行政の許可なくツバメの巣などを撤去すると、法律違反になる可能性があります。
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よくある質問と回答(鳥獣関係)
ツバメなどの鳥が巣を作ったときは
府や市町村の許可なく卵やヒナがいる野鳥の巣を撤去することは、鳥獣保護管理法により禁止されています。巣については、鳥が巣立った後であれば撤去しても問題ありませんが、中に卵やヒナが残っていないか必ず確認してください。違反した場合、1年以下の懲役または100万円以下の罰金いずれかの刑罰が課される可能性があります。ご注意ください。
鳥のヒナが落ちているのを見つけたときは
野鳥のヒナの多くは、卵から孵って羽毛が生えそろうとすぐに巣立とうとします。うまく飛べずに落ちるヒナもいますが、怪我をしていなければ、親鳥が給餌や誘導をするうちに次第に飛べるようになると考えられます。また、人間が近くにいると、親鳥が警戒してヒナの近くに来ることができません。自然の摂理に任せ、温かく見守ってあげてください。
※羽毛が生えそろう前のヒナについては、巣立ち前に巣から落ちてしまった可能性があります。ビニール手袋等を着用のうえ、巣の中または巣の近くに戻してあげるようご協力をお願いします。
ヒナを拾わないで!
人間との関わりの中でケガをした野生動物を見つけたときは
京都府は、交通事故や窓ガラスへの衝突など人との関わりの中で傷ついてしまった野生動物(鳥類・哺乳類のみ/農林水産業や生活環境に被害を与えている一部の動物を除く)を救護し、自然に戻すお手伝いをしています。なお、各救護機関への持ち込みは、発見者の方にご協力いただいております。詳しくは京都府ホームページ(別ウインドウで開く)をご覧ください。