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第7回 対話ウィーク

  • ID:12943

「あなたのおすすめの歴史文化の楽しみ方を教えてください!」

 9月1日(木曜日)から9月7日(水曜日)までの間、電話、ファクス、メール等で皆さまからのご意見やご質問を募集させていただきました。ご意見いただいた皆様、ありがとうございました。  いただいたご質問やご意見に、市長がお答えします。


9月1日(木曜日)から9月7日(水曜日)までの間、電話、ファクス、メール等で皆さまからのご意見やご質問を募集させていただきました。
ご意見いただいた皆様、ありがとうございました。いただいたご意見に、市長がお答えします。





<ご意見>

長岡京市には恵解山古墳や今里大塚古墳など、整備された古墳公園がありますが、今後も古墳の整備をされる予定はあるのでしょうか。

<中小路市長>

埴輪が並ぶ古墳の姿は、古代の息吹を感じる壮大な空間です。市内には、多くの古墳が存在し、恵解山古墳以外にも、今里大塚古墳と井ノ内車塚古墳、井ノ内稲荷塚古墳、長法寺南原古墳の4基が国史跡に指定され、大切な文化財として保存を進めているところです。

今後、これらの古墳についても身近に歴史を感じる空間として、少し時間はかかりますが、着実に整備を進めていきたいと考えています。



恵解山古墳の写真

恵解山古墳



<ご意見>

神足のJR老ヶ辻三連橋(レンガ造の3連アーチ橋)などは観光スポットの一つとして活用できるのではないでしょうか。

近代産業遺産、特にレンガ造の建造物は熱心なファンが多いかと思います。


<中小路市長>

老ヶ辻橋梁(老ヶ辻三連橋)・七反田橋梁(神足六連橋)は、明治9年に建設された近代化遺産として、注目度が高まっています。

遠い昔のものだけでなく、近現代の身近な暮らしを支え伝えられてきたものも、本市を彩る歴史文化です。

貴重な文化財として大切にしながら、情報発信も進めていきたいと考えています。




七反田橋梁(神足六連橋)の写真

七反田橋梁(神足六連橋)

老ヶ辻橋梁(老ヶ辻三連橋)の写真

老ヶ辻橋梁(老ヶ辻三連橋)



<ご意見>

新庁舎には、歴史資料展示スペースのようなものは整備されるのでしょうか。

埋蔵文化財センターにも常設の展示スペースがありますが、アクセスがやや不便なため、市内の中心にそのようなスペースがあればと思います。


<中小路市長>

現在建設を進めている市役所新庁舎内に、歴史資料展示のスペースを予定しています。本市の歴史文化を広く紹介する発信拠点として整備し、市内に点在する文化財などの歴史スポットへ誘う中心拠点として、さまざまな活用を考えています。完成まで、楽しみにお待ちいただけますと幸いです。




<ご意見>

市制50周年 長岡京タイムスリップ写真館の企画を楽しみにしています。まちの姿がどのように変わっていったのかに興味があります。


<中小路市長>

市制施行後の50年間は、人口増加に対応した学校や公共施設の建設など、快適で上質な暮らしへ、社会基盤の整備を進めてきた時代です。まちの姿が大きく変わっている現在と50年前の写真を比較するだけでも、面白さと発見があります。

さらに次の50年で、どんな風に変わっていくのかも、楽しみになってきますね。


長岡京タイムスリップ写真館はこちらよりご覧いただけます。



<ご意見>

私は旅先で観光ルートをもとに周遊することが多いです。
時代や背景など関連性のある周遊コースがあるといいと思います。例えば戦国時代が好きな方向けに、勝竜寺城公園→恵解山古墳→天王山といったコースはどうでしょうか。


<中小路市長>

市民のみなさんはもちろんのこと、長岡京市へお越しいただく方に、イチオシの観光周遊ルートを積極的にお知らせしていきたいと考えています。

市内には、たくさんの歴史文化がありますが、それをつないでいくことで楽しみが広がると思っています。やはり、実際にその場所を訪れて触れていただくことで、より歴史を感じていただくことができると思います。

口コミなどの情報も重要ですので、ぜひみなさんのおすすめルートを共有してください。



<ご意見>

長岡京市の歴史スポットをまとめてPRするのではなく、城好きの人に向けたスポット、寺好きの人に向けたスポットをパッケージしたほうがいいと思います。

例えば、城好きなら勝竜寺城とパッケージになるのは二条城とか伏見桃山城ではないでしょうか。歴史好きな人は、「歴史」という学問自体の本質であるストーリー性が魅力だと感じてる人が多いと思うので、そういったストーリー性を軸に長岡京市に限らず、現実的に周遊可能かつ広域的な観光パッケージがあるととても良いと思います。


<中小路市長>

市内だけでなく、近隣のまちと連携することで、歴史文化の魅力がいっそう高まると思っています。ありがたいことに、本市とその周辺には、お城という単純なテーマ設定だけでなく、向日市の物集女城や京都市の周山城などと組み合わせることで、「西岡衆」といった人々や「戦国」の時代といったストーリーで面白いパッケージが作れます。いろんな楽しみ方を、広域的な連携で進めていきたいと考えています。


~おすすめの観光ルートをご紹介します~



<ご意見>

大学で歴史を教えた私は、各国の歴史文化を知ることが楽しみです。先月8月は日本人にとって平和の尊さを感じる月でした。

平和の維持には他の国の歴史文化に対する理解が不可欠です。他国の歴史文化を知るのは海外旅行をしなくとも書籍はもちろん、今はインターネットがありますから簡単です。さらに、身近に外国人がいれば直接日本人が知りにくい歴史文化を知ることができます。

長岡京市友好交流協会の使命もそこにあると思います。


<中小路市長>

海外の文化に目を向けることは大切で、自らの視野を広げることができ、それが相手を尊重する心や平和にもつながっていくのではないかと思います。

また、まちとしても多様な文化が交わることで、にぎわいと交流がうまれると考えています。


<ご意見>

また、近年日本在住ベトナム人の人口が急速に増加しております。京都府でみると約20年前の平成13年は100人以下の91人でしたが近年は約6500人です。

長岡京市では令和3年では100人を超えており、隣の大山崎町ではすでに歴史的に多い韓国人・中国人の人数を超えています。
 ですから、私は7年程ベトナムの歴史文化を知ろうと、ベトナムの言語・歴史・音楽・国民性について学んでおります。まだまだですが、ベトナムでは1945年にアルファベットに変えるまでの漢字使用の歴史は日本より長いこと、前近代の政治形態は中国式であること、ベトナムのボレロという歌謡は日本の演歌に似ていること、仏教はタイ等我々が東南アジアというと連想する小乗仏教ではなく日本と同じ大乗仏教・密教であること等々本当にこの国の歴史文化への興味は尽きることがないのです。


<中小路市長>

私も2013年にホーチミンと古都フエ市を訪れたことがあります。若さと活気にあふれたとても素晴らしい国ですね。

おっしゃるとおり、ここ数年で市在住のベトナム人の方の人数は増加しており、技能実習制度によるものと推測されます。

コロナ禍以前、長岡京市友好交流協会では、外国人の方のための日本語教室を実施されており、ベトナムの方も多く参加されていたと聞いております。


<ご意見>

長岡京市友好交流協会がベトナムを対象としていないことが残念でなりません。最近は、長岡天神駅前では毎日ではありませんがバインミーが売られており、時々スーパーでもベトナム人を見かけます。本市は工場地帯を有しますから少子化で多くのベトナム人実習生・特定技能の増加が見込まれる中、長岡京市友好交流協会を基盤に日越の歴史文化理解の促進を図るのはいかがでしょうか。
今は、経済・観光で双方にメリットがあるベトナム市町村と姉妹関係になるチャンスです。私のベトナム歴史文化の楽しみが市にお役に立つならいつでもご奉仕いたします。


<中小路市長>

現在、新たに友好姉妹都市提携を行う予定はありませんが、長岡京市には中国の寧波市、アメリカのアーリントンという海外の友好姉妹都市もありますので、コロナが収まり直接的な交流が再開した際には、たくさんの市民の方に交流に関わってもらえれば幸いです。

長岡京市友好交流協会では海外の文化などをテーマとする友好交流講演会なども企画されていますので、是非ご参加いただければと思います。

日本語教室の写真

日本語教室のようす


多くのご意見をお寄せいただきありがとうございました。

次回の対話ウィークは、12月の実施を予定しております。

広報紙等でお知らせする予定をしていますので、よろしくお願いいたします。