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令和元年度第2回健康づくり部会会議録

  • ID:9692

開催日時

令和2年2月6日(木曜日)午後2時00分から午後3時20分

開催場所

長岡京市役所 東棟3階 第7会議室

出席者

委員6名(松田部会長、小原委員、内藤委員、水島委員、相模委員、永井委員)(欠席:細野委員、片山委員、阪口委員)

事務局9名(川村健康医療推進室長、杉原主幹、村田主幹、岡島総作業療法士長、高吉保健師長、

藤崎保健師長、東保健師長、川内主任作業療法士、社会福祉課:志賀主事)(欠席:能㔟健康福祉部長)

会議の公開の可否

公開

傍聴者

なし

会議次第


1.開会

2.委員紹介

3.案件

 (1)長岡京市第2次健康増進計画(素案)について

 (2)今後のスケジュールについて

4.閉会

配布資料

長岡京市第2次健康増進計画(素案)

議事

1.開会

2.委員紹介

 ・出欠確認

3.案件

(1)長岡京市第2次健康増進計画(素案)について

 第1章 計画の策定にあたって

  ・事務局より資料に沿って説明

   質疑は特になし。


 第2章 計画の基本的な考え方

   ・事務局より資料に沿って説明

   質疑は特になし。

 

 第3章 長岡京市民の健康状態の概況

  ・事務局より資料に沿って説明

   (委員)平均寿命は京都市よりも長く、健康寿命も少しずつ延びてきている印象である。


 第4章 長岡京市健康増進計画(前計画)の評価

  ・事務局より資料に沿って説明

   質疑は特になし。


 第5章 分野別計画及び評価指標

  1 母子保健分野

  ・事務局より資料に沿って説明

   以下、意見交換の要旨

  ・評価指標について

  (委員)母子手帳の交付など、通常されていることも入れてはどうか。周産期の支援など、子どもを産む前からのプロセスも組み込んではどうか。

  (事務局)検討していきたい。評価指標の目標値は国の計画である「すこやか親子21」にある項目については合わせている。全国データと比較できるので評価が行えると思われる。また、「育児で困ったときに相談できる場を知っている人の割合」の項目については、子育てコンシェルジュ事業を行った効果としてとらえることができ、評価できるものと考えた。

  (委員)乙訓地域は、むし歯については良い状態であると思う。「3歳児のむし歯のない児の割合」についても90%以上を維持していて、とても良い数値であると思うが、ごく稀だが中にはすごく悪い子もいる。数値だけではなく質も見ていかなければならない。

  (事務局)検討したい。

  (委員)高齢者分野は人手不足と常に言われているが、子どもに関してはマンパワーも含めて、5年後の見通しはどうか。行政としてどう捉えているのか。

  (事務局)人的資源は限られている。子育てコンシェルジュ事業を行い、児は全数把握し妊娠届時から支援を始めている。支援が必要な家庭については、できる限りサポートしていく。子育て支援課でも、児童虐待ケースも含め様々な対応をしている。役割分担をすすめ、連携していきたいと調整している。

  (委員)評価指標のところで、国のレベルに合わせたと説明があったが、書面で見たときに、策定時の実態より指標が下がっているのはどうかと感じる。国の目標値を達成できている場合、長岡京市独自の評価指標を出してもよいのではないか。

  (事務局)国の計画の指標に合わせたというところは、確かに注釈もなければわかりにくいと思われる。指標についても検討したい。

  (委員)経年的な変化をみて数字を出していくということも必要。

  (事務局)事務局の中でも検討したところ。いただいた意見をもとに、どのように表記したらよいかも含め検討していきたい。


  2 成老人保健分野

   ・事務局より資料に沿って説明

   以下、意見交換の要旨

   ・がん検診について

  (委員)がん検診の評価指標では、大腸がん、乳がん検診だけが挙げられているのはどうしてか。

  (事務局)大腸がん、乳がんは働き盛りの人が罹る傾向にあるため。

  (委員)胃がん検診では、内視鏡検査という方法もあり検診での実施を提案している。また、高齢者の胃がんはピロリ菌が背景にある。例えば、ABC検診では、がんは見つからなくても、ピロリ菌の存在を見つけることができる。そこから除菌治療につながれば、高齢期になる前の働き盛りの時期に関われるのではないか。早期に発見していくという視点で取り入れてもらえたらと考える。

  (事務局)計画にどう盛り込んでいくのかというのは検討が必要なところ。いただいた視点は非常に大事な視点であると認識している。

  ・健康づくり教育について

  (委員)男女の違い、サービスの受けやすさ、などを考慮した実施方法を見込まれているのか。

  (事務局)健康づくり教室については、女性で年齢的に高い人の参加が多い傾向にあった。若い世代にアプローチしていかなければと検討していたところ、健康マイレージ事業で導入したスマートフォンアプリについては、若い男性の人が多く参加してくださった。

  (委員)公衆衛生でもマーケティングの考え方が大切といわれている。情報を届ける人を絞って実施していくというのも方法のひとつと思う。

  (事務局)そのとおりだと思う。

  (委員)「主食、主菜、副菜のそろった食事を、毎日2食以上食べている人の割合」については、どのように指数を出されたのか。

  (事務局)無作為抽出の1500人にアンケートをとり、統計数字として出したもの。

  (委員)計画全体の目安でいうと、例えば健康寿命や平均寿命をどう延ばしていくかという大きい目標があると思うが、それをどう示すのか。指標になるので示しにくさはあると思うが、全体的な目標が見えたほうがいいのではないか。健康的なライフスタイルが見えにくい。これにはもっとアンケート等をしないと示せないのかも知れないが、評価指標でも見える形になればと思う。

  (事務局)市の総合計画は健康寿命を評価指標にしている。事業を実施した結果がどうであったかというアウトカムが見えにくいと思われた。そこで「1日の平均歩数」「主食、主菜、副菜のそろった食事を、毎日2食以上食べている人の割合」という項目を入れた。

  (委員)母子保健分野は目標値を超えていて良い結果であったが、成老人系は低いように思う。なかなか自分の健康課題と向き合えていない人が多いのではないか。親世代は子どものことは一所懸命だが、自分のことは後回しにしていることが多く、それが結果に出ているのかと思う。子どもと親が一緒に取り組めるものがあれば、コミュニティの中で広がるのではないか。子どもを巻き込んで、大人の健康を考えるような事業があればよいのではないかと思う。

  (事務局)貴重なご意見をいただきありがたい。情報発信の方法も課題であると思っている。PTAの集まりに、「まちの保健室」として体組成計や骨密度測定器などを持ち込み健康教育の場を作っている。少しずつ広げていきたい。

  (委員)市職員に講演はしてもらえるか。講師として大学などの先生に来てもらうこともよいが、身近にいる市職員と市民が話せる機会があれば利用したい。

  (事務局)ぜひお願いしたい。地域健康福祉計画、高齢者福祉計画においても、出かける場所や居場所づくりについて示されている。高齢者や自治会の方向けのイベントにもコラボして参加させてもらっている。他部署とも連携して、まちづくりも意識しながら取り組みを進めていきたい。


(2)今後のスケジュールについて

  ・事務局より資料に沿って説明

   以下、意見交換の要旨

  (委員)上位計画の地域健康福祉計画も同様に動いていくのか。

  (事務局)第2次地域健康福祉計画の中期計画の時期に入る。並行して整合性をとりながら本計画の策定作業を進めていきたい。


4.閉会

   ・次年度の部会開催スケジュールを確認