平成24年度予算 公共下水道事業特別会計
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平成24年度の公共下水道事業特別会計の予算額は32億3,997万円となり、前年度と比べて2億3,467万円(7.8%)の増額となりました。
京都第二外環状道路事業の進捗に伴う下水道の未普及地区への新設工事費は一時的に増額しますが、来年度で新設工事はほぼ完了します。今後は古くなった下水道管を計画的に改修・更新するための費用が工事費予算の中心となります。
歳出の中で、大きな割合を占めているのが公債費で、今までの工事にかかった借入金の返済額を表しています。歳入の市債(新たな借入額)よりも、元金の返済額である公債費が大きいため、借入金の残高も緩やかに減少する予定です。
災害に強いまちづくりを目指して
犬川排水区の基本計画の変更や、京都府いろは呑龍トンネル雨水南幹線の整備計画に伴い、本市の雨水整備を進めています。また、老朽化した下水道管を継続的に、安全に使用するために「下水道長寿命化計画(※)」を策定します。計画的に下水道管の改修・更新をすることで、一時期に集中する維持管理費用を均等にならし、下水道事業を健全に運営できるよう整備方法を検討します。
※「下水道長寿命化計画」について詳しくは次のページをご覧ください。
「下水道の長寿命化計画」策定を進めています
予算の内訳
区分 | 予算額 |
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下水道使用料 | 11億7,032万円 |
国庫交付金 | 1億2,050万円 |
一般会計繰入金 | 9億9,100万円 |
市債 | 9億4,980万円 |
その他 | 835万円 |
区分 | 予算額 |
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一般管理費ほか | 7億8,497万円 |
汚水築造費 | 4億5,011万円 |
雨水築造費 | 1億508万円 |
公債費 | 18億9,981万円 |