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平成26年度 第4回 図書館協議会会議録

[2015年4月3日]

ID:4768

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日時

平成27年2月13日(金曜日)午後2時15分~4時15分

場所

図書館3階大会議室

出席

委員

小山会長

辻村副会長

大石委員

井上委員

三代委員

明石委員

川浪委員

事務局

橋本図書館長

大前係長

三谷総括主査

五十棲総括主査

 

傍聴者

案件

1.平成26年度事業報告について

2.視察について

3.その他

 

議事

1. 開会

2. 会長あいさつ

 前回の協議会では、自治体が経営している芦屋市の図書館と指定管理者制度を導入している摂津市の図書館を視察しました。運営形態がどちらでも、よく頑張っているという印象を持った。今回の協議会では、視察の感想も紹介しながら交流していただきたい。また、今年度の協議会の記録や視察に関しての資料を用意してもらった。「三自治体公共図書館比較」を案件に、自由に協議していきたいと思う。

3. 議題

(1)平成26年度事業報告について

事務局 事業報告。貸出冊数や貸出者数は全体的に減少傾向にあるが、予約数の内、特にWEBからの予約や、総合交流センターでの返却本の受け取りは増加傾向にある。また、HPのアクセス件数は年々増えている。

 

会長 1月までの事業報告をされた。予約と総合交流センターでの返却数が増えている。アクセス件数も増えていると状況を報告された。それについて、何か質問はありますか。

 

委員 総合交流センターの資料で、「1回目」「2回目」とはどういうことですか。

 

事務局 1日に2回、回収にいくということです。1回目は、朝8時30分頃、2回目は午後からになります。

 

会長 貸出冊数ですが、視察に行った芦屋市も摂津市も減っていた。全国的な傾向である。子どもも少なくなっていて人口構成も変化してきている。家庭地域文庫の案内を本日配布していただいているが、長岡では増えており、少子化の中でこういった取り組みはいいですね。摂津市は文庫がないとおっしゃっていた。

 

委員 読み聞かせボランティア講座に参加された方の読み聞かせの時間帯はいつですか。

また、定例的にされていますか。

 

事務局 午前11時から開始の日と11時15分から開始の日があります。現在は、5~6グループが活動されています。不定期の開催とされているが、グループごとにある程度曜日が確定してきています。

 

委員 対面朗読サービスは実際されていますか。

 

事務局 案内をしているが、希望者がない。希望者がおられたら実施する予定です。

 

事務局 現在、工事をしているが、今月一杯で足場を撤去する。明るい雰囲気になり、少しは過ごしやすくなると思う。ペンキのシンナーのにおいなど不便をかけていたので、図書館から足が遠のいているのではないかと思う。工事は3月半ば頃終了する予定だ。

 

会長 前回の協議会の時に、「図書館だより」を発行されるとおっしゃていたがその後どうなったか。また、キャラクターの名前も決まったか。

 

事務局 「ちえの木」という誌名で、月に1~2回発行している。キャラクターの命名も済み、長法寺小学校5年生、長岡中学校2年生の生徒がつけてくれた名前がそれぞれ選ばれた。左のイラストを、「ふみとくん」、右のイラストを、「ホンガ・スキー」となった。

 

(2)視察について

会長 皆さんに出してもらった視察の感想や、本日の資料「三自治体公立図書館比較」から次世代の図書館について考えていきたい。

芦屋市、摂津市のどちらもすばらしいサービスをされていた。第1回の協議会で、教育長の言葉にあった「多様な市民の思いを込められるオールマイティな図書館」が、どちらの図書館でも感じた。

摂津市の図書館は、資料もしっかり揃っていて、中身のある図書館であった。また、委託された指定管理者次第で大きく作用するのではないかとの感想があったが、摂津市は図書館流通センターといったあちこちで指定管理の実績がある会社なので、いろんなサービスが展開されていた。市民にとっては、今までになかったサービスが展開されている。開館時間、児童サービス、多彩なイベントなど、いただいた資料からわかった。一方、一定の不安は残している。摂津市には、ブックシャワーが設置されていた。運営費の中から出ている。必要性があるかはわからないが、気持ちがよかった。汚い本もあるので長岡でも一度検討してもらいたい。司書の人数も増えている。市民サービスの面は良いが、働く人は安定していないので問題だ。ひとつ気になった点は市役所の主管課の中に、図書館に携わっていた人が1年もするといなくなるのではないかという点だ。うまく図書館の仕事が継承されない。図書館の現場の中にも、そのうち、その時代を知らない人が出てくる。図書館の運営を知らない職員の中で、委託業者任せとなり、例えば今まで安価だと思っていたことが高くなっていたなど、起こるのではないか。2003年に指定管理者制度が始まり、直営に戻している図書館もある。

一方芦屋市は、直営で、スペースが広くとってありゆとりのある部屋配置となっていた。閲覧室も1階、2階にあり、また10代の人たちの居場所として活用されたリフレッシュルームもあった。月2回ボランティアの人が管理している。協議会以外に、友の会が現在も存続している。友の会主催で、ライブラリーコンサートが開催されたり、庭の水やりなどのボランティアの会がある。分館の運営管理、休日・時間延長の人手を委託業者にしてもらっている。長岡の図書館の運営を考える中でひとつの検討材料になる。

資料の「三自治体公立図書館比較」を見てもらい、ご意見をいただきたい。

蔵書規模は建物の大きさに比例するところがある。書架の数、段数、配置の仕方によって本の収納率が変わる。果たして、棚に本を詰め込めるだけ詰めていけばいいのか。古い本を処分し新しい本を揃えて常に魅力的な本を利用者に提示していく方針でいくのか。人口一人当たりの冊数という指標は、書架をできるだけ詰めて配架すると数値は上がるわけだが、それでいいのか。長岡の場合、第三次総合計画の中で人口一人何冊といった目標があり、それに沿って蔵書を増やしていったところがあるが、それでよかったのかどうか改めて考える必要がある。建物にあった一定の開架空間、利用者空間から、妥当な冊数を判断すると、一つの見方が展開できる。人件費である職員状況は、限られた予算の中で、市民に喜ばれるサービスを展開する指定管理者制度を考えるうえでクローズアップされる項目である。摂津市は21人全員が委託職員、芦屋市は総員29人で、長岡京市は19人。長岡の資料費は、他と比べて人口一人当たり125.6円で一番低く、自ずと購入できる冊数が限られるので、本を買い替えることも制限がかかる。その資料費が少ない中で、図書館サービスの1つのセールスポイントである個人貸出点数の項目で、指定管理の摂津市37万1千冊よりも当館が42万8千冊で上回っている。第2回の協議会で出された資料の中にあったように、長岡京市は全国的な位置づけで比較的貸出はいいのではないか。貸出点数を職員一人当たりで割るといった経営的な統計判断の仕方があるが、その数値が高いと忙しいといえる。長岡京市と芦屋市は、指定管理の摂津市よりもその数値が高い。摂津市については、総員が多い分貸出冊数が低くなっているとも考えられる。仕事が貸出で追われるだけでなく、職員数を増やすことによって他のイベントサービスも増やせるのではないかということも分析できる。予約は利用者の手に渡るまでに取り置きなど手間暇がかかっている。同じ1冊でも貸出冊数と予約冊数では意味が異なる。摂津市は指定管理者制度になって、単純に投資対効果の点からいくと評価できるのかどうかは不明である。予約件数や貸出点数などじっくり分析しないとわからないが、時間延長して、休館日も減少しているのに、どうしてこうなのかと思う。

以上がこの資料の解説である。これに関しての協議にはいっていきたい。感想をお聞きし、答申の中にいれていきたい。事務局から補足があればお願いしたい。

 

事務局 視察以後、会長には、打ち合わせのたびに新しい資料を作成いただき感謝します。皆様の感想を拝見させていただいた中で、ブックシャワーなどご意見が出ていたので、この意見交換の場で、皆様に披露していただけると良いと思います。

 

会長 第2回図書館協議会の資料や今回の資料などから感想をお願いしたい。

 

委員 視察の時の感想は、指定管理かどうかという内容で出したが、学校司書をしているのでレイアウトの仕方や書架などに目がいった。芦屋の図書館は書棚が低くて見通しが良いと思ったが、本が増えていったときどうするのかと思う。学校の図書室は狭くて毎年図書を買っているが閉架する場所がない。小学生の背丈にあった書棚がいいと思うが、古い本は段ボールに詰めている状態なのでもったいない。指定管理者制度について勉強しないといけないが、学校図書館との関係については、運営の仕方に差が出るとは感じられなかった。先生方は忙しく図書館になかなか立ち寄れないため、必要な本を司書に頼まれる。司書が週2回の勤務とは別の日にボランティアで10冊ほどの本を借りて学校へ持って行ってまた図書館に返却している。人手があればと思うが、そういったことについて指定管理者制度の中ではどうなるのかわからなかった。

 

会長 指定管理になった場合、学校図書館との連携についてどうなっているのか見えてこない。

 

委員 学校図書館に司書がいるかどうか、毎日きているかどうか、また移動図書館車があるかどうか、市の規模によっても違うので比較はむずかしい。長岡の図書館は、利用している小学生は多いと感じる。

 

会長 学校図書館がどうあるべきかによるが、どこまで公立図書館が支援するかである。基本は、学校図書館として独り立ちできるのが一番だがなかなか難しい。指定管理者との契約の中にそれが入っていなければやらない。本来は、学校教育課が中心となり学校図書館を充実させていくのが基本だが、一つの項目として、学校図書館との連携問題も今後検討課題だ。

 

委員 視察は欠席した。表より、それぞれ人口が違う市であるが、図書館を利用しているのがわかる。長岡は人口が少ない割に予約が多いことや、利用者が多いと感じた。

 

委員 長岡第四小学校や第五小学校では、中学年になると友達同士で図書館に来ている。

 

委員 図書館から遠い長岡第九小学校区の子どもは、来ているようには思わない。

 

委員 文庫があるなしでも違う。夏の行事に手伝いにきたが、近くの子どもたちは図書館によく来ている。

 

委員 現在、学校は図書館を頼りにしているのが現状です。調べ物の本は内容を更新しないと意味が無いが、高いので買えない。読み物のシリーズ物は、1巻や2巻しか買えないので続きは図書館で借りてと案内している。

 

委員 摂津の図書館はなかなかきれいなレイアウトで見やすいと思った。不安だったのは、指定管理の場合、業者によってかなり状況が変わってくるだろう。市と業者との窓口が専門家ではなくなると、業者にお任せになるかもしれないので怖い。市が関われなくなるのではないかと思う。芦屋に関しては、スペースがありうらやましい限りだった。芦屋は委託派遣をしているということであった。長岡はしていない。時間外の勤務を職員ができないとき、時間の配分など、シフトはどうされているのか。

 

事務局 こちらでシフトは組んでいて、二交代制となっている。

 

委員 結構シフト組みにも時間がかかるだろうし、そういったところを一部委託できたらと思う。

 

会長 アルバイトの手配、辞められたときなどの事務、ローテーションなど事務量的にあるのではないか。

 

委員 長岡の非常勤職員や臨時職員は司書有資格の方ですか?

 

事務局 非常勤は嘱託ですので有資格者、臨時職員は有資格を含めてということになる。

 

委員 図書館の職員がしなくてもいい仕事は、派遣などでやってもらえば少しでも負担が軽くなるのではないかと思う。

 

会長 勤務形態が複雑になっているので、現在は大変だ。

 

委員 摂津市は、普通に図書を借りて返す図書館だと思った。芦屋市は、総合的な文化的な施設だという感じがした。ギャラリーにしても音楽会にしてもそれなりに形のきちんとしたものを提供されている。ただ単に本の貸出だけではないので、こんな図書館もあるのかと思った。また、いろいろな分野で活躍できるボランティアがいてすごいと思った。もしボランティアを長岡も増やすのであれば、参考になると感じた。

 

会長 住民との共同の世界が歴史の中で出来上がっている。長岡もボランティア養成講座をしているが、こういった歴史の中で出来上がるのだと思った。

 

委員 芦屋市は、年代によって利用できる良いスペースがあった。摂津市は飾り付けがきれいにされていた。指定管理者制度の場合は、人事異動時の仕事の引き継ぎができるのかどうかと思った。利用する側にとっては指定管理者制度は内々のことであまり響かないという気がしたが、図書館を知る人が少なくなるということはこちらにも響いてくるのではないかと思った。子どもが低学年の間は図書館を利用したが、高学年になると利用が減った。校区外なので子ども一人では行かせられない。ボランティアのいろいろな取り組みで、図書館に行く機会が増えると、そのついでに本を借りる人も増えるのではないかと思う。

 

会長 図書館離れ、読書離れが傾向としてある。そういった人たちを対象としたヤングアダルトサービス、ティーンエイジャーサービスを重視している図書館がある。そういう要求があがってこないから、供給をする必要がある。

 

委員 各年代ごとのコーナーがあったらいいですね。

 

委員 大学の論文を書いたりする資料というのは、公立の図書館では取り扱わないものか。

 

会長 扱ってもいいが、予算上どうなのか。特定の本であれば、府立図書館など相互貸借で対応する。資料費がたくさんあるところはいいが、予算がない場合はどういう図書館を目指していくかである。

 

委員 阪神間には阪神地区公共図書館協議会がある。図書館間の相互貸借もできるが、個人の利用者として、16の図書館を利用できる協定を組む自治体もある。自分の住んでいる市の図書館より隣の市の図書館が近い人もいる。

 

会長 分担収集も含めて、乙訓2市1町で、何かできてもいいですね。

 

事務局 個人レベルの相互利用システムは、同規模の市の図書館間でされていると思う。京都府の場合は、図書館間の相互貸借制度がある。

 

(3)その他

委員 文庫連絡会がちらしを作成した。今年度、泉が丘に「いずみ文庫」が発足し、9文庫となった。見学もできます。長法寺校区や第七小校区、第十小校区などには文庫がないので、もっと長岡に文庫ができたらいいと思う。

 

会長 時間となったので終了したいと思う。

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