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教育委員会平成30年2月定例会会議録

[2018年4月19日]

ID:7626

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教育委員会会議録

1 日時

平成30年2月21日(水曜日)午後3時00分から午後4時45分

2 場所

市役所 会議室7

3 出席者

山本教育長、藤原委員、安久井委員、福澤委員、京樂委員

4 出席説明員

教育部長、文化・スポ-ツ振興室長、同担当主幹、

教育総務課長、教育部次長兼学校教育課長、総括指導主事

中央公民館長、図書館長、教育支援センター所長、 

北開田児童館長、社会教育指導員、

教育総務課総括主査、同課主事 

5 傍聴者

なし

6 開会

(教育長) 

開会を宣言する。

7 前回の会議録の承認

承認・署名

8 教育長諸報告

(教育長)

1月18日。竹下賢前教育委員が逝去された。心からご冥福をお祈りしたい。竹下前委員の思いをしっかりと受け止め、次の新しい教育課題へと立ち向かって参りたい。

1月26日。平成29年度第3回京都府都市教育長協議会が八幡市で開催。長四小の創立50周年式典と重なったため、教育部長が代理出席した。

1月27日。第21回わたしの主張発表大会。昨年は中学生の子ども議会と重なり出席できなかったが、今年は出席でき、子どもたちが皆の前で自分自身の意見を堂々と言う場面は迫力があり良かった。

1月31日、2月1日。教育委員管外研修。石川県白山市へ研修に行った。

2月8日。乙訓教育委員会連合会の研修会。大阪市立本田小学校でICT関係のタブレットを使用した授業を見学してきた。

2月10日。総合型地域スポーツクラブである長四小のフォー遊クラブ10周年記念式典。スポーツを中心とした地域、まちづくりの先駆的なところである。

2月17日、18日。長三小、長六小、長九小で地域のお祭りがあった。寒い中でも子どもたちが楽しみながら地域の取り組みに参加していた。

2月18日。人権問題研究市民集会。子どもたちの人権に関する作文の発表があり、子どもたちの人権の感じ方を改めて聞き、よく考えているなと感動した部分があった。

9 行事・会議結果報告

各課長諸報告

(行事・会議報告資料に基づき説明)

(質問・意見等)

(委員)

いま報告のあった通りたくさん発表の場があり、全部は行けなかったが、小中の美術展を見てきた。夏の工作は家庭が見えたが、美術展では学校生活が見えた。鳴子踊りの絵があったり、学校で友達と一緒の絵があったり、力作ばかりであった。

中央公民館で「みんなでつくろう!乙訓カルタ」という市民の企画による取り組みがあったようだが、その発表の場はあるのか。

図書館では、今回の報告ではなかったが、「えほんのひろば」は昔からずっと続いており、親子で絵本の読み聞かせに参加できる。十数年前に申込みをしていたころは、電話申し込みになっており、開始時間に電話をかけてもなかなかつながらず、つながったと思ったら満員ということがよくあったが、現在の申込みはどのような状況か。

石川県白山市での研修があった。1日目の蕪城小学校で良いと思った取り組みがあった。自問清掃という取り組みで、掃除時間15分の中に流れがあり、まず一つ目に自問する。どこを掃除するか、それとも掃除をしないのか。掃除をするのは1組、2組といった組ごとによる縦割りで、1年生から6年生までが同じ教室や廊下を掃除することになっている。

次に、掃除をするときは、おしゃべりを我慢して静かに掃除する。視察中も、話しているのは説明を受けている大人だけであった。

3番目に、気配りをする。誰かが箒を使っていたら、ちりとりをしよう、とか、ほかに掃除すべき場所がないか、など気配りをして行動する。

そして、教室に戻った後、ノートに掃除の振り返りをする。始めと終わりが静かで、オンとオフがあり、落ち着いた状態で次の授業に入ることができる。子どもたちにわかりやすいよう、三つの玉を見つけようと指導されている。おしゃべりを我慢する「がまん玉」、他に掃除するところはないか、困っている子はいないか見つける「みつけ玉」、他の子を助けたりする「しんせつ玉」。「今日はがまん玉を見つけました。こんなことがあっておしゃべりしたくなったけどがまんしました。」というように真剣にノートにつづっており、とても良い取り組みであった。

本市では掃除中は真剣にしなかったりうるさかったり、というイメージがあるが、どこかでこれを挑戦できないかと感じた。掃除は心をきれいにする、という意味ではすべてにつながるのでは、と教えられた。

(事務局)

かるたの展示は行っていない。市民企画講座は、実際生活に即した地域の生活課題をわかちあっていただくということで、講座形式を予想していたが、この取り組みはワークショップに近いものだった。乙訓地域の景観写真や俳句などを集め、参加者でこの写真にはこの言葉、と組み合わせて作っている。企画された本人は、もう1年くらいかけて作りあげていきたいという思いをお持ちで、現時点では完成していないが、いずれ何らかの形で発表される予定である。

(委員)

参加者はどれくらいおられたか。

(事務局)

乙訓カルタの2回目の参加者は7人であった。10企画20講座の中には、50人以上参加のものもあった。

(委員)

我々の知らない乙訓が見えてくると思うので、ぜひ発行してほしいと思う。

(事務局)

図書館のイベントには、定員を設けているものと設けていないものがある。この2年ほどでは、電話申込みですぐ埋まることはなかったように記憶している。今年のイベントでは読書講演会が特に人気があったが、1日で定員に達することはなかった。

(委員)

すぐに満員になってしまうと、小さい子を育てている方には負担になると思ったが、安心した。

(委員)

石川県白山市と大阪市の学校を視察し、とても刺激を受けた。

白山市はまち全体がのどかで、空が広く感じた。学校の校門で立っていると、中高生が見知らぬ私たちにあいさつしてくれた。子どもたちもおだやかで、学校施設も素晴らしく、学校は寒いものだと思っていたが、冬でも寒くなかった。

大阪市は、昔ながらの学校で寒かったが、ICTの環境が素晴らしく整っていた。164台のタブレットがあり、ただ使うのではなく、どうすれば子どもたちの力が身につくのかをしっかり検証していた。

白山市と大阪市と、環境は全く違うが、共通しているのは学校全体にやる気がものすごく感じられたことである。ある学校では、研究発表会、公開授業が年3回、校内研究会は90数回行っている。モデル校ではあるが、回数を聞いて茫然とした。

多くの学校では、研究発表会は年に1回程度、校内研究会も30~40回程度と思う。時間をどのようにして作り出しているのか、視察だけでは実情はわからなかったが、たとえば授業研究をする場合、1時間すべてを見るのではなく、1時間の山場はこの15分なのでそこを見てほしい、ということで参観する教員の負担を少なくする、ということは言われていた。回数が多ければ良いというものではないが、それでも年間90数回にはたいへん驚いた。また、若手教員が、授業がうまくなりたい、と思っている姿を逞しく感じた。

本市では、11月に小学校で5校、2月に中学校で2校が研究発表をしており、熱心に取り組んでいるとは思うが、研究推進の現在の状況を教えてほしい。

(事務局)

白山市は文部科学省が注目した地域でもある。本市の研究発表は、各学校が特定の教科を中心に研究したり、今日的課題である新学習指導要領にのっとった方向性について研究したり、食育に関するものもあり、基本的にはそれぞれの学校の実情に即した研究をしてもらっている。

市教委としては、30年度に向け、本市の課題である不登校について、また、次年度から始まる英語指導について研究してほしいと提案している。

(事務局)

小学校では以前から統一日としているが、中学校では初めて統一日に行った。中学校は6時間目と部活を中止して、お互いに見る機会を作れたので、刺激があったのではないかと思っている。来年度については、各校で検討中である。

(委員)

研究発表は、学校全体が高まる良い機会になる。研究を続けると成果が蓄積され、受け継がれ、学校の特徴や伝統につながると思う。教員は異動や転勤もあるので、受け継いでほしいものが途切れてしまうこともある。研究の成果を見える形にし、これからも受け継いでほしいと強く願っている。

(事務局)

ここ5年くらい、各学校の研究にはほとんどの場合、大学の研究者が入って専門的な意見をもらっている。身内だけで協議するのではなく、一段階進み始めていると思う。

(委員)

視察に行ったどの学校も、授業研究には必ず助言者をつけていると言っていた。身内だけでなく、一歩高い次元から助言をいただくのは大事なことである。

(委員)

白山市では、学校経営ビジョン、学びのロードマップが用意されており、徹底されていると感じた。蕪城小学校の自問清掃は、行く前はやらされているという感じがあるのだろうかと思っていたが、そういうことは全くなかった。1年生も無言で掃除をしている。話すことができないので、6年生も言葉では指導せず、態度を見せ、背中を見せて指導している様子に感心した。保護者たちの反応は聞かなかったので、実行するには難しい面もあると思うが、良い取り組みだと思った、5、6年生は、小学校だが教科担任制をとっており、それも面白く感じた。

明光小学校では、授業のマニュアルがきっちり作られていた。授業の組み立て、イントロからまとめ、その中で必ずレビューをする、ということが生徒に徹底されている。そういうマニュアルが作成されていることに感心したし、校長先生が「全職員が同じ方向でゴールを目指し、どの先生も同じ方向で進んでいく」という話をされていた。また、小学校の図書館がオープンになっていて、借りやすく読書が進む、と言われていた。

教員の働き方改革についても話を聞いたところ、7時半にチャイムが鳴るという。実際に帰っているのは、小学校で7時頃、中学校で8時頃ということであった。両小学校ともスタッフが充実しているように感じた。1校は生徒数813名に対し教職員56名、もう1校は生徒数472名に対し教職員42名であった。

大阪市ではアイパッドを使用していた。印象に残ったのは、生徒が感想やコメントを書くと、30人いれば30の画面が先生の横に一斉に映る場面である。生徒全員の意見を共有化することができ、面白いと思った。

音楽の授業では、フレーズの特徴を図形楽譜にする、ということをしていた。感じたことを自由な発想で、図形、線、色で描いていた。

全ての学校に共通して感じたのは、校長先生が元気に引っ張っていく、リーダーシップがあるということであった。

(委員)

白山市の研修に参加し、今の学生、これからの学生がどのような教育を受けていくのかがよくわかった。大学では「教師の言うことを聞くな」という考え方もあるので、自問清掃については必ずしも賛成ではないが、協調性などを身につけるのはよいことだと思う。

2月16日に文部科学省開催の教育委員研究協議会に参加したので報告する。全体会では行政説明があり、3つの内容が紹介された。1つ目は教育委員会の制度について。新しい制度の確認と、調査内容の紹介。新制度は有効に機能しているとの説明であった。2つ目は、新しい学習指導要領の考え方について。社会の構造の変化にどう対応するか、何ができるのか、何を学ぶか、どのように学ぶかがポイントであると説明された。3つ目は、学校における働き方改革について。ここに最も多く時間が割かれ、調査データが示され、超過勤務の実態が明らかにされた。有効な方策として、統合型校務支援システム、いわゆるクラウドを使った成功例として、大阪市と北海道の事例が紹介された。クラウドを使うのは市町村単位では難しいが、乙訓地域や京都府という単位では、検討されるといいのではと思った。

後半は研究分科会に分かれ、働き方改革をテーマとする分科会に参加した。グループ討論がされ、各地域の実態等が紹介されたが、どこも同じような状況で、まだ有効な解決策が見つかっていないというのも残念ながら同様であった。教員の増員であるとか、環境整備のための資金の裏付けがないと改革などできない、という現場の声と、まずは資金を必要としない工夫から改革を進めてほしいという文科省とのすれ違いが明白であった。

長岡京市として、教員の働き方改革にどのように取り組んでいくのか、見通しを聞きたい。

(事務局)

クラウドについては本市も検討している。セキュリティの問題と、自宅でも使えるのが良いところだが、自宅のパソコンとの相性が悪いとうまく機能せず、実は他市でも苦戦しているという話も聞くので、もう少し研究が必要だと思っている。

本市としては、次年度からICカード、もしくはスマートフォンを使って教職員の出退勤管理を行っていく予定。また、小学校の教員にとって負担となっている英語の教科化に対応するため、英語の全授業に日本人AETによるフルサポートができる体制をとりたいと思っており、少し見通しをもってもらえたと思っている。

また、府教委と共同でやっていくことになろうと思うが、教員たちは、なかなかうまく進展しない不登校の問題、家庭の教育力が低い児童生徒へのサポートの問題など、表に見えにくいところに見えない形で時間を使い、心を痛めている。そのサポートとして、スクールカウンセラーの時間増や、スクールソーシャルワーカーの補強などを考えている。

そのほか、京都府から若干の補助があり、部活動の指導員や、印刷等の事務的な仕事をサポートしてくれる人の配置を考えている。

これらは予算的に全学校には配置することができないのが現状。教材研究など、やらねばならないし、実際にやっているが、一方で不登校や、保護者との難しい対応などもある。いずれは、スクールロイヤーを入れていくということも必要な時代になってくると思う。

(委員)

ぜひ現場の先生たちが元気に過ごせる環境づくりをしてほしい。

ホームページに公開されている、「歴史日めくり」がとても面白い。今回は今里樋ノ尻の道標で、市民に見過ごされがちな歴史遺産が紹介されており、よい企画だと思った。こうした身近なものの紹介で、市民からの反応はどうか。

(事務局)

「歴史日めくり」は、京都新聞にもとりあげてもらった。市のホームページのアクセスランキングのベスト3に入っているので、注目いただけているのではないか。

10 議案

第1号議案 平成30年度「指導の重点」の策定について

(事務局)

資料に基づき説明

(委員)

「学校教育の重点」が大きく改善され、今年度意識して取り組む内容が赤字で示されるなど、わかりやすくなった。

「創意ある教育活動」に「英語教育」が追加されたということだが、新たに追加された意図を聞きたい。

(事務局)

今年度から、中学生の英検受験料補助を行っていることと、小学校でも教科化されることから、本市では重点をおきたいという意図である。

(委員)

「学校教育の重点」には、LGBTに関する記載がなかった。「みんなのトイレ」はあると思うが、現状の取り組みは特にないのか。

(事務局)

LGBTについては、人権教育という捉え方をしており、すべての課題を網羅して記載することは難しいので、個別に記載はしていない。

(委員)

LGBTは人権教育になると思うが、「社会教育の重点」における現代的課題とも関連するのではないか。

(事務局)

「社会教育の重点」においても、人権を守るという意味では含まれている。検討はさせていただく。

(事務局)

3月には教員研修を行い、4月以降には学校でも取り入れていくことを考えているので、記載していく方向で考えたい。

(教育長)

ならば、「学校教育の重点」と「社会教育の重点」の双方に入れていくのがよいと思う。

では、意見があった部分については一部修正という条件を付け、第1号議案について、賛成委員の挙手を求める。

(全員挙手)

(教育長)

全員賛成。第1号議案は可決された。

11 協議事項

・平成29年度教育費3月補正について

(教育長)

本市情報公開条例第6条第5号の規定する意思形成過程にある情報で、市と協議中であり、公開することにより公正かつ適正な意思形成に著しい支障があると思慮される。よって、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第14条第7項及び本市教育委員会規則第15条の規定により議決を願う。規定によりこの議決に関する討論はなしとする。

非公開とすることに同意いただける方の挙手を求める。

(全員賛成)

(教育長)

この案件については非公開とする。

・長岡京市行政手続きにおける特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部改正について

(事務局)

マイナンバーの利用に関する条例である。平成30年度の組織改正に伴い、私立幼稚園等に関する事務が教育委員会から市長部局へ移管される。事務を行う機関や情報の庁内連携等の規定について改正する必要がある。

また、長岡京市特別支援教育就学奨励費の支弁に係る事務において、マイナンバーによる連携を行うため、条例の一部を改正する必要がある。

12 報告事項 

・平成30年度教育費予算について

(事務局)

資料に基づき説明

 ・専決処分の報告について

(事務局)

長岡第十小学校給食室・放課後児童クラブ等建設工事請負契約及び長岡第九小学校トイレ・外壁等改修工事請負契約について、工事費の増額があったため専決処分をおこなったものである。

13 行事予定

(事務局)

行事会議予定について(2月22日から3月28日)資料に基づき説明。

14 その他

 なし

15 閉会

(教育長)

午後4時45分に閉会を宣言する。


 


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