令和3年度第2回地域包括支援センター運営協議会議事録
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令和3年度第2回地域包括支援センター運営協議会議事録
開催日時:令和4年2月15日(火曜日)午後1時40分~午後2時55分
開催場所:長岡京市役所及びオンライン
出席委員:岡田委員、内藤委員、玉利委員、福増委員、丸山委員、北村委員、西野委員、岡島委員
欠席委員:海老澤委員、南本委員
事務局:髙橋高齢介護課長、黒河高齢介護課主幹、黒岡高齢福祉係長、菅原介護保険係長
地域包括:総合生活支援センター 板垣氏
東地域包括支援センター(基幹型・強化担当)中林氏
東地域包括支援センター(地区包括)島田氏
北地域包括支援センター 吉岡氏、大江氏
南地域包括支援センター 塚本氏、佐治氏、加藤氏
西地域包括支援センター 丸本氏、小林氏
傍聴者:なし
議事
開会
1 あいさつ、自己紹介
髙橋高齢介護課長よりあいさつ。
2 案件1 令和3年度事業実績報告及び令和4年度事業計画
(中間報告:4月~12月)
各地域包括支援センターより
令和3年度の実績を踏まえて令和4年度に力を入れたいところや、コロナ禍で工夫していることなどについて報告がある。
(委員)
新型コロナウィルスにより、より様々な会議や講座、その他行事が中止となり、いろいろなことができなくなっている。その一方で、オンラインで開催ということが増えてきている。オンラインでの開催により、時間や空間、交通費を心配せずに参加できることから、出席率が上がっているということを耳にする。今後、コロナが収まったとしても、おそらくオンラインの利用が増えてくると思う。今後、仕事をしていくにあたり、工夫や苦労されたことを共有できればと思う。
(東地域包括支援センター)
関係機関とでは、比較的オンラインを活用できるようになってきた。やはり、市民(高齢者)に対しては難しい年代の方もいらっしゃるので、なにかうまく活用して取り組めないかと考えている。
(北地域包括支援センター)
東地域包括支援センターと同様、関係機関とはオンラインで意見交換できている。まだ開催回数が少ないので、これから慣れていけばうまくいくのでは。市民(高齢者)に対しては、どのようにオンラインを使って介護予防教室などの活動ができるのかは、他の地域の事例をふまえて開催していかないと、開催しないまま終わってしまう。なので、できることから始めていきたい。
(南地域包括支援センター)
高齢者の方が機械に馴染むことが難しい。パソコンだと音声が聞き取りにくいことや全体が把握しにくい。また、研修で、ワールド・カフェやKJ法、いろいろな道具を使用した場合のやり取りについては、パソコンを用いた方法では困難があると思う。しかし、コロナである故にオンラインを用いることは、貴重なツールであると思っている。
(西地域包括支援センター)
他の地域包括と同様、研修や関係機関との会議は(移動時間が削れるなどで)時間短縮になっている。また、感染状況に関係なく参加できていることがメリットと感じている。介護相談については、訪問しないわけにはいかなかったり、来所相談があったりするので、感染しないように非常に気を使って対応することが日々の状況である。法人の中でも複数の事業があることから、会議時間が被るとオンラインを繋ぐ部屋を探すことに苦労する時がある。
(東地域包括支援センター 基幹・強化型)
認知症サポーター養成講座や市民啓発の講座など、高齢者の方がオンラインで参加されるのは少ないのが現状。しかし、オンライン開催することで稼働世帯や子育て世帯が参加できるメリットがあるので、会場での開催と併用し活用していくことがいいのではないかと考えている。
(委員)
各地域包括支援センターへ質問。
東地域包括支援センター:駅前にあることから、他の地域包括支援センターが担当する住民が来所・相談された場合の対応はどうしているのか。
北地域包括支援センター:健康フェスタの代替で健康チェック票送付の際、地域包括支援センターを紹介するチラシを同封したとのことであるが、内容はどういったものか。また、健康チェック票はどのような項目か。
南地域包括支援センター:在宅療養手帳ができてから、相当な年月が経過している。利用者と関係機関が情報共有するものとして、乙訓地区で非常に良いものであると感じているが、当初からの進展を教えていただきたい。
西地域包括支援センター:オンラインを活用した通所介護事業所間の交流などの報告があったが、詳細を聞きたい。
また先程の報告で、住民が地域包括支援センターに来所される機会がほとんどないと報告されていたが、他の地域包括支援センターと来所人数があまり変わらないように思えるが、詳細を教えていただきたい。
東地域包括支援センター(基幹・強化型):介護予防カレンダーやフレイル予防などのDVDを作成していただき、活用させてもらっている。最近、インターネット環境を利用した講座開催などが多くなってくると思うが、ネット通信の料金体系等の説明をしてもらう機会はないだろうか。
(東地域包括支援センター)
駅から近いことやスーパーがあることから、買い物の帰りに寄られる方や遠方から来る家族様が相談に来られるケースがある。相談に来られた方については担当校区があることを事前にお伝えした上で一般的な内容の相談は受けている。個別に関わるケースについては、各地域包括支援センターにつなぎ、担当地区にて対応をしてもらっている。
(北地域包括支援センター)
北地域包括支援センターが独自に作成したチラシを健康チェック票と一緒に同封した。健康チェック票は、フレイル予防のチェック項目に該当するようなチェック内容となっている。
(南地域包括支援センター)
今年度は、在宅療養手帳委員会の研修にオンラインにて参加した。在宅療養手帳委員会中身については、医師会の先生にご説明いただく方がいいと思うが、本日欠席なので、歯科医師会の先生にご説明いただけないか。
(委員)
乙訓地区は、乙訓医師会を中心に在宅医療に熱心に取り組んでおられる。歯科医師会も在宅医療に積極的に取り組んでおられる先生もいるので、今後も広がっていくと思う。在宅療養手帳の活用は現在もされており、医師会の方で修正・更新がなされているので、より実情に合ったものになっている。
(西地域包括支援センター)
オンライン交流については春に開催した。座ったままできる長岡京音頭を通じて、デイサービス間の交流を行った。
西地域包括支援センターは、山の上にあることから、通りついでに寄られることがない。来所相談はあるが、市役所に相談に行かれてから来られる方は、誰かから聞いて来所したという目的を持った方の来所がほとんどである。
(東地域包括支援センター基幹・強化型)
配信について、DVDやYouTubeを使用しているが、DVDの貸し出しの方が多い。インターネットの料金のことなど聞かれることがあるので、今後通信業者と共催し情報提供出来ればいいと思う。
(委員)
サロン活動や地域の方が集まる場所として、地域の自治会館などを利用されている。これから先の介護予防の場所や自治会活動の場所などにネット環境の整備を検討してもらえるといいのではないかと思われる。
北地域包括支援センターが課題を数値化すると述べていたが、具体的にはどのような課題を数値化し検討するのか。
(北地域包括支援センター)
介入が困難なケースにおける家族構成や本人の状況などを統計化することで、事例報告では見つけられない傾向をつかみ取ることが出来るのではないかと考えている。
(委員)
各地域の実情に合わせた取り組みや、課題に取り組まないといけないと思うが、数値化されるものは今後情報共有に役立ててもらいたい。数値化というのは、介護の業界では難しいが、見える化することは大切であると思うので、引き続き取り組んでいただきたい。
案件2 その他
事務局からも委員からも案件なし
閉会