平成26年度第1回長岡京市平和ビジョン懇談会議事録
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日時
平成26年5月9日(金曜日)10時~11時

場所
長岡京市役所 会議室2

出席者
川北会長(学識経験者)、秦会長代理(女性の会)、藤井委員(老人クラブ連合会)、秋元委員(マスメディア関係)、森下委員(マスメディア関係)、高橋委員(労働者団体)、増田委員(公募市民)、大谷委員(公募市民)、五十棲委員(小中学校長会)、杉山委員(市内高等学校)

欠席者
能勢委員(自治会長会)、中嶋委員(済生会京都府病院長)、川口委員(戦没者遺族会)、鮫島委員(原爆被災者の会)

事務局
仁科企画部長、城田政策推進課長、鍋島課長補佐、樋口主事

傍聴者
なし

議事
1.川北会長挨拶(要約)
オバマ大統領の就任の頃は、世界の平和への期待が持たれたように感じたが、昨今、政治家の中に戦争をしたがるものが増えている。政治家にはそういうきらいもあるが、ネットの影響か民衆の間にもコンフロンテーション(対立・衝突)が高まっているように感じる。我々には、平和ビジョン懇談会という与えられた場があるので、それぞれアイデアを出してほしい。
2.新委員の紹介
- 五十棲委員、杉山委員(新委員)を紹介し、両委員からごあいさつ頂く。
3.平成26年度の平和施策(案)について
- 事務局より、資料説明
内容ごとの委員の意見は以下のとおり。
(1)平和メッセージについて
- 平和メッセージは、参加する演劇部員だけではなく、学校全体に募集しても集まるのではないか。高校生の目線で、「じゃあ、自分たちは何をすればいいの?」という問いに繋がり、そこを考えてもらえるのではないか。
(2)平和を考える市民フォーラム’14について
①フォーラム全般について
- 平和フォーラムにおいて、なぜ戦争に至ったか、という振り返りはしてこなかった。戦争に至った経緯を世界史的に見る大局的なお話が必要ではないか。その上で、戦争にならないような社会づくり、社会への働きかけも平和フォーラムの役割ではないか。
- 老人クラブ連合会は会長も事務局長も変わったため、今年は当日協力するメンバーが入れ替わる。
- 代替わりして団体としての協力活動が先細りになるのではなく、新しい方にもご協力いただけることは大変ありがたい。
- 去年の歌の募集は、20代30代の応募も多く、世代を超えた繋がりが生まれた大変良い企画だった。去年の応募層を見ていると、企画によっては若い世代にも関心を持ってもらうことが可能だと感じた。
- 去年の企画は、参加者で「歌う」ところまであれば、より盛り上がりを感じられたかとは思う。
- 女性の会のフェスティバルで聞いた川北会長のお話は大変良かった。
- 式典だけでは、戦争に至った経緯を振り返るような大局的なお話を川北会長にしていただく時間的な余裕はないと思われる。広報協力として、事前に川北会長のインタビュー記事を載せることを提案したい。
②映画について
- 映画上映については来場者に子供が多いので、アニメの方が多くの人に見てもらえるのではないか。家族モノでもいいと思う。
- 7月19日は長十小の夏祭りの日。子どもが出る、ということは保護者は非常に喜ぶが、子どもを見に来た保護者に平和について考えてもらえるかどうかは別問題。そこにはひと工夫がいると感じる。
③大学との連携について
- 西山短期大学の協力は得られそうなのか。
- (事務局)保育科の学生にとって、読み聞かせは学習課題でもあり、協力の内諾を得ている。
- 大学生の協力を得ることは、悲願である。協力してもらえるならぜひ取り組んでほしい。
- すいとんづくりに、ぜひ大学生に参加してほしい。
- 大学生の参加は、ぜひ実現したい。
④広報について
- 折鶴も平和フォーラムそのものも、周知、宣伝は以前より課題である、新しいアイデアはないか?
- 長岡京市民でなくても参加できるという点に変更がないのであれば、NHKのテレビ・ラジオで案内することが可能。通常のプレスリリースではなく、委員宛に連絡いただきたい。
- 友人にも参加してもらうよう呼びかけるつもり。
- 平和フォーラムへの参加等広がりができていることが市民に充分に周知できていると思われるか。
- あまり認知されていないように思う。
- 広報の提案として、子どもも大人も付けられるような、缶バッジなどかわいい啓発グッズを作ることはできないか。そういった啓発グッズを目にすることがきっかけとなり、家族でも平和について話し、世代を越えて伝えていくことができるのではないか。
- 以上、意見交換ののち、これらの意見を踏まえ、本年度の平和施策について事務局で調整することで、懇談会了承。
4.閉会
企画部長の挨拶後閉会