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平成25年度第2回長岡京市平和ビジョン懇談会議事録

  • ID:3837

日時

平成26年1月28日(火曜日)10時~10時50分

場所

長岡京市役所 会議室2

出席者

川北会長(学識経験者)、秦委員(女性の会)、藤井委員(老人クラブ連合会)、鮫島委員(原爆被災者の会)、秋元委員(マスメディア関係)、森下委員(マスメディア関係)、高橋委員(労働者団体)、増田委員(公募市民)、大谷委員(公募市民)、鈴木委員(小中学校長会)

欠席者

能勢委員(自治会長会)、中嶋委員(済生会京都府病院長)、川口委員(戦没者遺族会)、山本委員(市内高等学校)、森企画部長

事務局

城田政策推進課長、坂内総括主査、貝野主事

傍聴者

なし

議事

1.川北会長挨拶(要約)

近隣諸国との関係が悪化しており、良いニュースを聞かない。この折だからこそ、市民レベルでの取り組みが重要となっている。市の施策について、委員の皆様の忌憚ないご意見をいただきたい。

2.新委員の紹介

能勢委員(新委員)のご紹介

3.平成25年度平和施策報告

4.平成26年度平和施策(案)

事務局より資料説明。内容ごとの委員の意見は以下のとおり。

(1)平成25年度平和を考える市民フォーラムの結果について

 ①平和を祈る折り鶴について

  • 平和施策の参加者が前年より減少しており、折り鶴の参加者の減が主な原因との報告である。多くの方が気軽に参加できる取り組みの強化が必要である。
  •  (事務局)折り鶴の参加者とともに、折り鶴の数自体が減少した。平成26年度は、団体への参加呼びかけをさらに充実させ、取り組んでいきたい。

 ②小学生の平和学習について

  • 発表をした長岡第九小学校は、神足空襲の現場の近くにある小学校であり、子どもたちが地域の戦災を知ることは非常に意義深いと思う。アンケートに記載されている感想をありがたく読ませてもらった。
  • 老人クラブ連合会の講師の方に講演していただき、このような学習として戦災についてお話を聞く機会は非常に貴重である。戦争体験者が減少していく中、重要な取り組みである。ただ、講演の内容を、子どもたちが十分に理解できていない場面があった。写真や映像等、わかりやすい資料があれば、より理解が深まったと思う。資料の提供等、講師のサポートが重要である。
  • 戦争体験者であり、小学校で講演する機会もあったが、映像等がなく、話を耳で聞くだけでは、子どもの集中力に限界がある印象を受けた。
  • 自分の孫に、昔は自分の草鞋を自分で作っていた話をした。孫が学校でそのことを話したようで、学校から、資料として使うため、ぜひ草鞋を作って欲しいとの依頼があった。
  • 今の話から、子どもが興味を持つ資料の重要性がうかがえる。

③あまんきみこ先生と市長との対談について

  • 対談の時間が短かった。内容が良かっただけに残念である。
  • あまんきみこ先生の対談は非常に貴重であった。どなたかのお話を聞く機会は非常に価値があると思う。
  • 平成26年度は講演の企画はあるか。
  • (事務局)講演の企画は今のところない。平成26年度は、フォーラム25周年であり、また、第一次世界大戦100周年の年でもある。相応しい講師を探しているが、がなかなか見当たらない。
  • フォーラム25周年であれば、平和ビジョン懇談会会長に講演を依頼してはどうか。会長の挨拶は、いつも心に響く。

④ 昔のくらしとおやつについて

  • はったい粉や大豆挽きは、子どもはもちろん、若い親世代にも馴染みがない。それらに関する資料の展示をしているが、現行の配置では目立たないので、配置を工夫して欲しい。

⑤アンケートについて

  • 平和施策参加者の意見を施策に反映させるために、アンケートの回収率を上げる必要がある。
  • (事務局)式典参加者には、式典次第に挟み込んだ状態でアンケートを配布し、お帰りの際にアンケート箱に入れていただく形で回収している。式典参加者約500人に対し、200枚を配布し、回収が約50枚である。回収率を上げるため、呼びかけをより積極的に行いたい。
  • アンケートの記入場所に、より記入しやすい机等の準備をする必要がある。
  • アンケートを市民ホールの座席に座って書けるような工夫があれば、回収率が上がるのではないか。小学生の発表を見に来る保護者等は、自分の子どもの発表が終わるとすぐ帰ってしまう。そのような方にも、より長く参加してもらい、アンケートも記入してもらえれば良い。
  • 小、中、高校生の発表に感動した。他府県の友人に、長岡京市の施策を紹介したところ、評判が非常に良かった。アンケートに回答していない人も、市の平和施策について、良い印象を持っていると思う。

(2)平成25年度平和を考える市民フォーラムの結果について

大学生の参加について

  • 京都西山短期大学の学生が、読み聞かせで参加する案には賛成である。ただし、参加の間口を広げるため、すいとん作り体験のボランティアの募集も行ってはどうか。
  • 大学生が参加する場を設けることは良い試みである。大学生はボランティアに関心が高い。私が参加している他の委員会でも、大学生の力を活用して新しい取り組みを始めている。また、大学生が道行く人の愚痴を聞くというボランティアもある。大学生の斬新なアイデアを活用できれば良い。

(3)その他啓発施策全般について

  • 参加者を増やすことはやはり重要である。私の周囲は、平和施策への関心が低く、フォーラムにもなかなか参加しない。
  • フォーラムの参加者が多かったと記憶しているのは、NHK放送局のアナウンサーにご講演いただいた年である。
  • 何かアピールするポイントがあれば、テレビやラジオで報道が可能である。
  • テレビやラジオを活用してPRすることは重要である。SNS(FacebookやTwitter等、主にインターネットを利用したコミュニティ型の会員制のサービス)の活用も視野に入れてはどうか。また、アンケートを見ると、市のホームページを見てフォーラムに参加した人は0人であり、情報発信の方法に工夫が必要である。
  • 平和施策の参加者6,000人を目指すという目標は、市が設定したものに過ぎない。この数値を達成することのみを目指しては、本来の平和施策の目的が実現できない。しかし、間口を広げることは重要である。例えば、秘書課所管の中国寧波市との友好交流は、日中関係が悪化する中でも、寧波市からの呼びかけがあり、着実に実施されている。この事業も、平和施策の一環と言える。他課の事業を巻き込んでいくと、間口が広がり、自ずと参加者が増えると思われる。
  • 数値のみが目標となることは避けなければならない。また、市の封筒に、平和の日のシンボルマークが掲載されている。これも間口を広げる策の一つである。

5.閉会

事務局より事務連絡。閉会。

お問い合わせ

長岡京市対話推進部共生社会推進課人権・共生社会推進係

電話: 075-955-3180

ファクス: 075-951-5410

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