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平成27年度 第4回 図書館協議会会議録

[2016年3月16日]

ID:5692

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日時

平成28年2月10日(水曜日)午後2時~3時35分

場所

図書館3階大会議室

出席

委員

小山会長 

辻村副会長 

大石委員

藤山委員

山本委員

川浪委員

事務局

野村館長 

大前係長 

三谷総括主査 

古川

欠席

鳥居委員

井上委員

三代委員

傍聴者

3名

案件

1. 次世代長岡京市立図書館の在り方(答申)について

2. 平成27年度事業報告について

3. その他

議事

1. 開会

2. 会長挨拶

 今回は平成27年度最後の図書館協議会となる。平成26年度27年度の2年間で協議を重ね、「次世代の長岡京市立図書館の在り方について」(答申)を昨年12月に提出することができた。本答申をまとめていく中で、公立図書館というものの基本的な制度や役割、これから社会に求められている公立図書館の目標などを学ぶことができた。長岡京市立図書館の課題と照らし合わせて、皆様と共有できるまとめを作ることが出来たといえるのではないか。この答申を踏まえて互いに協力していけたらと思う。本日は傍聴3名の方、よろしくお願いします。

 

議題

(1) 次世代長岡京市立図書館の在り方(答申)について

会長 前もって皆様には昨年の12月時点でまとまった資料をお渡ししている。諮問を受け、2つの大きな柱を立てて議論を進めてきた。1つは“運営形態”、もう1つは“市民の読書意欲の醸成”についてである。

“運営形態”については、指定管理者制度を導入している図書館と直営図書館を視察したり学びながら具体的メリットデメリットをまとめていった。

“市民の読書意欲の醸成”というと押しつけがましいようですが、教育機能(学校教育と社会教育)を受けもつ図書館としての、市民への利用の促進ということである。

 本答申は、図書館に関わる法・制度とともに人口類似自治体や平均的数値指標に照らし合わせた内容になっていると思う。

法制度に関しては図書館法、「図書館の設置及び運営上の望ましい基準」(図書館法に拠る告示)そして「これからの図書館像」(文科省生涯学習局提示)に留意している。「図書館の設置及び望ましい基準」(第2章 公立図書館)では、市町村立図書館の運営の基本は“利用者および住民の要望や社会の要請に応え”と述べ、来館者だけでなく広く住民の要望を反映させるべきだと指摘している。「これからの図書館像」にはこれからの図書館経営に必要な視点が非常に丁寧に展開されている。1,図書館の持つ資源とその再配分、2,図書館長の役割、3,利用者の視点に立った経営方針の策定、4,効率的な運営方法という項目のもとに具体的な記述がなされている。

 

(資料「これからの図書館像」の解説。)

 

指定管理者制度については、マスコミでも様々な報道がある。最新の報道資料を配布しているが、朝日新聞の「耕論;図書館の原点」の中にある小郡市立図書館(福岡県)の館長さんの話しは本答申の内容とつながっていく事柄が述べられている。京都新聞の記事にも「ツタヤ図書館強まる逆風」の掲載があり、全国的に話題になった佐賀県の武雄市図書館について述べられている。レンタル大手のツタヤを経営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は現在3自治体の公立図書館を指定管理者として管理運営している。記事は具体的な問題について触れている。海老名市立中央図書館(神奈川県)の書架の写真が掲載されているが、入口部分は書店のような景観になっており、中にはスターバックスコーヒー店があり、その奥に図書館があるので公共図書館でないような雰囲気で集客力はすごいということである。

本答申は指定管理者制度の導入については現状を可能なかぎりにとらえているという気がしていますが、この場で改めて率直な感想や発言があれば述べてもらいたい。

 

委員 答申の資料の中に、見学させてもらった図書館についての感想が箇条書きになっているが、指定管理者制度を導入した摂津市立図書館の以前の体制が、導入前は日曜日が休みだったということなどを知らずに視察したので、市民からは前より良くなったという声はそのままの意味で解釈してはいけなかった。長岡京の現状からもう一度考え直さなければならないと感じた。そうすると指定管理者にしなければいけない理由があまり浮かんでこなくなった。市の予算配分なども比較の中で考えないといけないが、答申(資料3)によく反映されているので読み取ってもらえたらと思う。

CCCとTRC(図書館流通センター)との共同運営が始まった海老名市立図書館において食い違いが起こっているということだが、図書館は教育委員会の管轄であるという観点と市民の求める憩いの場・青少年の居場所となる図書館像が、文部科学省や教育委員会の管轄の中では堅く捉えられてしまうということによるのではないかと思う。飲食できるコーナーで雑誌が読める図書館もあるので、市民の求める図書館と教育の場としての図書館とのせめぎ合いだとは思う。ツタヤ式の図書配置については従来のNDC(日本十進分類法)による分類のものから変わってしまうと戸惑いが出てくると思う。小学校でもNDC分類を習うので、全国どこに引っ越しても分かるようになっている。分類による配架ではなく展示のような形になってしまっているのではないか。現在長岡京市立図書館でも展示として一定のテーマの本をコーナーとして集めたりしているが、一般書架上での配列分類に関しては、図書館の利用者にとって崩されたくない分野なのではないか。

 

会長 ツタヤによると、市民に意外な本との出会いが生じるとのことだが、NDCによる配置でないことについての批判がある。ツタヤ図書館と指定管理者制度は別の話ではないかと思う。ツタヤは書店の営業の延長として受けているのではないか。ツタヤ図書館はツタヤが経営する図書館にすぎないと言えるのではないか。

 

委員 新聞記事を見たが、商売としてツタヤ側としては仕方ないとは思う一方、社会教育委員の立場から見て、図書館の在り方を考えるとどうかと思う。確かに人は集まるとは思うが、それが本来の図書館の姿かどうかというのは疑問である。答申の通りで良いと思う。

 

委員 これからどのような在り方で進めていくかについては、指定管理者制度導入の図書館とそうでない図書館を見に行った上で比較ができたので良かった。ツタヤ図書館のような形だと利用者が増えるのではないかと思うが、学校関連とつなげようと考えるとまた違う気がする。答申にはどうすれば利用者が増えるかがまとめられているので良いと思う。

 

会長 長岡京市立図書館が今日までにやってきたことは、最大限の域にあると思うが、まだ変えていくことができる部分があると答申の中にも述べているので検討してもらいたい。委員会としてもバックアップして協力していけたらと思う。

 

委員 答申の中には、直営と指定管理者導入について両方のメリットデメリットが良く盛り込まれている。少子高齢化も進んでいるので経費削減など色々な課題がある中で、どちらかに偏った意見というのは良くないが、答申には両方の意見が反映されているので良いと思う。PTAの意見を述べると、年齢の低い層(13歳~18歳)の図書館の利用が少ないと感じる。図書館職員・関係者の尽力で年齢の低い利用者を増やすことも必要ではないかと思う。

 

委員 NHKで朝のニュースで公共図書館について放映されており、海老名市立図書館が取り上げられていた。市民の感想としては、入ったらまず書店があるので驚いたというものもあった。利用者は倍になった一方、予算が1億から3億になり、2億を持ち出して運営しているとのことだった。

 

会長 答申を以て、今後の図書館を考えてもらいたい。長岡京市としては第4次総合計画にどのように取り込んでいくか、教育委員会の中でまとめられていく中で答申がバックアップ資料としてどのように活かされていくかに期待したい。十分に役立ててもらいたいと思う。

 

事務局 昨年12月8日に、小山会長から皆様に協議いただいた答申を受け取りました。御礼申し上げます。答申については、まず図書館内で協議検討して、第4章の図書館の運営に係る提言や読書意欲の醸成について、できるものから順次実施していきたいと考えている。また平成28年度から始まる第4次総合計画だが、第1期基本計画の前期実施計画の中で図書館の事業の推進・充実が謳われている。内容としては開館時間の延長やブックポストの増設、アウトリーチ(障がい者等への宅配サービス)を行っていくことをこれからの5年間で実施できるように努力するという目標が掲げられている。答申の中にあったように、図書館として向いていくべき方向性などを示す基本計画を策定して、それに基づき今後どのような形でより良い図書館を目指していくのか考えるのが良いのではないかと思っている。現在その骨子案作りを進めている段階である。28年度は他に新システムのことなど様々課題はあるが、開架書架の整理に取り組みたいと考えている。

 

(2) 平成27年度事業報告について

事務局 事業報告。

 

会長 全体的に数値が増加したということである。しばらく減少していたが、新システム開始の影響もあるのか非常に喜ばしいことである。全国的には貸出冊数が減少しているが、長岡京では増加傾向にあるということである。全国的に見ても予約冊数が多い。Web予約が順調に増えてきている。今の報告について質問や感想などがある方はお願いします。

 

委員 携帯予約というのはどういうものか。

 

会長 携帯の画面を見ながら予約を入れるのでしょうか。

 

委員 ホームページのアクセス件数について、最近だとスマホが多いと思うが、パソコンからかスマホからかは分からないのでしょうか。

 

事務局 そこまでは管理できていません。

 

委員 10月にシステムが新しくなっているので、もしそれが分かるようだとスマホに対応した新しいサービスがあれば貸出冊数が増えるのでないかと感じる。

 

事務局 また担当のシステムエンジニアに確認しておきます。

 

委員 図書館の定例のイベントの案内が学校に届いても、掲示板に貼るだけになってしまう。図書館から直接子どもたちに働きかける機会があると良いと思う。小学生はパソコンは起動しなくとも、タブレットは起動が簡単で自宅で使う子が多い。小学生でも本の予約をしたりは簡単に出来る。ひとりで図書館に出向くのは難しくとも、自宅で予約が出来る子は多いと思う。学校の図書室は保護者が来ないので難しいが、図書館からその機会を推進する機会があれば良い。

 

事務局 ホームページのWebOPACは子ども用に切り替えられるが、現在まだPRが不十分なので考えていきたいと思う。

 

会長 学校教育の支援というのは図書館の事業のひとつである。中高生ヤングアダルト世代が利用したくなるように検討して欲しいと答申にもあるが、利用したくなるようなサービスの展開をしてもらいたいと思う。公共図書館というのは読書の拠点でもあり、さらに最近よく言われるのが市民の広場的な機能への期待である。高齢者にとってもそうだが、それぞれの世代にとって居場所的な機能が強調されている。スペース的にも現在出来る事が少ないとは思うが、設備の再配置など工夫してもらい、この建物の範囲でどこまで出来るか検討してもらえればと思う。

最後に議題(1)(2)合わせて、何か質問や感想などがあればお願いします。

(3)その他

会長 その他の議題はありますか。

 

事務局 ありません。

 

会長 本日は委員の出席が少ない中での協議会となりましたが、ありがとうございました。

 

事務局 今回お集まりの協議会委員の皆様の任期は2年ですので、平成26年4月から28年3月までとなり、この委員の皆様での協議会は今回で最後となります。2年間ありがとうございました。この2期の間には、皆様の協力のおかげで諮問に対する答申も提出いただき厚く御礼申し上げます。平成28年度の委員につきまして、団体から選出されている皆様においてはこちらから団体に改めてお願いします。公募の方に関しては、広報とホームページで案内します。図書館としては答申に基づいて中期計画を策定してより良い方向に向かっていくよう努力していきますので、今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いします。ありがとうございました。

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