市長と語る“対話のわ” 令和7年12月1日(月曜日)スポーツ協会
- ID:15530
日時
令和7年12月1日(月曜日) 午後4時30分から午後5時30分
場所
西山公園体育館
テーマ
市長より第2期長岡京市スポーツ推進計画、第4次総合計画第3期基本計画(スポーツ振興)について説明いたしました。
参加者
8名
対話(質問・意見)
〈参加者〉
幼児期から小学校低学年までの時期にいろいろなことを体験するべきだと考えている。そのためには場所が必要。新しく整備していただいた長岡公園でも多くの子どもたちが遊んでいると聞いているが、雨天の場合に行くところがないという声もある。
西山公園体育館の遊戯室にもボルダリング設備を設置させていただき好評いただいているが、広さが十分ではないと感じている。体育館以外の場所でも室内の遊び場を増やしていけたらよいと考えている。
〈市長〉第3期基本計画を策定するにあたりアンケートをとったところ、子ども向けの雨の日の遊び場を作ってほしいという意見が多かった。また、最近は雨の日だけではなく、夏場の暑さ対策としても室内の遊び場が欲しいと思っている方が多いと感じている。そのため、室内の遊び場については今回の第3期基本計画で取り組むことの1つとして挙げさせていただいている。具体的には、バンビオの再編や図書館のリニューアルにあわせて、室内の遊び場を作る計画を検討している。
●スポーツの環境整備について
〈参加者〉
スポーツセンターの再整備について検討いただいているとのことであったが、特にハード面の整備について長期的な目線でどのようなことを検討されているのか教えていただきたい。
〈市長〉
現在、具体的な計画があるわけではないが、市内のスポーツ施設についてはまだ弱い部分がある。長岡京市は市域が狭く、土地が高い。その中でも皆さんにスポーツができる環境を提供しなくてはいけない。そのためには、まずは今ある施設を有効活用することでスポーツができる環境を少しでも増やしていく。夏場もスポーツで活用できるように小中学校の体育館に空調を整備させていただいた。また、公園も利用者とうまく棲み分けができれば、スポーツの場としても活用できると考えている。
●中学校の部活動について
〈参加者〉
2031年度までにすべての公立の中学校の休日の部活動を地域に移す部活動の地域展開を完了させ、平日も段階的に地域展開させていく方向性がスポーツ庁から示されている。長岡京市で取り組んでいる内容を教えていただきたい。
〈市長〉
長岡京市では現在、男子バレーボール部、卓球部、剣道部、吹奏楽部で試行している。男子バレーボール部は長二中にしかなかったが、ほかの中学校に通う中学生もバレーボールができる環境をつくっており、現在20名ほどの参加がある。国は先生が土日に働かなくてよい仕組みを整えようとしているが、市としては、子どもたちに不利益がないように移行していくべきであり、男子バレーボールのようにこれまでできなかったことができるように充実させていくべきだと考えている。
〈参加者〉
学校の先生の働き方改革と、子どもの数が減り、ひとつの学校で部活を存続することが難しくなるということだと思う。学校の部活動であれば、部活動をするための費用はかからなかったが、地域展開を進めるなかで費用面や送迎などのさまざまな問題がでてくると思う。
〈市長〉
やらなくてはいけないのも事実だが、指導体制の確保が難しい。一方で部活動の指導がしたくて先生になっておられる方もいる。今は手探りで進めなければいけないのが現状。期日は決められているが、スポーツ協会、スポーツ団体連合会の皆さんにご相談させていただきながら、現状に合わせて進めていきたい。
●スポーツセンターについて
〈参加者〉
夏場は体育館がかなり暑く、床もすべりやすい。東ポンプ場跡地に新たなスポーツ施設ができれば、利用する方にとっては立地もよくなると思う。優先順位もあると思うが、多くの人が利用する施設なので快適に過ごせるスポーツ施設として整備していただけるとありがたい。
〈市長〉
東ポンプ場跡地での防災・スポーツ施設の建設は、安全に工事を進めること等、費用面というよりも技術的な課題がある。整備については建て替えができるかどうかを見極めながら、議論を進めていきたいと思う。
ご意見として受け止めたい。
●スポーツを「ささえる」ことについて
〈参加者〉
「する」「みる」「ささえる」のなかで、「ささえる」に重点を置くべきだと考えている。少子高齢化は全国的な問題であり、長岡京市も同様。今後、スポーツ事業を限られた人材で運営していかなくてはいけない。現在運営しているスポーツイベントをそれぞれ単独で開催するのではなく、市民に浸透している市民運動会などと同時開催するなど、多くの人にイベントへ参加してもらう工夫が必要になってくると考えている。行政としてもこういったイベントのコラボをやりやすいように対応を考えていただければ、役員の負担の軽減につながると思う。
〈市長〉
秋シーズンなど、イベントがかなり立て込んでいる。担い手の方が減ってきているなかで多くのイベントを開催すると運営していただいている方の負担感が増す。行政としてはこれまで開催していたイベントをやめるというのは難しい部分もあるが、こういった提案をいただきながら皆さんが納得できるかたちを探っていきたい。
●西山一帯の整備について
〈参加者〉
インクルーシブ公園として西山公園の整備を進めていただいている。西山公園体育館が西山の玄関口のような場所になればよいと思っているが、市長は今後の西山一帯の整備についてどのように考えているのか教えていただきたい。
〈市長〉
西山一帯の整備のなかで、こらさは現在の保健センターの場所へ機能移転できないかという議論が進んでいる。そして、現在のこらさの場所は奥海印寺にある埋蔵文化財センターが入る構想を持っている。来年の春には、西山公園がオープンし、カフェも併設される予定。また、公園整備と併せて西山にある長法寺南原古墳を公有化し、活用できないか検討している。子どもがのびのび遊ぶことのできる環境があることが長岡京市の良さのひとつになるようにしていきたいと思っている。屋外、室内かかわらず、公園整備の充実にはこの間かなり力を入れてきた。具体的な内容の検討はこれからになるが、こういった思いを持って進めていきたい。
●イベントの同時開催について
〈参加者〉
これまでのイベントは小学校区単位で開催されてきた。運営側の担い手の人数が少なくなっているのがスポーツ協会としても大きな課題。イベントの同時開催を検討するなかで、現在の小学校区単位で行われているイベントをエリアを広げて行うべきだと考えている。そのような意味でも今後、イベントの開催だけではなく、地域の学区自体が小学校区単位でいいのか、中学校区のような単位に広げるべきのなか、市長のお考えをお聞かせいただきたい。
〈市長〉
市民運動会などをほかのイベントと同時開催することはあり得る話である。ただ、10小学校区単位を維持することは基本的な考え方として持っている。先に計画をつくり10小学校区を変更するのではなく、スポーツイベントの同時開催などを経験するなかで、地域の方に成功体験を積み重ねていただき、その先にその他の行事等を校区をまたいで開催するということも出てくるのではないかと思う。例えば総合型をひとつの校区でやっていくのは大変かもしれない。むしろいくつかの校区が一緒に開催することで子どもたちへ提供できるメニューが増える可能性もある。こういう体験が積み重なり、コミュニティはどうするべきかといった議論につながることが自然な流れだと考えている。いずれにしても担い手がいなければ運営できないことは事実であるので、柔軟に対応していきたいと思う。
●陸上競技場の建設について
〈参加者〉
長岡京市は市域が狭く、なかなか土地がないことは承知しているが、陸上競技場等のスポーツ施設を建設する計画がないか教えていただきたい。
〈市長〉
陸上競技場を長岡京市につくるという具体的な計画はない。長岡京市でそういった施設を持つべきかという議論は、土地の問題や利用頻度などを検討する必要がある。陸上競技場のタータンのような設備については、公園施設の中で検討する余地はあるかもしれないので、ご意見として受け止めたい。また、その他の競技でもバスケットボールのゴールとコートを、公園に作ってもらいたいといったご意見をいただくこともあるので、専用施設を造ることは難しいにしても、公園等を活用しながらできるところはあるかもしれないので、またご意見をいただければと思います。
●市内の歩道について
〈参加者〉
最近は運動のために市内をよく歩いている。高齢者の方は散歩をされる方が多いが、長岡京駅前線の部分と片泓の交差点の部分の工事が続いており、歩くのが危険だと感じる。この二か所が安全に歩けるようになったらよいと感じる。
〈市長〉
歩道の整備や通学路の整備はご意見をたくさんいただいており、改善すべきところ。長岡京駅前線については令和9年に工事が完了する予定で、電柱の地中化も併せて行っており、工事が完了すれば今よりも広い安全な歩行空間になる。阪急の踏切部分については、拡幅することはできず、連続立体交差に向けた課題となる。片泓の交差点のあたりについても、府道の工事が完了すれば、歩道がかなり広くなり歩きやすくなる。ただ、JRの高架下の道路については技術面、費用面、安全性等の観点から拡幅することは難しい。工事期間中はご不便をおかけすることもあるかもしれないが、できる限り歩きやすくなるように整備を進めていきたい。
●スポーツをする人を増やす施策について
〈参加者〉
市内の小学生との対話のわや高校生からの意見募集を行い、総合計画に反映いただいていることは素晴らしいと感じた。「する」「みる」「ささえる」のなかで、コロナ禍もあり「する」人の人数も少なくなっており、このような場で出た子どもたちからの意見も活用していただきスポーツをする人が増えるような施策を実施していただきたい。
〈市長〉
スポーツイベントなど情報発信をしているつもりでも伝わっていない部分もある。試行錯誤しながら広報の方法を工夫していく必要がある。SNSを活用した情報発信にも力を入れていきたい。