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令和4年度 第1回公民館運営審議会 議事録

  • ID:13178

第1回議事録(要旨)

開催日時

令和4年7月29日(金曜日)午後2時15分から午後3時15分

出席者

安久井委員長、浅野副委員長、大谷委員、宇佐美委員、加藤淳代委員、石神委員

欠席者

堤委員、加藤和子委員、山下委員、中川委員

事務局

木村中央公民館長、喜多総務係長

会議の公開の可否

公開

傍聴者

なし

案件

1.委員長・副委員長の選出について
2.令和3年度事業報告及び公民館報について
3.令和4年度事業計画及び予算について

議事

開会

  • 館長挨拶
  • 新委員委嘱状交付
  • 各委員自己紹介

1.委員長・副委員長の選出

委員長:安久井由紀子氏 副委員長:浅野尊浩氏を委員の推薦により互選で選出。
安久井委員長、浅野副委員長より挨拶。

委員長挨拶)退職後、公民館サークルに入っている。家から近い、安く学べる、居心地がいいの3つを求めて入ったが、もう7~8年続いており、ずいぶん居心地がいいのだなと思う。週1回公民館に来ていてよく見かけるのが、小さなよちよち歩きの子どもさんから、素晴らしい力を持った高齢者の皆さん方が集って学んでいらっしゃる姿である。公民館は素晴らしい人材の宝庫だと思う。だから市民企画講座が成功しているのではないか。私はサークルの一員として公民館を見てきたが、少しギアをあげて、視野を広げて公民館の取組みを見ていきたいと思う。
副委員長挨拶)小中学校校長会から来ている。子どもの立場からというだけではないが、何かお役に立てればと思っている。

2.令和3年度事業報告及び公民館報について

事務局より、資料2「令和3年度事業実施報告一覧」、資料3「令和3年度中央公民館市民企画講座実施報告」及び資料4「令和3年度中央公民館賑わい創出事業報告」に基づき説明した。

3.令和4年度事業計画及び予算について

事務局より、資料5「令和4年度事業実施計画」、資料6「令和4年度市民企画講座実施報告及び予定一覧」及び資料7「令和3・4年度公民館歳入・歳出予算の対比」に基づき説明した。

質疑応答(案件2~3)

委員)女性の会で公民館を使わせていただいている。先ほどおっしゃったように、小さい子から高齢者の方まで賑やかにやっておられるのを目の当たりにしているが、公民館報を読んで、去年はコロナで中止の時などがあったが、皆さんの文化、生涯学習に対する探究心がすごいなと感じた。市民企画講座がこんなに充実していたのかと感じた。去年1回も参加しなかったのが残念で。皆さんが素晴らしい講座をやっているというのをもっともっとお知らせしていけたら、と思った。本当に素晴らしい企画、ありがとうございます。

委員長)市民企画講座のことを、新聞に結構出してもらっているとは思うが、京都新聞でないとなかなか目にすることもない。広報について、何か考えはあるか。

事務局)京都新聞は身近で、載せてもらえないかとお願いしている。私も4月に公民館に来てから、広報紙で何かできないかと思っている。広報紙は年間で企画の枠を事前に言っておかねばならないが、紙面の一部を借りて市民企画講座の宣伝ができないか。来年度の枠の中でできないか働きかけをすることは可能である。
平成30年度から始まり、年々企画数も講座数も大きく増えている。市民の方の企画力、知恵をお貸しいただいて。難しいのは、この企画で公民館が部屋をおさえてしまうと、サークルで通常部屋を借りておられるものと、時間帯がかぶることが多い。そことのバランスを見て、どのくらいまで増やせるのか。人気があるので、精査しながらやっていきたい。

委員)講座をさせてもらっている。前の館長とよく話をして。「紙芝居をして」と言われてやったが、音がうるさくてうまくいかなかったこともある。「夜の時間帯が空いているので活用を」ということで、レザークラフトの講座を夜にやったら、参加者が1人とか。若い人や男性がなかなか参加していただけないので、土日はどうかとか。親子で使える物をということでやったら、結局親しか来られなかったり。夜の活用と、男性、若い人をどう引き込むか、考えていきたい。
それから、互いの講座をユニットしようとか。私も色々なところに参加させてもらった。お互い交流したら面白いなと思う。
個人的には、レザークラフトは材料費がかなりかかるので、徴収できる材料費の上限が決まっているので、作れるものが限られる。
1年間やってみて、そんなことを感じた。

委員長)色々な問題、課題が、たくさんあると思う。やってみないとわからないというところがあるし。公民館の利用者は、どうしても小さい子どもか、少し年のいった方か、というところがある。私も昼出かけたくて、夜は家にいたいという年代なので。なかなか難しいところがあるかと思う。
私は広報紙を楽しみに毎月見ている。公民館企画講座が、どんなことがあるかなというのも。今日の資料を見たら、あれは一部で、年間ではすごい量の講座をやっているとわかった。すごいのだが、もっと知りたいと思った。

委員)講座について、公民館に来られない人は広報紙でわかると。公民館にけっこう来られている方は、市民企画講座をあまり知らない方が多い。掲示板みたいなところで、「来月はこういう形でやりますよ」というのをすればどうか。公民館利用されている方の方が参加しやすいので。

事務局)今、1階エレベーターを出て文化会館沿いに、募集している講座のチラシを貼っている。

委員)「8月はこういう講座ありますよ」とか、一覧表の形で、事前にできないか。

事務局)まとめて「9月にはこういう講座がありますよ」というチラシは作っている。まだ日が決まっていないものもある。決まったものだけ掲載するので、年間通してというのは難しい。目につかないと意味が無いので、場所を考えないといけないかと思うが、スペースの問題がある。

委員)申込人数と申込期間をまとめて書いてもらった方が良い。行きたいと思ったら、もう申込期間がすんでいる講座が多い。人気のある講座はすぐに定員が埋まってしまうことがあり、申し込む時間帯も仕事をしておられる人は申し込めない。結局同じ人ばかり行っておられるような感じを受けるので。そのあたりも改善してもらえたら嬉しい。
チラシは他の所に置いてあるのか。

事務局)市役所、バンビオなどの市の施設に配架してもらう。テーマによっては学校や保育所なども。

委員)ラジオのFMおとくにで宣伝をしてもらってはどうか。「公民館はこんなことをしています」とか「この講座が今人気だ」とか。定期的にそういうコーナーを作っていただいてはどうか。FMおとくにでは、話すテーマをさがされている。

事務局)せっかくやっているのに知られていなかったらもったいないので。他の媒体がないかを探りながら。広報を見て来られるのが一番多いが、それ以外の部分を広げるように。

委員)働きながらラジオなら聞いておられる方もあるので。

委員)広報紙に中央公民館の欄を作ってもらってはどうか。ここにもこここにも記事があるというのではなく、公民館のことはここに載っているとすれば、公民館を利用する人にはよくわかる。

委員)市のLINEは公民館では使えないのか。

事務局)色々な宣伝には、今のところ使えない。

委員)広報紙は、主婦が見てチェックして、他の家族は見ないで終わってしまう感じがする。もっと個人にお知らせがいくようなのも考えていかないと。

委員)公民館独自のLINEは作れないのか。

事務局)最近はSNSの使い方がいっぱいあって。「いっぱい情報をくれ」という人と、「出しておいてさえくれたら自分で取りに行く」と言う人と、両方のタイプがおられる。情報がたくさんあると「必要な情報が見られない」という人がいるので。プッシュ型というか、宣伝ばかりするやり方がいいのかどうか、発信の仕方も、どうしたらより見てもらえるのかという話はしている。

委員)男性と若い人は、広報紙だけでは届かないような。何か今までと違うものを考えて。せっかく公民館で素晴らしい企画をしているので。参加した方が、色々人生が変わったりするかもしれないし。

事務局)男性や若い人をどうやって集めるのかというのが、ずっと積み残しの課題である。自殺対策とかいったテーマもやっていきたいが、人の集め方も難しくて。

委員長)市民ワゴン販売。第2水曜日にやっているということだが、私はいつやっているのか知らず、通った時に「何かやってる」という程度。いつもやっているものではないので、知らない人達が多いのではないか。これも日中なので、若い人や男性が来ない。土日の方がいいのかもしれないし。もう少しやり方を変えたら、もう少し売れたりするのではないか。

委員)私もしょっちゅうやっているのだが。図書館に来る人が通るくらいで、車で来た人は公民館前には来ないで帰ってしまう。図書館に来る方はお金を持ってきておられないことが多い。駐車場側に来た方を、何とかこちらへ振り向けるように。こっち側にわざわざ来て見たいという魅力のある物をこちらも出さないといけないが、出店数が少ないので。出店数が少ないのは、お客さんが少ないので、店の方も出て来ないのかもわからないし。逆に店が少ないからお客さんが少ないのか。それはわからないが。駐車場側に出したらいいのかとも思うが。

委員)以前、コロナのワクチン接種の時などに、駐車場側に出したことがある。車で来られる方に「前の方でも出店してます」と言って、前の方では「裏でもやってます」と言って、それが良かったが。なかなか、前がいっぱいにならないうちは駐車場側に出させてもらえないので。

委員)「今日はワゴン販売をしてます」というのを出せばどうか。

委員)出しているが、見られない。売りながら「前もやってますよ。どうぞのぞいてください」とお声かけをしたい。そういう販売の仕方もあると思う。
いつ出てもいいので、コロナ前は、文化会館で催しがあったり公民館で大きい大会があったりしたら土日に出ていたが。コロナでなかなか思うようにいかない。
今なぜ第2水曜日かというと、このサークルの多い日に頼らないとしょうがないから。私が呼んできて色々してもらった人も、ある程度の売り上げがあってこそ、次も出そうかというふうに思って下さるので。
がんばって暑い時寒い時出ようかという人は限られている。登録だけしている方はいるが。それでもだいぶ増えてきた。嬉しいことだ。

事務局)声をかけていただいて。ひろがりはあるのだが。第2水曜日は、うちの事業で一番人数の多い熟年生き生き講座で100人近く来られる日である。

委員)来られる人たちも一緒、店を出している人も一緒で。なかなかそこからが発展しない。そこがどうしようかなと思っているところで。賑わいは出てきた。
小さいチラシを作って渡すようになって、楽しみに来られている方もある。

事務局)同じ日にやる方が定着するのか。毎月第2水曜日とすると、この日にはやっているとわかる。それが難しいところ。

委員)リピーターも増えているし、お友達がいいなと言われたので買いに来たという声も聞かせて頂いているので。1つはその日があって、他色々と出てくるようになるのが理想。LINEWORKSもあるので、それで「私この日に出たいけど、誰かいっしょに出てくれませんか」というようになるのが。私は審議会の委員になって3年目だが、だいぶお店の方も増えたので。ちょっと目先が変わる人が来てくれると楽しくなると思う。
キッチンカーと移動販売について。新田保育所跡に安いところが出てきてしまったので、「こっちに出なくても向こうに」という感じになってしまった。

事務局)新田保育所跡の方が人通りがあるので、そっちの方が売り上げがいいとなると、そっちへ流れてしまう。

委員)そこは2年ぐらいしたら使えなくなるので、また帰って来られるかもしれないが。

事務局)不定期なので、次いつ出店されるかわからないということになると。「買いたいけどいつ来るかわからない」ということもあるので。定期的に出してほしくても、ご都合があるので。そういうところが難しい。

委員)出せる店の件数が限られる。公民館前が6件。出せる場所が限られているので。出たい日が重なることがあったりしても、それ以上は出られない。

委員長)たくさん並んでいる方が、ちょっと見てみようかなという気にはなる。

委員)駐車場側も気楽に出させていただけたら一番いいかと思う。

委員長)今日はたくさんのご意見をいただいて、事務局も宿題がいっぱいで。またさらに何かいいアイディアを出していただいて、次につなげていただけたら。

その他

事務局より、今回欠席の委員からのご意見
「市民企画講座に平成30年度から企画者として参加している。この市民企画講座は年を重ねるごとに企画者が増え当初の10企画20講座から令和3年度には40企画125講座が開催された。私はこの講座を足がかりに市民活動を始めることが出来た。
この講座には2つの意義があると考えている。一つは一市民が企画者として、そして市民活動の担い手として、そのスタートのきっかけを提供すること。もう一つは企画者の知識や技能等を一般市民に向けて伝え、伝搬していくこと。素晴らしい仕組みだと思う。
出来れば次にもう一つ新しい機能・意義が加わればと感じている。それは、ここで生まれた地域の担い手が繋がり合う仕組みである。これまでは中央公民館と個々の一企画者という関係だが、40の企画者が繋がり、情報交換していけば、次の新しい展開が期待できると思っている。ご検討いただければと思う。」

事務局)昨年に、強制ではないが企画者同士でLINEのグループを作っておられる。今年市制50周年の企画講座を考えており、ある企画者とある企画者がコラボして企画することになった。そういう形の横の繋がりを、今後も持てるような場を提供出来たらと思っている。

委員長)新しい取り組みができそうなので、それに期待したいと思う。

閉会

  • 副委員長挨拶

それぞれ皆さん専門的な立場から、非常に活発なご意見があった。ますます活動が豊かなものになって、仲間が増えればもっと良くなるだろうと思う。なかなか学校では、多くの方が集まる機会を持てないという大きな悩みごとを抱えている。今年は50周年で、何かが生まれて、そこから新しいつながりができればいいかなと思う。
今日はどうもお疲れさまでした。ありがとうございました。