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発掘調査速報【右京第1255次調査】(産業文化会館の南西側)

  • ID:11722

このページでは、長岡京市で行われている公共事業に伴う発掘調査の様子を、ほぼリアルタイムでご紹介します。


調査の概要

調査は道路を拡幅する工事に先立って実施しているものです。

調査期間:令和3年1月6日~3月31日(予定)

調査の様子

令和4年2月下旬【調査員って?】

年度末が近づいてくると、調査員は「発掘調査報告書」の作成と並行して調査をしなければなりません。
報告書の原稿は単に成果をまとめただけでなく、現場の実測図面や出土遺物を詳細に分析して、遺構の時期や性格などを検討する必要があります。

そのため、この時期の調査員はピリピリしているかもしれませんが、調査は適切に進めています!

調査道具

いろいろな発掘道具

調査員

ただ立ってるだけじゃないよ。



令和4年2月上旬【小路と小路の交差点?】

長岡京の道路の跡はしばしば見つかります。
ここ六条条間小路もこれまでの道路の拡幅工事などで確認されています。
写真を見てもわかるように、道路の脇に非常に幅のひろい溝が付いている点が特徴です。
特にスーパーマーケットの下では舟をつかった水運を思わせるほど巨大な溝が確認されていて、水が流れていた痕跡もありました。

六条条間小路

六条条間小路のようす

長岡京の交差点

六条条間道小路と西二坊坊間西小路の交差点



令和4年1月下旬【あれ?この前埋めてなかった?】

何気なく発掘調査現場を見かけると、何日もかけて調査したのにまた重機で掘ってるよ。と思うことがあるかもしれません。
これは調査で利用できるスペースが狭いときに数回にわけて調査をしているからです。

発掘調査では大量に土がでるので、その土を置くスペースを考えながら進めていかなければなりません。

重機掘削2

再び重機で掘削

遺構検出

違いがわかるかな?



令和4年1月上旬【重機掘削】

JR長岡京駅から西に向かってまっすぐの道路を ひろげています。道路を新しくつくったり、ひろげたりする場合は、事前に発掘調査が必要です。

発掘調査では、まず重機をつかって、遺跡のある面まで掘り下げていきます。

ちなみに、この場所は長岡京の六条条間小路が通っていて、周辺の調査で小路の側溝跡が見つかっています。

今回の発掘調査では、何が出てくるでしょう?

重機掘削の様子

発掘はじめました。

堆積のようす

時期や土地利用で土の色が違う



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