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環境フェア2021オンエア 環境検定回答ページ

  • ID:10362

はじめに

みなさま環境検定の受検ありがとうございました。

手ごたえはいかがだったでしょうか。簡単だった方、初級から難しいと思われた方、色々おられると思います。

今回の検定は、何度も受けなおしが可能なので、一度回答を見た後に再度挑戦していただき、納得のいくまで頑張ってみてください。

これをきっかけに少しでも環境や長岡京市のことに興味を持っていただき、また来年以降も受検していただけると嬉しく思います。

それでは、回答に参りましょう。

1問目

答え・・・雨水


解説

打ち水は、水が蒸発する際の気化熱の働きで周囲の温度を下げることができます。また、水が地表にある状態だと地面の気温が上がりにくくなり、濡れた地面を通る風も冷やされて涼しくなります。このように非常にエコな活動であるため、使用する水は二次利用水である「雨水」が好ましいです。

2問目

答え・・・ゲンジボタル


解説

言わずと知れた日本を代表するホタルです。日本ではゲンジボタルが一番有名なため、ホタルは水辺で生息するイメージが強いと思います。しかし、幼虫期を水中で過ごす水生のホタルは約2700種いるといわれる世界のホタルの中でも10種類ほどしか知られていません。そのため、日本に生息するゲンジボタルの他に、ヘイケボタルも水生のホタルであるため、この2種は世界で希少種として扱われています。ちなみに日本には約50種類のホタルが生息しています。

3問目

正解・・・グリーンカーテン


解説

たくさん茂った葉が、窓から入る直射日光をさえぎり、蒸散作用を持っているので、室内温度の上昇を抑えます。 さらに、建物の壁などに熱を蓄積させないので、ヒートアイランド現象の緩和にも役立ちます。 グリーンカーテンにも様々な種類があり、見て楽しめるアサガオやヒョウタン、収穫して食べることができるゴーヤやキュウリなどが有名です。ちなみに問題の写真は長岡第四小学校のグリーンカーテンで、今年で5年連続コンテスト最優秀賞に選ばれています。

4問目

正解・・・勝龍寺城


解説

本能寺の変で主君・織田信長を討ち、山崎の合戦で豊臣秀吉に敗れた明智光秀。その光秀が最後に過ごした城が勝龍寺城と言われています。また、光秀の娘・玉(ガラシャ)が藤孝の嫡男・忠興との幸せな新婚生活を送った城ともされています。

5問目

正解・・・キリシマツツジ


解説

元々は鹿児島県の霧島山に自生していた植物で、江戸時代初期ごろに、関東の土壌が生育に適していたこともあって江戸を中心に爆発的に流行しました。そのキリシマツツジの観賞名所として、長岡天満宮は日本屈指の有名スポットであり、樹高約2.5メートル、約100株のキリシマツツジの回廊が広がります。見ごろの時期が約1週間ととても短いため、この時期は特に多くの観光客で賑わいます。

6問目

正解・・・おもかげ


解説

名称の由来としては、細川ガラシャが、夫忠興と勝龍寺城で過ごした日々に、水面にその姿を映し出したであろう、歴史のロマンにちなんで名づけられました。この他には、阪急西山天王山駅前広場にある秀吉(備中)大返し力水、調子馬ノ池公園内にある馬ノ池の水があります。

7問目

正解・・・エアコン


解説

エアコンは他の暖房器具に比べ、CO2排出量が最も少ない暖房器具と言われております。1時間使用した場合のCO2排出量はエアコンが264gであるのに対し、石油ストーブは843g、ガスストーブは704gとなっていて、他の器具の半分以下です。また、エアコンと同じく電気を使用する電気ストーブやオイルヒーターについても、エアコンと比べてCO2の排出量は5倍以上と環境への負荷が大きいです。もちろん、電気代の面でもエアコンが圧倒的に有利です

8問目

正解・・・犬のフン


解説

もともと京都府の宇治市で始まったといわれ、宇治市での成功を発端に、他の自治体にも広がりを見せています。趣旨としては、フン害に困っている人が黄色いチョークを使って路上のフンを円で囲み、そのフンを発見した時間を書き込み、フンを放置する飼い主に「見ているぞ」という意思表示をしてフンの放置を減らすというものです。

9問目

正解・・・羽毛布団


解説

Green Downとは使用しなくなった羽毛製品の回収を行い、精製(リサイクル)することを指します。リサイクルという言葉のイメージから、グリーンダウンはどうしても新毛よりもキレイさでは劣ると思われがちです。ところが、実際にはグリーンダウンは一般的な新毛よりもキレイに洗浄され、高品質な羽毛へと生まれ変わります。

こういった一連の活動によって、障がい者就労支援や地域貢献、羽毛製品を捨てることなくリサイクルを行うので、環境保全にもつながります。

10問目

正解・・・かしこ暮らしっく


解説

2018年に本市の数あるまちの魅力を一言に凝縮した合言葉が出来ました。それが「かしこ暮らしっく 長岡京」です。意味合いとしては、交通の利便性に代表される「かしこい暮らし」と、のどかでなつかしい「くらしっくな暮らし」が、バランスよく共存しているところが長岡京市の魅力である、という点から命名されました。

見渡してみると、市内の色々なところに掲載されているので、また意識して探してみてください。

11問目

正解・・・フードバンク長岡京


解説

各家庭や小売店、食品メーカー等から余っている食品を集め、必要とされている団体へ寄付しています。寄付先としては、生活困窮者や福祉施設、子ども支援団体、災害救援物資等などがあげられます。もったいないからありがとうへをキャッチコピーに食品ロスを少しでも減らす活動をしています。

12問目

正解・・・窓の断熱改修工事


解説

これは住宅の窓を断熱性能の高いものに変える場合に適用される補助制度です。窓は住宅の中で最も、熱や冷気を通しやすいためこの部分を断熱性能の高いものに変えると、大幅な省エネへつながります。

興味のある方は是非、ご検討ください。

13問目

正解・・・3


解説

再資源化が可能にも関わらず、多くのごみが「もえるごみ」として排出されています。ごみを再資源化し、「資源が循環する社会」をつくるということは、焼却するごみの量を減らすことにつながり、地球温暖化の原因となる二酸化炭素などの排出量を減らすことができます。

14問目

正解・・・SDGs


解説

SDGsは日本語で「持続可能な開発目標」を意味し、2015年9月の国連サミットで採択されたもので、国連加盟193か国が2016年から2030年の15年間で達成するために掲げた目標のことを指します。この目標は様々な種類があり、貧困や飢餓、水の衛生など、開発途上国の基礎的な目標や、気候変動、海洋資源、生物多様性などのグローバルな課題などもあります。

日本では、2020年度から文部科学省が提示する学習指導要領が改訂されたことに伴い、各教科において教科書の様々な箇所でSDGsについて触れられています。このように教科書にも取り上げられるぐらい、SDGsは注目されており、目指していく目標であるともいえます。

15問目

正解・・・シカ


解説

シカは人間が植えた木の新芽や農作物を好んで食べ、新たな植物が育たない環境を作ってしまいます。これは西山に限ったことではなく、日本全国で深刻な問題とされています。

最近ではジビエ料理のお店も増加してきており、害獣であるシカを食べ、森や畑を守っていこうとする動きが高まっています。

16問目

正解・・・水道管を流れる水


解説

「小水力発電」とは、一般河川、農業用水、砂防ダム、上下水道などで利用される水のエネルギーを利用し、水車を回すことで発電する方法です。この発電方法は、一般的は水力発電で使用されるダムのように、河川の水を貯めること無く、そのまま利用する発電方式です。一般河川、農業用水、砂防ダム、上下水道など、現在利用されていないエネルギーを有効利用できる点が魅力です。



17問目

正解・・・RE100


解説

RE100とは、事業活動で使用する電力の100%を、再生可能エネルギーで賄うことに取り組んでいる企業が参画している、国際的イニシアチブです。再生可能エネルギーとは太陽光や風力、地熱といった地球資源の一部など自然界に常に存在するエネルギーのことです。

事業運営を100%このエネルギーで行うという話は、日本では、非現実的だと言われてしまうかもしれません。しかし、世界中で多くの企業がこの取り組みに参加しており、日本でも楽天や、LIXILといった大企業40社がRE100に加入しており、脱炭素に向けた取り組みに励んでいます。


18問目

正解・・・コンポスト


解説

日本には「もったいない」という言葉があるように、昔から人と自然が共生する循環型の生活を送っていました。その循環型の生活には、普段の食事から排出される生ごみをただ捨てるだけではなく、再利用するという考え方があり、ここからたい肥作りが始まりました。また近年は、家庭規模だけでなく学校でもコンポストを実施しているところがあり、循環型社会への取り組みとして再注目され、各地に広がっています。

ちなみに、たい肥のことをコンポストといい、このたい肥を作るための容器のことをコンポスターといいます。

19問目

正解・・・80ℓ


解説

長岡京市では80ℓ以上の雨水タンクを設置した場合、助成金の交付をしています。

雨水を貯めるメリットとしては、草木の水やりや洗車、災害時の生活用水が確保などがあります。また節約に関しても、普段水道水を使っていた作業を雨水に変えることで、毎年数千円程度のお金を浮かせられることができます。


20問目

正解・・・京都西山再生プロジェクト


解説

京都府長岡京市の4割を占める西山は、都市近郊にありながら貴重な資源であり、長岡京市の代表的な景観であり、人々に愛されています。

しかし近年は、社会情勢や生活様式の変化などにより、人の手が行き届かない森林部分が西山全域に広がっており、様々な問題を引き起こしています。

そういった森から生物多様性に富んだ森に生まれ変わらせるため、ふるさと納税を活用して、森林保全に取り組んでいく活動です。