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第6回生活環境審議会会議録

  • ID:3698

日時

平成25年10月9日水曜日午前10時から12時まで

場所

長岡京市役所北棟4階大会議室A

委員の出欠

鶴谷 美佐保(市民公募)

岡本 妙圭(市民公募)

白石 克孝(龍谷大学大学院政策学研究科長)

小幡 範雄(立命館大学政策科学部教授)

有兼 茂(長岡京市経済協議会)

中小路 貴司(長岡京市商工会)

小菅 祥光(連合京都乙訓地域協議会)

秦 陽子(長岡京市女性の会)

片山 洋子(長岡京市生活学校)

江川 宗治(長岡京市環境の都づくり会議)

奥谷 三穂(京都府文化芸術振興課長)

杉原 道生(京都府乙訓保健所)

山田 勝吉(長岡京市環境経済部長)

中村 修(長岡京市教育部長)

<欠席>

徳地 直子(西山森林整備推進協議会)

奥本 和巳(長岡京市自治会長会)

 

項目

議事1:会議及び記録の公開について

一同

異議なし

議事2:長岡京市環境基本計画実施計画評価結果について

事務局

報告書は、ホームページで公開をさせていただくこととなっている。ご不明な点や分かりにくい点等ありましたら、ご指摘いただきたい。

会長

これは、どういう内容であったのか、あるいはなぜ未達成であったのか、どうしたらここは上手くいったのかというようなことを、今後の活動の中で参考にして評価を受けとめるということが、主たる議題。これをどう変えるとか書き換えるとか、そういうことは議題ではない。

委員

2ページの歴史資料館の整備について。実際に会議を2回しただけで「○(丸)」というのは前に進んでいない気がする。ハード部門であるから、調査費がついているのか、その辺りもどうなのか。次に歴史的名所の再整備。これはハードですか。それで観光の案内件数が増えた、増えなかったではなく、もっと踏み込んだ中身がないのか。他にもそういう内容があるが、どうか。

会長

いま二つ質問があった。一つは、会議が開かれた、開かれなかったで進捗状況を把握してよいのかという事業計画にかかわる話。それから、施策評価、自己評価をどうやってやるのかということです。その点について、事務局から説明をお願いします。

委員

ご指摘のあった2ページの歴史資料館の整備については、実際は、ふるさと資料館検討委員会というものを平成24年度に設置したところ。この調査研究というのは、24年度一定の方向性として、検討委員会が設置され、会議をし、25年度も整備構想を策定すべく前向きな方向で来ているということで、評価としては進んでいるということで「○(丸)」と記載をしている。

委員

歴史的名所の再整備については、長岡京市の歴史的な財産、名所を市内外にPR・発信していくことで、長岡京市により多くの方々に来ていただきたい。その中で、例えば24年度には、八条ヶ池の水上橋が経年劣化で傷んでいたため整備をしたり、新たな観光名所として長法寺というお寺の整備を進めている。こういったハードも整備しつつ、PRすることの結果として、指標が数字の結果として表れたということでご理解いただきたい。

会長

基本的にこれについて、私としては評価結果を受け止めたい。ただ、評価というものが役に立つ評価にするためにはどうしたら良いのかというのは考えないといけない。

委員

まず基本的なところで、資料1の実施計画というのは報告書となっていますが、案と考えていいか。

事務局

おっしゃるとおりです。

委員

では評価結果として、2ページの冒頭について。長岡京市環境基本計画の10年間の最後の年にも当たるため、冒頭に事務局が説明されたような総括を書かれるとよいと思う。それから、表の中で網掛けになっているところがあるが、事業完了となっているところについて、評価しなくていいのかとか、何も書いていないところ、例えば2ページだったら西国街道の整備とあるところ、これはどういうことだったのか説明いただきたい。

事務局

網掛けについて、事業が完了したものについては、実施区分のところに事業完了とさせていただいている。事業が完了したところでも、さらにそのプロジェクトの目的に合った実施内容があるところは新規としてあげている。事業完了も書いていない網掛けについては、この10年間実施した内容がないという整理をしている。

会長

問題は10年間、何も取り組んでこなかった網掛け部分。例えば「街道の整備」のところなどでは、住民による活動組織の結成というのが事業の内容となっているが、これについては何も行われていない形となっている。こういう事業がいくつかある。これについて、審議会としてどういう様に申し送りをするのか、委ねられている。

委員

報告書の始めに全体の総括をし、最後にまとめをつけてはどうか。また報告書の表の文言について「目標(平成24年度)」とあり、実施区分の隣に「24」という数字がある。ここに24年度の達成レベルが書いてあるということなのだが、目標が2つあるような気がするので言葉を置き換えたほうがいい。

会長

最初のところにこういう点が過年度から進捗してきているとか、少し問題が増えてきているという様なことや、最後に出てきた未実施を含めた、今後どうしていくのかということについて、何らかのコメントをつけてほしいという意見だ。このような改訂についてはどうか。

事務局

総括などを挿入する改訂は可能。最後にまとめるか、10年間を総括するということで別の報告書1枚にするかは検討したい。

会長

別物をつけるのか、この中に盛り込むのかは事務局と正副委員長で相談させてもらい、見やすい方、わかりやすい方を選びたい。もう一つの未実施の部分について。「見直しの検討」という文言は、どういうニュアンスなのか。「見直しの検討」という言葉を使っている箇所と使っていない箇所の違いはあるか。

事務局

「見直しの検討」をするということは、新たな行政計画としての環境基本計画を策定する段階において、これが本当に計画に掲げるべき項目、内容なのかということも含めて考えていきたいということ。今回ご指摘いただいている「見直し」としている部分については、行政計画にあげるには難しいところがあると考えている。

会長

実施内容を「見直し」という形で書いてある所もあれば、具体的に書かれている所、何も書いていない所もある。また、ほとんどのメッシュの所は担当課が置かれていない。一体誰がどういう見直しを図ったかというのがわからなくなる。メッシュの事業部分はきちんとしたルールの下で書かれていると感じられない。私の要望としては実施内容について、この計画で当初掲げた段階で思っていたということを書き、また目標のところで、特段の進展がなかったとか、目標設定がなかったとか、担当課が決まっていなければ、「担当課未確定」など書くべき。また事務局が言われた第二期計画において外していかざるをえないという部分については、改めて第二期の事業計画の中で再検討、再点検するなど、今後どのような事業として継続させていくのか、あるいは見直していくのか、いちばん最後に追加される評価結果の総括のところに書いてはどうか。

委員

空欄にしておくというのはあり得ない。担当課未確定なのか、環境政策監あずかりなどとしておくべき。

会長

メッシュ部分の整理については、他の事業と同じように空白がないように記入することにしてはどうか。評価結果のところには、「見直しが必要」とする。担当課についても「担当課未確定」もしくは「環境政策監あずかり」など、分かるようにしてほしい。「○(丸)・×(ばつ)・△(さんかく)」の評価の枠にも「-(バー)」を入れるなど。また、メッシュをしておかないほうがいい。評価結果報告書の校正については、次回の審議会に持ち越すことにせず、修正後、各委員に送付し、再度チェックしてもらう形とする。

委員

7ページの(1)ごみ廃棄物の件について、資源ごみの分別収集量と古紙回収量の評価が「△(さんかく)」になっている。しかし、廃棄物自体の減少という本来の目的を達成していることを考えれば、これは「○(丸)」にしてもよいのではないか。注釈を入れて、分かるようにしておけばよい。

事務局

おっしゃるとおりなので、そのようにしたい。

委員

2ページのはじめの実施計画の評価状況について、「未達成」「達成率」の数値の修正があったが、これに伴い、「達成」欄も修正が必要ではないか。

事務局

おっしゃるとおりです。達成率合計も修正します。

 

議事3:長岡京市第二期環境基本計画実施計画案について

事務局

(資料2説明)

委員

(2)1のエネルギー効率の改善のなかに「中小企業に向けた改善支援」で環境マネジメントシステム認証取得補助件数とあるが、これはどういうものか。

事務局

ISOに代表されるような環境マネジメントシステムを導入することで、事業所の省エネを推進できるという視点で書いている。京都府でも費用が多くかかるKES(ステップ2)に対して補助を実施しているが、それとは重ならないように本市では、費用が比較的安いステップ1の取得から補助対象としている。

会長

実施内容を中小企業等に向けた「省エネ」支援とするなど分かりやすく記載してほしい。

委員

計画の表の左端にある「拡充」という文言について。ニュアンスは分かるが、予算の拡充とはいえ、自治体の単年度予算の中で、予算確保は難しいのでは。また事業の規模とどれがどちらなのか、理由が違うため分かりにくい。

事務局

予算の拡充について、庁内で合意が取れたという状況。必ず予算が確保されるという意味ではない。

委員

取り組みが「拡充した」ということだけでも分かるので、あってもよい。

会長

「拡充」の意味合いを整理し、掲載してほしい。

事務局

再度、書き方を検討する。

委員

黒ダイヤ(◆)となっている部分は、10年後の目標があるため、最終の目標値も分かるようにするべきでは。また薪ストーブについては、西山産の材の利活用のためとのことであるが、西山の材の利活用について、ほかに木材利用の目標の設定はないのか。また環境ボランティア養成講座の参加人数が3年で50人というのは少ない気がするが。100人くらいはいけるのでは。

会長

三カ年の目標だけではなく、最終年度にどこまでいくのかということを参考に書いておいた方がわかりやすいと思う。黒ダイヤ(◆)のところについては、もっと目立つようにし、最終目標を加えてほしい。

事務局

西山の間伐材の利用については、温暖化対策実行計画で利用量として進行管理を行っているところ。本計画に加えるかどうかは、一旦持ち帰って担当課と検討したい。

また養成講座については、「地域の環境活動を担う人材養成講習会」として、年に1回程度を考えている。実施は来年度以降で26、27年度に行う予定。26年度で約30人、27年度で約30人を予想しているところである。

会長

一般的な環境学習であれば、例えば100人、200人の講座で話をすることも出来るが、実際に例えばある事業を遂行してもらうということになると、人数は20人とか15人とかワークショップが可能な人数となる。実際のところ、いまの話を聞いていると、どういう人材の獲得を目指そうという所まで掘り下げられていない気がする。事業目的などの関わりも含めて、設計をしてもらったらよいと思う。

次に資料3、資料4も含めて事務から提案をいただいて、事業の計画の話を再び進めたい。

事務局

(資料3、資料4説明)

生活環境審議会とステップアップ・チャレンジ準備会議の懇話会については、計画同士を整合させるということと、お互いの活動の内容や中身を知りあうということも兼ねて考えている。

2月の審議会の際に、最終的に実施計画の案がとれるということを目指していますので、お願いしたい。

会長

説明があったように、40ページの5章でステップアップ・チャレンジが「特に市民や事業者、市民団体、行政が協働で取組むことで、より大きな成果につながることが期待される行動」、市民活動モデルプログラムといったようなものとされている。これで大きな土台を作り、発信力を高めるために、いくつか絞って協働型の行動をやろうという話になった。それが現在審議している実施計画とリンクしていくことが必要。

体制については、今日、市長から実施計画の策定等について諮問があったが、その我々に委託されたというのが58ページの1番上の表になる。

さらに各プロジェクトチームのステップアップ・チャレンジを含めた事業成果を、我々が聞いて、今日やったように進捗状況の評価も含め、施策提言をしていくという役割になっている。したがって、初年度の事業をどう進めるかということについて、各プロジェクトチームからの提案や今日のステップアップ・チャレンジ準備会議の審議を受けて、我々が評価をし、市長に施策提言を答申としてあげるということになる。したがって、ご理解いただきたいのは、ステップアップ・チャレンジに向けて実行委員会を準備しながら、その成果をきちんと受け止める形で、出来れば懇話会というもので、やりとりも踏まえて、最終的な答申案の策定に向けていきたいという進め方をしたいということ。この点も含め、今後の事業実施計画についてご意見をいただきたい。

委員

第二期環境基本計画の案については、市民まちづくりセッションというのがあって、これがすごい評価を受けていると。この中で今回の議題の中では言葉がなくなっているのですが、これについて発展的に何か進めようとされているのかというのが1点目の質問。もう一つが、環境モデル都市という言葉が出てきて、これに応募されているということが書いてあり、その辺と環境基本計画の関係を教えていただきたい。

事務局

まちづくりセッションとは、平成23年度に市民のワークショップの手法として、通常であれば広報などで募集をするところを無作為に選んだ市民にアンケートを取らせていただいて、それと一緒にまちづくりセッションに参加しませんかというご案内をさせていただいた。その中で合計37名の方と一緒に市民ワークショップをやらせていただいた。この方々につきましては、とても熱心に話し合いをしていただいたので、これまでこの審議会に関わるシンポジウムであるとか講演会もさせていただいているので、その都度ご案内などもさせていただいている。

委員

まちづくりセッションに参加した人たちについて聞きたいのではない。今後どうしていくつもりなのか、ということが聞きたい。

会長

いまのセッションは、実施母体だとか組織ではなくて開催の方法について、そういう方法でやったということ。今後もこういう方法が必要であればその都度、その名前を使ってこういう手法でやりますという形。評価されたというのは、その手法であって、組織体ではないが、それがホームページを見ていてわかりにくかったのかと思う。その名前を使って、次の企画をやりますというような形で呼びかける場合の手法とご理解をいただければありがたい。

事務局

環境モデル都市については、昨年度募集が内閣府からあり、この計画のステップアップ・チャレンジの部分について、申請させていただいた。結果は残念ながら応募にはもれ、モデル都市として選定はされなかった。次年度以降、もしチャンスがあればということだったが、今年度は募集されていなかったので、検討はしていない。基本的には長岡京市が全国にこういうユニークな、特徴ある施策を展開しているということを発信していく場だと思っている。この第二期環境基本計画を掲げて、その中で様々な環境施策に取り組んでいくその成果を、全国に発信していけるものがあれば、積極的にチャレンジしていきたいとは思っている。

委員

環境モデル都市の募集は25年度も10月末までされているので、ぜひこういうことをやっていただきたい。またホームページを見ると、平成20年までの情報しか載っていませんので、昨年度も作っていただいているので閲覧できるようにしていただきたい。今回の環境の取り組みを内外ともに啓発していくためには、外向けの活動をしていくことも重要かと思う。

会長

環境モデル都市は、前回の結果を見るとそれぞれの項目の評価点は高いが、合計した時に少し足りない、あるいはどこかでモデルになるような新しさや斬新さというのが欠けているというのが、個人的な評価。私たちのこの委員会で決定するような計画に特色が非常にあって、他の郊外住宅にとって一つのモデルになるような部分を、どこに入れるかということが課題。どこかでチャレンジをもう1回したいというように、会長としては思っている。どこがモデルなのかという説明のところをもう少し考える必要がある。

今回の実施計画について、修正・変更などの提案を受けて、2、3月に市長に答申文を渡す際には、具体的な新しいモデルに繋がるような事業計画を出せればというように思っている。関係各課は今日の我々の議論を受けて、次の議論に入るので、概ねこの方向性で考えようということを我々は了承したということで、ステップアップ・チャレンジ準備会議も含め、議題を流していきたい。その間で、担当課とやり取りをして大きな課題や良い事例が出てくれば、メール等で連絡があるかもしれない。その点については、お願いしたい。それをまた受ける形で、最終的な答申を作りたいと思う。

一同

異議なし

事務局

次回の開催は2月中旬頃を予定しております。以上をもって、第6回長岡京市生活環境審議会を終了します。

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長岡京市環境経済部環境政策室脱炭素・環境政策担当

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