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令和6年度第3回障がい者ネットワーク連絡調整チーム会議 会議録

  • ID:14820

日時

令和7年2月6日(木曜日)午後1時30分から午後2時30分

場所

産業文化会館 1階 大会議室

出席者

19名

西條委員(京都府乙訓保健所)、中山委員(乙訓医師会)、岡本委員(乙訓医師会)、松浦委員(乙訓歯科衛生士会)、井口委員(知的障がい者相談員)、中山委員(乙訓福祉会)、井上委員(乙訓やよい福祉会)、富森委員(あらぐさ福祉会)、石田委員(地域活動支援センターアンサンブル)、奥田委員(訪問看護ステーション連絡会)、高山委員(ホームヘルプセンター竹の里ホーム)、浅尾委員(晨光苑)、堀内委員(長岡京市障がい者地域生活支援センター「キャンバス」)、長谷川委員(きりしま苑)、内田委員(乙訓ひまわり園)、長浜委員(乙訓ポニーの学校)、中西委員(こらぼねっと京都)、中矢委員【代理:柴山氏】(NPO法人てくてく)、川内委員(健康づくり推進課)

欠席者

6名 

田中委員(京都府立向日が丘支援学校)、眞崎委員(乙訓歯科医師会)、田中委員(長岡京市民生児童委員協議会)、財前委員(乙訓若竹苑)、田島委員(京都済生会病院)、山田委員(乙訓福祉施設事務組合基幹相談支援センター)

事務局

事務局:田端健康福祉部次長兼地域福祉連携室長、宮本障がい福祉課長、二井本社会参加支援係長、髙瀬障がい支援係総括主査、岡花地域福祉連携室福祉相談員、水野社会参加支援係主査

傍聴者

3名

議事の流れ

1.あいさつ

課長:2月に入り、事業所におかれては年度末・新年度に向け、決算期や利用者のライフステージの変化、職員体制の変動などでちょうど忙しくなってくる時期かと思う。寒い時期と重なるため、お体に気をつけながら従事いただければと思う。
本日は情報交換として、市からは地域福祉連携室の事業説明、イベント案内、その他事業に係る周知を予定しているため、よろしくお願いしたい。

                                  

2.情報交換

<事務局より>

◆とりこぼさない学びの保障に向けた不登校・ひきこもり等対策(教育と福祉の連携)・・・資料1

◆福祉的就労通所交通費助成事業について・・・資料2

◆あいサポート研修について・・・チラシ

◆愛のタクシーチケットの送付について
事務局:資料説明。


◆地域区分引き上げに伴う増収分の活用状況について

委員:4月以降、地域区分引き上げに伴う増収に期待してきた。増収分は、職員の昇給に伴う人件費増に充てている。

委員:物価高等による事業経費増加に充てている。(閉会後、メールでいただいた回答を記載。)

委員:人件費ベースアップ分および物価高騰により値上がりしているサービス費(警備委託費、産廃処理業者サービス費)に充てている。

委員:非常勤職員の賃金UP、通勤手当の見直しに活用している。人事院勧告に伴い、職員の給与もベースアップとなる予定。

委員:物価高により年々上がっている施設の維持費に回している。増収分を人材確保や職員の処遇改善等には活用できていない状況。

委員:訪問介護については、報酬改定により介護保険の報酬単価が下がったため、増収分を経営が安定・維持に活用している。障がい福祉サービスの増収分は、物価高騰への対応や職員の給与に充てている。

委員:人件費の定期昇給分や最低賃金上昇への対応に充てている。

委員:増収分を活用し、処遇改善手当が出ていない職種に手当を支給している。

委員:最低賃金上昇に伴う人件費増、物価高騰対応に充てている。決算が出てみなければ分からないが、概ねこのような状況。

事務局:地域区分引き上げと同時に報酬改定があり、収入は色分けされていないため、どのような影響があったか分かりにくいかと思う。そうした中でも、従業員の昇給に充てていただいている状況は、 人材確保として一定の効果はあるかと感じている。一方で、最低賃金の上昇、物価高騰などがある中で、増収分が十分なのかという部分は、各事業所での決算後にフィードバックを受けながら地域区分引き上げ、報酬改定の効果を計ってまいりたい。決算が終わっていない中で、各事業所で本件についてご確認いただき感謝する。
年度当初の課題として、皆様から人材不足、人材確保を挙げていただいていたかと思う。委員、課題の総括等について何かお話しいただければ。

委員:人材不足はどこの法人でも課題になっているかと思う。うちでは、グループホーム、居宅、ガイヘルなど、平日の通所以外の部分を支援しており、一般の人が休んでいる時間に仕事をする人が必要。基本的に子育てをする層は全滅。ガイヘルは資格がなければ従事できず、グループホームの世話人も必要であるが資格がなければ加算が取れない。経費と人材確保の塩梅が難しい。就職フェアに出展しても、業態的な要因もあり人に来てもらえない。長岡京市の就職フェアで見学に来てくれた学生が興味を持ち、ガイドを始めてくれたということはあった。基本的には勤めている人を引っ張ってくることが一番早そうだと思う。うちは1日で7名の夜勤者が要るため、賄うのが厳しい。人材不足は全く解消されていない。皆さんがどうされているか、教えてほしい。

事務局:お話しいただいた長岡京市のふくし就職フェアについて、本日お越しの事業所にも出展いただいたところ。今年度は昨年度に比べ来場者は少なかったが、その分各ブースでゆっくり話を聞いてもらえたことはメリットだった。正直、就職につながるケース多くはないと聞いているが、来場者は福祉の業種に興味のある人であるため、事業所の話を聞くことで、福祉につながる・興味を持ってもらう働きかけの1つにはなっていると思う。地域区分の引き上げによる増収、最低賃金の引き上げにより、少しでも興味を持ってもらえる人が増えればと思う。委員、本件または他の話題でも結構であるので、何かご意見等を頂戴できれば。

委員:1人8時間労働と考えて、利用者1人を24時間支えるには単純に3人必要。福祉の仕事はオフタイム勤務が必要なところもあり、人材確保のハードルが高い。経験値を共有することが難しく、ベテランが育ちにくい環境も課題に感じる。

事務局:人材確保の難しさについてお話しをいただいた。人材確保の部分で、できるだけ長岡京市にある事業所を選んでもらえるようにと本市の地域区分を引き上げた。増収分については、来年度以降も皆様からお話しをいただき効果を検証していきたい。委員、包括ケア会議等でも人材不足についてお話しいただいていたが、現状や解決策等についてご意見をお願いしたい。

委員:解決策の提示はなかなか難しい。結局は、就職フェア等の実施により、まず興味を持っていただくことが重要では。また、中学生・高校生に対するアプローチを行い、職業選択の中で選択肢に入れてもらえるような取り組みを行うことが良いと思う。看護師、医師も人材不足がかなり厳しい。

事務局:長岡京市では、様々な業態の人にお世話になり、中学生の職場体験を実施している。本市の話であったか定かでないが、職場体験に参加した学生が数年後に福祉事業所の採用試験に参加してくれたという話を聞いたことがある。広く知ってもらうことが興味を持ってもらうことに繋がると思う。障がいのある人との繋がりを持ちにくい環境も要因。子どもたちが障がい理解を深めることも、福祉への就職に繋がると考える。障がい理解の推進は市としてもミッションの1つであるので、人材不足解消に繋がれば良いと感じた。
今後もこの会議の場にて皆様からご意見等を頂戴し、市の施策に活かしていきたい


<各委員より>

「創 20th えがおの手しごと展」についてのお知らせ(あらぐさ福祉会)
作品展を今年も実施。今年で20回目。開催日程は3月15日(土曜日)・16日(日曜日)。利用者の作品を展示しているので、ぜひお越しいただきたい。


 委員:令和8年度供用開始予定の共生型福祉施設、児童発達支援センターの説明会はどのように考えておられるか。利用者の保護者からも聞かれることがある。保護者向けなのか、事業所向けなのか、説明会の開催予定はあるか。

事務局:令和8年4月から、児童発達支援センター、地域生活支援拠点を開設予定。現在調整を進めているところである。先日、自立支援協の相談支援事業所連絡会にて、児童発達支援センターについて説明させていただいたが、中身がまだ詰まっていない部分もある。事業内容や職員体制(職種、募集開始時期等)について仔細が確定していない。調整中ではあるが、夏頃を目処に皆様に何らかの形でお伝えできるよう準備を進めている。タイミングが整い次第、ネットワーク会議の中でもご説明させていただく予定。


3.その他

◆令和7年度長岡京市障がい者ネットワーク連絡調整チーム会議委員選出について

事務局:来年度の委員について、3月28日(金曜日)を目処に送信票にて返答いただきたい。変更なしの場合は、メール・お電話等の連絡でも結構。


委員:横の繋がりを作っていくため、対面形式の会議だけでなく、支援者が顔を合わせて交流する場を設けることが必要では。みんなで連携しなければ乗り越えていけない時代になってくると思う。

事務局:1つの事業所だけでは対応できない部分もあるかと思うが、地域の中で連携して乗り越えていくということが、今後のキーワードになると思う。地域生活支援拠点、児童発達支援センターの件についても、地域の人を巻き込みながらやっていかなければならない部分も多々あるかと思う。情報交換を進めながら、顔の見える関係性を作っていきたいと考えている。


閉会

※次回について 令和7年4月3日(木曜日)午後1時30分から 産業文化会館 1階 大会議室

お問い合わせ

長岡京市健康福祉部障がい福祉課社会参加支援係

電話: 075-955-9549

ファクス: 075-952-0001

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