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第12回生活環境審議会会議録

  • ID:6397

日時

平成28年8月2日(火曜日)午後2時から4時まで

場所

長岡京市役所北棟4階 大会議室A

委員の出欠

中山 彩子(市民公募)

白石 克孝(龍谷大学大学院政策学研究科長)

小幡 範雄(立命館大学政策科学部教授)

奥谷 三穂(京都府立大学地域連携センターCOC+特任教授)

加藤 健太(連合京都乙訓地域協議会)

山下 忠史(長岡京市自治会長会)

秦 陽子(長岡京市女性の会)

片山 洋子(長岡京市生活学校)

江川 宗治(長岡京市環境の都づくり会議)

徳地 直子(西山森林整備推進協議会)

佐藤 昭司(京都府乙訓保健所環境衛生室)

滝川 和宏(長岡京市環境経済部長)

高田 登美男(長岡京市教育部長)

<欠席>

有兼 茂(長岡京市経済協議会)

柴田 政代(長岡京市商工会)

木原 浩貴(京都府地球温暖化防止活動推進センター)

項目

開会

議事1 長岡京市第二期環境基本計画実施計画報告書(平成27年度評価結果)について

事務局:「長岡京市第二期環境基本計画実施計画報告書(平成27年度評価結果)」について説明。

会長:すべての項目ではありませんが、評価が△になった項目や◎となった項目でも特に強調したい項目について事務局から説明がありました。それでは、皆様のご審議を頂きたいと思います。

委員:P.6の太陽光発電システムの設置の項目ですが、神足小学校に新しく設置されたものを見学させてもらうことはできますか。

委員:屋上に上がれば見られるのですが、屋上は安全面からいつでも自由に見学できるような状況ではございません。ただ、皆様から見学のご依頼をいただければ学校と調整をして見学していただけるようにしたいと思います。

委員:P.7の市民共同発電所の項目が△になっていますが長岡京市には市民共同発電所として平成16年にゆりかご保育園、平成20年には海印寺保育園に環境の都づくり会議が中心になり、市民のご協力を得て、設置し今も発電しているということを知ってもらいたい。またP.6の公共施設における太陽光発電システムの設置状況の項目に、市民共同発電所の設置数・発電量について記載した方が良いと思う。

会長: P.7ページの③で27年度に市民共同発電所を1箇所設置することが目標でしたが、結果として設置はありませんでした。報告書は市民の方に分かりやすく周知したいという思いがありますので、既存の市民共同発電所についても情報として記載したら良いのではないか。

事務局:この報告書では27年度の実施内容が議題の中心になっていますが、既存の市民共同発電の実績についても委員に詳細をお教えいただき、報告書に取り入れたいと思います。

会長:P.7③市民共同発電所設置場所検討の項目の本文に今までの経過や現在設置されている市民共同発電所について追記し、新たに1箇所設置することを目標としていた旨記載します。その記載方法については、事務局と会長で検討し、追記したいと思います。

委員:P.5の世帯当たりの普及率の出し方を教えていただけないでしょうか。

事務局:こちらの算出方法ですが、長岡京市内で太陽光発電設備を設置されている件数を世帯数で割っています。

会長:関西電力の太陽光発電設備設置件数を使っており、今後は電力自由化により関西電力以外の電力会社をうまく把握できなくなる可能性がある。

委員:電力自由化の開始により、各家庭の契約や需給率をどのように把握するかということを考えていった方が良いと思われます。固定価格買取制度のデータから認定・導入量がわかるので、戸数も重要ですがkWで把握した方が良いと思います。また薪についても、薪ストーブや薪の補助件数などの件数ではなくで、薪が何束、何立米出たかという量で把握すると西山の間伐材が薪としてどれだけ使われているかがわかると思います。以前に薪ストーブの導入件数の調査をされたと聞いていますが、まだ潜在的に薪ストーブを入れたいと思っている人もおられると思います。今年度もすでに申請があるということですが、薪の流通が増えることによって「灯油よりも薪の方が良い」という人がもっと増えると思います。実際に薪の暮らしをされている方を紹介したり長岡京市における小学校での取り組みを紹介したりすることで西山と薪の関係がクローズアップされると思います。また、太陽光発電についても、これからは太陽光発電と蓄電のセットでの導入が大事になってきますので、そのこともクローズアップするというように、焦点を絞っていく必要があるかなと思います。それから、新庁舎についてはみんな期待していることだと思います。夢で終わらさずに、こんな庁舎にしたい、新庁舎には太陽光発電と蓄電と西山の木を使って、冬は薪ストーブが入るという、そういう夢のあるデザインをみんなでできるような仕組みを作ってはどうでしょう。市の環境についてのアピールは、最近やや停滞気味な感じがしますので、小中高校生から大人まで盛り上がるような明るい話題にできないかなと思います。

会長:ありがとうございます。P.5、6に関わらず、27年度の目標の結果が記載されていますが、これだけ見ていると全体としてどのようなストーリーで繰り返してきたのかが、読みにくいと思います。今の発言を前向きに受け取ると、いくつかの重点的な項目や市民の方に特に知ってもらいたい取組みやその状況には、推移などを加えるなどしていただきたいと思いました。

もう一つは数値の取り方をどうするかです。以前にも議論が出ておりましたがkWhにするとどれだけの発電がされたかということを把握できていればいいのではないかなど議論が出てくるので、当分は関西電力の受給買い取りの件数で確認していきたいと思います。

事務局:25~27年度の実施計画については、委員からありましたように、数値目標として薪ストーブの設置累計件数を掲げていましたが次期実施計画の目標では薪ストーブと薪の補助した束数を目標の指標にすることを前回の審議会でご検討いただきましたので、数値や量的なものも反映できるようになっています。

また、戸数当たりkWhで表した方がいいのではないかということですが、戸数につきましては、今後把握していけるかどうかという不明瞭な部分もありますので28~30年度の目標についても、再生可能エネルギーの世帯当たりの普及率ということで把握していきたいと思います。京都府には条例があり、新電力などの電気事業所からの買い取りの状況なども把握されているのであれば、市町村にも教えていただきたいと会議の場等でお願いしていますが、良い回答をいただけていないのが実情です。他市町村も同じ状況だと思いますし、地球温暖化対策実行計画の関係もありますので数字を把握したいのですが、現状ではどうなるかわからないというのが実情でございますので、一旦は世帯あたり普及率だけでさせていただけないかなと考えております。

委員:新庁舎については、単に行政を行う庁舎というだけではなく、やっぱり長岡京らしさというのを取り入れたもの、市民の皆さまにも喜んでもらえて納得していただけるようなものにしたいと思っています。長岡京市は「“環境の都”長岡京」ですので、それに見合った庁舎にできればと思っており、西山の資源を活かすということを念頭に、誇れるような庁舎にしたいと思っています。それとわくわく感、それが大事だと思っています。

会長:京都府が条例を制定されて、府県レベルや市町村レベルでも再生可能エネルギーに対する条例が制定されている。

条例に基づいて情報共有、情報把握していただけるのではないかとは思いますが、新電力の方は、条例に基づいて教えていただくことはできないでしょうか。

委員:今、条例化という話がありましたが、条例が出来たばかりですので、データの出し方は正式に決まっていないと思います。何かベースになるデータがないと再生可能エネルギーをどうやって導入したのかわからないと思います。今までは関西電力の再生可能エネルギーの把握だけで良かったですが、今は電力自由化でさまざまな電力事業者から電力が供給されています。それを全て足し合わせなければ再生可能エネルギーが把握できず、関西電力だけに頼ったやり方ができなくなっているのが事実です。今日の審議会でこのような意見が出たことを京都府に伝え、条例に基づきベースとなるデータをどのように算出していくのかを確認していきたいと思います。また次の会議で私の聞いた中身でご報告ができたらと思います。

会長:ありがとうございます。条例については、これからの進捗状況により、ご報告いただきながら、長岡京市として活用できる状況が生まれることを期待しておきますので、ぜひお伝え頂ければと思います。

委員:関連する質問としまして、普及率がつかみにくいといった理由があると思いますが、環境都市宣言をしている長岡京市の3.40%と環境モデル都市の飯田市の8.34%とでは大きく差があります。飯田市はとても熱心な都市であるため飛びぬけているのかもしれませんが、他の環境に熱心な都市はどのくらい普及しているのか、他の環境都市と比べて長岡京市はどの辺に位置しているのかがわかれば張り合いになると思います。

会長:電力会社の家庭電力の部分になると思いますが、市町村別のデータが公表されているのではないでしょうか。普及率については高いところについては環境モデル都市を低いところについては報告があるので把握しているのですが、それ以外の自治体の取組状況を把握して進捗状況と比較していましたか。

事務局:環境モデル都市というのが全国で23都市認定され、その上で環境未来都市が11都市制定されているというのが今の状況です。今後これらをそんなに増やさないということが国土交通省の考えのようなのですが、残念ながら本市はここに入っていないのが実情でございます。もともと40~50の都市から環境モデル都市や環境未来都市を選んでいくというような方向で国は考えており、飯田市はその中でも先進的な自治体になりますので、普及率の高い自治体になると思っております。各自治体の状況を把握した一覧データは無いのが現状でして、各自治体のホームページで確認しているのが実情です。

会長:一覧のデータは見たことがありませんので、各自治体のホームページ等を確認しなければ把握ができません。その辺りを引き続き、把握していき、比較資料が飯田市でいいのかということについては、今後考えていきたいと思います。

平成34年度までの目標を定めていますので、そこに向かって邁進していくぞということで議論を進めて参りたいと思いますが、その辺りの目標の修正等あるいは見直し、あるいは参考資料などの希望があればお願いします。

委員:環境マネジメントシステム取得件数やバスの利用者数にはグラフがありますが、グラフがある項目と入っていない項目があります。

循環型社会のところについては、グラフが1個も無いので、重点的な項目で、どんなものを入れるか、どのようなことを入れていただけるかといったことの検討をお願いします。

P.7ですが、市民共同発電にはP.6の太陽光発電システムの設置と同様に設置状況を入れておけばいいような気がいたしております。これが2点目です。

あと1点ですが、以前は総括のコメントが入っていたと思うのですが、今回はP.4のところに目的が記載されP.5から評価結果が始まっています。エネルギーのところが△が多いのかなという風な気がします。市からの説明では△が少し増え、◎は8割ある説明があったので、重点的な項目がどれかというところを捉え、今後の展望などのコメントがあればいいのかなと思います。他の報告書かもしれませんが、審議会で出た意見を取り入れて報告書を作成していた気がします。この報告書を見ていると、34年度の目標達成が難しいところもあるかと思いますが、そのあたりについてどのように総括を考えておられるのかなということと思います。

会長:委員からありました工夫を重ねながら、今年度の総括のような文言が入っているものは過去にありましたでしょうか。

事務局:地球温暖化実行計画の進捗報告書には、グラフの横に総括のコメントと会議の中で出た意見を委員意見として最後に記載させていただいておりました。ただ、今のお話もあったように、全体の評価を説明する時に見ていただくページがありませんでしたので、聞かれていて分かり辛かったのではないかと感じました。25~27年度はこのような形になっていますが28年度からは新しい計画期間にもなりますので、頂いたご意見を踏まえまして進捗報告書も28年度からリニューアルできればと思います。

会長:そう考えると概要は環境基本計画になかったということがあるかと思いますので、目次に当たるようなもので見やすさを追求して今後の総括を進めていただくように思っております。概要や評価を反映して総括のページを見ればおおよその状況が分かるというもの作る必要があるだろうということでいいですか。今後の作業は事務局と協議し、今年度の最後には反映させていただくようにしたいと思います。総括という文言になりますとその辺りは審議会で検討しなければならない内容になるかと思いますが、それに準ずるようなまとめができればいいなと思っています。

委員:P.15~16のことですが、目標達成の◎がずっと続いているので、説明されなかったのかと思いますが、決してそうではないと思います。特に、1人あたりのごみの収集ということについても、市民がどれだけ意識しているかということが非常に不安です。推移的にはこのように達成していますが安心してはいけません。CO2やごみの埋立地の問題もありますので、市民が白熱するような言い方をしなければいけません。フードドライブやフードバンクなどそういう言葉を皆さんご存知だと思いますが、長岡京市でも実行委員会を立ち上げようと実行委員を募っているところです。それと同時に市民にどれだけ意識を持ってもらうかが大事だと思いますので、10月12日に講演会を開催し、フードドライブやフードバンクとはどういうものか、私たちが不要なものを必要としている方にどれだけ私たち市民が協力して回せるかということを考えていきたい。また子ども食堂などを立ち上げて、快適に市民が立ちあがるような状況を作っていくことが大事だろうと思っております。また皆さん環境に関心ある方ばかりですのでご協力願いたいと思います。

p.15、16で前回の時に白熱した話があったのですけど、今回はすらっと流れてしまってしたので、これは立ち止まってもっと市民みんなが一生懸命にやらないといけないところに来ているなと思いましたので、意見を言わせていただいております。

会長:ありがとうございます。一つは、廃棄物だけの話ではなくいろんな形で繋がるような事業でやらないということで委員の方で動きを作ろうされているので皆さんも少し関心をお持ちいただきたいと思います。もう一つは、P.18に事業系ごみの排出量が増えていると事務局から説明がありましたが、最初に廃棄物等だけを見ていると素晴らしくできているということが、十何ページを見ても、こんなに目覚ましい成果が出ているようではないと委員に言われたように、2番目の資源循環型社会の形成のところについては、前回の進捗報告で議論が出ました。今回いろんな意味では、うまくいっているというように了解をするという以上に、これからもここも引き続き重要なポイントだということで少しご意見を出していただいたらと思います。委員お願いします。

委員:28年度に見直しがというお話があったのですけど、最初にお話があったときは、前回より今回の方が、成績が不良であったという全体の流れをご説明していただいたのですが、それは、だんだん目標の数値と現実が乖離しているだけの話で、みんな頑張っているのだけど、月日が経つと乖離が大きくなってきているよという部分があるのではないかなという気がします。そのため、これの目標全体をいつ立て、それに対してどうなっているのかを先ほど副会長がおっしゃったように年度ごとにもう少し踏み込んでいただき、頑張っているけど達成できなかったのか、目標が高すぎたのかなどを、はじめのP.4でもう一度クリアにしていただきたい。次に平成26年4月に策定して、(2001年~2015年)でとなっていますがこれは平成に揃えていただき時間の流れをもう一回見て検討していただけないかなという印象を受けました。

委員:ごみのことで委員のお話がありましたが、皆さんご存知のとおり長岡京市のごみを大阪湾のフェニックスというところに持って行っております。そちらも限界があるということで、この先勝竜寺の埋立地の方にごみを持っていくということになります。そうなると平成43年で満杯になってしまうという終わりが見えており、ごみの減量化をしていかなければならないという大きな課題があります。それを伝えていくため広報長岡京を通して、毎回ごみのことについて皆さんにお伝えして一緒になって考えていただこうとごみをテーマにするなど、身近なできるところから行っております。また先ほど委員から食品ロスについて話題を提起していただきましたが、日本全国で食品ロスは年間630万t~640万t位あり、そのうちの約半分の300万t位はご家庭から出ているという農林水産省からの発表があります。そういったことで、食品ロスそのものをなくす、少なくしていくような取組みについてもお伝えしていきたいですし、外食関連の事業者にもできるところからやって行い、現状について伝えていきたいと思います。

会長:委員からございました点につきまして、伝えにくいかもしれませんが、審議会として目標が高い低いのだというような関係性にうまく向かっていくしかないという状況にあったと思います。目標自体は、平成25年度に第二期基本計画を策定しましたので、進捗自体は25年度から順々に進めて来ておりました。25年度にこの目標を立て27年度まで来ているというような状況です。そういう意味で行くと、比較的最近に策定した目標で、その際に野心的な数値であったとは思っていません。今、委員からもありましたように、二期の見通しはよほどシビアな状況だったですね。野心的な数値ではなかったという風に言い返していただく、そういう意味で行くと◎があるのはありがたいですけども、全体としてそれで十分なのか、逆にもう少しピッチを上げて行かないとなかなか厳しいなと会長としては特に感じているところです。次から達成に向けた努力で工夫できることは無いかということを審議会としては提案や報告をしないといけない状況かなと思っております。事務局から何かありますか。

事務局:今、会長からお話がありましたように平成25年度に3年間の実施計画として策定したものになりますので、10年も20年も前に作ったという計画ではなく、近い将来を見据えた計画目標となっております。ただ、今回△になっているものの中には、何とか行政の方でピッチを上げて進めれば、〇や◎になったのではないかと思われるものと、例えば用地の買収ですとか、地中化ですとか、これはなかなかうまく簡単にはいかないですよというものも含まれているのですけども、そういうのもぜひとも頑張ろうということで計画の中では目標をあげていただいたのだと思います。中身的には27年度が一旦3年間の最終年度になりますので、総括ということになるのですけども、ここで、△になったものにつきまして今後引き続きしっかりとピッチを上げてやって行くものと、計画を見直さないといけないのではというものもありまして、28~30年度までの実施計画の中で常に見直しの方はしていただいている状況ではあります。

会長:昨年見直しの話をしまして、新しい目標の設定をしたところと進捗状況報告書の意見の書き方ついて、副会長からのご質問がありましたが、そのあたりは関西電力の状況も踏まえたものが今回のものからスタートすると皆さんにはご理解いただけるとありがたいなと思います。それは昨年までの審議会でもやってきたことでもあるので、第二期基本計画を定めて、第1期間の最終年度が27年度ですので、ここでの△について、難しいというように考えざるを得ないものと努力すべきと言わざるを得ないものがありますが市の単費ではありませんし、委員からもありましたように廃棄物や食品を循環させようという活動については行政だけでは難しく多くの市民の協力が必要になります。審議会としては引き続き委員がおっしゃられたように個々のところで頑張っていくべきことをもう一度きちっと確認をして進捗を図っていこうと思います。ほかいかがでしょうか。

委員:27年度は、第二期環境基本計画がスタートした25年度から27年度までの第1期間が終わったところなので、公表されるのであれば2015ハイライトよりも第1期間の総括があった方が良いのではないでしょうか。また、市長も新しく変わられましたので、現在の市としての再生可能エネルギーに関する意向を聞きたいという思いがあります。第1期間の3年が終わって、やり残したことと、今改めて目標として立てないといけないことが見えてきたと思います。

会長:平成27年度は節目の年度に当たっていますので、節目として第一どういうきっかけとなったのか、どこが不良としてまだまだ続いていくのか、いろいろ見て策定して見えてきたことについても例年と同じ書き方になっているのはよくないかもしれません。ハイライトはどこかに入っていた方が良いかと思いますが、これらの作業はどういう風に進めていったらよいか事務局の方からお願いします。

事務局:ハイライトはハイライトで残しまして、総括のページを追加させていただく方向が良いかと思います。事務局で案文を作成し改めてお集まりいただくか、会長とご相談させていただきたいと思います。

会長:審議会を頻繁に開催する年ではありませんので事務局に作成していただき、私が今日これからの意見と過去の意見も踏まえまして総括定義や課題というようなものを最初に1ページか2ページのものとか、あるいは典型的な数値表みたいな資料があれば書かせていただけるような形でまとめさせていただくということで、ハイライトの前のところに1ページいれるというくらいの準備をこの後させていただきます。

委員:この二期の計画で、平成34年ということで目標が上がっていますので、2022年の目標で、それが例えば5ページのところで行けば、普及率が5%ですね。2つ目のところが15ページのところで目標が523gですね。これが平成34年というところで、この目標という風に使っているところに、第二期の全体の目標として示させていただいて27年の目標がここにあるという風な感じで、もう1回整理させていただいた方が良いのかなと感じがしますので、それをご提案しておきたいと思いました。それと、二期の基本計画に段取りが書いてありますので、28年度からどうなっているかということで、併せてやっていただくとはっきりするのかなと思います。

会長:各期計画のイメージは長期的なトレンドのタイミングと短期的な計画を進捗管理していこうということで進めています。今、委員が言っておられたのは、最終イメージと現在の到達状況を具体的に把握する必要があるとご提案いただきました。また実施計画一つ一つを27年度の最終的な目標へと解決させないので、その辺りを含めて、情報を提供できるものであれば追記して全体としての進捗到達がどうなのかというページにすると、市民が理解や把握しやすいだろうということでご提案いただきました。この2つについて、会長と事務局で前のページの内容を確認し実施計画の各目標について、情報を見やすく、分かりやすくし、進捗報告を作成したいと思いますが、それでよろしいでしょうか。

委員:先日、エコリフォームと健康というテーマで環境講演会が開催されました。近畿大学の先生の講演をお聞きし、冬の寒さが寿命を縮めるということ、寒い家をリフォームすることで快適になるように感じました。家が寒いことが健康に悪影響を及ぼすことを知らなかったので大変良いお話を聞き自分自身もエコリフォームをして良かったと思っています。快適に暮らせるというのは健康で心豊かに暮らせることにつながるということ、健康にもつながる環境があるということを総括に加えていただけたらと思います。

会長:以上、資料1については先ほどまとめましたような形で報告書を仕上げていきたいと思います。

議事2  長岡京市第二期環境基本計画進捗状況について

事務局:長岡京市第二期環境基本計画進捗状況について説明

事務局:行政施策目標について平成27年度結果(施策2)540.93gに修正します。

会長:この計画を作ったときに行政としてやるべきこと、市民も含めてみんな協働でやっていくものがありますが、とりわけ行政として取り組んでいくものについて行政施策目標として掲げています。ステップアップ・チャレンジについては、再生可能エネルギーの普及と、西山の森林整備を進めていくことでCO2の削減につながりました。最後の環境イベント参加者数が少しわかりにくいと思いますが、次世代を育てていくということを大事にしたいということでステップアップ・チャレンジの大きな3つの柱にしました。先ほど、事務局から説明がありましたように、達成度合いが順調なものについてはそこで満足するのはなく28年度以降は、より高い目標設定をしています。政策の取り組みやここのところが今年の活動、これからの活動というところに話をしていき、政策議論などを含めて総括していく柱の項目になると思います。事務局に対して質問等ございましたら、よろしくお願いいたします。

委員:一人あたりの収集ごみ量が、小数点以下も示されていますが整数にした方がいいと思います。

事務局:四捨五入して整数にさせていただきます。

委員:これは住民1人当たりの公園面積ですか。公園が減ったのか人口が減ったのかどうなのか。

事務局:目標が2.85㎡なのですが、昨年度の実績は2.68㎡で昨年度と比べると増えていますが、目標に対しては到達していない。

会長:人口は微増していて、公園面積が予定ほど増えなかったというところの両方で、27年度の目標には至らなかった。

これも徐々に人口が増えたら難しい。10年後にその数値がこの施策の目標として問われるところもあるかもしれない。ここには何が原因かということが書かれていないので、簡単には答えられない。うまくいっているかどうかということを判断しづらいので、注釈を入れていただいたらと思います。

エネルギーの世帯当たり普及率についても世帯数が大幅に増減するようなことがあれば議論する必要が出てくるかもしれない。

事務局:公園面積につきましては変えていくことが可能ですが、エネルギーの普及率については難しいかもしれません。

会長:施策4につきましては、どういう計算の方法になったのか難題に触れるという形でまったくなかったというわけではない。

それでは、第二期環境基本計画に関わる進捗状況という点で大きく5つの施策について全体の総括を図り、報告書にも盛り込んでいきます。

◎、〇が多くありますが、これで十分ではないということも書きながら、同時に皆さんの意見についても反映するという書き方でしていきたいと思います。

議事3 平成28年度の予定

事務局:平成28年度の予定について説明

会長:今日の議事は以上とさせていただきます。

閉会

事務局:以上で、第12回生活環境審議会を終了します。

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長岡京市環境経済部環境政策室脱炭素・環境政策担当

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