平成28年度予算 公共下水道事業特別会計
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平成28年度の公共下水道事業特別会計の予算額は、30億8,579万円となり、前年度と比べて約5,750万円(1.8%)の減額となりました。
歳出では、建設費などの借入金返済(公債費)が特に大きく、全体の約64%を占めています。現在、元利償還のピークを迎えており、数年後からゆるやかに減少する見込みです。本市の下水道事業は、建設中心の経営から老朽化対策などの維持管理経営へと転換し、汚水事業・雨水事業とも長寿命化計画を策定して計画的に改築更新しています。
また、今後の維持管理経営をより安定化させるため、企業会計方式の導入準備に着手しており、平成29年4月1日から導入を予定しています。
災害に強いまちづくり
汚水事業では、平成25年度に策定した長寿命化計画に基づく改築更新を進めると共に、新たな計画策定(平成31年度から平成35年度)のための施設調査を行います。また、災害時に避難所となる中央公民館へ災害用マンホールトイレを設置します。
雨水事業では、京都府の事業である「いろは呑龍トンネル南幹線」に関する国道171号線近隣地域の計画策定と、犬川排水区の流量保持に関連する調査を行います。
予算の内訳
区分 | 予算額 |
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下水道使用料 | 13億910万円 |
国庫・府支出金 | 4,755万円 |
一般会計繰入金 | 8億8,500万円 |
市債 | 8億3,700万円 |
その他 | 714万円 |
計 | 30億8,579万円 |
区分 | 予算額 |
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一般管理費ほか | 9億2,075万円 |
汚水築造費 | 8,761万円 |
雨水築造費 | 1億1,412万円 |
公債費 | 19億6,331万円 |
計 | 30億8,579万円 |