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教育委員会平成29年2月定例会会議録

[2017年4月3日]

ID:6656

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教育委員会会議録

 

1 日時

 平成29年2月15日(水)  午後3時00分~午後4時55分

 

2 場所

 市役所 会議室7

 

3 出席者

教育長         山本和紀

委 員       竹下 賢

委 員          藤原有希子

委 員          安久井由紀子

委 員         福澤秀夫        

 

4 事務局職員

教育部長、文化・スポ-ツ振興室長、同室担当主幹、

教育総務課長、教育部参事兼学校教育課長、総括指導主事、

生涯学習課長、社会教育指導員中央公民館長、図書館長、

教育支援センター所長、北開田児童館長、

教育総務課総括主査、同課再任用職員

 

5 傍聴者

              なし

6 開会

(教育長) 

開会を宣言する。

7 前回の会議録の承認

承認・署名

 

8 教育長諸報告

(教育長)

 平成29年度予算が市長査定を経てようやく形になり、間もなく記者発表される。一般会計269億5,370万円で対前年3%の伸び。教育費は後程報告する。

 1月27日。都市教育長協議会が木津川市にて開催された。次回は4月に本市当番での開催となる。次回に生かすべく事務局に同行してもらった。

 1月28日。子ども議会を開催。同日に小学生の「わたしの主張発表大会」。例年この時期に児童生徒が意見を主張する機会として実施。子ども議会は久々の開催となった。議会の厳粛なムードの中、緊張感を持って行われた。自分達が調べてきた内容をきちんと意見にして述べる、という活動が素晴らしく、とても感動した。子どもたちにはこうした機会を大事にしてほしい。

 1月29日。まちづくりシンポジウムがバンビオで開催された。300人以上の来場者があった。市役所庁舎をどうするのか、阪急長岡天神駅周辺をどうするのか。市民の関心の高さがうかがわれた。

 1月30日。乙訓教育委員会連合会の研修で、府立清明高校と仁和寺の文化財修復現場の視察に行った。清明高は単位制の高校であり自分自身でプログラムを組める新しいタイプの高校。主に不登校等課題のある生徒が来ている。生徒の学ぼうとする気持ちをサポートしていくシステムである。今後どのような学校が必要となるのか議論して考えていきたい。

 2月8日。近畿都市教育長協議会の役員会が大阪市内で開催。会議は午後2時からだったが早めに到着したので、会場近くの生國魂神社を訪れた。骨董屋が10軒ほど出ていて、一つの店の店主が30人程の高齢者ばかりの聴衆に古書を売る口上を述べていた。聴くと、四書五経の四書(論語,中庸,大学,孟子)の説明をしていた。これは身近な生涯学習機会だと感じた。以前、明治大学文学部の齋藤孝教授の講演会を聴いたが、論語の要諦である三徳(知,仁,勇)について述べていた。知識、人情、勇気、これを持ち合わせることが人間の徳である、とのことであるが、まさにその内容を、骨董屋の店主が古書売りの口上で話していたのが印象的であった。どこでも学ぶチャンスはあるものだ。学問というように、学ぶとは問うことであり、問うことで知識の展開が始まる。やはり学問は大事なのだということを改めて感じた。

 その学問の府である文部科学省では、不正な天下り問題が露見した。社会の中の澱を見た気がする。かつての反省から、中央省庁の役人、国家公務員が天下りするときには厳しいルールが設けられている。それを巧妙に破ることが当然のようになっていることはある意味で犯罪だ。真偽の程は解らないが、現に組織的にやっていたことを認め、責任を取って事務次官が辞任した。社会的に許されることではなく真相を追及してほしい。

 いじめの問題。横浜市では、福島から避難してきた子どもにいじめがあったという。なかったという報告を教育長がひるがえした。二転三転している。学校や教委が揺れることも問題。一宮市では中学3年生が自殺、担任がいじめたのではないかとの報道。相馬市でも中学2年生が自殺している。学校現場では、見えにくい、数字に表れない小さな出来事に気づき、子どもの状況をしっかり把握して素早く丁寧に対応していくことが大事である。

 

9 行事・会議結果報告

      各課長諸報告

       (行事・会議報告資料に基づき説明)

 

(質問・意見等)

 

(委員)

 NHKのドキュメンタリー番組「こどもの貧困について~見えない貧困~」に衝撃を受けた。学校などでは普通に過ごしているのでわからない。家庭に帰ると、高校生だとアルバイトをしている。小中学生では、親の代わりに家事をしている。見えない理由というのは、持っている物は普通に持っている。スマホやゲーム機、テレビ、自転車など全部そろっている。その反面、服や靴は古いもの、医療費をかけない、本は買わない。というところで表には出てこない。全体を通してみていくと、貧困・格差の社会が如実に見えてきているということであった。

 我々が子どものころは、教師による家庭訪問があった。大体そのころは親が出て対応しており、親がいない方が例外であったが、最近は必ずしも例外でないと聞く。福祉と教育は違うという話もあるが、そういうところの連続性を意識せねばならない。

 やはり学校の教師による家庭訪問は重要と思うが、現状はどうか?

 

(事務局)

 4月、5月頃の家庭訪問は現在も行っている。

 

(委員)

 共働きなど、親と会えないようなケースはどうしているのか?

 

(事務局)

 保護者と連絡をとり、夕方などに対応するケースはある。

 

(委員)

 保護者とのつながりはあると考えてよいのか?昔ほどのパイプはないのでは、ということが気になる。

 

(事務局)

 確かにさまざまな家庭があり、特別な配慮の必要な家庭はある。

 

(委員)

 子どもがひとりで過ごしていてもケアできない部分があるのでは?

 

(事務局)

 そういう家庭とはより密な連携が必要だと考えている。

 

(委員)

 わたしの主張発表大会。小学生が発表しているのだが、小学生と思えないような力強い発表が多く、未来のあかりがみえた、という感じであった。

 ふるさとガイドの歴史講演会、こちらは高齢の方が会場からあふれるほどおられた。学びたいという思いを持っている方がこんなにいるのだと驚いた。この年になっても意欲的に前を向いておられ、自身もまだまだ勉強することができると感じた。

 視察に行った清明高校でも、70代の方が生徒として学んでおられた。50代の娘さんが、高校に行けなかった母の願いを叶えたということであった。

 今日の午前、長三小の英語の授業をみた。教室が一体となり、教師だけが一方的に指導するのではなく、子ども同士が楽しそうにやっているのがとてもよかった。何年後かに教科化されると読み書きテストが入ってきてこんな形は難しくなるのかと感じた。

 一方、府教委が行った英語教諭を対象にしたTOEICのテスト結果はあまりよくなかったとのこと。結果の報告はあったのか?その後のフォローはどうなるのか?

 

(事務局)

 府教委から報告はあった。教員自身で勉強することになる。授業もあり、それと並行して検定用の勉強をするのは個人的にはハードルが高いと感じる。

 

(委員)

 中学校の先生でもそういった状況の中で、小学校英語の指導も同じである。英語力を上げることは日々の積み重ねであると思うので、先生方も子ども達と一緒に頑張ってほしい。「効率化、提案するため、日々残業」というサラリーマン川柳があった。効率よく仕事をされていると思うが、年度末の忙しい時期であり残業もされていると思う。体に気を付けてがんばってほしい。

 

(委員)

 わたしの主張発表大会を見に行った。センター所長のあいさつで「ロボットは東大に合格できるか?」という導入で、子どもたちは興味をもったようであった。人工知能をもつロボットが出てくる時代だが、考えをまとめて言葉で話すのは人間にしかできないことなので頑張ってほしいという激励であった。学びは人間のもつ力の源であることを納得した。この話に応えるように聞きごたえのある大会になったと思った。ただ、行事のための行事にならないようにしてほしい。また、発表しなかった子ども達がどうかかわっていくのか考えてほしい。

 英語活動を見させていただき、指導者の先生が常に笑顔で、それにつられるように子どもたちは英語活動を楽しんでいた。身につける内容も明確で、授業の内容もうまく組み立てられていた。教科化されてもそういう喜びをなくさないようにしてほしい。

改訂になった新しい指導要領では、中学では原則授業を英語で、とあったと思うが、現状はどうか、AETが授業に入る割合を教えてほしい。

 

(事務局)

 AETの2名については、隔週で2中学校ずつ配置している。

 全部の授業に入るのは、コマ数からいうと難しい。入ったときにはAETが活躍できるような授業形態にしている。

 授業全部を英語で行うことは難しいと感じている。

 

(事務局)

 高校では前からそういうことが言われている。しかし中学の場合、すべてを英語で行うことで効果的な学習となるのかどうかは精査しなければならない。

 

(委員)

 新聞にそういった記事が載ると保護者の関心も高いと思う。充実した指導をよろしくお願いしたい。

 

(委員)

 午前中、英語の授業をみた。教師が活発に授業をすすめており、子どももアクティブであったことに感心した。AETの方が自分のパスポートを見せて、入国時にいろいろ聞かれることを話しており、子どもも興味をもっていていい授業であった。

 新聞記事で、中学校の英語の教師の英語力アップをどうするかということで、8月と10月に3日間集中セミナーをし、それで点数が上がったのは10点であったと書いてあった。非常に教員は忙しいと聞いている。その中でどう英語力をアップするのか、課題であると思う。集中セミナーを数日やってあがるものでなく、日々の勉強である。いかに時間をつくってもらうか、ゆとりをもってもらうか、ということになる。

 市として、AETの方に活躍してもらう機会を増やすなど、市として何かやれることはないのか?

 子どもの貧困について。同じ番組を見たが、非常に難しい問題と感じた。家庭訪問の結果、問題があっても教師の対応には限界がある。北欧では消費税が非常に高い一方、国が貧困の子どもをなくすということを行っている。そこまで大きな話になってくるので、すぐに対応できる話ではないが考えていく必要はあると感じた。

 

(事務局)

 基本的に教師の研修関係は府教委が行っている。市教委としては教員のレベルアップよりも、児童生徒の学力アップに力を入れている。来年度に向け、中学3年生に英検3級をとって卒業できるようなことを考えている。

 先生方については、採用時に英語力も必要ではあるが、その点数だけでなく、教師としての資質をみて採用している。今後、教師の英語力アップが必要ということになれば、府教委と連携を取り、研修の実施も考えていきたい。

 

 

10 議案

・第2号議案 平成29年度「指導の重点」の作成について

 

提案理由

(事務局)

 平成29年度「指導の重点」を策定する必要があるので提案する。概要については所管から説明をさせていただく。

 

(事務局)

 「学校境域の重点」の大きな変更点は特になし。新学習指導要領改訂を視野にいれ、アクティブラーニング、英検受験など追加修正している。

 

(事務局)

 「社会教育の重点」についての基本的な考え方は、協働(官公民の連携協力)と共有(育ち合う)の精神の育成⇒地域コミュニティの充実としている。会議での意見を基に変更した。変更点は赤字のとおり。

 

(教育長)

質問意見等はないか。

 

(委員)

道徳は教科化を見据え、小学校英語は教科化へ向けて、になっているが?

 

(事務局)

意味としては同じように理解いただきたい。

 

(教育長)

プログラミング的思考を育むプログラミング教育の推進とあるが、この表現でいいのか。

 

(事務局)

プログラミング教育というのはコンピュータ的なこと。思考、ということで論理的考え方。指導要領に添っているので、文言としては問題ない。

 

(教育長)

目指すところがプログラミング的思考。その手段としてのプログラミング教育という理解で。

 

(委員)

これだけ書き込んであると、かえって内容がわかりにくいように思うが…。昔と比べるとカラーになったりしてメリハリはついている。総花的にならざるを得ないのか。最低これだけはやるということを書いておかねばならないのかと思う。

 

(委員)

「社会教育施設の充実」の社会教育をとる意図はなぜか?

 

(事務局)

営利的なところもあるため。

 

(教育長)

他、質問意見等はないか。

  (質問等なし)

賛成の方は挙手を求める。

   (全員挙手)

全員賛成。第2号議案は可決された。

 

 

・第3号議案 長岡京市指定文化財の指定について

提案理由

(事務局)

 11月16日開会の教育委員会で諮問することを議決いただき、文化財保護審議会に諮問した結果、指定の答申をいただいたので、条例に基づき指定するもの。なお、所有者にも同意いただいている。

(教育長)

 前回、諮問のときのとおり。質問意見等はないか。

賛成委員の挙手を求める。

(全員挙手)

全員賛成。第3号議案は可決された。

 

11 協議事項

(教育長)

     ・平成28年度教育費3月補正についてと12報告事項の平成29年度教育費予算について

 本市情報公開条例第6条第5号の規定する意思形成過程にある情報で、市と協議中であり、公開することにより公正かつ適正な意思形成に著しい支障があると思慮される。よって、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第14条第7項及び本市教育委員会規則第15条の規定により議決を願う。規定によりこの議決に関する討論はなしとする。

 非公開とすることに同意いただける方の挙手を求める。

(全員賛成)

この案件については非公開とする

 

(非公開協議)

 

12 報告事項

・平成29年度教育費予算

 

(非公開協議)

 

(教育長)

 それでは、平成28年度教育費3月補正についてと12報告事項の平成29年度教育費予算についての協議を終了する。従って、非公開の協議については終了とする。

 

・先決処分の報告について (資料に基づき事務局説明)

 平成28年12月4日長中グラウンドにて野球部の部活動中、打ったボールがフェンスを越え周辺民家の雨戸に当たり、桟1本を破損したもので、損害賠償をしたので報告する。

 

(教育長)

フェンスの高さが問題になったことはないのか? 

 

(事務局)

特にない。今回の打球が特別であった。

 

(教育長)

金額にかかわらず、損害賠償は議会に報告する必要がある。

 

・長岡京市立の小学校及び中学校に勤務する府費負担教職員の含みに関する規則の一部改正について(資料に基づき事務局説明)

  京都府の条例・規則、人事委員会の規則が一部改正されたのに伴い、介護休暇の取り扱いが一部変更となったため改正を行ったもの。

 介護休暇等の取扱いが変わっている。介護休暇を3回に分割して請求できるようになった。介護時間の取扱い、連続する3年の期間において、1日2時間を超えない範囲で休むことができる制度が新設された。

 

・介護欠勤取扱要領の一部改正について。(資料に基づき事務局説明)

上記内容に伴い合わせて変更されるもの。

 

・長岡京市小学校及び中学校に勤務する府費負担教職育児休業等取扱要領の一部改正について。(資料に基づき事務局説明)

 3歳未満に満たない子、子の対象が拡大された。特別養子縁組の監護期間中の子及び里親である職員に委託されている児童の内、当該職員が養子縁組になることを希望してる子が追加された。

 

・配偶者同行休業取扱要綱取扱要綱の一部改正について。(資料に基づき事務局説明)

 外国で勤務等する配偶者と生活を共にする場合、休業が認められる。6か月以上継続することが見込まれる場合に限る。

 

・学校ハラスメントの防止に関する要綱の一部改正について。(資料に基づき事務局説明)

妊娠、出産、育児又は介護に関するハラスメントが追加された。

 

(教育長)

 働き方改革を受け、親となる国の法律が改正されている。今回は育児と介護に関するものである。労働環境、勤務条件を整える必要がある。いずれも権利を具現化したもの。

 

(意見等なし)

 

・長岡京市教育課題検討委員会(小中一貫教育研究会)報告書について(資料に基づき事務局説明)

 年度当初、市長から義務教育学校の導入が必要かどうか、必要ならどういう効果があるのか、メリットデメリットを研究してほしいということで、講演会や視察も経て報告書としてまとめた。

 全国では統廃合をしていくための手法の一つとされている。本市では大きく児童・生徒数が変わることもなく、統廃合を進めるわけでもない。

 多額な費用をかける必要性は薄い。

 児童生徒数が1000人を超えると難しい状況になる。管理職も減ることになり、効果が十分に得られるとは思えない。

 引き続き現在の体制で、小学校と中学校が連携を図ることがよいと考える。

 今後、施設の老朽化、人口の推移、地域や保護者のニーズの変化の対応が必要となった場合には、再度検討することが望ましい。

 

(教育長)

報告案としてはこれでよいか。これをたたき台にして議論していく。

 

(意見等なし)

       

13 行事予定

(事務局)

       行事会議予定について(2月16日~3月29日)資料に基づき説明。

      

14 その他

    なし

 

15 閉会

(教育長)

16時55分に閉会を宣言する。

 

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