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第15回コミュニティバス部会議事録

  • ID:6388

日時

平成28年7月15日金曜日  午前10時から12時5分

場所

長岡京市役所大会議室A

出席委員

澤田部会長、野崎委員、平田委員、山田委員、和田委員、安田委員、米谷委員、道久委員(代理)、小山委員

欠席委員

山本委員

事務局

末永建設交通部長、大西交通政策課長、下澤課長補佐、橋本主査

傍聴者

なし

議事

1.開会

  • 部会長挨拶

2.議事

案件1 平成27年度決算について

<事務局より資料説明>

【部会長】

・ご意見やご質問があればお願いしたい。

【委員】

・国の補助金について、どういう内容、どういう制度のものか。またどれくらいの期間もらえるものなのか。

【事務局】

・地域創生という補助金で、地域の活性化等につながる事業に合致する場合、いただける補助金である。しかし、今年度は対象になっていない。いただいた補助金は、コミュニティバスに関する分だけではなく、市内全体の交通網の利便性向上という位置づけで採択された。

【委員】

・将来はないということか。

【事務局】

・国の補助要件を満たせば、可能性はゼロではない。

【委員】

・国には継続して要望していき、市の負担を減らす努力をするべきである。

・バスロケ費用がかなりかかっている。2両にしては、高額だと思うのだが、事務局としてはこれが妥当だと思っておられるのか。

【事務局】

・利便性を向上するという点からも必要であり、不当に高いということはないと考えている。

【委員】

・そもそもバスロケ費用を単年度で見ているが、車両費のように何年間かで支払っていくべき性格のものではないか。阪急バスの会計でも単年度で見ているのか。

【事務局】

・もっと高いシステム導入の際には、委員がおっしゃるように減価償却的に支払っていくべきと考える。今回は、このバスロケシステム導入も含めて、国の補助金をいただいた関係があるので、単年度で支払うべきと考え、そのようにした。

【委員】

・阪急バスでも1年で経費を計上した。今年度は兵庫エリア、来年度は大阪エリアで導入する予定であるが、同様に単年度の経費で計上する予定である。

【委員】

・バスロケ導入には、これだけ費用がかかったということだが、今後、維持していく費用はどれくらいかかるのか。

【事務局】

・手元に資料がなく、正確な数字が出せないが、年間20万円以内である。

【委員】

・以前にも言ったが、バスロケーションシステムは、いいものだと思っている。停留所モニターだけでなく、長岡京市であれば、済生会病院などにも表示があればいいとずっと思っている。手持ちの携帯電話やパソコンでしか見られないものではなく、まずは、停留所や施設で見られるようにしてあげてほしい。特に暑い日や寒い日など、外に出ずに施設で見られればいいと思う。

【委員】

・最近は、駅などでの表示も見かけるが、阪急バスでは、現在バスロケーションシステムを兵庫、大阪と2年かけて導入していくところであるので、その後、モニターの設置についても、検討していきたいと考えている。

【委員】

・できるだけ早く、路上もいいが、できれば室内での導入を検討してほしい。

【部会長】

・建設的な意見をいただいた。バス待ち環境が良くなることは大切なこと。市側としても、そういったことは検討していきたい。

案件2 平成27年度の事業評価について

<事務局より資料説明>

【委員】

・一番大切なことは、お客さんの数を増やすことだが、最近伸び悩んできたということのようだ。地域の方に、なぜ乗らないのかという意見を聞いてみたところ、ひとつは、バスが満席で座れないということのようだ。ご存知のように高齢者の利用が多いので、立って乗るのはしんどいという声を聞く。立って乗るくらいなら、路線バスに乗ったり、家族に送ってもらうという人もいるようだ。

・最近は、平均ダイヤで13人ほど乗車していて、ほぼ満席ということだが、現実には、一部の便がとても多く、前後の便が空いていることがある。便ごとに、この便はどの程度混んでいるというような情報が地域の方に提示できないか。時差乗車してもらうような情報提供をするのもひとつの対策ではないか。

・また、自宅からは、時間を合わせてはっぴぃバスを利用するが、帰りは時間が合わなかったり、ダイヤを忘れたりして、利用しないということが多いようである。今後も根気よく、往復ともはっぴぃバスを利用してほしいという啓発をしていかなければならない。また以前に作っていたポケット時刻表をまた繰り返し作ってはどうか。お客さんが増えるよう、声を聞いて努力していかなければならない。

・最後に、難しいとは思うが、通路を狭くしてでも何とか着席定員を増やすことができないか。20人の着席定員になれば、お客さんはもう少し増えるのではないか。次の車両更新の際に検討していただきたい。

【委員】

・アンケートの回答で、「はっぴぃバスがなくなると、おでかけの回数が減る」という人が10人も減ったということにがっかりした。もっと困る人が多いのではないと思うのだが、はっぴぃバスがなくなってもいい、という回答のように思える。私はそのように解釈したのだが、事務局はどう捉えているのか。

【事務局】

・人数を100人に限定していることもあるので、たまたま今回ははっぴぃバスがなくなっても外出回数が減るまでの影響はない人が去年よりも多かったという風に思っている。

 【委員】

・昨年と比べて女性の回答者が増えているということで、買い物等の用事もあるので、バスがなくても何とかして出られるのではないか。

 【事務局】

・回答者は、阪急バスと共用のバス停をご利用の人も多い。一方、はっぴぃバスが最寄りのバス停という人もいる。そのあたりもあるのではないかと思っている。また、お出かけの回数が変わらないということが、イコールはっぴぃバスがなくても困らないということではない。アンケートの聞き取りの際には、「なくなったら困る」という声は多く聞いている。

【委員】

・私の家もはっぴぃバスと阪急バスのバス停が近くにある。私が委員をしているので、はっぴぃバスに乗るようにしているが、近所の人などは、阪急バスがあるからそれでいいと思っている人もいる。

【委員】

・うぐいす台は、ちょうど真ん中くらいにバス停があり、うれしいと言っておられる。なければ、かなり歩かなくてはならず、困るという人が多い。済生会病院や公民館、こらさなどへも、坂があるため、利用されている人が多い。

【委員】

・もう少しバスに乗ってもらえれば、15人の目標達成ということだが、やはり乗る側からしたら、満席だと阪急バスに乗ってしまう。JR長岡京まででも結構時間がかかるので、立って乗るのはしんどい。目標達成というが、乗る人からすれば、乗車環境を改善してもらわなければ乗れない。

【事務局】

・先の委員のご意見で、便別の利用状況について情報提供してはということであったが、おっしゃるとおり北コースは特に1便から3便めが多く、午後からは人数的には落ち着いている。先ほどあったように、行きに使われて、帰りに使われていないためとも考えられる。情報の提供の仕方については考えたい。

・ポケット時刻表についても検討していきたい。

・また、バスの座席数を増やすということについては、阪急バスさんと相談させていただき、検討したい。細い道路も経路としている関係でコミュニティバスの車両の大きさは変えられないという前提で、阪急バスさんと相談できれば。また車いす対応としているので、そちらも配慮して検討したい。

【委員】

・車いすの配慮は必要だが、何回かに1回というのが現実。常は座席で、車いすの人が来られたら、対応できるようにするべき。

【委員】

・車両の改良については、メーカーにも確認したい。現在、利用しているのがショートタイプの車両である。ロングタイプだともう少し乗車定員も増やすことができるが、道路状況によってショートタイプになっていると思う。ショートタイプでも座席定員を増やすことができるのか、検討したい。

【委員】

・この事業評価については現在4項目でやっている。しかし、これだけ高齢者が利用していることによる交通事故の減少、あるいは乙訓地域で長岡京市が免許証の返納率が一番高いということで、長岡京市はそこそこ交通の便がよいという証である。また不法駐停車が沿線で減ってなど、いろいろと関連した効果があるのではないか。特に交通事故が減っていればとてもいいことである。そういった効果も掘り起こしてPRされてはよいのでは。なかなか数字で出すのは難しいかもしれないが、検討してほしい。

【事務局】

・交通事故に関しては、警察から資料をもらっており、公表は可能であるので、周知が必要か検討したい。免許証の自主返納制度については、本市では1万円相当の特典を出している関係で、昨年246人返納されており、かなり多い。不法駐車に関するデータについては、どのようにデータを取れるのか、警察とも相談して検討したい。

【委員】

・利用状況について、15人が目標ということで、バスに立ってまで乗りたくないというのは、高齢者であれば仕方がない。足が不自由な人もいるので、安全面から考えても補助席みたいな形で、座らせてあげる場所を確保したほうがよい。

・今年から祝祭日も運行しているので、目標も今年度と単純に比較できないと思う。ちなみに祝日はどのくらい利用されているのか。

【事務局】

・4月29日から土日を除く祝日に運行した4日間で422人。6.5人/便ほどである。

・総利用者数を伸ばす分には、祝日運行が寄与するが、1便あたりや収支については、終わってみないと分からない。座席数については、検討していくが、現在も補助席はあり、それも含めて15席となっている。

【委員】

・鈴谷口のバス停もできたが、西代里山公園の利用者も多いようである。バスで公園に来られているのはどれくらいいるのか。新しいバス停の利用者はいるのか。

【事務局】

・公園の利用者がどれくらいバスを利用されているかというデータはまだ取れていない。整理ができ次第またご報告させていただきたい。

【部会長】

・アンケートの評価について、いろいろご意見をいただいたが、個人的には今後、アンケートの設問についても見直しが必要かもしれないと感じた。

【委員】

・先ほど、はっぴぃバスがなくてもいいという人が多くて残念という話があったが、アンケートの回答者の中には、若い方も一定数いらっしゃる。こういった人には代替手段があると思う。高齢者だけに絞って回答をしてもらったらどうなるのか、というのを見てみたい。

【事務局】

・アンケートの結果を年代別等もう少し細かく分析をしたほうがわかりやすいというご意見かと思う。元のデータはあるので、またご報告したい。

案件3 10周年記念事業について

<事務局資料説明>

【委員】

・販売用と書いてあるものについて、どれくらいの価格設定にするつもりか。安いものであれば、意外と子どもが買ったりするので、高くて余るくらいであれば、子どもが買えるような安いものもあったほうがさばけるのでは。

・十小ではっぴぃバスの綱引きをやるということだが、今、市民運動会の担当者は、何を目玉にして人に来てもらおうか、悩んでおられるので、喜ばれると思う。ただ、綱引きの綱はどこも古いので、点検していただき、安全面には配慮していただきたい。

 【委員】

・北東の端の交通空白地ということで、滝ノ町にははっぴぃバスのバス停が2か所もあり、大変恩恵にあずかっている。この委員をさせてもらって、やはりバスは乗ってもらわないと動かないと感じ、常に地域の人には、滝ノ町だよりを通してPRさせてもらっている。おかげで、滝ノ町の乗降客が多い。この10周年を機にまた地域ではっぴぃバスへの愛着を持ってもらうという意味でも、西の京や角宮神社のバス停もあるので、10月2日の運動会で綱引きができたらいいのではないか、と提案させてもらった。グッズについては、ガラシャ祭のグッズと競合しないように内部で調整しておくほうがよい。

【事務局】

・グッズの価格については、まだ決まっていないが、今のところ300円から400円くらいになるのではないか、と思っている。しかし、おっしゃるように子どもさんが100円くらいで買えるものも検討したい。グッズの競合には気を付けたい。

【委員】

・北コースの利用がこれだけ増え、滝ノ町の利用が多いというのは事実であり、成果であるので、ぜひ中心になってやってもらえればと思う。一方、西コースの問題がある。自治会組織がないところもあるため、仕方ないこともあるが、かと言って、何もしなくていいということではない。西コースのバスの沿線の会長さんや代表者に参画してもらえるようにならないか。参画してもらえず、声も聞けないようでは、地域の声が反映されず、バスの利用改善につながらない。北コースだけで、西コースは何もないということではまずいのではないか。

【事務局】

・おっしゃるとおりである。北コースでは、今回滝ノ町さんにもいろいろとお世話になる予定だが、西コースのほうでも何らかの形で参画いただけるよう、宿題として持ち帰らせていただきたい。これは10周年に限った話ではなく、これから継続する話である。

【委員】

・事務局が言うように、10周年の打ち上げ花火で終わっては意味がない。バスを利用してもらうためのムードづくりをするということである。滝ノ町の場合もそうだが、利用者を増やすため、老人会等の会合のタイミングで啓発をするなどしてきた。そういった形のイベントみたいなものも考えていく必要があるのではないか。

今回は10周年ということだが、来年以降でも考えてほしい。北コースだけではなく、西コースでも同じようなことができればいいのではないか。

【委員】

・記念誌の発行というのはどのようなものを考えているか。

【事務局】

・10年の歴史がわかるようなもので、これまではっぴぃバスの運行に携わられた人などの挨拶等、A3二つ折りのパンフレット程度のものを考えている。

【委員】

・配られるのであれば、広報に挟むなどして、市民の皆さんに行きわたるようにしたほうがよいと思う。

【事務局】

・費用をどのようにねん出するかと合わせて、検討します。

【委員】

・西コースの利用が少ないということだが、西山天王山駅ができた影響ではないか。そのようなデータはあるか。

【事務局】

・西山天王山の利用とバスの利用に関しては、データはとっていない。駅の利用者数については、目標の利用人数は早くに上回ったと聞いているが、バスに限らず、駅までのアプローチがどうなっているかについてまでのデータはない。

【委員】

・昔、東京のバスガールという歌があったが、「はっぴぃバスの歌」をつくってはどうか。

【事務局】

・できるかどうか分からないが、そういうご意見があったということで、検討させていただく。

【委員】

・阪急バスさんに一度確認いただきたいのだが、バス停が暗いと思う。特に今、市役所前の西向きのバス停が、工事をしていて幕がかかっているせいもあるかもしれないが、夜8時になったら真っ暗である。お客さんが待っておられるし、犯罪の温床にもなるので、できるだけ明るくしてほしい。阪急バスさんだけでできないのであれば、市も手をかけて街灯を作るなり、照明をしてほしい。あれだけ利用のあるバス停で真っ暗というのはどうかと思う。街路灯とバス停の照明を兼ねるようにうまいことできないかも検討してほしい。参考までに、京都市内では広告付きの電照バス停というのが増えている。当初はバス停の利用人数1,000人以上など制限があったようだが、今では周辺の田舎のバス停でも設置されている。電照のバス停であれば、電気代や設備費の半分以上は広告費用で賄える。一度、アプローチしてみてはどうか。長岡京のメインの通りであれば、いい場所があるのではないか。いろんな手法を検討してほしい。

【部会長】

・交通政策以外でも、他部局にわたる課題なので、多角的に検討したい。今、シティプロモーションということで、広告にも力を入れているので、費用面も含め検討させていただきたい。

・10周年記念事業については、まだ動いている状態である。本来であれば、再度部会でご承認いただきたいところだが、10月までということで、時間的に部会が開けるかどうか定かでない。できれば私と事務局のほうにご一任いただければと思う。個別にご相談等させていただくことはあると思うが、全体としては、ご一任いただければ。

・また、今回10周年ということだが、コミュニティバスの利用促進ということで、グッズや綱引きの話についても、好評であれば、今後も継続してやれればとも思っている。コミュニティバスに乗っていただくということが第一ではあるが、こういった側面的なことも今後も必要になってくるのではないか。今後、コミュニティバスを盛り上げていきたいと考えている。阪急バスさんとも連携しながら、やっていきたい。

【委員】

・マスコミもうまく活用してやっていただきたい。

【部会長】

・おっしゃる通り、乗っていただくだけではなく、広告も重要だと思っている。広告で人を集めることが大事ではないかと思っている。もしかすると本体の事業の半分は広告で人を集められるのではないかと考えているので、大事にしていきたい。

【事務局】

・今日、いろいろご意見をいただいたデータについては、でき次第またご報告させていただく。

3.閉会

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