会議予定

(事務局)

行事会議予定について(4月22日から5月19日)資料に基づき説明。


12.その他


13.閉会

(教育長)

午後3時33分に閉会を宣言する。

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長岡京市教育部教育総務課総務・施設整備担当

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ファクス: 075-951-8400

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