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水道水に色がある場合

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赤い水、あるいは濁った水が出る

原因

水道管に発生した鉄さびが原因です。朝一番やしばらく水道を使用していないときなど、水道水の使用状況の変化により鉄さびがはがれることで発生します。また、火災などの消火活動で水圧が変化した後でも、赤水が出ることがあります。

対策

コップに水をとって明らかに赤いときには飲用しないでください。
赤い水が出た時はしばらく水を流し、きれいになってから飲用してください。このとき流した水は、掃除や植木、庭のまき水等、飲用以外に使用してください。

使い始めにしばらく勢いよく放水することで改善することがありますが、 しばらく放水しても赤水がでるようでしたら、上下水道部にご相談ください。

白い水が出る

原因

白い水を容器に入れたときに下の方から透明になり白い濁りがなくなる場合は、水道水に溶けている空気が原因です。これは、水道水を勢いよく出すことなどにより水にかかる圧力が急に変わり、水に溶け込んだ空気が気泡になるためです。この気泡は非常に小さいため、水が白く濁って見えます。また、給湯用の蛇口から出るお湯にも同様の現象がみられますが、湯沸器の中で水が急激に加熱されると、水中に溶け込んでいた空気が小さな気泡となって現れることで、お湯が白く濁って見えます。いずれの場合も、コップなどの容器に入れると数秒後には下の方から徐々に透明になっていきます。

対策

水道水の異常ではないため、対策は必要ありません。

お風呂にためたお湯(お水)が青く見える

原因

光(七色)のうち、波長の長い赤色などは水に吸収されますが、波長の長い青色は水に反射されるため、人の目には青く見えるのが原因です。特にアイボリー系の色の浴槽でこの現象が見られます。空や海が青く見えるのと同じ原理です。

対策

白い容器にお湯を取り、リビングなどの明るい場所で青く見えなければ、異常ではありませんので、対策は必要ありません。

浴室のタイル、便器の内側等が桃色になる

原因

空気中等の雑菌(霊菌等の細菌やカビ)が付着し、繁殖したものが原因です(病原菌ではありません)。浴室のタイル、流し口、便器の内側等は水が溜まりやすく、また、石けんかす、湯あか、汚物等で汚れやすいので、菌が付着し、繁殖しやすくなっています。
これらの雑菌の中には繁殖に伴って桃色、黄色、橙色等、特定の色素を作るものがあるので、条件によってはこうした場所がくすんだ薄桃色から鮮やかな桃色まで、様々に着色することがあります。空気中等の雑菌等が原因であるため、水道水とは関係ありません。

対策

塩素系の洗剤やカビ取り剤で洗えば、簡単にとることができます。

塩素系の洗剤は、使用方法によっては有毒な塩素ガスが発生することがありますので、洗剤の使用上の注意をよく読んでご使用ください。

空気中の雑菌は温度や湿度などの条件がそろえばすぐに繁殖するため、換気を十分に行い、日頃の手入れをこまめに行うことが大切です。