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第2回長岡京市上下水道事業審議会(平成29年11月15日開催)

  • ID:7276

日時

平成29年11月15日(水曜日)午後1時30分~3時20分

場所

長岡京市役所会議室2

出席者

大谷委員、片山委員、小坂委員、佐藤委員、角山委員、西村委員、丸山委員、山田委員、山根委員、山本(一)委員、西川委員

欠席者

山本(順)委員

事務局

上村上下水道部長、中路水道技術管理者、川村上下水道部次長、桝田上下水道部総務課長、岸本上下水道部総務課主幹、久貝水道施設課長、中北水道施設課主幹、長田浄水場長、鵜野下水道施設課長、小林公営企業会計指導員

傍聴者

2名(ほかに報道2名)

配布資料

第2回審議会配布資料

  • 資料(ファイル名:haifushiriyou.pdf サイズ:5.12MB)

    •上下水道事業に関するアンケート調査結果<速報版> •アンケート配布用 •「長岡京市上下水道ビジョン」の位置づけ •水道ビジョン施策体系(新旧対照表) •長岡京市水道事業の現状と課題 •水道事業ガイドラインに基づく業務指標一覧表

議事

1.開会

2.あいさつ

会長あいさつ

3.議事

  • アンケート調査について

アンケート調査結果<速報版>について事務局から説明

【質疑応答】

(委員)

マンホールトイレの組み立て訓練への参加者数が少ない。マンホールトイレは、市内の全小中学校に整備しているため、中学校においてもマンホールトイレの組み立て訓練を実施してはどうか。

(事務局)

マンホールトイレは市内14の小中学校に整備しているが、認知度が低いという現状は把握している。そのため、本年度から10月の最終日曜日を防災訓練の日に位置づけ、8つの小学校で防災訓練を実施する予定であった。ただし、本年度は先般の台風の影響で開催ができなかった。引き続き、今後もこのような機会を活用することを検討する。

(委員)

水道水のブレンドに関する認知度についてはどうか。

(事務局)

水道水のブレンドについては年3回発行している「水だより」等でも継続的に紹介しているが、今回の市民アンケートで「水だより」を読んでいる市民が少ないとの結果であった。今後の広報のあり方についても検討していく必要がある。

(会長)

地下水のみの水道水と府営水道の飲み比べをしてはどうか。

(事務局)

地下水のみの水道水と府営水道の飲み比べはしていないが、小学4年生を対象とした出前講座で、水道水とミネラルウォーターの飲み比べをしており、水道水もおいしいという意見も出ている。

(委員)

水道料金に対して不満であると感じている方が、前回調査よりも減少しているとはいえ半数程度いる。不満と回答している市民が普通や満足と感じるように対策を講じる必要がある。

(事務局)

水道事業においては今後、更新投資、耐震化、将来に向けた内部留保などの対応が必要であるが、その中でもできる限り効率的な事業運営を進めていき、市民のご理解を得られるようにしたい。

(会長)

水道事業を維持していくためには、水道料金の支払いが必要である。他にも公共料金として電気やガスがあるので、他の公共料金との比較で水道料金に関して不満があるか次回の調査で調査してほしい。

(委員)

水道事業は利用者の生存に関わるため、水道料金を払わなかったとしても、なかなか供給を止めることはできない。それでも水道の供給を維持しなければならず、供給には費用が発生するので、そのことを市民に周知する必要がある。

 

  • 水道事業における現状と課題について

「長岡京市新水道ビジョン」の位置づけ・目標年度、施策体系、施策体系別の現状と課題などについて事務局から説明

【質疑応答】

<「安全」について>

(委員)

上下水道料金を上げてほしくないが、耐震化や人口減少という課題に対して、住民にも考えてもらう必要がある。管の老朽化対策や耐震化などに必要な費用に加え、人口の推移も資料に追加すると分かりやすい。

(事務局)

人口を含めたグラフは作成しているが、京都府下の料金などを整理した資料も作成しているため、次回以降に提示する予定である。

(委員)

鉛製給水管が類似団体と比較して多くなっている。取替更新等の対策が必要である。

(事務局)

鉛管は使用されない期間が長いと鉛が溶け出し、健康被害を引き起こすおそれがあるため、本市ではこれまで、取替更新を進めてきた。近年、更新件数は伸び悩んでおり、今後の課題として認識している。

<「強靭」について>

(委員)

主要幹線管路の更新率は変わらなくても、更新が必要な比率は年々上がってくるため、更新必要率として盛り込めないか。

(事務局)

ご指摘の通りであり、更新が必要な管路は年々増えていく見込みである。料金に対する負担とのバランスも見て更新投資を検討していきたい。

(委員)

過去の管路工事は料金収入などを財源として見込んで工事費を算定したと思うが、取替更新に必要な資金が不足しているのはなぜか。水道管は老朽化するものであるため、特に積み立てておくなど老朽化に対する準備が十分ではなかったのか。あるいは、他に費用がかかってしまったのか。

(事務局)

取替更新に際して、特別な積立はしていないが、減価償却の実施によって生じた内部留保資金を取替更新の補填財源として賄っている状況である。また、新規利用者が管路をつなぐときに負担金を支払ってもらっており、負担金も更新投資の財源になっている。

新水道ビジョンには経営戦略が含まれているため、更新投資に対する財政計画は今後の審議会で提示する予定である。

(委員)

取替更新の優先順位は決まったものがあるのか。それともこれから決めていくのか。

(事務局)

優先順位を決めて取組を進めていく予定であるが、その中でも鉄道下、河川下の整備は、鉄道管理者、河川管理者など関係機関との調整に時間が必要である。各関係機関の規程に沿った設計が必要である。

<「持続」について>

(委員)

市内に遊休地はどの程度あるか。

(事務局)

遊休地としては10か所程度あるが、調整区域のところもあり、有効活用できるところは半分程度となる。長法寺配水池や東ポンプ場は大きな面積であるので、市全体の公共施設再編のなかで活用を検討していきたい。

(委員)

組織体制の強化について、職員の年齢層が高く、50歳代が多い。今後さらに高齢化すると考えられるが、技術の継承はどのように取り組んでいるか。

(事務局)

OB職員を技術指導員として配置し、専門知識・技術の継承に取り組んでいる。また、内部研修だけではなく、日本水道協会などが開催している研修も活用して知識やスキル継承、人材育成をしている。

(委員)

乙訓2市1町の各市町単独で維持していくことが難しくなり、消防などの広域化が進んでいるが、水道事業も同じ状況であるため、再度広域化を検討していく必要があると考える。技術面も含めて水道事業を単独で実施することがよいのかも含めて検討が必要である。

(事務局)

施設の統廃合や民間委託など市で行える効率化は行ってきたが、今後の広域化は、さらなるコスト削減を進める検討の中で考慮していかざるを得ないと考えている。水道料金だけではなく下水道使用料も合わせて検討する必要がある。

(委員)

広域化のいろいろな形態があると聞いており、今後の議論に参考となるものはありますか。

(事務局)

いくつかの事例がありますので、今後の審議会の資料として準備します。

(委員)

アセットマネジメントについて、今後の更新投資にどの程度の資金が必要か。

(事務局)

国の簡易ツールでアセットマネジメントを実施したが、簡易ツールであり、あくまでも内部検討用のものである。アセットマネジメントと同等の投資計画については経営戦略において策定することが求められていることから、経営戦略策定の中で整理し、審議会にも提示する予定である。

(委員)

施設見学において施設の老朽化を実感したため、更新に費用がかかり、料金が高くなることも納得できる。施設見学に来る人が増えて、水道に対する意識が高まれば議論もしやすくなると思う。

(事務局)

これまで以上に、水だよりなどの広報の充実に努めていきたい。

 

4.その他

以下の内容を事務局から説明

・次回審議会開催日程(2月20日火曜日午後1時30分から)

 

5.閉会

事務局あいさつ

お問い合わせ

長岡京市上下水道部上下水道総務課総務係

電話: 075-955-9721

ファクス: 075-951-2200

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