平成29年度第1回地域包括支援センター運営協議会議事録
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平成29年度第1回地域包括支援センター運営協議会議事録
○開催日時:平成29年7月24日(月曜日)午後1時30分~午後3時15分
○開催場所:長岡京市産業文化会館 3階 会議室
○出席委員:岡田委員、斉ノ内委員、南本委員、福岡委員、児島委員、佐敷委員、岩崎委員、岡島委員(欠席:加藤委員、福田委員)
○事務局 :藤田高齢介護課長、安達介護保険係長、黒河保健師長、藤田主査
総合生活支援センター西野センター長
東地域包括支援センター(基幹型)渡邊事業長、石田
東地域包括支援センター(地区包括)細平事業長
北地域包括支援センター吉岡センター長、田村、大江
南地域包括支援センター野稲センター長、塚本、中島、佐治
西地域包括支援センター丸本センター長、衣川
○傍聴者 :なし
○案件
1 平成28年度地域包括支援センターの事業報告(4月~3月)
(1) 長岡京市東地域包括支援センター
(基幹強化型・資料1、長中校区担当・資料2)
(2) 長岡京市北地域包括支援センター(二中校区担当・資料3)
(3) 長岡京市南地域包括支援センター(三中校区担当・資料4)
(4) 長岡京市西地域包括支援センター(四中校区担当・資料5)
2 平成29年度地域包括支援センター事業計画及び事業報告(4月~6月)
(1) 長岡京市東地域包括支援センター
(基幹強化型・資料6・7、長中校区担当・資料8・9)
(2) 長岡京市北地域包括支援センター(二中校区担当・資料10・11)
(3) 長岡京市南地域包括支援センター(三中校区担当・資料12・13)
(4) 長岡京市西地域包括支援センター(四中校区担当・資料14・15)
3 その他
開会
・藤田高齢介護課長より開会のあいさつ
案件1
平成28年度地域包括支援センターの事業報告について
[各地域包括支援センターより報告 資料1~資料5]
[質疑応答]
(委員)
西地域包括支援センターの「カフェ竹の里」で、交通安全講座を開催されたとあったが、直近の認知症懇話会でも話題に取り上げられており、自主返納がよいとは思うが、地域包括支援センターでも今後取り組みとして考えて欲しい。
(委員)
南地域包括支援センターの報告で、事業所向けに虐待防止についての勉強会を実施したとあるが、これは事業所からの要望なのか、包括から提案したものなのか。
(東地域包括支援センター)
4地域包括支援センターの専門職部会である社会福祉士の集まりで、きりしま苑の事業所から虐待に関する研修の希望あり、研修内容を議論し当日2人ずつ午前と午後で講義した。南地域包括支援センターだけではなく、他の地域包括支援センターも参画している。
(委員)
北地域包括支援センターの報告で、ケアマネジャーの受け手がないとあったが、要介護認定に現在時間がかかっているからなのか、暫定プランの時なのか、どういったときが難しかったのか。
(北地域包括支援センター)
認定結果が要支援か要介護のどちらが出るのか分からない場合や、総合事業が始まることが原因だった。
(委員)
別紙資料の9ページ目の介護支援専門員への相談対応で、ケアマネジャーの相談内容のその他の件数が北地域包括支援センターでは多いが、どんな内容なのか。
(北地域包括支援センター)
平成28年度は介護4や介護5のプランオーバーの相談を受けることが多かった。
(会長)
報告を見ていても、地域包括支援センターの業務は多岐にわたり、多くの業務量をこなしておられることは承知している。だた、評価をしていくにあたり目標に対する達成度をどう示していくか、評価軸を用いたほうがよいのか、数値目標を用いたほうがいいのか、今後検討していきましょう。
(藤田高齢介護課長)
評価の話が出たが、先日出席した担当課長会議では、地域包括支援センターの機能強化があげられていた。内容は、国が地域包括支援センターの評価指標を作り、比較できるように考えているようだ。今後詳細が出ればお知らせしたい。
案件2
平成29年度地域包括支援センター事業計画及び事業報告(4月~6月)について
[各地域包括支援センターより報告 資料6~資料15]
[質疑応答]
(委員)
基幹・強化型の報告にて、何度もサポーター養成講座受けている方用の講座を予定しているとのことだが、何度も受けている方はどういった方が多いのか。
(東地域包括支援センター)
高齢者の方の受講者が多いので、自分の自己研鑚のために何度も受けられる方が多い。
(会長)
ステップアップ講座の内容は全く新しい内容にするのか。
(東地域包括支援センター)
新しい情報を付け加える形で実施を考えている。
(委員)
地域包括支援センターの周知に尽力されていると思うが、周知に対する反応はどうか、知ってもらっているという感触はあるか。
(北地域包括支援センター)
出張講座で地域包括支援センターのことを知っている人は約半数はおり、徐々に認知度は高まっていると感じる。電話で相談があった際には、どのようにして地域包括支援センターを知ったかについて聞くようにしている。
(東地域包括支援センター)
企業等に出向く機会があり、初めて地域包括支援センターの事を知ったということもあった。健康フェスタでもアンケートでは、名前を知っているが内容はあまりよく知らないという方が多い。
(西地域包括支援センター)
必要な時にうまくつながれば効果があるが、元気な方への周知は難しい。地域包括支援センターを知ってもらうためには色々な場に出向けたらよいと思う。
(会長)
周知について数値化や客観的データーがあるとよいが、毎年大規模にアンケートすることは難しい。また広く周知することも必要だが、ここだけは押さえておいた方がよいというところにしっかり周知されていれば、どこかで拾える。どこが有効かを考える必要がある。例えば商店街や美容院等、話をよくするようなところ等が効果的かもしれない。ターゲットを絞ったら評価もそれほど難しくない。アンケートや、インタビュー形式でも可能と思う。
(委員)
地域包括支援センターはよく地域のことを知っており、地域包括支援センターしかできないことは、地域の課題を発信することだと思われる。基幹・強化型の報告の3Pに包括ケア会議があるが、行政への提案も含め、課題発信し訴えることが必要と思う。
(委員)
「こころの相談」は現在も実施しているのか。地域包括支援センターの報告で、認知症や精神保健に関する相談件数も多いと思ったが、精神障がいや知的障がいのことも含まれるのか。
(東地域包括支援センター)
こころの相談は現在も実施中で、現在計3回、延7名利用されている。対象は家族や介護者になっており、話すことで気持ちを切り替えられている。相談内容として精神障がいと重なっている部分もある。
閉会