教育振興基本計画検討会議 第9回会議録
- ID:1509

日時
平成22年11月19日(金曜日)午前9時30分~午前11時30分

場所
長岡京市立中央公民館講座室

出席者
- 委員
横田委員、小田委員、黒崎委員、北澤委員、青木委員、大槻委員、丹羽委員、角田委員、岩城委員 - 事務局
山田教育総務課長、迫田教育総務課長補佐、弓削教育総務課総務係主査 - アドバイザー
三菱UFJリサーチ&コンサルティング善積氏

欠席委員
川浪委員、岡委員、三輪委員、西岡委員

議事
開会
座長
おはようございます。定刻になりましたので、これから第9回長岡京市教育振興基本計画検討会議を始めます。今朝は非常に冷え込みましたが、良い天気になりましてありがたいと思っております。早速ですが議事に入りたいと思います。
議事
座長
第8回会議録について、事務局よりご説明をお願い致します。
事務局
10月6日に行われました「長岡京市教育振興基本計画検討会議第8回検討会議 会議録」の資料がお手元にあるかと思います。特に修正箇所はありませんでしたので、皆様にご承認頂いた上でホームページに公表する予定です。よろしくお願い致します。
座長
では「長岡京市教育振興基本計画(素案)」に入りたいと思います。第8回検討会議で委員の皆様からは様々なご意見をいただきました。この件につきましては、事前に委員の皆様にお配りしておりましたのでご覧頂いたかと思います。本日は改正された部分について、アドバイザーのかたから要点を端的にご説明願います。また、補足する点などありましたら簡単にお願いします。
アドバイザー
それでは、三菱UFJリサーチ&コンサルティングの善積から説明をさせて頂きます。前回修正をさせていただいたポイントを中心にお話をさせていただきます。
資料説明:省略
「2.計画の理念と基本方向」の「1.基本理念」の中で「長岡京市が考える教育の循環とは・・・」(p4)の説明
「3.本市の教育に関わる主な取り組みと課題」の「2.社会教育(生涯学習)」の中での「(1)生涯学習推進のための学習環境の総合的な整備と活用」から「(5)スポーツの振興(総合型地域スポーツクラブの育成)」の「4.地域コミュニティ協議会との連携」(p12~15)の説明
「3.本市の教育に関わる主な取り組みと課題」の「2.社会教育(生涯学習)」の中での「(4)地域による子どもの育成(放課後子どもプランの推進)」(p13)の説明
「4.施策の展開」の「2.社会教育(生涯学習)」の中での「(2)家庭の教育力の向上」と(p23)と「3.学校・家庭・地域社会の連携」の「(1)子どもを育む地域づくり」の「2.地域社会の教育力の向上」(p25)の説明
前後して恐縮ですが、2ページに戻ります。そちらに図を挿入させていただきました。地図の中で、一部修正をしなければならない箇所がございます。また、必要な施設につきましてはご指摘いただいたものを盛り込むようにしております。以上です。
座長
どうもありがとうございました。前回の協議の結果を受けて、色々と修正や追加をしていただきました。委員の皆様から何かご意見ございませんか。
委員
青少年健全育成を推進していくとなっていますが、青少年健全育成推進協議会について全然触れられていないように思います。自治会など単独の団体については書かれていますが、それらが集まって活動を行っている青少年健全育成推進協議会が抜け落ちているのではないかというご意見が前回川浪委員からありました。本資料では、どこにも青少年健全育成推進協議会についての具体的な説明が入っていなかったので、説明が必要ではないか気になりました。
座長
自治会については書かれていますが、青少年健全育成推進協議会については触れられていないのではというご意見です。自治会の中でも青少年健全育成推進協議会は独立した別の組織になっていますので、ここでは出ていないのかと思いますが。それについて、事務局から何かご意見ございませんか。
委員
青少年健全育成推進協議会はいくつかのグループを総合したものですよね。
座長
具体的に動くのは青少年健全育成推進協議会という名称ではあるけれども、青少年健全育成推進協議会の活動内容は、自治会によってそれぞれ異なっているように認識しております。いかがでしょうか。
委員
校区毎に活動の幅に違いがあるように思います。私たちの校区では、予算の関係などにより、年間を通して多くの活動は行えてはいませんが、活発に活動しているところもあるようです。PTA会長になってから青少年健全育成推進協議会の存在を知ったので、みなさんはご存知なのかどうかが気になりました。
座長
青少年健全育成推進協議会の組織には市から補助金も出ておりますし、補助を受けた中で、市民運動会等でも色々と活動をしているようですが。
委員
地区毎のお祭りなどを中心に色々と動いて下さっています。
座長
私どもの自治会では、学校のお祭りなどで青少年健全育成推進協議会が中心となって活動して下さっています。
委員
全体にお声掛けするよりも、そのような団体があるおかげで活動がしやすいこともあると思います。地域の団体についてあげられているのであれば、青少年健全育成推進協議会についても説明があってもよいのではないかと思いました。
委員
青少年・スポーツ課が担当で、長岡第四小学校区、長岡第七小学校区、長岡第九小学校区などの各地区において、活動していただく拠点として市で作っているところです。それとの絡みはどうなるのか気になりました。
事務局
各団体の名称を1つ入れてしまうと、「他はどうするのか、全部列挙しなければならないのか」という問題が出てきます。活動されているかたには申し訳ないのですが、表現については割愛させて頂くことにしています。どうしても活動団体名称は入れてほしいということであれば、入れさせていただきます。
委員
活動しているはずのものが全くあがってこないことに対して、やや違和感があります。活動している組織があり、ましてや補助金が出ているのであれば、このように動いてきたというような報告が必要ではないでしょうか。
副座長
様々な諸団体があり、その諸団体が横に連携をとるための協議会を作り、また必要に応じて組織が形成され…というように、一度そのような組織が出来上がれば、ずっと続いていくわけですよね。そして、形骸化し残っているものもあります。例えば、大学や市役所、小さな組織の中でも、「なぜこんな会議があるのだろう」と疑問に思うものがあります。もちろん、そのようなものを精査することも大切ですが、必要性を見ながら考えていくことは、この計画書の中では難しいです。25ページの「3.学校・家庭・地域社会の連携」の「(1)子どもを育む地域づくり」の中の「3.地域社会の教育力の向上」の2つ目のポチの中で「関係機関や団体と連携・協力のもとに」と書いてある部分に、非常に細かいところまで含めるとなると、難しいように思います。
委員
例えば、平成22年度に補助金を受けた団体は明記してはどうでしょうか。
副座長
文章の中に入れると大変なので、資料編などに諸団体・諸機関等としてまとめるという手もあります。そうなると、また「これは入れる、入れない」という問題が出てきます。
座長
補助金の件については、青少年健全育成推進協議会に直接入れているのではなく、自治会に資金を出して、自治会がそれを各種団体に分配する形となります。同じような組織が他にもあるということで、網羅することは難しいという意見が出ています。今副座長さんからご意見がありましたように、「関係機関や団体と連携・協力のもとに」という部分を含んで考えていかないと、すべてを網羅することは難しいと思います。
委員
そうであれば、上手く作用している例として、「自治会が協力関係を持ちながら行っている例がある」というような現状の説明を添えたほうがよいと思います。
副座長
25ページの「3.学校・家庭・地域社会の連携」の「(1)子どもを育む地域づくり」の中の「3.地域社会の教育力の向上」の2つめのポチ「社会環境を浄化していく取り組みなど、関係機関や団体との連携・協力のもとに…」のところでさらっと書かれていますが、現状では関係機関などの「組織」というイメージでしかないので、上の文章で「子どもの読書活動や様々な体験機会の拡充」等と書かれているように、「組織」からより踏み込んで、「組織の中で色々な活動を総合して推進していく団体」というような表記を工夫するとよいのではないかと思います。
座長
今のご意見では、校区ごとに組織されているものをまとめているものとして青少年健全育成推進協議会がありますが、校区毎の取り組みも様々で、それだけをあげると同じように活動している他の団体に配慮が必要なうえ、実際の活動状況が分からないので、表現の工夫についてのご意見です。
副座長
お祭りや運動会など地域の主な行事を例示にして、上の文章で「子どもの読書活動や様々な体験機会の拡充」等と関わって、2つ目のポチの文章についてももう少し膨らませて表現すると、それぞれに関わっておられるかたに対しても自分たちの活動がここに位置づけられていることが伝わります。
事務局
青少年健全育成推進協議会の活動についての明記はしておくべきと思います。というのも、ふれあい都市長岡京市民運動実践協議会が平成22年度末に廃止されます。その後活動組織の母体として、青少年健全育成推進協議会が担う可能性が非常に大きいです。少年補導委員やPTAなどの団体は青少年健全育成推進協議会を支える団体となってきます。第四小学校区にも青少年健全育成推進協議会がありますが、各自治会から代表者を出していただいて、それが校区の母体となり構成しています。2月末の祭りの広場などの地域の祭りやイベントなどの母体となっています。今後は地域をまとめていく団体になっていくのではないかと思いますので、青少年健全育成推進協議会の活動についての明記はしておくべきと思います。
委員
青少年健全育成推進協議会に対しての個人的な感想ですが、青少年健全育成推進協議会のおかげで、様々な団体とつながりがあることを知りましたし、地域の人とたくさん知り合うきっかけとなりました。PTA単位で行事を行う際も、よりスムーズに地域のかたに協力してもらうこともできましたし、ありがたい存在だと思っています。地域活動をしていく上では重要な位置ではないかと思います。
副座長
それぞれの諸団体をまとめるというか、横につなげる組織という位置づけですね。
座長
自治会の中でも青少年健全育成推進協議会は重要な組織であると認識しています。事務局には担当課と打ち合わせをしていただいて、青少年健全育成推進協議会の位置づけを把握し、青少年健全育成推進協議会の活動に関係している項目の中に入れていただくような形で検討していただけませんでしょうか。よろしくお願いいたします。
事務局
現在、市が取り組んでおります3地区の地域コミュニティ協議会が確立された場合、同じように校区内で様々な活動をマネジメントする組織が出来上がります。青少年健全育成推進協議会を入れるとなると、地域コミュニティ協議会についても触れておくべきではないかということになってきます。
座長
青少年健全育成推進協議会について、この場であげておくべきだという意見が多いので、青少年健全育成推進協議会の活動に関係している項目の中に入れていただくように事務局で検討していただけませんでしょうか。
事務局
はい、分かりました。
委員
地域コミュニティ協議会についてはすでに掲載されているのではないでしょうか。例えば、14ページの「(5)スポーツの振興(総合型地域スポーツクラブの育成)」が該当するのではないでしょうか。
事務局
スポーツの振興だけではなくコミュニティ全体をマネジメントすることを担う組織です。総合型地域スポーツクラブができたところに、地域コミュニティ組織を作るという位置づけのものとなりますので、少し意味合いが異なります。
座長
すでに立ち上がっているところもありますが、総合型スポーツクラブを重点的に行っていこうと思っているところがいくつかあるということですか。
事務局
地域コミュニティ協議会は校区内のスポーツだけでなく、文化的なものを含めて支援するという役割を想定しています。
委員
地域コミュニティ協議会と青少年健全育成推進協議会は似ている存在ということですか。
事務局
似ているところもあります。地域コミュニティ協議会は子どもたちが属する校区全体、また大人たちが属する色々な自治会をまとめており、その中でスポーツや文化、子どもの健全育成などの区分けなどがあるイメージです。地域コミュニティ協議会には地域の上に立ってもらい、核となって地域活動支援をお任せしようという考え方です。現在、長岡第七小学校区で発足したばかりです。
総合型スポーツクラブでは、長岡第七小学校をはじめ、次の準備段階に入っているというところです。それが位置づけではありますが、それぞれの地域の実勢に任せるということですので、校区によっても捉え方も様々です。
副座長
組織の改編や新しい組織を立ち上げるということは、トップダウンで行くかボトムアップで行くか、また、地域の方々と上手く行くような形で持っていくかということだと思いますが、なかなか難しい問題です。例示をどのように入れていくのかはともかく、関係団体・機関との単なる連携協力だけではなく、連携協力を図るような組織作りとしての地域コミュニティや青少年健全育成推進協議会なので、互いに連携協力をするのはもちろん、それを取りまとめるような組織作りというような意味合いだと思います。それをどのように記述するかが大事になってくるのではないかと思います。確かに「関係機関や団体との連携・協力のもとに」とあるように、協力をしようとするどこかがとりまとめをしなければならないわけです。どう表記するのかは難しいところではありますが、現在行っているような青少年健全育成推進協議会もあることについて、もう少し盛り込んでもよいかとは思います。
座長
「関係機関や団体との連携協力」あたりの意味づけで考えて、どのように文章表現していくかというご意見です。今までの流れでは、青少年健全育成推進協議会は現在も活動しているので、ふくらみを持たせた項目の中で表現をしたほうがよいのではという意見が多いようです。
事務局
25ページの「3.学校・家庭・地域社会の連携」の「(1)子どもを育む地域づくり」の中の「3.地域社会の教育力の向上」の2つめのポチ「社会環境を浄化していく取り組みなど…」の「関係機関や団体との連携・協力のもとに」部分ですが、もともとは「関係機関や青少年健全育成推進協議会や少年補導委員会などとの連携・協力のもとに」と表記しておりました。そこを、この団体だけを記述するのはどうなのかという議論を受けて「関係機関や団体…」と修正した経緯があります。青少年健全育成推進協議会や少年補導委員会などが地域のイベントの中心になっておられるのであれば、その言葉をもう一度ここに掲載させていただくということにしたいと思います。
座長
では、今事務局からありましたように、かつては青少年健全育成推進協議会や少年補導委員会の用語が入っておりましたが、それだけを取り上げると「どうしてうちの団体が入ってないのか」という意見が出るかもしれないので、わざわざ削った経緯がありますが、それを復活させてはどうかというご意見です。
委員
質問よろしいでしょうか。他にも団体があるとおっしゃいましたが、青少年健全育成推進協議会と同じレベルで活動されている団体はそんなにたくさんあるのですか。
座長
いかがですか。学校行事であれば青少年健全育成推進協議会、少年補導委員会くらいではないかと思いますが。他にも何かありますでしょうか。
事務局
自治会、小・中学校PTA、社会体育振興会、子供会育成連絡協議会、少年補導委員会、学校開放運営協議会、生涯学習推進委員等がありますし、組織が小さくてもボーイスカウト等もあります。
委員
青少年健全育成推進協議会について聞いていますと、地域や子どもにとっても大事な組織であると思います。「どうしてうちの団体が入ってないのか」という意見が出ることと、資料を作り、よりよい教育づくりに役立てていくこととは別の話だと思います。
25ページの「3.学校・家庭・地域社会の連携」の「(1)子どもを育む地域づくり」の中の「3.地域社会の教育力の向上」の2つめのポチ「社会環境を浄化していく取り組みなど…」のところでお話を伺いましたら、青少年健全育成推進協議会そのものの活動も見えてきますし、そこまで書かれるのであれば、そのような団体があるということも書いてもマイナスの要素の影響は少ないように思います。むしろ、そういう団体があることの方がプラスかと思います。
副座長
この地域コミュニティ協議会というものと、青少年健全育成推進協議会との関係については、今後どのような展開にしていくかも含めてそれぞれの地域にお任せするということでした。今後地域コミュニティ協議会が青少年健全育成推進協議会とどのような関係でうまく分担をするのか、地域コミュニティ協議会に集約するのかという問題が出てくるでしょうね。
座長
自治会や各種団体の活動の実態は、地域によって違いがあります。各地区の特色があるので、全市同じようにはできないと思います。
座長
今ご意見がありましたように、確かに青少年健全育成推進協議会は地域によって様々で、活動の中身もスポーツのみで文化活動はしていませんので、担当課である青少年・スポーツ課には青少年健全育成推進協議会の活動について、どのような文章表現をすればよいのか考えていただきたいと思います。
また、先ほど事務局からありました最初の案のように、関係機関のところで青少年健全育成推進協議会や少年補導委員会などということばが入っていたというあたりで済ませておいたほうがよいのではないでしょうか。いろんなことがかみ合ったりするので難しいと思います。そういうことで進めてまいりたいと思いますので、事務局お願いいたします。この件で少し時間をとってしまいましたが、大事なことなのでよろしくお願いいたします。
他にご意見ございませんでしょうか。
委員
資料の2ページについてお伺いします。「長岡京市の教育文化施設の立地状況」のところです。平成23年から第七小学校と今里保育所が同じ敷地内になるというような資料を前回頂きましたが、この地図上では別々になっています。このままでよいのか、それとも平成23年度から同じ場所になるのかどうかが気になりました。
座長
保育所が統合されて同じ敷地内で新しく発足すると前回構想案をお聞きしましたので、それならばそれに向けての地図にしなければならないと思います。
事務局
保育所は平成24年度から開設します。
委員
大阪成蹊大学芸術学部もすでになくなって、その跡地に立命館が来るというお話を聞いております。
事務局
そちらについてはすでに公表されています。
副座長
確定されているのであれば、予定として注釈を入れてもよいのかも知れないですね。
委員
あるいは日時を入れて、現在の時点ではというような表記があってもよいのかと思います。そして、変更になるものについては注記を入れておいたほうが親切だと思います。
副座長
そうですね。2ページの3行目にも「5年が経過する時に取り組みの検証とともに…」とあるように、分かっていることはその時点で書き入れておくほうがよいように思います。
委員
ちなみに資料は改定する予定はあるのでしょうか。
委員
見直しは当然必要だと思っています。
副座長
大きな目標としては、一応5年経過した時になってくるでしょう。
委員
立命館については平成25年とは聞いておりますが、こちらはあくまでも予定となっています。
座長
「2.計画期間」の1行目に「10年間に目指すべき教育の目標像を示す…」となっていますが、5年で検証することになっておりますので、現状を踏まえて将来的にすでにはっきりしていることについては明記しておいたほうがよいということです。先ほどから出ております「3.今里保育所」、「34.大阪成蹊大学芸術学部」などについても、確定している事項であるならば、現在分かっている範囲で表記するということでお願いします。
委員
2ページの「長岡京市の教育文化施設の立地状況」の地図についてですが、この場所にあってもよいと思うのですが、タイトルが地図に重なってしまって見えにくくなっています。いきなり図があるような印象ですので、ここに地図が載せてあると分かるような見出しがあれば、より明確につながりができるように思いました。
委員
この地図はとても見にくいので、前回見せていただいた地図のようなもう少し大きなサイズだと見やすくなると思います。
委員
私は前回よりも、より見やすくなってよくなったという印象を受けたのですが。
委員
前回頂いた地図には番号ではなく、直接学校名などが明記されていたので、スッと入ってきましたが、今回は番号が見にくくなってしまいました。全部を地図に明記するのは無理なので、小学校や中学校くらいは学校名をそのまま明記されている方がよいかと思います。
もう1つ、24ページのイラストがありますが、大きすぎるように思います。23ページの空白に入るくらいの程度で十分のような気がしました。次のテーマとの流れが寸断されたような気がします。
座長
地図の中に学校名を明記することは難しいですね。また、24ページのイラストについても、堅苦しいことばかりが書かれている中でのやわらかい表現なのでホッとするページになるかとは思いますが、少しサイズが大きすぎるようにも思います。そこにスペースをとるのであれば、地図を大きくということなのですが。
アドバイザー
これは先ほど資料説明の際に申し上げました誤りがあるということの1つです。
委員
新駅については地図に表記した方がよいかと思います。
委員
入れるべきは3つですか。JR長岡京、長岡天神、それから新駅ですね。
委員
新駅についてはまだ名称が決まっていないのですね。
委員
地図の中には、新駅開設予定と明記するべきだと思います。
座長
地図のサイズをもう少し大きくしたほうがよいという意見と、前の地図もよいという意見がありました。前回の地図は細かくて見えにくかったので、このように修正したという経緯がありますし。いかがでしょうか。
委員
横置きで地図を入れてみたり、A4からB4に用紙変更してみたりと試案をいくつか作って検証するということでもよいのかと思います。最終的には次回決めてもよいのではないかと思います。
委員
そうですね。イメージするのと実際目で見るとでは違いますものね。
座長
少しでも見やすい地図になるようにという趣旨ですので、事務局は検討していただけますか。
副座長
この縮尺で文字を入れると場所が逆に分からなくなる可能性があります。
座長
そのあたりを事務局で検討よろしくお願いいたします。
委員
1ページ「1.計画策定の背景」の中で、3行目に「中央部を阪急京都線が走り、東部をJR東海道本線、名神高速道路、国道171号が縦走し…」と表記があるので、そちらとの兼ね合いで表記が必要かどうか考える必要があるかと思います。
座長
道路と鉄道路線が集中して走っておりますので、大変かと思いますが、171号線も含めて検討いただけますでしょうか。
副座長
単に位置関係が分かる目安となるものとして、鉄道、駅、国道を表記するということでお願いします。
座長
外環状線がどのように走るのかということを入れることと、今まで出ましたご意見をコンサルタントと打ち合わせをしていただきたいと思います。
それでは、皆様ご意見ありがとうございました。次回までお世話にならないといけないことが増えてしまいましたが、コンサルタントにはよろしくお願いしたいと思います。
次に進みたいと思いますが、事務局とコンサルタントのかたからご意見ございませんか。
アドバイザー
先ほど説明で漏れていたことがありましたので、すみませんが補足よろしいでしょうか。
13ページの「(4)地域による子どもの育成(放課後子どもプランの推進)」の「2.子どもたちをともに見守り育てる活動の輪の広がり」のところで、生涯学習推進委員だけが記載されていましたが、実際子ども会がかなり関わっているのではないというご意見がございましたので、「地域の子ども会」という表現を追加させていただきました。
また、18ページの「4.地域コミュニティ協議会との連携」の中で、前回長岡京市へ転入されてくる世帯についてもご意見がありましたので、最後の3行に「長岡京市に転入してくる世帯が、早く地域に馴染み、地域活動に参加していく方向にこうした活動が機能するよう、地域においても運営に留意することが求められます」という表現を追加いたしました。以上です。
座長
分かりました。2点補足がありました。よろしくお願いします。では、気がついたことなどありましたら事務局へ連絡していただければと思います。
それでは、27ページ「5.計画推進に向けて」について議事に入りたいと思います。前回までは項目だけがあがっておりましたが、今回はその内容について提案していただきましたので、コンサルタントから説明お願いできますでしょうか。
アドバイザー
27ページ「5.計画推進に向けて」について説明いたします。
資料説明:省略
「5.計画推進に向けて」の「1.推進体制の整備」、「2.実施状況の継続的な点検と公表」、「3.計画の周知」(p27)の説明
座長
ありがとうございました。資料は読んでいただいているかとは思いますが、しばらく時間をとりまして、ご意見等をお伺いしたいと思います。1つの項目ごとにご意見いただけたらと思います。
それでは、「1.推進体制の整備」についてご意見ございませんか。
委員
日本語というものは主語が明確にならないものですが、この1行目の「関係機関が…」についても、「実際はどこが、どのように役割分担などを決めていくのか」が不明瞭であるような気がします。
副座長
それと同じことになると思うのですが、5行目の「そのため、市、学校、家庭、地域が、それぞれの担うべき役割を明確に、連携を保ちながら推進してきます」とあります。連携を保つことは分かりますが、どこがとりまとめを行うのかが不明瞭です。もちろん、市の教育委員会として出すのだからということでしょうが、取りまとめをどこがするかはきちっと明記すべきではないでしょうか。
座長
どこが役割を明確にしていくのか、どこで取りまとめをするかというご意見です。この計画の性格から言うと、やはり教育委員会あたりかと思いますが。いかがでしょうか。
副座長
連携をとるということは、どこかで連絡調整しなければならないということで、どこが連絡調整をすることについては示しておかなければならないのではないかと思います。
委員
確かにあまりにも主語がないですよね。不備があったときや疑問があったときに、少なくとも問い合わせができる場所、ある種の責任の所在が推進体制の中で重要であるので、どこが窓口であるかが明確に示すべきではないでしょうか。
座長
いかがでしょうか。
事務局
窓口は教育委員会です。
座長
計画そのものが教育委員会のものとなっておりますので、教育委員会の組織の中で、きちっと推進することになるとは思います。教育委員会を入れるということでいかがですか。
事務局
調整は教育委員会ですが、推進しているのはそれぞれが行っています。そのあたりを文章的に考えていきたいと思います。
委員
疑問があったり、調整したりする時にやはりどこが推進するかが明記されていないと分かりにくいと感じますので、教育委員会がある程度総まとめをする立場であるなどの記述がほしいです。
副座長
教育委員会が連絡調整にあたり、それぞれの主体の部分にやっていただかないと、トップダウンでやるものではないし、もちろんボトムアップだけでは上手くいきません。そのような意味でも、連絡調整はどこがしているかを明記するべきです。
委員
もし市民から問い合わせがあった場合の連絡先も明記されるほうがよいです。
副座長
そうですね。そこから地域へ連絡が繋がってというようなところが必要になってくるかと思います。
座長
確かに、読まれるかたはいろんな立場のかたや市の組織が十分理解できていないかたが読まれるかもしれませんし。どこに連絡していくかが分からないということが多くありますので。
副座長
ただ、「連絡調整については教育委員会」と書いてしまうと、対応する人材の配置が必要となりますので、どこかに連絡できる体制は少しとっておかないといけないように思います。このようなことを発表するとなると、どうしても質問が出てきたりしますので、「それについては○○に聞いて下さい」ではなく、少し受け止めて連絡調整してくれるところがないと、逆にトラブルを招くだけになってしまう可能性もあります。
座長
確かにいろんなことで尋ねたいことがあって、市役所に行って尋ねたけども、たらいまわしにされ、結局はっきり返事がもらえなかったりするなどの苦情も聞いたことがありますので、行政で対応できるような体制を当然とっていただけると思いますので、よろしくお願いします。
では「1.推進体制の整備」について、他にご意見ございませんか。
委員
1行目の「関係機関が緊密な連携を保ち、情報の共有、実施すべき事業・施策…」については言葉としてはよいのですが、5行目に「市、学校、家庭、地域…」と書かれてありますので、その役割分担とは何かを明記し、具体的に示しておくほうがよいのではないでしょうか。例えば、地域といっても地域のどこがそれを受け持つのかということになると、自治会組織はそんなことは知らないということになるのではないでしょうか。役割分担を明確にしなければならないということであれば、市、学校、家庭、地域というところに、統括をするのは教育委員会なのですよというのはわかるのですが、どのようなことを明確にするかを書くべきではないでしょうか。
副座長
これについては7ページの具体的な役割分担について、逆に明確にして推進していくというのが、今後の計画推進の中身になってきて、基本的な考えとして、「学校の役割、家庭(親)の役割、地域社会(大人)の役割」、そしてそれが「子ども、家庭、地域社会」それぞれの関係でというところに繋がってきていると思いますが。
委員
であれば、7ページにつながっているという表現があってもよいのではないでしょうか。「地域社会(大人)には」という書き方もありますが、地域社会の役割では自治会については書かれていませんし、そのあたりについてももう少し網羅する必要はないのかと少し気になりました。
座長
7ページ「(2)各主体(学校、家庭、地域、教育委員会)に期待される役割」のところでは、委員の皆様から出していただいた意見に基づいてこのようにまとめたわけですが、今出たご意見のように、これ以上細かくすることは困難なように思います。
委員
ここにすでに書かれてあるわけですから、「7ページ参照」や「7ページに掲載したような役割」というように書けば、より明確になるのではないでしょうか。
副座長
7ページに書いてあることをより具体的に考えて推進をしていくことだと思いますが。
委員
そう考えた時に、「期待される役割」という表記について、少し違和感があります。期待される役割とは「しなければならないこと」ではないのかなというイメージがあるのですが。
副座長
「求められる」ですか。
委員
「各主体(学校、家庭、地域、教育委員会)の役割」でもよいと思います。期待されるという言葉自体が、別にしなくてもいいように聞こえます。
座長
「期待される役割」となると、少しあいまいになるのではないかというご意見です。
委員
そうですね。27ページの「1.推進体制の整備」のところで、「それぞれ担うべき役割を明確に」と強い表現がされていますので、それを「7ページ参照」としてしまうと若干温度差を感じるという個人的な意見です。
副座長
では「担う役割」ですか。
座長
「各主体(学校、家庭、地域、教育委員会)が担う役割」というようなご意見ですが。「期待される」というのを取ると、少しきつい表現に感じます。
副座長
義務的なところも確かにあるとは思います。学校や家庭でそれぞれ付けなければならない力の責務もありますが、外発的に定められたものもあるでしょう。ただしプラス内発的に自分たちでやっていこうという部分がなければ、地域はよくなっていかないと思います。ノルマだけを果たせばよいというものでもありません。ボランティアの活動などが入ってきづらくなってしまいます。
委員
現状としては、積極的にこのようなことをされているかたも中にはおられますが、まだまだ不足しているということからすると、「必要な役割」という表現になっていくのかなと思います。
副座長
先ほども申し上げましたように、期待というと内発的なものですよね。PTAの役員さんも徐々に義務のようになってきています。
委員
そうですね。
副座長
義務感でやるだけではなく、自ら進んで何かしようという内発的なものが入ってきて始めて社会がよくなってくると思います。それが社会でも受け入れられ、認められることが大切になってくると思います。確かに「期待される」という表現は少し弱いという印象もありますが、そのような意味では「期待」というのが適切な気がします。
座長
少し弱いかもしれませんが、他に的確な表現も見当たりませんし、このままの表現でよいという意見もありますので、これにつきましてはこのままの表現でお願いしたいと思います。よろしいでしょうか。
座長
それでは、「2.実施状況の継続的な点検と公表」に入りたいと思います。何かご意見ございませんか。
委員
これは教育委員会が今後こうしていくつもりという意味だと思いますので、これについてはこのままの表現で結構だと思います。
座長
その結果を公表していくのは、やはり教育委員会ということが明確になっています。
副座長
もし一言付け加えるとすると、継続的な点検、結果を公表するだけではなく、進捗状況そのものや過程が見えるようにしていただくことが今の時代のやりかたではないかと思います。「計画の進捗状況や過程ができるだけ市民に見える形にするとともに、点検・評価し、その結果を改善につなげていく」などの表現がよいのではないかと思います。
委員
27ページの最後の行に「広報誌やホームページ等による情報発信も行います」とありますので、ホームページ上で進捗について公表することが「2.実施状況の継続的な点検と公表」のところでも説明されるべきではないかなと思います。
副座長
「3.計画の周知」だけではなく、「進捗状況及び計画の周知」、「計画及び進捗状況の周知」という表現でもよいと思いますが、過程を知らせていくことがすごく大切だと思います。
委員
年1回程度でかまわないので、「このようなことが実現しました」というような計画の進捗のプロセスが見えるように、ホームページに掲載させていくことが望ましいと思います。
副座長
ホームページでは週ごとに掲載できます。今は長岡京市もコンテンツマネジメントシステムになっていると思います。各課から簡単に書き込めるようになっていますので、週単位で発表するなどしてはどうかと思います。どれだけ見られるのかということではなく、公表していれば見る人もたくさんになってきます。印刷物を毎週作るとなると紙の無駄にもなりますので、即時発信するとともに、市の施設などでも情報を閲覧できるようにするなど工夫をするとよいと思います。
座長
今ご意見がありましたが、その経過をまとめるのは難しいかもしれませんが、結果だけではなく経過が大事なので。
事務局
この「長岡京市教育振興基本計画」として週毎の取組経過を見せていくのは難しいところもあります。各部署が方針に基づいて取り組み、それを更新するということで、新しい情報が随時提供できるようにとは思っています。
副座長
それについては「3.計画の周知」にも関連して入っています。長岡京市教育振興基本計画が完成すれば、ホームページに冊子をそのまま載せていただくだけではなく、PDFでも簡単にリンクは貼れますので、組織などについてはその組織のホームページに飛ぶようにリンクを貼ることによって、書ききれなかった情報が網羅できるのではないと思います。
座長
今ご意見ありましたように、「2.実施状況の継続的な点検と公表」の中で、「3.計画の周知」と深く関わりがありますので、「3.計画の周知」も含めてご意見いただけたら結構だと思います。
事務局
外部リンクは難しいですが、市でできる範囲のリンク先であれば可能ですのでそのように対処したいと思います。
座長
では、よろしくお願いします。学校のホームページについて、どれくらいのペースで更新されていますか。
委員
学校によって違うとは思いますが、うちの学校では毎日更新しています。
委員
発信が頻繁にあるとアクセス数も増えます。
副座長
アクセス数も増えるから、また更新もするというよい循環ですよね。
座長
学校での業務がたくさんある中で先生がたは大変かと思いますが、更新していただきますようよろしくお願いいたします。
では、「3.計画の周知」も含めてご意見を伺います。
委員
「3.計画の周知」の計画の中ですが、下から4行目「教育に関わる人材には内容を十分に説明する機会を、特に計画公表最初の1年間にきめ細かく確保します」とありますが。具体的にはどういうことですか。
事務局
学校関係への周知は当然実行します。社会教育団体についても諸団体に対して周知します。放課後子ども教室(すくすく教室)や学校地域支援本部などにも説明させていただきます。
座長
4月から発足するわけですから、計画を進めようと思えば、3学期に入ったら、各学校は準備に取り掛からなくてはならないものですからね。
委員
最終的に出来上がるのは、3月の初めくらいですか。
事務局
データ的にはできているかとは思いますが、製本などを含めると3月初めは少し厳しいです。年度内には完成しますので、今回を踏まえ、12月にパブリックコメントをさせていただいて、その結果を踏まえて2月の検討会で最終的に見ていただいて、それでOKとなれば印刷に取り掛かりたいと思います。製本が出来上がりますのが3月末になるかと思います。平成23年度から10年間ですので、4月にはホームページには載せていただく予定です。内容的にはほとんど固まっておりますので、表現を若干変更する程度で他に問題はないと思っておりますので、早めに提示ができるかと思います。
副座長
傍聴会などでパブリックコメントを求める時に、意見をもらうことが本当はよい形だとは思います。現場の声をより具体的にいろんな意見を頂くというのは1つの手だと思います。
事務局
当然本策定作業と並行して、毎年作成している「学校教育の重点」を、振興計画の内容と整合が取れるように作ります。ですから、振興計画の冊子そのものがなくても大丈夫だと考えます。
委員
配るだけではなくて、ちゃんと説明する機会を設けるのですか。
事務局
学校関係については、毎月、校長会や教頭会、市民会などを行っておりますので、その場でご説明させていただきます。また各校長会を通して、先生がたには伝えていきます。
委員
学校としては、期待される役割、担うべき役割はこれを受けてこのようなパンフレットで教育委員会が落とし込んだ重点施策として職員に徹底します。学校は、学校側の担うべき役割を4月には現場に降ろせる段取りは付けるということで理解していただくとよいと思います。それは職員に徹底します。
副座長
初年時からどのように進んでいくのか、それこそ上手くいっているかどうかを継続的に点検・公表していくということになるだろうと思います。長岡京市教育振興基本計画で立てられたものが、それぞれの組織の連携の中でどのように実現されているのか、課題はないのかなど点検をしていこうということがここに謳われているのだと思います。
座長
教育委員会には、長岡京市の教育方針が各学校にきちんと伝わるような手立てはとっていただいております。それを受けて学校の動きが始まります。十分間に合うように計画していただいております。府や市の教育方針は、各先生に渡るように3月中にはできると思いますので、よろしくお願いいたします。
副座長
概要版が結構大変なように思います。これだけでも書ききれない部分があるのに、概要版からホームページへ上手く繋がるようにもしておかなければならないと思います。
委員
ホームページを見ない人にとっては紙媒体が基本になりますから、そのあたりが大事になってきます。
座長
読まれたかたが関心を持ち、詳しく知ろうと思えばホームページを見ていただければよいのですが。
副座長
市の施設の中でも、閲覧できるような場所があるとよいかと思います。
委員
「詳細はホームページに出ておりますが、市役所にもダウンロードしたものを閲覧できます」など、ホームページにあるものを紙媒体でも読める配慮があればよいかと思います。「中央公民館や生涯センターなど何箇所か広報が置いてあるところで閲覧ができます」という注意書きを書き添えてはどうでしょうか。そうすれば、紙媒体とリンクできると思います。
委員
概要版においても、「この詳細及び進行についてはホームページに掲載してありますし、ホームページをご覧になれないかたは、市役所などの公的な場所でダウンロードしたものを閲覧できます」ということを補足しアナウンスしておけば、無駄を省き、情報へのアクセスは確保するという一番よい方法ではないかと思います。
副座長
目の不自由なかたの読み上げソフトの対応も考えていただきたいです。
委員
そのあたりはすでに配慮されているのですか。
副座長
基本的にはホームページは読み上げソフトの対応ですが、ただ地図などについては注釈を入れなければなりませんが、それに関しては、少し手を加えるだけで対応可能です。とはいっても、その作業もなかなか大変ですので、もし時間がかかってでも対応するということならば、長岡京市はホームページについてそれぞれ工夫されておりますので、図版やイラストなどコントラストの問題で弱視のかたへの対応などいろんな企画がありますので、担当部署には是非ご配慮いただきたいと思います。
座長
27ページの「3.計画の周知」の中の下から4行目「パンフレット(概要版)を作成します」とありますが、概要版を発行する際は、今議論がありました留意点を考慮いただきまして作成していくということでよろしくお願いします。
委員
先ほど委員の意見にもありましたように、下から4行目の「教育に関わる人材」というのは、やや違和感がありますので、「教育関係者」に変えたほうがよいのではないでしょうか。
委員
「様々な教育に関する教育関係者」などが適切かと思います。
座長
では、これも検討していただくということでよろしくお願いいたします。
まだまだご意見もあるかと思いますが、予定の時間が参りました。「5.計画推進に向けて」の協議を終わらせていただきたいと思います。
最初の「1.計画策定の趣旨」から始まり、「5.計画推進に向けて」のところまでを委員の皆様にはご苦労頂いて今に至りました。今後の進めかたについて、事務局からお話いただけることがありましたらよろしくお願いいたします。
事務局
今後の進めかたについてですが、パブリックコメントは12月1日から12月28日の約1ヶ月間で予定しております。今回の検討会議の意見を受けまして修正できる範囲になってこようかと思いますが、来週には原案を提出し、ホームページや12月以降の市民新聞で意見募集をかけさせていただきます。意見を提出できるのは市内在住、在勤、在学の中で該当するかたとさせていただきます。提出方法につきましては、書面と要綱に定めておりますので、郵便・信書便、FAX、電子メールなどで教育委員会教育総務課に提出していただくという形になっております。
また、市民情報コーナー、総務課、図書館、中央図書館にも素案を置かせていただいて、報告させて頂くという形にさせていただきたいと思います。12月28日まで意見を頂きまして、その後意見を集約させていただいて、市のコメントを設けさせていただきまして、2月の検討委員会を最終とさせていただいて、計画を検討していただくということになるかと思います。2月の検討会につきましては、事務局で調整させていただき、決定次第連絡させていただくということでよろしくお願いいたします。
座長
今ありましたように、基本計画につきましては、パブリックコメントを実施し、期間については12月1日から12月28日まで、内容も修正可能の範囲になるということです。
事務局
今回出していただいた素案という形で、地図等につきましても大きな修正やレイアウト等はまだ時間がかかるかとは思いますので、それについてはまだ修正できないとは思いますが、修正できる範囲で素案を掲示していくということです。
委員
すみません。1つよろしいですか。27ページの「3.計画の周知」の中で、1行目「大人から子どもへ、大人から大人へ、子どもから大人へ・・・」とありますが、前回の資料でも「子どもから子どもへ」とありました。4ページにも「子どもから子どもへ」と書かれていますので、「子どもから子どもへ」が正しい表現ではないでしょうか。当然子どもから学ぶこともたくさんあるかとは思いますが、計画から言うと、「子どもから子どもへ」ということではないでしょうか。
アドバイザー
こちらは表記が誤っております。
委員
この書き直しの文章についてですが、「・・・」で閉めるというのはおかしいような気がします。
委員
せっかく4ページに「教育の循環」というキーワードが出ていますので、それを入れてもよいのではないかと思いました。
座長
他にご意見ございませんか。
では、多くの人に意見を求める中で、ホームページをはじめ、公共施設に計画案を置き、いろいろ意見が出てくるような手立てをとるということでよろしくお願いします。
座長
では、先ほど事務局からありましたように、次回の検討会は2月になるということです。具体的なことについては後日事務局から連絡させていただくということでよろしくお願いします。
では、最後に副座長から挨拶をお願い致します。
副座長
この会議も今日で9回目を迎えることになりました。素案が出来上がり、色々と意見は尽きないわけですが、それでも第1回目の会議の時に、「基本計画というものが単なる計画に終わらずに、広く市民に周知されて活きたものになるようにしたい」とお話したことについて、今日は多くの時間を費やして、「どのようにすれば多くのかたに周知ができ、活用していただけるか」ということについてお話ができたことはすごくよかったと思っております。最終的に形にする仕上げのところが難しいとは思いますが、それこそ最後の詰めのところで分かりやすく、皆様に読んでいただけるものになるように、事務局には最後頑張っていただきまして、10回目で完了ということにし、よいものができたなと2月にお話できることを期待して今日の会議は終わりたいと思います。
座長
挨拶が済んだのですが、来年までお目にかかることがないので、少し早いですが、元気に良い年を迎えていただいて、2月に気持ちよく迎えることができれば嬉しいと思います。これで終わりたいと思います。どうもありがとうございました。
閉会
参考
傍聴人なし