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教育委員会令和5年4月定例会会議録

  • ID:13503
教育委員会会議録


1.日時

令和5年4月19日(水曜日) 午後3時から午後3時33分


2.場所

市役所 会議室401

3.出席者

教育長 西村文則

委員 福澤秀夫

委員 京樂真帆子

委員 盛永俊弘

欠席委員  大下和徹


4.出席説明員

教育部長、教育総務課長、教育総務課主幹、次長兼学校教育課長、学校教育課総括指導主事、学校教育課主幹、生涯学習課長、生涯学習課主幹、文化・スポーツ振興課長、文化・スポーツ振興課主幹、文化財保存活用課長、中央公民館長、図書館長、教育支援センター所長、北開田児童館長

事務局職員 教育総務課 総括主査

5.傍聴者

なし


6.開会

(教育長)

開会を宣言する。



7.前回の会議録の承認

承認・署名


8.教育長諸報告

まず、「子どもたちの安心できる健康診断を目指す会」が昨年11月に提出された請願について、3月29日の定例教育委員会で採決を行ったが、その結果を4月3日付文書により会の代表の方に正式に知らせしたので報告する。

それでは、日付順に主だったものを報告する。

3月31(金曜日)には、年度末で退職される方への辞令交付及び退任式が行われ、4月3日(月曜日)には、4月1日異動に係る辞令交付及び新規採用者の着任式が行われ、新しい体制で新年度がスタートした。

5日(水曜日)には、新たな顔ぶれによる校長会議を行い、今年度の方向性や課題を共有した。

7日(金曜日)には小学校、10日(月曜日)には中学校で始業式が行われ、11日(火曜日)には小学校、12日(水曜日)には中学校で入学式が行われた。入学生は在校生や教職員、保護者、来賓に見守られながら、新たなスタートを切った。入学生の皆さんが新たな学びの場で、人と触れ合い、様々な体験・経験を通して多くを学び、健やかに成長されることを願っている。入学式には、教育委員の皆様にもご参列いただきありがとうございました。

12日(水曜日)の夜に、長岡京市中学校米国短期交換留学事業でこの度米国アーリントンを訪問する訪問団への激励会が行われた。平成31年度以来、4年ぶりとなる訪問には、団長を含め3名の引率のもと、2年生3名、3年生13名の16名が参加した。激励会では、「英語で現地の人と交流したい」「事前学習会の学びを生かしたい」「文化の違いを肌で感じたり、現地でしか経験できない経験を思い切り楽しみたい」など、それぞれの生徒が抱負を話してくれた。

13日(木曜日)には、市長、教育委員の皆様のご出席のもと校長会議を開催した。

14日(金曜日)には、午前中に京都府市町村教育委員会教育長会議、午後には京都府内の公立幼稚園、小学校、中学校、高等学校、特別支援学校の校長・園長からなる府内校園長会議が開催され、今年度の教育の方向性、重点課題を共有した。

18日(火曜日)には、乙訓教育委員会教育長会議及び幹事会が開催され、乙訓2市1町の教育課題について共有した。


9.報告事項

「長岡京市立の小学校及び中学校に勤務する府費負担教職員の服務に関する規程の一部改正について」報告願う。

(事務局)

 今年度からの地方公務員の定年引き上げに伴い、新たに、定年前再任用短時間勤務制が導入されることから、関連部分について所要の改正を行ったほか、出勤簿の取り扱いを一部変更したもの。施行日は令和5年4月1日。

 

(教育長)

「令和5年度アーリントン訪問日程(予定)について」報告願う。

(事務局)

 先ほど教育長の報告にもあった通り、各中学校から4名ずつ、16名の生徒が訪問団としてアーリントンを訪問予定である。

4月25日から5月5日までの滞在中には、小学校、中学校、高校の訪問やタウンミーティングの見学などのプログラムが予定されている。

 

(教育長)

了解いただいたということで、次に進める。

 

(教育長)

「公用車事故にかかる示談、損害賠償額(物件損害)の決定について」報告願う。

(事務局)

 事故の概要は、相手方は京都市伏見区在住の男性と、文化財保存活用課の職員との物損事故である。令和5年2月19日の午前9時半頃に、奥海印寺谷田付近の交差点で、公用車が北向きに進んでいる中、右側面を追突されたもの。幸いながら、双方ともに怪我はなく、物損事故として示談が決定している。なお、損害賠償の額は、4万6810円である。

この事案は、4月14日付で示談書の取り交わしが完了している。また、6月議会の報告案件としても提出させていただく。

 

(教育長)

了解いただいたということで、次に進める。


10.行事・会議結果報告

(事務局)

行事・会議結果(3月30日~4月19日)について報告。



11. 次回定例会までの行事・会議予定

(事務局)

行事・会議予定(4月20日~5月16日)について説明。




12.意見交換

(委員)

 アーリントンとの交流が、4年ぶりに実施される。大変貴重な体験をされることになるだろうから、この機会に、ホストファミリーの方などと積極的にコミュニケーションを図っていただき、異文化を吸収して一回りも二回りも大きくなって帰ってきてほしい。

一つ質問、一つお願いがある。

まず、今話題のチャットGPTは、教員の働き方改革、特に授業の準備などにも活用できないものか。使用することで子どもたちの考える能力が衰えるとも言われているが、チャットGPTや対話型AIについて、活用を検討されているのか教えてほしい。

お願いとしては、コロナが落ち着き、日常に戻りつつある中で、学校訪問の機会を作ってほしい。

 

(事務局)

コロナが落ち着いてきたので、学校訪問はできれば行っていきたい。

チャットGPTについては、まだ検討できていない。運用や有効性、長期的な子どもへの影響についても考える必要があると思うので、今後の検討課題としたい。

 

(事務局)

授業にかける時間は、教師としての経験も含め、個人差が大きいと思う。働き方改革も進んでいるが、やはり教材研究は私たちの本分であり、子どもたちの学力を上げていくために、どんな授業ができるかを考えていきたい。

 

(委員)

個人差があるということはよく分かる。間違った内容や著作権等の問題もあるが、もしも、相対的に労働時間の削減につながり、弊害が無いのであれば、今後チャットGPTなども検討されてはいかがかなと思う。

 

(委員)

 私からは大きく2点。まず1点目は文化財の話で、2点目は全国学力・学習状況調査の話。

今年度も長岡京市の発掘調査が行われると思う。今年は暑いので注意してほしいと言おうとしたが、昨日、宮崎市内の発掘現場で土砂崩れの事故が起こり、けが人が出ているという記事を見た。続報がまだ確認できず、事故の状態等はわからないが、実は京都でも30年ぐらい前に事故が起こり、その時は亡くなられている。発掘調査は、事故と隣合わせだということを意識し、長岡京市内でも安全な調査をお願いしたい。

2点目は、全国学力・学習状況調査のこと。

今朝の新聞で、国語の問題が発表されていた。小学6年生が45分で解く問題だが、問題文の文章量が多いことに驚いた。今、大学入試の共通テストでも文章量が多いと言われているが、小学校の学力調査でも文章量が多くなっており、読書スピードと読解能力、作文能力が問われる問題になっていた。

そこでお願いとしては、子どもたちに読書に親しんでもらうために、学校図書の充実が大切だと思う。私自身も子どものころは学校の図書室が大好きで、図書委員ばかりしていた。ぜひ、図書館に子どもたちが通いやすい環境整備と、図書館の蔵書の充実をお願いしたい。

 

(事務局)

調査の重要性はもとより、それ以前に安全対策と健康管理面があっての調査だと認識している。このような事例をもとに、事故が起こらないような体制を作っていきたい。

 

(事務局)

読書活動は、本市の計画の中でも位置付け、充実を図っているところである。市としては、蔵書の充実だけでなく、図書館司書を配置することも重要だと思っている。引き続き、様々な形で読書の大切さや喜びを伝えられるよう、事業を充実させていきたい。

 

(事務局)

今年も昨年同様に多くの行事を行い、多くの子どもたちに来てもらえるよう努力したい。

 

(事務局)

学校でできることは、日々読書に慣れ親しませることだと思っている。普段の国語の授業の中でも、文書構成をしっかり読み取る力など、意識して取り組んでいきたい。また、コロナが落ち着き、夏休みには図書室開放を実施できるのではと思う。

 

(委員)

私からは先ほどからの話題と重なるが、2つお願いがある。

1つ目は、対話型AI「チャットGPT」(生成AI)のこと。先日、「文部科学省が、学校現場での活用方法や注意点をまとめた指針(ガイドライン)を早期に作る」と報道された。ただし、学校現場は、今日も、この問題への対応が現在進行形で迫られている。そこで、文科省の「指針」待ちではなく、ぜひとも、具体的な事例を収集しながら、単なる禁止などの対処療法的な対応ではなく、学校や教育の本質的な役割の議論を進めながら対応することを期待する。また、その際、ぜひ、生徒と一緒に「チャットGPT」をどのように考えたらいいのかも話し合う機会をつくってほしい。

2つ目は、昨日実施された「全国学力・学習状況調査」のこと。

調査結果は、例年どおり、7月下旬に公表されるが、その時、各学校には正答率などと同時に、「標準化得点」が送付される。しかし、その「標準化得点」が適切に活用・共有されていない、とお伺いしている。毎年、難易度が異なる調査(テスト)なので、正答率に着目するのではなく、各教科の「標準化得点」とその推移に着目する分析をご指導いただけたらと考える。

13.閉会

(教育長)

午後3時33分に閉会を宣言する。

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長岡京市教育部教育総務課総務・施設整備担当

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ファクス: 075-951-8400

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