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「長岡京市地域医療ビジョン(中間案)」に対する意見募集の結果について

  • ID:7550

高齢化社会の進展とともに、高齢者の世帯構成や疾病構造の変化などの影響により、ますます医療・介護などの需要が増加すると見込まれています。

そこで、長岡京市域の医療資源を有効に活用し、将来にわたり市民が安心して医療サービス等が受けられるよう地域医療提供体制の充実を図るため、「長岡京市地域医療ビジョン」を策定することとしました。

この度、「長岡京市地域医療ビジョン(中間案)」に対して、市民の皆様からご意見やご提案を募集しましたところ、貴重なご意見をいただきありがとうございました。

お寄せいただいたご意見、これに対する市の考え方を公表いたします。

今後は、お寄せいただいたご意見を参考に「長岡京市地域医療ビジョン」の策定を進めてまいります。

ご意見募集期間

平成30年2月13日(火)から平成30年3月9日(金)まで

ご意見提出数

5名(8件)

ご意見の内容とこれに対する市の考え方

ご意見の内容とこれに対する市の考え方
意見の該当箇所  意見の内容件数市の考え方 
 第2章 本市の状況
4 保健
⑵ 成人高齢者保健
表.がん検診の実施状況
 乳がん、子宮頸がんの項目が誤りではないか。受診率が倍になっている。
全体的に受診率が低すぎる。本市独自の方法で対策を求める。
1件 乳がん、子宮頸がん検診においては、同一人について2年に1回行うとしているため、国で定められた受診率の計算方法が他のがん検診と異なります。表外に注釈を加えることで対応いたします。
また、複数のがん検診をセット実施したり、無料クーポンを対象年齢の全員に個別通知するなど、がん検診を受けやすい環境を構築することで受診率の向上に努めてまいります。
 第2章 本市の状況
4 保健
⑵ 成人高齢者保健
表.がん検診の実施状況
 前立腺がん検診は国が進める5つのがん検診には入っていない。前立腺がん検診を含むことで受診率を上げるのではなく、他のがん検診に力を入れて欲しい。1件 ご指摘のとおり、前立腺がん検診は、任意型検診として市が実施しているがん検診ですので国の進めるがん検診と区別するよう表のレイアウトを見直します。
また、複数のがん検診をセット実施したり、無料クーポンを対象年齢の全員に個別通知するなど、がん検診を受けやすい環境を構築することで受診率の向上に努めてまいります。
 第3章 地域特性にあった医療体制
3 専門医療
⑵ 悪性新生物(がん)
グラフ.悪性新生物(がん)の主な部位別にみた死亡率
 死亡率の男性の表において、肺がんの折線の表示がグラフ下の説明書きの表示と異なっている。1件 ご指摘のとおり、グラフの線と肺がんの表示マーク「×」が重なっていることにより、グラフ下の説明書きと異なっているように見えます。マークを変更することで対応いたします。
 第3章 地域特性にあった医療体制
3 専門医療
⑵ 悪性新生物(がん)
≪今後の対応等≫
 子どものうちから教育が必要だと思う。
小学校高学年や中学生からがんの知識を身につけ、生活習慣が大きく関わっていることを「いのちの教育」として取り上げて欲しい。
1件 がんを予防するための正しい知識の普及啓発の促進には、小学生や中学生も含んでおります。今後、教育委員会等と協働して周知、啓発に努めてまいります。
 第4章 地域医療のあるべき姿
2 医療機能の分担・連携
⑶ これから中核病院に求められる機能
 障がい者について何もふれられていないことに問題を感じた。
障がいのある人が、受診や入院に困難を抱えている現状がある。
本編の中で、「誰もが共に自分らしく暮らす長岡京市障がい者基本条例」(制定予定)に基づき、障がいのある人が安心して身近な医療機関で適切な医療を受けられるよう、関係機関と連携しながら環境整備を進めていきます。とあるが、検討し、「地域医療ビジョン」に盛り込んで頂きたい。
1件 本編の中で記載しておりますとおり、「誰もが共に自分らしく暮らす長岡京市障がい者基本条例」に基づき、障がいのある人が安心して身近な医療機関で適切な医療が受けられるよう、関係機関と連携しながら環境整備を進めてまいります。なお、具体的な施策については、「長岡京市障がい福祉計画・長岡京市障がい児福祉計画」とも連携を図りながら、個別分野の計画や施策の検討を通じて対応してまいります。

 第2章 本市の状況
1 人口構造

第3章 地域特性にあった医療体制
4 在宅医療

第4章 地域医療のあるべき姿

 障がいのある人は、医療を受けにくい状況にあり、受診や入院治療に困難を抱えている。本市の8万市民の安心・安全を守るための地域医療体制のあるべき姿を考えていただく場合、このことにも、目を向けていただきたい。
 医療施設のバリアフリーに限ったことではなく、受診や治療のための情報伝達と意思疎通支援を必要としているケース、医療機関や医療者側が自閉症等の行動特性を理解して受け入れるための支援があればよいと思うケースもある。精神障がいのある人にはアウトリーチによる医療や救急医療が必要とされているように思う。その他に、全国的な傾向として、常時医療を必要とする重症心身障がい児(者)や、医療的ケアが必要な障がい児(者)は、小児科の対象年齢を過ぎた時に、受診や入院先が見つからないと言われており問題となっているが、本市ではどうなっているのか。こういった状況を把握することも必要ではないか。
 地域共生社会を目指して、在宅医療及び障がい福祉サービスを必要とする障がい児(者)も地域包括ケアシステムの対象に含んで、地域支援体制を作って欲しい。
 本市では、今年度、「誰もが共に自分らしく暮らす長岡京市障がい者基本条例」が策定されて、4月1日から施行されるが、この条例に、医療に関する条文もあるので、ぜひ障がいのある人の医療についても、ビジョンに入れて欲しい。
1件  本編の中で記載しておりますとおり、「誰もが共に自分らしく暮らす長岡京市障がい者基本条例」に基づき、障がいのある人が安心して身近な医療機関で適切な医療が受けられるよう、関係機関と連携しながら環境整備を進めてまいります。なお、具体的な施策については、「長岡京市障がい福祉計画・長岡京市障がい児福祉計画」とも連携を図りながら、個別分野の計画や施策の検討を通じて対応してまいります。
 全般 このビジョンには性的少数者に関する配慮が全くない。市内の医療機関等を対象に性同一性障害に関する研修を行い、ガイドラインを作成することを望む。1件  性的少数者を含む市民の皆様が安心かつ適切な医療を受けることができるよう医療機関等を所管している京都府へ働きかけを行うとともに、市としても性的少数者に対する配慮ができないか関係部署と連携し検討してまいります。
 全般 性同一性障害の当事者に対して、性自認を尊重しつつ高度な個別対応をすることを望む。
性同一性障害当事者は見かけの性と戸籍の性が異なる場合がある。
具体的な例を挙げれば、性自認に基づいて、元々の生物的な性から自認している性に移行している時期は、見かけは女性、性器切除を済ませ、女性ホルモン投与も続けているが、戸籍変更だけが戸籍変更要件を満たしていない等の理由で、男性の場合、保険証の性が男性となり、医療機関で入院等をする場合に男性扱いをされ、男性用の部屋に入院させられる場合がある。このような画一的な対応では性同一性障害当事者の患者のみでなく、周りの患者さんにも不愉快な思いをさせることが予想される。
つまり、当事者の要望を聞きつつ、戸籍の情報、手術をしているか否か、ホルモン投与を受けているか否かなど、多角的な面から判断して画一的な対応でなく、柔軟な対応をさせることを望みます。
1件 性的少数者を含む市民の皆様が安心かつ適切な医療を受けることができるよう医療機関等を所管している京都府へ働きかけを行うとともに、市としても性的少数者に対する配慮ができないか関係部署と連携し検討してまいります。

お問い合わせ

長岡京市健康福祉部健康づくり推進課保健企画担当

電話: 075-955-9520

ファクス: 075-955-2054

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