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令和2年度第2回図書館協議会会議録

[2021年5月19日]

ID:2989

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日時

令和2年3月25日(木曜日)午後2時から4時

場所

長岡京市立図書館3階大会議室

出席

委員

夘滝会長、竹内副会長、高橋委員、西村委員、小山委員、小林委員、渡邊委員、遠藤委員、馬塲委員

事務局

坂内館長、五十棲総括主査、菅沼主査

欠席

中林委員

傍聴者

議事

1 開会

会長挨拶

コロナ禍のいろいろ制限がある中でどのように日常を送っていくか、いろんな工夫をされていることと思う。図書館でも大事なことや、気付かなかったことをもう一度意識し直すということが行われていると思う。

第1回会議ではコロナ禍での館の状況と運営について報告を受け話し合ったかと思う。今日はそれ以降の活動の状況を共有し、それについてみんなで考えたいと思う。どうぞよろしくお願いいたします。

2 議題

事務局説明後、意見や質問を中心に進行した。

(1)令和2年度後半の図書館事業報告について

事務局から、資料1「令和2年度後半(12月以降)の主な取り組みについて」、資料2「テーマ展示」をもとに説明

わくわくぶくろ(本の福袋)、いい本みっけ!(本の紹介ブックトーク)、ぼくらの本棚(仮)(中高生の本棚づくり)、リサイクルウィーク(古い雑誌のリサイクルデーの代替)、村上しいこ氏読書講演会など

意見  

会長:前回の協議会以降の事業についての報告資料に目をとおしていたが、市役所の各課や市民、地域文庫との連携に力を入れている。小学校の図書館見学の受け入れも実施している。

委員:毎年図書館に見学に来ているが、柔軟に対応していただき、子どもにとっても利用しやすい入り口を作っていると感じる。長岡第六小学校は、校区内に図書館があるが利用していない子どもが多いので、いい機会になる。学校と連携した取組みを通して、児童の利用が増えればいいと思っている。

市役所の各課と連携することで、利用者の幅が広がると思う。ぼくらの本棚(仮)について、中学生はどのような様子で本を選んでいるのか。 

事務局:図書館見学については、貸出体験がもっとも子どもたちが喜ぶところなのでこちらとしても嬉しい。学校でも指導してくださっているので、本や図書館に興味を持って参加してくれる大変ありがたい行事である。

ぼくらの本棚(仮)は初めて行った行事であるが、本が大好きな子どもたちが集まってくれた。好きな作家、本を持ち寄るところから始まった。自分たちの好きな本、作家を大人に読んで欲しいという想いから本棚の名前を「おとなに読んでほしい本」に決まった。買い物かごを手に図書館の一般室と児童室から宝物探しのように本を選んでいた。60冊ほどを選んで、3月の末に本棚を作る予定である。ホームページでも案内をするので、ぜひ手に取っていただきたい。


委員:ぼくらの本棚(仮)についてどのように募集されたか。詳しく教えて欲しい。

事務局:募集は市内の中学校・高校に声をかけた。ポスターを各学校の図書室等に掲示してもらい、興味のある生徒から直接図書館に申し込みをしてもらった。長岡中学校と長岡第三中学校から申し込みがあった。立命館高校へも声をかけ、応募があった。教師や学校司書の声かけもあったが、主体的に申し込んでくれている。

 

委員:今回新たにされている取り組みが多いようだが。

事務局:対象が低年齢化していたブックトークを長期休みの読書に役立つ本を紹介する取組みにした。わくわくぶくろは司書の企画で、コロナ禍で図書館で本の選択に時間をかけない仕組みとして実施した。

他課との打ち合わせの中で情報発信を目的に初めて行ったテーマ展示もある。ビブリオバトルも初めて実施をする。勝竜寺城公園のイベントは、市役所のプロジェクト「勝竜寺城築城450年祭」の一環で実施をする。


委員:コロナ禍で長時間滞在できず、本を選ぶのも難しいので、本のふくぶくろ「わくわくぶくろ」は面白いと思う。テーマはどのように決められたのか。

事務局:司書や職員の興味のあるテーマで決めた。野村監督の本等球団のヤクルトに関連した本を集めた「ヤクル党」といったものや、子ども向けでは「こわいはなし」「のりもの」「おひめさま」などを作った。

 

委員:リサイクルウィークについて、持って帰られた人数などが分かれば知りたい。

事務局:雑誌を置いていたコーナーは、通常除籍した本や寄贈本で採用しなかった本を市民に譲渡する場所で自由に持ち帰りできる仕組みにしている。そこに雑誌も置いていたので、人数は不明である。リサイクル図書の譲渡冊数については、次年度報告できる。

 

委員:本の消毒について、どのようにしているのか。

事務局:本の消毒器を置くことは検討したが導入しなかった。本を扱う前後の手洗いが重要なことでその周知を行っている。また、返却された本は日本図書館協会の勧める一晩書架に戻さずに別置きを行っている。


委員:いつも好きな本を借りに来るぐらいで、毎月色々な取組みを知らなかった。展示等も見たことがなかった。様々な取組みで、市役所や地域文庫や学校を巻き込んでの取組みを素晴らしいなと感じた。

民生児童委員をしているが、市役所各課とのテーマへのアプローチがいい。民生委員のことも知っている方が少ないので、図書館からこのように発信していくのはいいなと思う。小さい頃から図書館に来る習慣があると本が好きになるはずなので、このまま楽しい取組みを続けて欲しい。

 

委員:PTAなので、子どものための図書に意識が向く。蔵書の3割強が児童書という、こんなに多いところはなかなかないと感じている。児童から青少年の取組みに力を入れているのが、利用者を増やす取組みとしていい方向性だと思う。

わが校のPTAではコロナ禍で行事が減ることがわかっていたので、学校生活で使用する除菌の備品の支援などにも予算設定した。その費用でコロナ禍の新しい生活様式を教えるような絵本を購入されていた。判断基準が成熟していない子どもにとって、基準となるのは教科書や図書館の本や先生だと思う。図書館にある児童書というのは子どもの人格形成にとって重要なものであると思うし、それが図書館の意義であり、取組みを続けて欲しい。

会長:コロナ禍での図書館の役割、市民の期待に関する発言だと思う。今、その期待に応える努力はもとより、暮らしの中で災害や感染を克服してきた歴史もたくさんあると思う。今回のコロナ禍でどんなことを学んだり、どのような暮らしをしたのかを、まちの資料として保存していくことも図書館として大事なことだと思う。

 

委員:私の子どもは大学生で、活字離れで、ネットで読むような世代である。読みたい本の、興味のあるところしか読まない。蔵書構成の表をみていると、一部の分野が多いようである。図書館には一部の人が好む本しか置いていないという意見もある。常に新しい本が、分野を問わず入ってくるような状態ではない。やはり小説が多いようである。一部の利用者のための図書館になっているような気がする。偏ってしまうのは仕方ないのかなとも思う。

会長:図書館にとって大事なところ。市民が読みたい本と思う本と、図書館の資料として価値ある本を幅広く揃えることが大切である。このことについては、後ほど事務局から説明がある。

 

委員:長岡京市文庫連絡会の一員です。ぶんこピクニックについて紹介する。小学生は一人で校区外に出てはいけないので、図書館には親御さんが連れてきてくれる子、近くの子に限られてしまう。

そこで地域文庫の存在を知ってもらうために、図書館以外の場所で活動することも大切と考え、勝竜寺城公園で開催した。月曜日だったが、多数参加があり、小さなお子さんにも対応できる内容で実施した。小さい子を連れて行けるところがないので嬉しいという感想が嬉しく、コロナ禍で参加人数を増やすことは難しいが続けていきたい。コロナ禍で文庫活動も難しくなっているが、できることを探っている状態である。

会長:コロナ禍での厳しい状況の中での活動。とても嬉しく思う。図書館の利用の主体である住民が中心となって活動を行うことは大切なことである。

 

(2)その他

事務局から、令和3年度の図書館事業、資料3と4「蔵書構成」、資料5「図書館の書誌情報(マーク)」についての説明。

・令和3年度の図書館事業について

(1)子どもが育つ図書館、子どもが読みたい本を自分で探すことができる書架づくりを目指す。興味を広げられる情報展開を実施する。広くて何を読んでいいか分からない子どもにも情報が伝わる書架を作る。

(2)課題解決の最初の一助になる図書館、引っ越してきて情報収集のために図書館に来る。そのような暮らしに役立てる情報を提供する取組みをする。

・蔵書構成について

恒常的、計画的な資料の補充、適切な更新と除籍を行う。情報の古くなった資料を書庫から除籍へ、新鮮な開架書架を目指す。

(1)開館当初から尽力してきた児童書の充実に努め、将来を担う子どもに本に身近に触れてもらう機会を作る。

(2)細川ガラシャゆかりの地であることから関連した地域資料、地域の特産物に関する資料等地域の実情に即した資料を収集し充実した構築を目指す。

(3)図書館の利用の少ない中高校生(ティーンズ)を対象とする資料の収集を行い、中高生にとって魅力のある図書館を目指す。

(4)読書困難者を対象とする資料の充実を目指す。大活字本、LL(エルエル)ブックなど、バリアフリーに対応した資料の収集を目指す。

 

会長:事務局から図書館の方向性と蔵書計画の説明があった。これに関して、先に偏りが目立つという意見があった。「仕方がないこと」ではない。この意見を大切に考えていきたい。

 

委員:以前、児童書について窓口で問い合わせて、分からないと言われた事がある。読みたい本がわからない子にも、提案してあげられる体制を作って欲しい。どんな形でも相談にのる、相談しやすい雰囲気を作って欲しい。

会長:普段から努力をされている事だとは思うが、司書の仕事は本を知り、市民と本を結びつけること。子どもとの対話が大事である。一層の努力をして力を高めることが望まれていると思う。

 

委員:読みたい本を自分で探す書架というのは具体的にどのように考えているのか。

事務局:まずは、絵本の並び方から変える予定である。また、例えば恐竜のサインを、恐竜の本のところに置くなど遠くからも探しやすい仕組みを取り入れる。学校図書室も参考に見学している。

会長:配架の工夫が大切かと思う。更に、自分が読みたい本を探すためには、地域のニーズや特徴を捉えること。リクエストされる本の検討、館に無い本に関しても相互貸借を含め、資料要求には必ず応えるのが原則。市民の立場からいうと資料費をしっかり付けてほしい。新刊書で開架冊数をどれくらい更新できるか。書架の新鮮度を保つことが求められるからである。長岡京市では、毎年、5,000冊程度の新刊書を購入しているかと思う。更新の比率を少しでも高めることが望まれるかと思う。

事務局:開架冊数はおおよそ12万冊である。

図書館の書誌情報(マーク)の取扱い会社の変更がある。マークの情報量が多いと本の検索をした際に、ヒットする点数が多くなる。目次や対象年齢といった情報が入っている会社もあり、多様なレファレンスにも対応しやすくなる。

会長:図書の管理が機械化される前は、目録カードを使っていた。今はマークで管理している。図書館流通センターのマークを使っているところがほとんど。国立国会図書館のマークもあるが使っているか。

事務局:一部国立国会図書館のマークも使っている。

 

事務局:令和3年度は、これまでの読書啓発事業に市民企画を導入する予定。市民企画を募集して、科学読み物を用いたもの、あそびを取り入れたもの、大人向けの時事テーマを持った本の紹介等を実施予定である。

 

会長:たくさんご意見いただき、ありがとうございました。また、今後ともよろしくお願いいたします。

 

事務局:ご意見、ご議論ありがとうございました。次の会議は5月頃を予定。

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