平成26年度予算 公共下水道事業特別会計
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平成26年度の公共下水道事業特別会計の予算額は、29億4,889万円となり、前年度と比べて6,787万円(2.2%)の減額となりました。
歳出の中で特に負担が大きいのは、建設などのための借入金の返済にあたる公債費で、約66%を占めています。
下水道管は整備から30年が過ぎると、道路陥没事故などの原因になると言われています。本市でも老朽化した施設を改築更新していく必要があります。今後の維持管理経営をより安定化させるため、企業会計方式への移行を進めます。
災害に強いまちをめざして
汚水事業では、昨年度に策定した「長岡京市管路施設長寿命化計画」(平成26~31年度)に基づき、老朽化施設の更新事業がいよいよ本格化します。古くなった下水道管の耐震化を含めた改築や修繕を進め、みなさんが安心して下水道を使えるように維持していきます。
雨水事業では、大雨による水害に備えて、浸水想定箇所を掲載した「内水ハザードマップ」を作成します。また、浸水被害を防ぐために。京都府の事業であるいろは呑龍トンネル南幹線関連事業に着手します。さらに、浸水被害の軽減や地下水保全のために、「水循環再生プラン」に定めた、市内小学校への雨水貯留槽や雨水浸透施設の設置などに取り組みます。
予算の内訳
区分 | 予算額 |
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下水道使用料 | 11億8,103万円 |
国庫交付金 | 2,666万円 |
一般会計繰入金 | 9億9,400万円 |
市債 | 7億4,020万円 |
その他 | 700万円 |
区分 | 予算額 |
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一般管理費ほか | 7億5,177万円 |
汚水築造費 | 1億4,107万円 |
雨水築造費 | 1億852万円 |
公債費 | 19億4,753万円 |