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令和2年度 第1回 図書館協議会会議録

[2021年1月27日]

ID:10723

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日時

令和2年12月3日(木) 午後2時~3時45分

場所

図書館3階大会議室

出席

委員

夘滝委員

竹内委員

高橋委員

西村委員

小山委員

小林委員

渡邊委員

遠藤委員

中林委員

馬塲委員


事務局

山本教育長

坂内館長

五十棲総括主査

 

欠席者

傍聴者

案件

(1)令和元年度図書館事業報告について

(2)令和2年度図書館事業概要について(新型コロナウィルス感染症拡大防止措置対応等

(3)その他



議事

1 開会

自己紹介

 

2 教育長挨拶

 今年度委員の改選があり、任期は令和2年7月から令和4年6月までの2年間。よろしくお願いします。

 本市教育委員の中の大学の先生は、最近の学生は本を読まないと嘆かれている。本を読むからいいのかという是非論はあるが、読まないより読んだ方がいい。我々は本を読むことで様々な知識や日本語の妙に触れることができ、ネットに流れている文字の連続に私自身は納得できない。今年度末、本市もタブレットを市内小中学校に約7,000台調達予定であり、万一また休校となった場合、自宅で学習できるように整備中である。しかし、学校教育は人と人とのかかわり、社会を生き抜くための常識を身に着け、自分を磨く場である。練るという言葉があり、練磨、練習など言葉一つとっても、自分を磨くために本を読み自分を耕す、本を読むことで言葉の針を刺すように自分自身の中に入れてほしい。連絡といったことはタブレットで済ませることができるが、教育はそうではない。立ち止まって本の良さを考えてほしい。子どもたちには日本語で考え、自分の考えを日本語で表現し、「この状況でこの言葉を使うと相手に伝わることが多くなる」と勉強してほしい。

 本を読むことで自分自身を磨いてほしい。図書館は人の集う施設。コロナ禍で滞在時間を短縮しているのは心苦しい。本の必要性を考え、図書館を文化の知の拠点にしてもらいたい。皆さまのご意見を通して、より良い充実した図書館を作っていきたいと思うので、よろしくお願いします。

 

3 会長選出

 長岡京市図書館設置条例施行規則第11条に基づき、委員の互選により夘滝委員が会長に、竹内委員が副会長に推薦され、承認された。

 承認後、教育長公務により退席

 

4 会長挨拶

 皆様の承認を得て、引き続き会長の大役を仰せつかることになった。コロナ渦という制限された中でいろいろと課題があるが、市民の思いに寄り添い、更に図書館活動を高めていきたい。微力ではあるが館長や職員のみなさんとコミュニケーションをとりながら会長の任務を果たしていきたい。そのためには委員のみなさんと「市民の図書館に対する思いを図書館に伝えていく」という同じ目標をもって力を合わせていけることをとても嬉しく思う。どうぞよろしくお願いします。

 

5 議題

 事務局説明後、質問を中心に議事を進行した。


(1)令和元年度図書館事業報告について

事務局から、資料1「令和元年度の新しい取り組みについて」をもとに説明

ティーンズコーナー設置、立命館高等学校と協働プロジェクト、本をお譲りするコーナーの設置、藪内正幸原画展開催、返却期限お知らせメール送信サービス開始など


(2)令和2年度図書館事業概要について(新型コロナウィルス感染症拡大防止措置対応等)

事務局から、資料2「新型コロナウィルス感染症拡大防止措置による開館状況および図書館の行事」をもとに説明

・臨時休館・制限付きの開館・現在の開館状況など。令和2年10月現在の利用統計について、昨年10月の総貸出冊数と比較し98%の貸出率、同じく昨年10月の総貸出者数と比較し94%の貸出率である。

・3月から8月にかけて恒例行事ほぼ中止。7月から徐々に行事を再開

・行事を再開するにあたり、事前予約制、体温測定、ソーシャルディスタンスを確保するなどコロナ対策を講じて実施

・新企画行事の開催-ひとはこライブラリー・めっちゃ図書館・本の福袋、いい本!みっけ・ぼくらの本棚、ビブリオバトルなど

 

会長 コロナ禍での活動状況など詳細に説明があった。今までの行事をグレードアップされた新企画の行事や図書館のレイアウトなど工夫されている。日本図書館協会がコロナ禍における図書館のガイドラインを作成し、それを参考に長岡京市の図書館もガイドラインを定め、図書館によって対応はさまざまであるが、状況に合わせ考えて取り組んでおられると思う。

 

委員 努力されているのはわかったが、返却本を水で拭き、その後24時間置くことについてであるが、本は大事なものなのに水で拭くだけでよいのか。本を消毒できる機械に入れて消毒したら安心だと思う。

 

事務局 当初、本を拭くための消毒液が手に入らなかった。日本図書館協会のガイドラインでは、除菌について、紙は24時間、プラスチックが72時間置くことが示されている。今できることは24時間棚に戻さず、別置きしてから皆さんにご利用いただくという対策を行っている。参考に近隣図書館の対応を問い合わせたが、館によって対応はさまざまである。

新型コロナ感染症の予防の一番の対策は手指消毒だと考える。貼り紙で「本を触る前と後には必ず手を洗ってください」と注意喚起している。昨冬の小学校では、児童に手洗いを促すことでインフルエンザによる学級閉鎖がなかった。

除菌器は検討しているが、現在は予算が準備できない状態である。除菌器は大きいもので1回6冊同時に除菌でき、30秒間かかる。メーカーによれば100%除菌できているわけではないとのこと。また、ページの中まで除菌するには、本の中に風を通す上位機種の除菌器が必要となる。

とにかく手洗いをお願いしている。

 

会長 コロナウイルスについては事務局から説明があったが、病院などへの図書館サービスで、本を介してのウイルスの感染は心配ない。むしろ、病院は外部からのウイルスの侵入に注意がはらわれている。

 

委員 「ぼくらの本棚」は、公募して自分の面白い本や作家の本を一つの棚に凝縮させるのか。

 

事務局 市内の市・府・私立中学校、高等学校に声をかけている。まず、5~6人ほど生徒を集め、司書がテーマを決めて本を展示しているように、自分たちが興味のあることの意見を出し合って、その関連する本を集めて展示するコーナーを3月末くらいに作り上げようという行事である。

 

委員 経験上、小学生の頃はみんなが読んでいる本を読んでいた。中学校になると浅く広く興味のあるもの、高校、大学、社会人になると好みに偏っていく。例えば、中学生や高校生なら、自分が好きな作家の本が本棚に並んでいたら、その作品に響いている人はこんな本を読んでいるのかということが分かって面白いと思う。振り切ったバリエーションができるなら楽しそうだなと思った。

 

事務局 大人が考えることと子どもが考える視点とは違う。何に興味を持っているのか、人の頭の中を見るのは楽しい。誰がどんな本を読んでいるかの覗き見の楽しさがある。まず、一つ展示コーナーを作りたいと思う。


(3)その他

事務局から、図書館にかかる計画と、修理のボランティアの紹介、資料延滞のペナルティ、資料の弁償のことについて説明

・図書館にかかる計画について

1.「第4次総合計画第2期基本計画実施計画事業案」について 

市が策定するまちづくりの方向性を示す計画。令和3年度第2期基本計画がスタートする。市の大きな方向性を定めている総合計画に、図書館の読書啓発の推進について実施計画事業として取組む。

2.「第2期教育振興基本計画」について

教育委員会が策定している計画で、学校教育、社会教育の両輪について市の教育方針を定めるものである。令和3年度第2期基本計画がスタート。読解力の低下などの課題もあり、読書活動の推進が施策の柱の一つになる予定

大きな2本の計画を両輪として、今後5年間、8万市民の皆様により幅広い読書啓発活動の推進について、図書館行事等行っていきたい。

3.「図書館サービス計画」について

今年度で計画期間終了。狭義の意味で細かな重点計画であるが、これだけではない図書館に求められているものをもっと広く検討する課題を持っている。今利用していない人のための図書館とはどんなところなのか皆さまよりご意見をいただけると嬉しい。

・図書館資料の修理ボランティアについて 

長岡京市社会福祉協議会が本の修理ボランティアの養成開始

・延滞者へのペナルティについて 

延滞者に貸出制限を来年度から実施予定。返却催促メールの送信予定

・弁償について

規則改正を行い、現金弁償の際には市の歳入にする予定

 

会長 今まで現金弁償でもらっていたものはどうしていたのか。

 

事務局 改訂版など本の購入を利用者に代行して行っていた。

 

委員 小学校2年生が図書館見学に来ているが、その時に図書カードを作り本の貸出体験をしている。本校は図書館に近い学校であるが図書館に行ったことがない子どももいる。保護者の方も子どもの図書館見学をきっかけに図書館を利用されるとよいのではと思う。図書館が柔軟に学校見学に対応してもらっており助かっているので今後ともよろしくお願いします。

 

委員 アウトリーチサービスはどのような取り組みか。

 

事務局 図書館に足を運びにくい方のうち一定の条件の方に本をお届けするサービスであり、平成31年4月1日より本格実施している。現在3名の登録があり、1名の方がよく利用されている。障がい者手帳所持の方など読書バリアフリー法に先駆けた取り組みである。

 

委員 今回の議題ではないが、この図書館に来るたびに感じるのが、今はコロナ禍で滞在時間を制限されているが、居づらいということである。わくわく感がない。子どもの利用が少ない感じがする。遊び場所にして欲しいというのではない。雰囲気が変わって欲しい。来たいと思う図書館にして欲しい。例えば、大阪にできた「こども本の森中之島」は行きたいなと思う図書館である。

 

会長 子どもたちや市民にとって、図書館が親しみやすい、利用したいと思われることはとても大事なことだと思う。

 

事務局 ご指摘の点は大事だと思う。ソフト面かハード面か、もう少しヒントが欲しい。

 

委員 お店でもそうだが入ってすぐ見渡せるとよい。この図書館には見えない壁がある。中に入ると広いが、一階の入ったところが狭く圧迫感がある。なんとなく閉塞感がある。ちょっとしたことで変わると思う。

 

委員 例えば、中に入って池に面したガラス張りのブラウジングコーナーはイメージがいい。構造的に空間や光が透過しているイメージは現在の建築では取り入れられているので、そういうことかなと思う。

 

事務局 来たいと思う図書館にするため知恵を絞ります。

 

会長 建物も図書館サービスの大切な要素。市民の声、日頃のサービスを行うなかで、一層の工夫をお願いしたい。初めての委員がおられるが、本協議会は館長からの諮問に答え、意見を述べる機関と位置づけされている。これからも、市民の目線からの意見をお願いしたい。

 

事務局 熱心なご議論ありがとうございました。次回協議会は、3月下旬の予定。

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