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令和2年度第2回障がい者ネットワーク連絡調整チーム会議 会議録

  • ID:10183

日時

令和2年7月2日(木)13;30~14:40

場所

北棟4階大会議室

出席者

19名

辻委員(京都府乙訓保健所)、木邑委員(京都府立向日が丘支援学校)、横関委員(乙訓医師会)、大西委員(京都府歯科衛生士会乙訓支部)、田中委員(長岡京市民生児童委員協議会)、井口委員(知的障がい者相談員)、大塚委員(乙訓若竹苑)、三宅委員(乙訓福祉会)、井上委員(乙訓やよい福祉会)、中山委員(あらぐさ福祉会)、島田委員(済生会京都府病院)、玉川委員(訪問看護ステーション協議会)、横町委員(ホームヘルプセンター竹の里ホーム)、浅尾委員(晨光苑)、中谷委員(長岡京市障がい者地域生活支援センター「キャンバス」)、能塚委員(乙訓福祉施設事務組合障がい者相談支援課)、森井委員(乙訓ひまわり園地域連携室)、長浜委員(乙訓ポニーの学校)、川内委員(健康医療推進室)

欠席者

5名

森田委員(乙訓医師会)、眞崎委員(乙訓歯科医師会)、長谷川委員(きりしま苑)、石田委員(地域活動支援センターアンサンブル)、柴山委員(NPO法人てくてく)

代理出席

1名

代理出席:秋山さん(こらぼねっと京都自立支援センター)

事務局

厚地障がい福祉課長、望月障がい福祉課主幹兼社会参加支援係長、山田障がい福祉課課長補佐兼支援係長、山﨑障がい支援係保健師長、吉田社会参加支援係主査、塩谷障がい支援係主事、歌原障がい支援係主事、水野社会参加支援係主事

傍聴者

1名

議事の流れ

1.あいさつ、自己紹介。

課長:例年4月に第1回目を開催しているこの会議だが、今回は新型コロナウイルスの影響で4月開催が困難だったため、今年度、初めてのネットワーク会議となる。また、ご参加いただいている事業所の皆様におかれましては、非常に困難な状況下の中、新型コロナウイルスの感染防止対策を取りながら事業を継続していただいていることに感謝を申し上げる。

皆様のご協力もあり、長岡京市の感染者は現在10名となって段階的に活動を再開している。第2波、第3波に備えて事業所の皆様におかれましては、引き続き感染拡大防止のためにご協力をお願いしたい。

今回は、新型コロナウイルスの感染防止対策で座席の配置や間隔なども変更して行っている。会議の時間についても必要な議論は行いながら、迅速に進めて参りたいと考えているので、ご協力をお願いしたい。

校区担当の変更について

事務局:今年度は神足小学校の長岡中学校校区と長岡第三小学校と長岡第十小学校の第二中校区担当が変更になる。神足小学校の長岡中学校区を歌原が、長岡第三学校と長岡第十小学校の第二中学校区を塩谷がそれぞれ担当する。これからよろしくお願いしたい。

2. 情報交換

●移動支援事業者養成研修について(きりしま苑欠席のため事務局より説明)

事務局:6月に開催を予定していた研修会は、今年度は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、9月に延期になった。日程については、9月5日(土)、9月12日(土)、9月19日(土)となっている。詳細については、広報8月号に掲載予定。

●支援学校卒業生の進路について

資料1参照

委員:本校では、進路の担当者を増員して強化を図っている。

資料1-1は令和元年度の卒業生の進路先についてまとめたものである。今後も保護者の声なども聴いてもらいながら進路先を決定について支援をしてもらえるとありがたい

高等部の高校1年の合計の欄を見ると33人となっており、高等部からの入学者が増加傾向、今後も30人程度の入学が予想されるため、進路先を決定していくために引き続き努力していく必要があるので、ご協力をお願いしたい。令和4年度も進路決定に向けてなるべく早く相談を始めていきたい。

また、進路部からはグループホームの計画がどの程度進んでいるかなどの意見があったので、随時進捗状況を情報提供願いたい。

◆特例介護給付費の取り扱いについて

資料2参照

事務局:特例介護給付費の取り扱いについて説明する。

特例介護給付費とは、障害者総合支援法第30条に記されているもので「申請をした日から当該支給決定の効力が生じた日の前日までの間に、緊急やその他のやむを得ない理由により指定福祉サービスなどを受けたとき」に償還払いが可能となる介護給付費の支払いの特例のことである。

長岡京市では、これまでに2~3件ほどの決定実績がある。今回、新型コロナウイルスの発生に伴い児童のサービスにも同様の規定が適用されるということになった。法令上の要件は、「障害福祉サービスの利用の申請がなされていること」、「緊急その他やむを得ない理由があること」「申請から支給決定の前日までの間に受けた障害福祉サービスであること」となっている。

続いて、事務処理要綱上の要件は、「障害福祉サービスの利用のための支給申請に基づいて、支給決定された範囲内が給付量の上限であること」、「緊急その他やむを得ないについては、必要性を「市町村が認めた場合」」となっているが、適用や運用方法については、厚生労働省や都道府県にも、明確な基準はなく、「市町村の判断」となっている。

市では、これまで問題が発生しても解決方法を事業所や当事者の皆さんと対応を協議し対応してきたため、特例介護給付費の活用が必要な状態になることが避けられてきた。しかし、今後は、様々なケースに対応していく中で、緊急でやむを得ない事態の要件が発生する可能性がある。

そこで、今回は、そのような事態になったときに備えて、事務処理要領や国の基準を整理してため資料を作成した。実際に緊急の事案が発生したときは、障がい福祉課の職員に連絡を入れていただいたら対応できるようになっている。もし、休日にそのような事態になった場合には本庁に連絡してもらえれば連絡がとれるようにしている。連絡を受けて状況を確認の上、状況に応じた対応をしていく中で、特例介護給付での対応が必要と判断された場合のみ適応して償還払いがされるという形になる。

ただし、そのような場合でも、障害区分認定調査や相談支援専門員によるアセスメントと計画案の作成などは通常のサービスを使う時と同様の流れで実施していくことになるので、特例介護給付の申請をいただいて償還払いが完了するまでは、費用は一旦自己負担していただく必要があるので、本当にこの給付が必要なのか、他の対応方法はないのかというところに関しては事業所などともしっかりと情報交換をして確認いく必要がある。

今回当件を取り上げた理由の一つ目は、新型コロナ対応で児童のサービスで支給量が増加していること。今後も様々なことで支給量が急に増えて人員が不足するという事態は起こりうる可能性がある。

二つ目の理由は、介護保険のサービス利用者で障がい福祉サービスの要件を満たした方の状態が悪化をしてしまい介護保険での対応困難事案が発生した場合に、この制度が活用可能かとケアマネジャーから意見が上がってきているため、今回の議題にさせていただいた。

緊急時の場合でも支給決定の範囲内でしかサービスを受けることは出来ないということ、特例介護給付が必要と判断した場合でも利用者負担に関しては、障がい福祉サービスの利用者負担に基準に合わせて負担額を設定していくということをお伝えしておきたい。

どのような状況でも利用者や市民の社会生活が継続できるようにしていきたいと考えているので、何か状況に変化があった場合は障がい福祉課に相談してほしい。 

◆ ほっこりんぐ支援事業公共発注について

資料3参照

事務局:令和2年度一般会計補正予算(第3号)の概要について

今回の新型コロナウイルスの対応に伴って緊急で計上した補正予算になる。今回はこの補正予算の障がい福祉関連の項目について説明する。

まずは、ほっこりんぐ支援事業について、今回の新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、3月から6月までほっこりんぐを中止していたことなどにより、ほっとはあと製品の売上が減少したこと受けて、売上の向上と就労意欲の維持を目的に公共発注を行う。対象は、ほっこりんぐの事業所とほっこりんぐに参加していない市内の事業所の合計15事業所。まずは、エコバッグの作成を依頼してその製品を市が買い取り、市主催するイベント等で配布する。作成してもらう個数は1事業所あたり最大で300個までとする。対象の事業所にはぜひ参加をお願いしたい。

なお、ほっこりんぐは7月から新型コロナウイルスの感染拡大防止の対策をしたうえで再開する予定。具体的には、手の消毒液の設置、販売スペースに透明なカーテンを設置して飛沫感染を防止するなどの対策を行う。販売事業者へのマスク着用も対策として行うので、ご協力をお願いしたい。

◆福祉事業者支援補助金の創設について

事務局:新型コロナウイルスの感染リスクがある状況下において、感染防止対策をしながら福祉サービスを提供している事業所に対して、1事業所あたり10万円を交付するというもの。対象の事業所には申請に必要な書類を送付する予定で申し込み期間は8月末まで。1事業所ごとの申請が必要となるため、お忘れのないようにお願いしたい。

委員:福祉事業者支援補助金の申請する際に実施要項は一緒にもらえるのか。また、この補助金は、コロナ対策で必要な備品の購入や事業所の運営の補助などにも使える非常に使いやすい補助金という印象がある。補助金で何か購入した際に領収書の提出は必要か。

事務局:実施要項は申請書と一緒に送付する予定。補助金の使用目的は、従事職員の処遇改善、備品の購入などにも使用可能で申請書にも使用目的を記入するところはあるが、領収書などを後から提出してもらうことはない。

3. その他

・令和2年度版障がい者福祉のしおり配布と障がい者相談員通信第8号の配布

・新しい生活様式応援券について

事務局:福祉の事業所も取扱事業者の対象になる。1事業所ごとに申請が必要かつポスターの掲示が必要となるため、常設されていることが条件。7月20日までに申し込まれた事業者は一覧に掲載して市民に配布する予定。詳しくはホームページで確認をお願いしたい。

委員:公共発注について、エコバックを個人で購入することは可能か。

事務局:エコバックは、市が買い取り、市のイベントで配布することを想定しているので、個人に対する販売は想定していない。事業所が今回の公共発注とは別に販売していただくのは問題ない。

委員:ほっこりんぐ事務所の受注販売について市のホームページに載っているものは、追加で紹介してもらえるか。

事務局:可能。申し出いただきたい。

委員:応援券について、福祉サービスを使用した際の支払いにも使うことは可能か。

事務局:確認をして回答する。

※次回について

事務局:次回は9月3日(水) 13;30 長岡京市図書館3階会議室で開催予定。

閉会

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長岡京市健康福祉部障がい福祉課社会参加支援係

電話: 075-955-9549

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