令和4年度 第2回公民館運営審議会 議事録
- ID:14738

第2回議事録(要旨)

開催日時
令和5年2月24日(金曜日)午後2時15分から午後3時15分

出席者
安久井委員長、大谷委員、宇佐美委員、堤委員、山下委員、加藤淳代委員、中川委員、石神委員

欠席者
浅野副委員長、加藤和子委員

事務局
木村中央公民館長、喜多総務係長

会議の公開の可否
公開

傍聴者
1名

案件
1.令和4年度事業報告及び予定一覧について
2.令和5年度公民館予算(案)について

議事

開会
- 委員長挨拶

1.令和4年度事業報告及び予定一覧について
事務局より、資料1「令和4年度事業実施報告及び予定一覧」、資料2「令和4年度中央公民館市民企画講座実施報告」、資料3「令和4年度中央公民館賑わい創出事業報告」に基づき説明した。
質疑応答(案件1)
委員)熟年生き生き講座について。これは講師の先生がずっと歌を歌っているのか。
事務局)コロナ前は、1班体制で1時間半の取組だったが、今は2班体制で各1時間ずつ、講師のピアノ伴奏に合わせて歌を歌っている。50人ずつに分かれて歌っているが、「みんなで唄う方が楽しい。早くみんなで一緒に歌いたい」という声も上がってきている。コロナも収束してきており、誤えん防止にもなるため、4月以降は1班体制で実施したいと考えている。
委員長)年齢とともにだんだん声が出にくくなってくる。歌を歌って声帯を鍛えたいという人が、多いように感じる。
委員)コロナで引きこもっていた人と会うと声が出なくなっている。足腰も弱くなっているため、フレイル予防が大切と感じる。
委員長)児童室の一般開放は今年から取り組んでいるのか。
事務局)以前から実施しており、毎週金土日を開放日としている。
委員長)とても良い取り組み。子育て世代の親子が外出しようと思ったときに活用されている。居場所があるのはとてもいいこと。何人ぐらいの利用者がいるのか。
委員)内容はどのようなものか。
事務局)大体1日に10人ぐらいの利用がある。おもちゃと絵本などを置いている。ボランティアなどの人は、常駐していない。それぞれで自由に遊んでくださいということで「一般開放」としている。子育て事業のふれあいルームでは、子育てボランティアさんに来ていただいて一緒に遊んでもらっている。
委員)親御さん同士で連絡を取り合って来ることもあるのか。
事務局)友達同士やグループで来られることも、個々で来られることもある。今のところはないが、駐車場の台数の問題や、万が一10組、20組が同時に来ることがあると、部屋の定員の関係でお断りすることもあるかもしれない。
委員)小さいお子さんの親子さんの居場所がないとよく聞く。
委員長)行けば誰かがいて、話ができる。子ども同士が遊べる。こういった場所があることが大切。本来は公園がそういう場所だったのだと思う。こういった情報を知っている人と全然知らない人とがいる。このぴよぴよクラブに来た人はそういうのがよく分かっている人だと思う。
事務局)広報紙やホームページには、開放日を掲載させてもらっている。あとは、「友達から聞いて来た」という声があるので、親御さんの情報共有の中でも広がっている。
委員)一般開放よりも明るいイメージの名前を付けてはどうか。自由にきて自由に遊んで帰ってという感じ。いろいろ宣伝は必要だと思う。
事務局)宣伝で言えば、前回ご指摘のあったFMおとくにのラジオ番組に2月に出演した。子育て、市民企画、賑わい創出などに30~40分くらいの時間をいただき紹介した。また、広報紙で紙面の枠を予約できたら、来年度に市民企画講座の特集を組んでもらいたいと考えている。利用者の声や取り組み内容、面白かったことなどを交えて掲載してほしいということで、枠取りの申し込みをしている。
委員長)最近の広報紙も紙面が、様々な情報でいっぱいになってきている。
事務局)そのほか、京都新聞、ミニミニおとくににも声をかけている。
委員長)他には何かあるか。
委員)コロナの影響でキッチンカーの出店が減っている。出店者にメリットがなければなかなか出てもらえない。ここに来てもコーヒーを飲んだり食事をしたりする所がない。年間を通して、いつ来ても人がいるような雰囲気を、人的資源をうまく活用しながら賑わいづくりにつなげていければいいと思う。
事務局)市民ワゴンは、少し出店者同士のグループが出来てきて、グループで第二水曜日に出店されるようになってきた。キッチンカーは、最近キッチンカーを出せる場所が増えてきたことで、出店者が場所を選べるようになってきている。行事のある時の出店なので、次にいつ来るかがわからない。出来たら定期的に出店があればよいが、売り上げは、1回5,000~10,000円くらいで、この場所売り上げで採算を取るのが厳しいと聞いている。
委員長)心理的に、たくさん人がいたら買おうと思うが、誰もいないと引いてしまう。
委員)駐車場にいると出店場所に気付かない。特に呼び込みもないので、気付かず他所で食べてしまう。定例的に決まっていたら目当てに来ることも出来るが、来て初めてわかるのではお金とかなかなか対応できない。今はどのような出店者がいるのか。
事務局)たこ焼き、クレープ、コーヒー店がいる。
委員)曜日とか決まっているのか。
事務局)決まった曜日ではなく、出店者側の希望日で公民館としても使用が可能な日に出店してもらっている。また、文化協会など、大きい行事あるときにも声を掛けている。
委員)土日に行事はあるけど、どこも忙しいと思う。キッチンカーも日が決まっていたら良いのに。
事務局)ふれあい朝市は開催日が決まっていて、固定客が口コミなどで広げて定着している。ああいう風になればよいと思う。
委員長)賑わい創出事業も同じようなことだと思う。やはり「魅力ある公民館作り」というものを考えた時に、「誰もがちょっと立ち寄ってみたくなる公民館」という意味合いが非常にいいなと思う。図書館だと、本を何も借りなくても、「どんな本があるんだろう」気軽に立ち寄ることはあるが、公民館は用事がある時、自分のサークルの活動日や講座がある時ぐらいしか行くことがない。行けば何か情報がもらえるとか。たくさんあるサークルや、子育て中のお母さんにとって役立つような情報がもらえるような、そういったものがあれば立ち寄ってみたくなるかもしれない。「あそこ行ったらパンがある」など、賑わい創出事業もその中の1つになればいいと思う。
委員)情報掲示板みたいなところにチラシなどが配架されているが。
委員長)ちょっと地味で手に取りにくい。
委員)一般市民の方が何かしたいときに軽くできる仕組みがあればいいと思う。
委員長)ライブデビュー事業について、面白い取り組みだと思っている。今どのようになっているのか。
事務局)毎月第四土曜日にアコースティックギターの弾き語りをされる方がいる。
委員長)人は集まっているのか。
委員)お客さんとマンツーマンといった様子。人がたくさんま詰まっているといったことはない。
委員長)他所で駅にピアノを置いておき、弾きたいと思った通行人が弾いたりしている事例を聴いたことがある。いいなと思う。
委員)人通りがあって初めて、聴いてもらえるものだと思う。
委員)公民館は目的地であって通り道ではない。車で来ると、すぐに建物の中に入ってしまい、ひろばのある南側へは来ない。
委員)演奏できる場所決まっていると思うが、そのあたりの制限についてはどうなっているのか。
事務局)市民ひろばの東側に限っており、音量などに80デジベルの制限をかけてやっていただいている。自由にすると公民館周辺や利用者からの苦情に繋がりかねない。
委員)市民ワゴンで一度に出店できるのは6件と決まっている。公民館の出入口前と池側。風が強くてテントが飛びそうな時は、裏の駐車場側からの通路に設置することもある。裏側に出店している時は表側で「裏側でやってますよ」と声をかけているが立ち止まる人が少ないので、出店する人も限られてくる。遠くの人に出店してもらっている状況なので、地元の人の出店があればもっと賑わう。登録には来るけど、あと一歩がなかなか進まない。「家でこんなのやってるんで…。」という人もいるが登録だけで終わってしまっている。登録の時に、何月何日に出店してくださいと決めればよいのでは。
委員)出店してもあまり売上がなかったら。赤字の時もあるし。
委員)コロナ禍で文化会館の行事もなかった。第二水曜日は熟年生き生き講座で熟年対象のものを売るなど試行錯誤している。
委員)市役所一階で手作りのブースをされていて、たくさんの人が集まっていた。マイナンバーのブースがあって、そこにまず人が来る。人が集まる何かがないと人を集めるのは難しい。
委員)本来ロビーには人が集まる。ロビーで1週間分の予定を掲示するなど、上手く伝えられるとよい。
委員)一応、ロビーにはポスターを貼ってもらっている。
委員)各サークルで成果発表がちょっとできるように月1回くらいはイベントをしてみてもらえたら。「こんなことやってるんやな」とロビーに人が集まる。ロビーに机を置いて、作品の展示とかしてはどうか。
委員)人がそこにいて、説明してこそ集まって来るものだと思う。
事務局)この施設のロビーは、公民館だけが利用しているのではなく記念文化会館の窓口もあり、図書館へ行く導線や休憩スペース、コピー利用の場にもなっている。一定通路やスペースの確保が必要であるため、常設で作品展などをする場所ではない。また、作品展示は、2階の廊下に市民ギャラリーコーナーがあり、ガラスケース展示や写真や絵画、書道など壁掛けスペースもあり、活用されている。また、催しの案内やサークル募集チラシなど配架できるラックも設置し情報が収集できるようになっている。
委員)キッチンカーの告知はしているのか。
事務局)ロビーに通路の邪魔にならないように看板を設置し、呼びかけている。
委員)公民館のロビーに「本日の催物ご案内」って看板あると思うが、そこに「自由に見て行ってください」というの、一言でも書いてあれば良いと思う。
委員長)サークルで公民館に行く時、色んなサークルが活動しているけど中に入りにくい。
委員)ドアのところに「オープン中」とか「ウェルカム」とか貼ってはどうか。
委員)ちょっと貼ってあったら入りやすいかもしれない。
委員)掲示板のところでも良い。
委員)ギャラリーで絵画をしているが、自分が作ったものを見てくださいで終わってしまっている。そこからどうやったら今後に繋がっていくかについて考えられたらいい。
館長)展示に「ここに連絡ください」とか貼ってあれば連絡してもらえるかもしれない。
委員)活動の様子を覗いてもらえるといいよね。
委員)覗いたときに年寄りだけで、若い人がいないとか。
委員)それはドア開けた結果のことで、ドアを開けることが出来ればそこから気が合って次に繋がっていくかもしれない。
委員)今どこのサークルも会員が減っている。新しい方が入ってきても年代のギャップある。なかなか入って来られない。別のサークルをどうやったら作っていけるかも考えていかなければならない。
事務局)サークルさんのご協力はいるが、きっかけづくりはできそう。
委員)興味津々だけど、扉を開けたら悪いなと感じていた。毎回じゃなくても良いので、開けてもよい日は、それが分かるよう入口に一言書いてあれば入りやすい。
委員)「これがある所は入れますよ」と共通の目印があった方が分かりやすい。
委員)音楽の活動は覗くのに気を使って遠慮してしまう。
委員)その時に目印のものが貼ってあったら入りやすいと思う。
委員長)人と人を繋ぐ広がりが進んでいけたらと思う。多くのご意見ありがとうございました。

2.令和5年度公民館予算(案)について
事務局)令和5年度公認会予算案については、長岡京市情報公開条例第6条第5号に規定する意思形成過程にある情報で、市議会で審議中であり、公開することにより公正かつ適正なし形成に支障があると思う。
委員長)長岡京市審議会等の会議の公開に関する指針第4の規定により、私から非公開の発言をするので、同指針道場の規定に公開または非公開の決定をお願いしたい。 それでは、これに基づき、非公開とすることにご同意いただける審議会委員の方は挙手をお願いします。
(委員一同)挙手により同意。
委員長)ありがとうございます。それでは、審議会委員が全員賛成し、非公開と決定としました。この案件に関しては非公開とするため、本件審議中は、傍聴者はご退席の方いただきます。
事務局)資料4「令和4・5年度公民館歳入予算の対比(案)」、資料5「令和4・5年度公民館歳出予算の対比(案)」に基づき説明した。

その他
事務局)令和4年度第2回乙訓社会教育委員等連絡協議会研修会が、さる2月17日午後1時30分から中央公民館市民ホールにて開催されたことをご報告します。

閉会
- 委員長挨拶