友好姉妹都市　平成25年度活動報告

　長岡京市では、昭和58（1983）年4月21日に中国寧波市と友好都市盟約を締結し、これまで両市の代表団や市民団の交流をはじめ、文化・スポーツ団や青少年の交流、産業・経済視察団の往来、さらには寧波市からの技術研修生の受け入れ事業など、両市・両市民の理解と協力のもと、草の根交流、都市間交流を推し進め、友好交流と親善活動に取り組んできました。
　平成25年度は、両市にとって記念すべき友好都市盟約締結30周年を迎え、盧子躍（ろしやく）寧波市長の招請を受けたことから、小田豊市長、上田正雄議長、市議会議員等15名を代表とする「長岡京市友好代表団」を結成し、今日までの交流の礎をもとに、寧波市の関係者及び市民とのふれあいを通じて活発な交流を深め、さらなる両市両国の友好交流関係の新しい歴史の1ページを開くため、寧波市を訪問しました。
　一行は、36名の市民訪中団員とともに寧波市で開催された友好都市盟約締結30周年記念事業に列席し、寧波市の関係者や市民のみなさんと交流を深めました。また、本市から30周年記念品として、桜の苗木と友好記念碑を寄贈しました。記念碑には「一期一会」と刻み、出会いの大切さと永遠の友好を誓い合いました。

　黄士力（こうしりょく）政治協商会議寧波市委員会秘書長を団長とする友好代表団6名が本市を訪問されました。
　一行は、30周年を記念して寧波市から贈られた馬の像の除幕式や記念祝賀会に出席し、これまでの交流の足跡と両市の友好の絆を確かめ合いました。また、市内企業や寺社などを視察し日本文化に触れるとともに、長岡第二中学校や西乙訓高校を訪問し、未来を担う青少年とも交流されました。

　小野登志子市長、古屋鋭治市議会議長をはじめとする友好代表団と市民団41名が長岡京ガラシャ祭2013に参加するために、長岡京市に来訪されました。
　行列巡行は中止となりましたが、会場となった長岡中学校体育館では、市長と伊豆の国市音頭保存会の皆さんが伊豆の国音頭を披露し、会場を盛り上げました。また、鵺（ぬえ）は、長岡京市友好交流協会の伊豆の国委員会の皆さんと協力し、姉妹都市のPRのために、伊豆の国市のチラシ配りに会場内を忙しく動きまわっていました。

　友好都市交流協会の江間章会長、鈴木好晴副市長をはじめとする市民訪問団23名が来訪され、秋の京都、長岡京市での名所観光や視察を通して、姉妹都市への理解を深め、魅力を再確認されました。
　また、一行は、関係者との交流会に出席され、絆を深めるとともに新たな友好を築き、25日には市役所を表敬訪問され、市長と意見交換をされました。

　長岡京市立中学校と京都府立西乙訓高校に在籍する生徒の中から選抜された26名が、約半年間にわたる事前学習を行い、アーリントンを訪問しました。出発前に起きたボストンマラソンでの衝撃的な事件を受け、生徒たちは追悼広場に立ち寄り、「ボストン・ストロング」を合言葉にボストンの人々が深い悲しみから立ち上がろうとする姿勢を感じ取っていました。
　ホームステイ先や訪問先でのアーリントンの人々とのふれあいを通じ、世界がつながっていることを実感し、異文化の素晴らしさやコミュニケーションの大切さを学び、一回り大きく成長して帰国しました。
※詳しくはこちらをご覧ください　姉妹都市アーリントン中学生国際交流について（教育委員会学校教育課）

　アーリントンから青少年団が長岡京市に来訪されました。毎年、長岡京市とアーリントンの青少年がホームステイを利用した相互訪問を行っており、一行は市内の学校で日本の授業を体験するなど、児童・生徒との交流を図るとともに、市内名所の観光などを通じ、日本文化を学びました。

　長岡京市友好交流協会アーリントン委員会の小山委員長を団長とする5名が、翌年に控えた姉妹都市盟約締結30周年記念事業の打合せのために、アーリントンを訪問しました。